JP3883225B2 - パン製品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品に関連する。本発明は、サンドウィッチ、特に食される前に焼いたか、その他の方法で加熱されたサンドウィッチの製造方法に関する。
【0002】
反復を避けるために、「サンドウィッチ」という用語は、明細書および請求項を通して、二枚以上のパンの層を備え、この層が合わせられ、その間に適切な種類の食用に適している具を挟んだ食品に対して使用される。これらの層は、従来の一塊から切った別個のパンの片の形態をとるか、またはかかる一枚の片を折った形態をとることができるが、任意の形態をとることもできる。
【0003】
さらに、「パン」という用語は、広い意味でこの明細書および請求項において使用される。この用語は実質的には、この製品が、本発明の方法を実施するために使用される前に、焼かれるか、またはその他の方法で調理されるという意味で使用される。この用語はまた、特に、不可欠な材料として焼いた生地を具体化し、かつ本発明の方法に従ってサンドウィッチを作るために使用されるすべての適切なパンの類の製品を含んでいる。
【0004】
【従来の技術】
従来から、トースト・サンドウィッチを作る方法はよく知られている。この目的のため、商業的に利用可能な装置が提供されている。これら従来装置は、一対のプレートを備え、このプレートはちょうつがい類によって連結されることによって、操作位置まで軸回転し、第一のプレートの作用面が第二のプレートの作用面と対面している。使用の際には、サンドウィッチは、プレートの間に置かれ、前記作用面と接触する。プレートは次に加熱され、サンドウィッチは、作用面を介して伝達された熱によって焼かれる。
【0005】
この種類の従来装置のほとんどの作用面は平坦である。しかし、作用面に、空洞またはくぼみが成形されている装置もある。サンドウィッチの大部分が、この種の空洞に収容され、サンドウィッチの端は、空洞の周囲を超えてはみ出る。よって、サンドウィッチの端は、空洞を縁取る作用面の部分の間で押しつけられ、トースト・サンドウィッチが装置から取り出されたときには、端はたいていシールされた状態となる。このシールは、加えられた熱によって形成されたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
出願人は、焼くか、またはマイクロ波等による別の方法で調理するだけの態様でユーザーに供給可能であるサンドウィッチが必要であることを確信している。しかしながら、そのような製品が受け入れ可能となるためには、この製品が、製造中、包装中、輸送中および調理中に、絶対に分解することなく取り扱うことができる性質を有することが必須である。さらに、この製品は、具のチーズ、ソースまたはその他の物質が、加熱時に溶けるか、または粘性が低くなっても、流れでないような性質有することを要する。これは、サンドウィッチが、ほとんどではなくとも、多くのユーザーが使用するパン焼き器に挿入されたときに、その端が下に位置されるからである。かかるトースターのほとんどは、放射加熱の種類であり、外面を焼き、かつ中身を加熱するために要求される時間を、約1.5ないし3分に短縮する。
【0007】
このようなサンドウィッチを提供する従来の試みにおいては、本発明の発明者は、食用粘着剤を使用してサンドウィッチ用のパン二片を接着することを提案した。これら提案は、国際特許出願第PCT/NZ93/00104号およびその対応するニュージーランド特許出願第244993号に開示されている。
【0008】
本発明は、二層の焼き上げたパンを合わせ、かつプレス器を使用してこの層の端の部分を冷圧することによって、端の部分に隣接した、層の対面する部分が接着され、製品がプレス器から取り出されたときも引き続き接着されている工程を備えた食品製造方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
プレス装置は、回転動作によって前記端の部分を押し合わせる少なくとも一つのロールを備えることが好ましい。
【0010】
加圧作業は、周囲温度で加圧具をもって実施可能であるが、場合によってはプレスを軽く暖めるか、または冷やすことが有利であることもある。
【0011】
本発明の一つの態様においては、層の間に具が挿入される。特に本発明の使用のために開発された具が使用可能であり、また本発明の一つの形態においては、具は、小さく分けられ、つなぎ剤で固められた少なくとも一種の食糧品を備えた層を含んでいる。つなぎ剤は、冷却時に凝集力があり、製品が食される前の加熱時に溶けるゼラチンまたは類似の物が効果的に使用可能である。
【0012】
層を接着するために冷圧する一つの有利な点は、熱が無駄にならないことである。この目的のために別の方法で加えられる熱は、次の製品の冷却または冷凍の間に取り除くことを要するため無駄になってしまう。
【0013】
本発明はまた、様々な具の厚さに対応可能である。具が厚いときには、パンは具の端を超えて伸ばされなけれ、より強い接着を要する。本発明は、シールの強度さおよび完全な接着を実現するために重要な役割を果たす。
