JP3095214U - 密封型サンドイッチ - Google Patents

密封型サンドイッチ

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JP3095214U
JP3095214U JP2003000117U JP2003000117U JP3095214U JP 3095214 U JP3095214 U JP 3095214U JP 2003000117 U JP2003000117 U JP 2003000117U JP 2003000117 U JP2003000117 U JP 2003000117U JP 3095214 U JP3095214 U JP 3095214U
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JP
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sandwich
sealed sandwich
sealed
sandwiches
crimped
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JP2003000117U
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三明 日吉
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Yamazaki Baking Co ltd
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Yamazaki Baking Co ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の密封型サンドイッチは、通常1個のサン
ドイッチを封入装置で製造しているが、これを分割して
製造するとベルトコンベア上で分散したりするので整理
のための人手を要し、また袋詰めの場合にはトレイを準
備しなければ成らないと言う課題があった。 【解決手段】本考案の密封型サンドイッチは、封入時に
おける圧着処理時に分割された密封型サンドイッチの端
部を圧着連結し、さらにその圧着連結部に小孔を設けて
分離を容易にした新規な密封型サンドイッチに関するも
のである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は具材(フィリング)を内部に封入する密封型サンドイッチに関し、さ らに詳しくは、複数の前記密封型サンドイッチが連結されていることに特徴を有 するものである。
【0002】
【従来技術】
従来から密閉型のサンドイッチについては、種々の製造方法や製造装置が知ら れている。このうち実公昭61−5230号「密閉型サンドイッチの成型型枠」 は、「型枠本体を適宜の輪郭形状に成形するとともに、この型枠の周壁の下側周 縁に段部とこの段部から外側に傾斜して設けた尖鋭刃部を形成してなる密閉型サ ンドイッチの成形型枠」が開示され、この型枠によって、ベルトコンベアのよう な平板な基板上で周囲が密閉されたサンドイッチの製造、成形ができることを示 している。
【0003】 さらに特公昭57−784号「密閉型サンドイッチの製造装置」は、「上面に 角形凹所を有し、この凹所の上周縁に傾斜段部を形成した下型と、この下型の上 方において、下型の角形凹所と対応してそれと同じ形状の角形凹所を有し、この 凹所の下周縁を傾斜させて尖鋭刃部を形成した上型を下型に対し押し下げたとき 、上型の凹所の尖鋭刃部が下型の凹所の傾斜段部に押圧的に緊密に嵌り込み、そ れによって中間に中身を挟持した2枚の板状食パンの周囲耳部を押圧して剪断す るとともに2枚の板状食パンをその間に中身を挟持したまま一体的に接着させる ように構成したことを特徴とする密閉型サンドイッチの製造装置」を開示してい る。
【0004】 また特開昭47−9732号「2枚の重ね合せたパン片とそれ等間に配置され る中味とより成る食品ユニットの製法及びこれを実施する装置」は、「パンを切 る手段と、該パンを切る手段からパン片の中味を配置し、他方のパン片に重ね合 せる手段へ搬送する搬送手段とを有し、該搬送手段は上記パン片と略々同一寸法 の順次配列された多数対のフレーム機体を有し、該多数対のフレーム構体の各フ レームは上記パン片の一つに適合し、上記多数対の各フレーム構体の一方のフレ ームは略々水平に配置され、他方のフレームは上記はじめのフレームに枢着的に 連結され、上記中味配置手段を通る際は充分持ち上げられた位置となり上記水平 のパン片上に中味を置く一方、その周辺に沿って中味が置かれていない領域を残 し、上記フレーム構体は中味取付手段を通過した後は一体になって選ばれ、上記 フレーム間に配置されたパン片の縁領域に対して圧力を加える食品ユニットを実 施する装置」を開示しているように、ベルトコンベア上を移動するフィリング( 具材)を挟んだ状態の食パンを、回転式の圧接手段で密封型サンドイッチを連続 的に製造する手段を示している。