【0014】
前記層は、正方形、長方形、三角形、円形、曲線、台形その他のすべての適切な形態を有することが可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0016】
図1および図2は、食用に適している具16を挟んだ二層のパンを備えるサンドウィッチ10を示す。前記層が、従来の一塊のパンから切った片12、14の形をとり、よって各一片がその周囲に耳部分38を有する。この形態が、本発明の商業生産性のために重要であると考えられる。しかし、これは一実施の形態であり、パン製品およびその具は、変更可能であることを以下に説明する。
【0017】
この実施の形態においては、二つの加圧工具18および20が、図示しないプレス装置に一列に取り付けられている。プレス装置は、上治具18を下治具20に向けて近づけるために駆動される機構を有する。機構の駆動は、手動でも自動でも得ることができる。
【0018】
上治具18は、ほぼ長方形の周囲を有する平坦な下方面24を有するベース22を備え、この周囲には下方に伸びる肩26が、表面24の各端に沿って伸び、その角において交ることによって確定される。各肩26は、内面34に対して略垂直な下方面36に終結する。
【0019】
下治具20は、上治具18とほぼ同一な形状を備えているが、反対に向けて使用される。下治具20は、このように、上方に伸びる肩26’を備えた長方形の上方面24’を有する平坦なベース22’を備えている。各肩は、内面34’に対して略垂直である上面36’に終結する。
【0020】
切断ブレード46は、下治具20の周囲に取り付けられている。
【0021】
この実施の形態では、上治具18の表面24の長さおよび幅は、両方とも100mmである。肩部26の高さ、すなわち表面24から各表面36への距離は、10mmである。各表面36の幅は5mmである。下治具20は、上治具18とほぼ同一である。これらの寸法は一態様であって、広い範囲で変化可能であることは明白である。
【0022】
図1で示すように、プレスは、上治具18を下治具20から離して、持ち上げるよう作動される。サンドウィッチ10は次に、治具の間の空間に挿入され、研いだ切断ブレード46の上部端の上におかれる。一塊、そして片18、20の断面の寸法および形状は、少なくとも片の耳部分38が切断ブレード46の外部に位置するような範囲で、片18、20が治具18および20の周囲を超えてはみ出るよう選択される。しかしながら、無駄を最小限に抑えるために、片の寸法は、治具18および20の寸法よりもマージンの分のみ大きくするべきである。例えば、上記寸法の治具18および20を使用する際には、長さ125mm、幅125mmおよび厚さ10mmの片を選択することができる。
【0023】
プレスは次に、上治具18が下治具20の方に向けて近づくよう作動される。この動きにおいて、表面36は上方片12と接触し、上治具18がさらに近づくと、耳は切断ブレード46によって切り落とされ、二つの片12および14は、表面36および36’によって片の外端の近くで押し合わせられる。具16の寸法は、具が治具18および20の周囲内に、好適には表面34および34’の内側にあるよう選択されることが好ましい。よって、上方片12の内面は、具の外部に位置する周囲部40を有し、片が押し合わせられるときに、下方片14の内面の類似の部分42と直接接触する。
【0024】
パンの二片がこの態様で、適切に設定され、かつ十分な圧力で治具の間で押し合わせられるときに、二片の間で、両治具の面36および36’の間で押し合わせられる対面する周囲部分40および42にて接着が形成される。サンドウィッチの形状は、治具18および20のプロファイルによって決定される。この実施の形態においては、治具18は、表面36および36’の間の距離が2mmとなる位置まで近づけられる。この距離はむろん、要求に応じて調整され得る。このように製造されたサンドウィッチの形状を図2に示す。サンドウィッチは、確実な接着が得られると共に、好ましい外観を提供する。
【0025】
治具を大幅に加熱したり、二片の間に接着剤を付す必要性はない。この接着により、二片が後続の取扱いおよび包装中に分離することはない。また、特に、食される前にサンドウィッチ10を加熱した際に、液体化する具16の構成要素が漏れ出ることを防ぐシールを効果的に形成する。この点が非常に重要な利点であるのは、サンドウィッチ10が工場製造され、加熱以外のいかなる準備も必要とせずに使用可能である態様でユーザーに配達できるからである。かかるユーザーとは、国内ユーザーのみならず、軽食堂およびその他公衆にこの種の食品を提供する業者を含む。かかるユーザーのほとんどではなくとも多くは、トーストを垂直に配置する従来のトースター装置を用いてサンドウィッチ10を加熱する。サンドウィッチがかかるトースターで加熱される間に、具16から液体が漏れることにより、この製品は市場で受け入れられず、かつ以下に図3を用いて説明するような具の塊の使用を実行不能とする。
【0026】
切断ブレード46は、サンドウィッチが治具18、20に加圧されているときに、具の一部が落ちるか、またははじき出されることを防ぐバリアとして機能する。
【0027】
適切な接着を確保するための要求は様々である。接着の品質に影響を与える要素のいくつかは、以下の通りである。
【0028】
a.パン、および特に周囲部40、42に付された単位領域毎の圧力または押し潰す力。
【0029】
b.パンに含まれる水分量。これは、なかでも、パンの「焼き具合」および新鮮度に影響される。0%の焼き具合とは、全く焼かれていない製品を意味し、100%の焼き具合とは、水分を殆ど含まない完全に焼いた製品を意味する。水分量および焼き具合は、適切な接着を形成するために要求される圧力に影響を与える。
【0030】
c.パンの性質。よく知られているように、パンには軽く、空気泡が含まれるものがあれば、固いものもある。片の厚さ、パンの固形分の単位容積毎の割合、および焼いた生地以外の原料を含む固形分の割合はすべて、要求された圧力および二片が押し合わせられるべき領域に影響を与える可能性がある。
【0031】
d.押し合わせられる部分40および42の間に、物質が存在する(偶然であるか、意図されているかの如何を問わない)。具16からの物質は、例えば除去または押しつけによって、サンドウィッチの中央から周囲に移動する可能性がある。
【0032】
e.液体を含む具の性質、および具が加熱時に膨張することによって片に圧力を加える性質。
【0033】
f.すでに知られているが、押し合わせられた端部分の形状は、加圧治具の形状によって決定される。
【0034】
前述した要素や、その他の実現可能な要素のような様々なバリエーションのため、治具の寸法および形状、加える圧力は、たいてい実験によって決定することが必要となる。しかし、前記寸法および構造の治具が、軽く、空気泡を含む白いパンから、固く茶色にパンにいたる多種のパンに使用され得ることが示された。特徴的には、58%の水分および0.2g/ccの濃度を有する新鮮な焼いた白いパンから切った10mm厚さの片を使用し、かつ3mm厚さの具(チーズ1枚およびハム1枚を含む)を使用した場合には、パンの片は、上治具に13kgの力を加えることによって適切に接着される。
【0035】
上治具に加えられる13kgの力は、上治具の表面36の領域の亘るパンに700g/cm2加えることに相当すると計算されている。
【0036】
この数量は平均値である。同一の加圧治具を使用した場合、これらの数量の前後の数値の範囲内で、適切な接着が達成されるか、または期待できる。例えば、白いパンおよび茶色のパンの両方について、片の厚さは、8mm〜15mmの間で変化し得る。白いパンの水分量は、30%〜60%の間で変化可能であり、白いパンの濃度は、0.2〜0.4g/ccの間で変化可能である。接着の品質は、パンがその水分量を失うに連れて悪化することが判った。すなわち、1日前に製造されたパンはまだ適切に接着するが、冷凍や、その他の方法によって新鮮な状態に保たれていない3日以上前に製造されたパンが使用された場合には、接着は、非常に悪くなる。重要な変化要素は、加えられる圧力である。例示した白いパンへ同一の加圧治具を使用して、治具に10kgという少ない力を加えても、片の間の適切な接着が達成されることがみられた。
【0037】
前述した例で言及された品質を有する茶色のパンが使用された場合にも、類似の結果が得られた。
【0038】
治具18および20を使用した加圧作業において、サンドウィッチ全体に特定の圧縮が加わる。これは、サンドウィッチの厚さが、トースターへの挿入のために縮小され、かつその濃度が高められるため有利と考えられる。また、具が、かかる圧力の下、パンの片に接着する傾向があるため、サンドウィッチにさらなる固さおよび力が加えられる。この圧縮はむろん別の作業として実施可能である。有利な態様としては、治具18および20の寸法、および特に前記肩26および26’の高さは、形成後のサンドウィッチの厚さが、容易に従来の縦スロット式パン焼き器に挿入可能であるよう選択される。
【0039】
サンドウィッチは、加圧装置から取り除かれた後、有利な態様として後の加工を経る。サンドウィッチは、片の外面に焦げ目を付す加熱装置を通過する。あるいはまた、人工的な焦げ目かあるいは他の飾りの所定のパターンで色剤を片の外面に回転させるローラーによって付すことが可能である。あるいは、またこれに加えて、各外面の表面全体に、細かく刻んだにんにく等のような一種以上の香辛料を含むバター、マーガリンまたは油等の材料を塗布することも可能である。これによって、次に食される前に焼かれたときに、サンドウィッチをより均一な焼き具合にする。
【0040】
製品に加えられた水分は、製品が作られた後に冷却または冷凍し、かつ製品を食する前に加熱する時間を増大させる可能性がある。余分な水分は、製品がふやける原因となる可能性もある。にんにくおよびバターの両方、ならびに具の材料は、ほとんどの場合において製品の水分を高める。よって、バターその他の材料は、好適には16%より少ない低い水分量を有することが望ましい。さらに、必要であれば、層が接着された後に、例えばサンドウィッチを脱水装置を通過させることによって、パンから水分を除去することも可能である。このような装置として適切なものが市販されている。
【0041】
着色剤は、サンドウィッチを、治具18および20によって加圧された直後に、図7で略して示される一対のロール120の間に垂直に通過させることによって、付すことが可能である。ロールの表面は、らせん状のワイヤーリングから構成され、これらは食品用染料液124が収容された溶液122を通過する。らせん状のワイヤーリングはこの溶液を拾い上げ、サンドウィッチの外面に、サンドウィッチと接触するワイヤーリングの部分に対応するパターンを付ける。
【0042】
ある程度類似したの方法で、バターまたは油のコート用混合物は、図8に示すように、サンドウィッチを第2の一対のロール130の間に垂直に通過させることによって付すことが可能である。ロール130の表面は吸収性である。ロール130が回転する際に、その吸収面は、溶液134からコート用混合物132を拾い上げ、絞りロール136を通り、このロールは吸収面に圧力を加え、余分なコート用混合物を絞り出し、この余分の混合物は溶液134に戻って落ちる。ロール130の更なる回転によってサンドウィッチの外面に付されるコート用混合物の量は、このように厳密に管理される。絞りロールは、バネ付勢され、ロール130の吸収面に加える力は、よって調整可能である。
【0043】
これは、サンドウィッチに縦の配置でかかるコーティング剤を均一に付すことは困難であることから、コート用混合物を付す有利な方法となる。
【0044】
サンドウィッチが作られた後、標準的な技術で冷却または冷凍される。バターその他のコーティング剤は、冷却によって固形化する。サンドウィッチは、このように長期間保存可能であり、食される前に加熱されるときまで、新鮮さを維持する。
【0045】
もちろん、サンドウィッチが加圧作業に付される前に、焦げ目および/またはバターや、その他のコート用混合物が付されるか、かつ/または片が既に冷却されていることも可能である。
【0046】
現時点では、本発明は、熱い状態で食されるトースト・サンドウィッチ等の類の製品に最も多く適用されることが想定されているが、加熱されずに(または少なくとも常温より高い温度まで加熱されて)食される製品にも適用されるとみなされる。本発明がこのような製品についても有益であるのは、かかる製品の具が、冷却された状態では液体ではなく、常温まで加熱されたときに、液体化するソース等を含むことが可能となるからである。
【0047】
上で簡単に説明したように、パンの性質は広い範囲において変わり得る。図3で示したように、二片の従来のパンを使用する代わりに、サンドウィッチ52は、長い単一の片56を使用して、半分に折ることによって作ることが可能である。これによって、所定の寸法の一塊のパンから、より大きいサンドウィッチを作ることが可能となる。かかる片は、従来の一塊を長手方向に切ることによって得られる。この辺は次に、その中心に沿って折られ、折り目が、54で示すようにサンドウィッチの一端に沿って位置して形成される。このように形成されたサンドウィッチ52は、その他の三端に沿って接着される必要がある。治具18および20は、この目的のために設計変更してもよい。治具18および20の一端に沿っての肩部26および26’は、除去可能である。あるいは、治具18および20は、設計変更することなく使用され得る。このときは、折り目54の隣接部を含むサンドウィッチの周囲部を加圧することになる。
【0048】
あるいはまた、サンドウィッチ52は、二つの対面する端に沿ってのみ接着され、折り目56の反対の端59は開いたままになる。これは、図9を参照して以下に説明するように、具がガーリック・バターである場合に特に有益である。こによって、バターが塗布された端のシールが不要となり、もしシールするとしても、加熱時に開く端を接着する必要性がなくなる。開放された端を上向きにしてトースターに挿入する。
【0049】
サンドウィッチの周囲部を、端において接着部を形成するように接着することの重要な長所は、常温で液体であるか、またはサンドウィッチが加熱されたときに液体化する材料を含む具を使用できることである。かかる具は、もしもサンドウィッチの端が接着されていなかった場合には、適切ではなくなる。かかる材料を組み込み、かつ本発明の方法に従って作られたサンドウィッチに特に適する具は、以下の方法で作ることが可能である。
【0050】
具の主要な材料は、ナチュラル・チーズもしくはプロセス・チーズ、生もしくは調理野菜、肉、鳥肉、海産物、卵および果物を含む様々な種類の食品から選択できる。所望の材料は、粉研、切り刻み、さいころ切り、薄切りその他の適切な方法で小さく分けられる。例えば豆のように既に小さい材料は、さらに小さくする必要はない。細かくされた後の材料は、容器で混ぜ合わせられ、混合によって均一に配分される。材料からの水分または汁は、容器に残すことが可能である。ソースが、混合物に加えられ得る。材料を混ぜる前、その間またはその後の随意の時に、温度に敏感な結着剤の一定量が加えられる。冷却されたときに混合物のいかなる液体をもゲル化させることができる適切な結着剤の一つとしてゼラチンが挙げられる。結着剤が溶け、かつ適切に混合物を通して分散され、固形物が結着剤によって良好に塗布されることを確実にするために、混合物および/または結着剤の温度を常温以上に上げることが必要である場合もある。混合物は次に、流し型に移され、冷まされるか、かつ/または冷却されることによって、流し型の中の混合物は、固形化した結着剤によって形が維持された塊となる。形状を維持した塊(便宜上「具の塊」という)が、次に流し型から取り出される。具の塊の外面は、次に、加熱ゼラチンの溶液に塊を浸すことによって、ゼラチンでコートされる。
【0051】
これで塊は使用可能な状態となる。塊は保存のために、冷却または冷凍される。
【0052】
具の塊の重要な長所は、片に切ることができるということである。単一の片68は、本発明の方法に従って作られるサンドウィッチの具として使用され得る。先立って材料を適切に選択することによって、この単一の片は、特定の種類または味の具のために必要なすべての材料を含むようになる。具の塊の別の長所は、サンドウィッチが加熱されたときに、結着剤が溶けて液体を食する直前に通常の状態に戻し、ソースが保存中にパンに吸収されることを防ぐことである。また、ゼラチン等の結着剤は、味がないため、消費者が気づくことがなく、サンドウィッチの具は、個別の材料の別個の部分を含むように見える。
【0053】
長所としては、具の塊から切り出された片を、サンドウィッチに使用されるパンの片に適合するような寸法にさらに小さくさせる必要がないように、パンの耳を押圧したり、耳を切り落とす余裕があるように、流し型を形成する。そのため、具の塊(および従って、各具の片)の断面形状は、サンドウィッチに使用されるパンの片に対応するが、具の塊の断面の大きさは、パンの片のものよりもいくらか小さくなる。これは、具の片が、加圧治具によって接着されたパンの片の対面する部分40および42を超えないようにするためである。図4は、ほぼ正方形の断面形状を有する具の塊66を示す。耳を取り除く前は約125mm×125mmであり、耳を取り除いて、加圧された状態では約100mm×100mmであるパンの片から構成されるサンドウィッチを使用するためには、塊66の高さおよび幅を約85mm×85mmにすることが好ましい。
【0054】
材料の部分の寸法は、多種に亘ることができる。もしも材料が堅く、切ることが困難である場合には、具の塊を輪切りにするときに具の部分が除去されることを削減するために、実験によってその部分の最良な寸法を決定することが有利である。具の部分の寸法はまた、サンドウィッチを食するときに、その形状を考慮して選択され得る。特定の種類の材料については、具が大きい寸法であることを好む消費者もいる。
【0055】
具の塊を使用する別の長所は、材料にナチュラル(つまり、プロセスではない)チーズを含めることがより容易になることである。この理由は、多くのナチュラル・チーズは薄く切ることが困難であり、小さく切り刻むことがより簡単であるため、具の塊に使用される混合物に混合され易い。これによって、別の配分方法では実行不能である量まで、チーズ等特定の材料の量を削減することが可能となる。
【0056】
具の塊の使用のさらに別の長所は、吸収されるソース等の液体を結着剤に組み込み、サンドウィッチが食される前に加熱されるときにのみ、水分が開放されることである。もしもサンドウィッチが作られるときに具が液体であったならば、本発明の方法に従ってサンドウィッチを作ることは実質的に不可能である。おろしチーズ等の材料のいくつかの分配または分散を管理することも、別の方法では実施不能である。
【0057】
具の塊の使用の別の長所は、具の塊を作るときのみならず、サンドウィッチを作るときにおいても、素材の使用量の厳密な管理を可能にすることである。別の方法では、サンドウィッチが組み合わせられるときのこぼしが起こるが、本発明ではこれが排除される等、食糧の無駄が削減される。
【0058】
サンドウィッチを作るために合わせられたパンの層の端を押しつけるための代替装置が、図5および図6に示されている。これらの図には、まだその端が押し合わせられていないサンドウィッチが、符号70で示されている。サンドウィッチ70は、耳付きのパンの片2枚を備えたものであり、図1に示された種類である。サンドウィッチは、ロール群72を通過させられ、この群は、回転することによって、対面する横の端74aおよび74bを押しつけサンドウィッチを接着させる。耳が同時に横の端74aおよび74bから除かれる。この状態でちょうどロール群72を経たサンドウィッチが70aで示されている。サンドウィッチ70aは、次に、76でアウトラインのみが点線で示されるコンベヤー上に進み、釘78の前を通過し、この釘によってサンドウィッチは、70bで示すように90度の方向に回転する。この方向転換によって、サンドウィッチ70bは、第二のロール群80を通過し、この群はまた、回転することによって、上下端82aおよび82bを押しつけて接着させる。また、耳が同時に端82aおよび82bから除かれる。ロール群80を経たサンドウィッチが70cで示されている。
【0059】
この例においては、ロール群はほぼ同一である。組立部品72の類似の構成部品に対応する群80の構成部品は図示していないが、同一の符号にダッシュ(’)を添付して示してある。組立部品72は、一対のロール84および86を含んでいる。ロールを取り付け、かつ起動させる手段は、従来の通りであり、詳細な説明は省略する。ロール84および86は、ロールが回転する短い軸を有する。この短い軸によって、ロール84および86は適切な枠の中に重ねて取り付けられる。下方ロール84は、短い軸88の一つに取り付けたVベルト式滑車等によって、電気モーターに連結される。それぞれのロールは、各端において、直円すい形フランジ90および92を有する。ゴム製のOリング94が、各フランジ90に機械的に形成された環状溝に取り付けられる。上方のロールを支持する短い軸は、枠の中で横に滑走可能であり、上方ロールが下方ロールに下方向に向かうようにバネで付勢され、これによってこれらはフランジ90、92を介して接触する。Oリングは、よってフランジ92の円すい形の面に摩擦を引き起こす。これによって、上方ロール86は、下方ロールによって起動される。
【0060】
それぞれのロールは、フランジ90と92との間にドラム部分96および98を備えている。ドラム部分の直径は、それぞれのフランジ90、92の直径よりも小さいため、ドラム部分の間では、すき間100が存在する。下方ロールのドラム部分96は、それぞれのフランジ94から均等の間隔で位置された二つの環状輪102を有する。輪102は、直円形の円筒形の外面104を有する。同様に、上方ロールのドラム部98は、直円形の円筒形の外面108を有する二つの環状輪106を有し、それぞれの輪102と一列に配されている。輪102、106の直径は、それぞれのドラム部96、98の上で同等の高さで並び、かつ各列をなす対の輪102、106の間にすき間110が存在するような大きさに設定される。
【0061】
上方ロール86のドラム部98は、さらに、二つの環状輪112を有する。この輪は、それぞれの輪106の外部側面に対して位置される。各輪112の内部側面114は、外部側面116よりも大きい直径を有するため、輪の外部円筒形面118は、円すい台形である。輪の内部側面114は、輪106のそれぞれの外部側面に隣接する。
【0062】
サンドウィッチの幅および高さは、それぞれの輪112、112’の内部側面114、114’の間の間隔よりも大きくなるように選択される。また、サンドウィッチの厚さは、マージン分、ドラム部の間のすき間100、100’の横の高さよりも大きいことが好適である。サンドウィッチ70がロール群72に供給されたときには、サンドウィッチは誘導手段によって誘導されることによって、ロール84、86の間のすき間100と同列に配され、その間を通過する。この工程において、横の端74a,74bは、輪102、106の間のそれぞれのすき間110を通過し、接着される。同時に、横の端の耳は、輪112によって切り落とされる。同様に、サンドウィッチ70bがロール群80に供給されたときには、サンドウィッチは誘導手段で誘導されることによって、輪104’、106’の間のすき間100’と同列に配され、その間を通過する。この工程において、端82a、82bはロール84’、86’の間のそれぞれのすき間110’を通過し、接着される。同時に、端82aおよび82bの耳は、輪112’によって切り落とされる。これによってさらに、サンドウィッチが圧縮されて、焼くための均一な厚さが得られる。
【0063】
前述した例に説明されたものと同一の種類および寸法のパンの片(つまり、水分量58%を有する10mmの厚さの新鮮な焼かれた白いパンの片)から構成されたサンドウィッチを使用する際には、上方ロールの位置は、ドラム部の間のすき間100および100’が20mmであり、輪104、108および104’、108’の間のすき間110、110’が2mmであるように調整される。特に、この寸法のすき間110、110’は、上記のとおりパンの片の周囲部を接着させるために適切である。ほぼ図2に示される形状を有するサンドウィッチが製造される。
【0064】
図1を参照して説明された治具18、20と同様に、ロールを大幅に加熱したり、二片の間に接着剤を付す必要はない。この接着は、サンドウィッチが食される前に加熱されたときに液体化する具の構成物の漏れを防止する接着を形成するために十分である。この点の長所は、既に論議した。
【0065】
各ロール群の下方ロールは、ロール86の輪106と共に作動する直立したリブを備え、平坦かつ往復運動をするプラテンによって交換可能である。
【0066】
ロール群72は、サンドウィッチを一回の通過で加圧するよう設計変更が可能である。この目的のために、ロールは、軸方向に伸びるリブ(160によりアウトラインが点線で図示されている)が、均一な間隔でドラム部96、96の周囲に位置する点を除いて、ロール84、86とほぼ同一である。リブは、垂直であり、輪104、106の間に伸びる。ドラムの表面から上方のリブの高さは、輪104、106の高さに相当する。ロール84、86が回転する際に、リブ160は、片12、14の上下端を内方向に押す。
【0067】
ここに開示する方法および装置は、二層がここに説明されたようにその端において接着され、製品が作られた後に、その間に具が挿入されるパン製品を作るために使用可能である。
【0068】
この方法および装置は、ガーリック・バター等の簡易な具の製品を作るためにも使用可能である。この目的のためには、また別の設計変更を施したロール群72に類似のロール群を使用することが有益である。この場合には、追加の輪170、172(アウトラインが点線で図示されている)がロール84、86のそれぞれのドラム部96、98の中心に取り付けられる。輪170、172の直径は、輪104、106のものに同等であり、輪の幅は、輪104、106のものの倍である。さらに、輪170、172は、それぞれの輪170、172の外面から外方向に半径方向に突出する環状突起または周囲に間隔をおいて位置した組になった歯174を有する。図9に言及すると、パン176の長い片が、コンベヤによってバター配分装置の前に送られ、一対の間隔をおいたノズルを介して、片176の上面にガーリック・バターを二粒178置く。この片は次に、図3に示したものにほぼ類似の形状を有するサンドウィッチを形成するように半分に折り曲げられる。その後、このサンドウィッチは、修正ロール84および86の間を通される。この際、図10に示すように、サンドウィッチの横端176は上記に説明された態様で押し合わせられ、かつ輪104、106によって接着される。しかし、この例においては、サンドウィッチの二層の中心部もまた、180で示すように、輪170、172によって押し合わせられ、かつ接着される。さらに、突起または歯174は、層をさらに強く押し、特に焼かれた後のサンドウィッチが、それに沿って分離されやすくなる線を形成する。ガーリック・バターの粒178は、接着部分の間に位置する。バターが、横の端が接着することを妨げるため、サンドウィッチはさらに押されたり、回転されることなく、冷却または冷凍される。
【0069】
もちろん、サンドウィッチを形成するためのすべての作業は、要求される範囲で完全に自動化され得る。完全に自動化された施設においては、パンの塊および具の塊は、別個の切断機器を通される。パンの片は次に、具の片がパンの片に置かれる点に供給される。パンの片は次に、ロール群72および80の間を通される前に、折り曲げられる。加圧サンドウィッチは次に、脱水装置(もし必要あれば)の間に供給され、次いで装飾ロール120およびバター添着ロール130の間に供給される。その後、サンドウィッチは包装され、冷却または冷凍される。
【0070】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明は、二層の焼き上げたパンを合わせ、かつプレス器を使用してこの層の端の部分を冷圧することによって、プレス器の端の部分に隣接した層の対面する部分が接着され、製品がプレス器から取り出されたときも引き続き接着されているパン製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一方の治具を他方の治具に近づけることによって、一対の対面した加圧具の間で押される前のサンドウィッチの略断面図である。
【図2】加圧され、パンの耳が取り除かれた後のサンドウィッチを示す図である。
【図3】一片のパンから作られたサンドウィッチを示す図である。
【図4】サンドウィッチの具として使用される製品の斜視図である。
【図5】サンドウィッチの端を押し合わせるためにサンドウィッチを通過させるロール群の配置を示す略平面図である。
【図6】ロール群の一つのさらに詳細な図であり、図5の矢A−Aに沿った図である。
【図7】サンドウィッチに焦げ目を付すための一対のロールの略側面図である。
【図8】味付けされたバターをサンドウィッチの外面に付すための一対のロールの略側面図である。
【図9】ガーリック・バターの粒が付された一片のパンの平面図である。
【図10】図9に示した一片のパンから作られたサンドウィッチの端面図である。
【符号の説明】
10 サンドウィッチ
12 片
14 片
16 具
18 上治具
20 下治具
38 耳
46 切断ブレード
52 サンドウィッチ

Claims (15)

  1. それぞれが外側に耳がついた対面する端部を有する、合わせられる焼いた二層のパンを備えた食品を製造する装置であって、
    二つの並列したロール部材を備えた加圧装置を含み、前記層が当該加圧装置を通過する際に、該ロール部材の間に該層の端部が通過するよう配されることによって、該端部が冷圧され、該端部に隣接した該層の対面部分が接着され、かつ製品が該加圧装置から取り除かれた後にも引き続き接着され、
    各ロール部材は、その上に、間隔をあけて配された二つの環状加圧輪を備え、各加圧輪は外部円筒形加圧面と外部側面とを有し、一方のロール部材の環状加圧輪は、他方のロール部材の環状加圧輪と一列にかつ間隔をあけて配されているため、前記焼いた二層のパンがロール部材間の加圧装置を通過する際に、前記二層のパンの対面端部を受けてこれを冷圧し、一つのロール部材はさらに、その環状加圧輪の外部側面に隣接するとともに当該環状加圧輪と一列に配された他方のロール部材の加圧輪の外部側面に覆いかぶさる一対の環状切断輪を備え、これによって前記二層のパンが前記ロール部材間の前記加圧装置を通過する際に、環状加圧輪によって冷圧される二層のパンの端部にそって、パンの耳が切り落とされる、装置。
  2. 前記加圧装置は、互いに間隔をあけて配された二つの並列するロール部材を二組と、前記食品が第一及び第二の組の並列ロール部材間を通過する際に前記食品の向きを変える手段とを備え、これによって、前記ロール部材間の前記加圧装置を前記焼かれた二層のパンが通過する際に、前記二組目の並列ロール部材が、前記二層のパンの対面端部に沿って耳部分を切り落とすとともに前記端部を冷圧する、請求項1に係る装置。
  3. 各ロール部材が、間隔をあけて配された前記環状リング間に延在するドラム部を有し、
    前記並列ロール部材のドラム部同士の間のギャップは、焼くための前記食品の均一な厚さを提供するように食品を圧縮する、請求項2に係る装置。
  4. 焼いたパンの二層を合わせる工程であって、前記焼いたパンの二層のそれぞれが外側に耳がついた対面する端部を有する、工程と、加圧装置を使用して、該層の端部を冷圧することによって、該部に隣接した該層の対面部が接着され、かつ製品が該加圧装置から除かれた後も引き続き接着している工程と、を備えた食品の製造方法であって、
    前記加圧装置が少なくとも二つの並列したロール部材を備え、前記二つのロール部材間を前記二層の前記端部が通過し、前記層が当該加圧装置を通過する際に、前記二つのロール部材が前記端部をともに加圧し、
    各ロール部材は、その上に、間隔をあけて配された二つの環状加圧輪を備え、各加圧輪は外部円筒形加圧面と外部側面とを有し、一方のロール部材の環状加圧輪は、他方のロール部材の環状加圧輪と一列にかつ間隔をあけて配されているため、前記焼いた二層のパンがロール部材間の加圧装置を通過する際に、前記二層のパンの対面端部を受けてこれを冷圧し、一つのロール部材はさらに、その環状加圧輪の外部側面に隣接するとともに当該環状加圧輪と一列に配された他方のロール部材の加圧輪の外部側面に覆いかぶさる一対の環状切断輪を備え、これによって前記二層のパンが前記ロール部材間の前記加圧装置を通過する際に、環状加圧輪によって冷圧される二層のパンの端部にそって、パンの耳が切り落とされる、製造方法。
  5. 前記加圧装置は、互いに間隔をあけて配された二つの並列するロール部材を二組備え、
    前記製造方法は、前記食品が第一及び第二の組の並列ロール部材間を通過する際に前記食品の向きを変える工程であって、これによって、前記ロール部材間の前記加圧装置を前記焼かれた二層のパンが通過する際に、前記二組目の並列ロール部材が、前記二層のパンの対面端部に沿って耳部分を切り落とすとともに前記端部を冷圧する、工程を備える、 求項4に係る方法。
  6. 前記加圧装置の各ロール部材が、間隔をあけて配された前記環状リング間に延在するドラム部を有し、前記並列ロール部材のドラム部同士の間のギャップは、焼くための前記食品の均一な厚さを提供するように食品を圧縮する、請求項5に係る方法。
  7. 前記対面部が接着される前に前記層の間に具が挿入され、この具が、接着された該対面部によって前記二層の間にシールされる請求項4ないし6のいずれか一項に記載の方法。
  8. その長さに沿ってパンの塊を切ることによって形成された片を、前記二層を形成するために折り曲げることによって製品が製造される請求項4ないし7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記二層が、一塊のパンから切った二片から構成される請求項4ないし7のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記層の少なくとも一つの外面に、模造焦げ目またはヒートマークのような装飾マークを施す工程を含む請求項4ないし9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 製品を香味づける香味剤を、前記層の一つの少なくとも一つの外面に施す工程を含む請求項4ないし10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 製品が製造された後に冷却または冷凍される工程を含む請求項4ないし11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記具が、細かく刻まれ、これが結着剤によって結着された少なくとも一つの食品から構成される層を含む請求項4ないし12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記結着剤は、冷却されたときに粘着性があり、食品が常温を超えて加熱されたときに溶ける性質を有するゼラチン又はこれに類似するものである、請求項13に記載の方法。
  15. 前記結着剤を溶かして前記刻まれた具を解放するために、製品が食される前に、製品を常温以上に加熱する工程を含む請求項13または14に記載の方法。
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