【0005】 さらに実用新案第3080402号「封入成形装置」は、「封入対象物を上下 方向から挟んだ状態のシート状物体について、該シート状物体における前記封入 対象物が納められた位置の外周部分のうち、該シート状物体の重なり部を圧着す べき圧着対象部を上下から押圧することで、その圧着対象部に該当する前記シー ト状物体の重なり部を圧着して、前記封入対象物を前記シート状物体の内側に封 入する封入成形装置であって、水平な第1の回転軸を中心に回転可能に設けられ る第1の回転体と、前記第1の回転体の上方にて、前記第1の回転軸と平行な第 2の回転軸を中心に回転可能に設けられる第2の回転体と、前記第1の回転体及 び前記第2の回転体を、相反する回転方向に回転させる回転体駆動手段と、を備 え、前記第1の回転体には、当該回転体のうち前記第1の回転軸に対して平行と なる側の面に、前記シート状物体を載置するための載置部が形成されると共に、 該載置部にて前記シート状物体の前記圧着対象部にあたるところには、載置され た前記シート状物体を押圧するための面となる第1の押圧面が形成され、前記第 2の回転体には、前記第1の回転軸と前記第2の回転軸とを2辺とする平面を通 過する際に、前記第1の押圧面に接近して、該第1の押圧面と共に前記シート状 物体の前記圧着対象部を押圧する第2の押圧面が形成されていること、を特徴と する封入装置」を開示している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記の各先行技術の製造手段から製造される密封型サンドイッチは 通常一度の押圧により1個の密封型サンドイッチであるが、図11に示すように 具材を2カ所に分けて載置し、さらに図9に示す封入装置の成形型の形状を図1 0に示すように中心線上にも押圧面を設けるようにすると、一度の押圧により2 個の密封型サンドイッチを得ることが可能である。しかしながらこの場合、半分 の大きさの略長方形の密封型サンドイッチが2倍の数量製造されることから、成 形後の製品を整列させた状態でベルトコンベア等で運搬し、包装機に投入させる ために、より多くの人手を要したり、より設備を充実させる必要がありコストが 大きくなるという問題がある。
【0007】 また製品として販売するために、例えば2個入り包装した場合には流通過程で 袋内で移動するために端部がつぶれたりして目栄えが悪くなるというおそれがあ り、さらに分割した密封サンドイッチをトレイ等の容器に入れてから包装するた めコストがかかるという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、係る課題を解決するために鋭意研究したところ、公知の封入装置 を用いながら、封入装置の成形型の形状を工夫することにより複数の製品が連結 した新規な密封型サンドイッチを製造することを見いだし、本考案を提供するこ とができた。
【0009】 すなわち本考案の第一は、具材を複数箇所で上下のスライス食パンで挟んだ状 態としたものを、上方及び/又は下方から前記複数箇所の具材の周囲部分を押圧 しながら圧着し、具材を密閉した複数のサンドイッチが圧着部分の全部又は一部 で連結していることを特徴とする密封型サンドイッチである。
【0010】 本考案の第二は、前記圧着連結部に一又は複数の切り込みを有することを特徴 とする請求項1記載の密封型サンドイッチである。
【0011】 本考案の第三は、具材を内包した2個の略長方形の密閉型サンドイッチが、そ れぞれの略長方形の一辺に該当する部分で連結していることを特徴とする請求項 1又は請求項2記載の密封型サンドイッチである。
【0012】
【考案の実施の態様】
以下実施例をもって本考案を詳細に説明するが、本考案は、この実施例により 何ら限定されるものではない。
【0013】
【実施例1】 図1及び図2は、本考案に係る密封型サンドイッチ1の完成品を示す斜視図と 平面図である。本実施例の密封型サンドイッチ1は、ベルトコンベア上で自動的 に1枚のスライス食パン6,8に具材8を2カ所(用途によって複数)載置した 後、もう1枚のスライス食パンをその上から載置し、このように2ヶ所具材(フ ィリング)を挟んだ状態としたものを、実用新案第3080402号公報の図1 1に示された連続封入装置により、連続的に封入成形する。
【0014】 この場合、封入装置に取り付けている成形型4,5は図3に示すように上下に 移動して、中の具材を挟んだ上下のスライス食パン6,8を両側から押圧しなが ら挟持すると、スライス食パン6,8の端部を切断すると共に具材の周囲を圧着 して、具材自体が外に出ないように封入することになる。
【0015】 この場合、成形型の中心部には図3〜図4に示すように凸状の押圧部16が設 けられており、この押圧部16自体の高さは外周の押圧部16と同じ高さに設定 してあり、この成形型を用いて上下から圧着すると図1に示すように圧着連結部 3で連結した2個の密封型サンドイッチを得ることができる。
【0016】 さらに該中心線上の押圧部には複数の突起状切断部10を設けることも可能で あり、この突起状切断部10によって、製造された密封型サンドイッチの圧着連 結部3には複数の切れ目11が設けられる。従って、図8に示すように透明袋1 4に包装して販売する場合に2個のサンドイッチが流通過程で袋内で移動するた めに、端部がつぶれて見栄えが悪くなることがなく、また、食する時には、この 切れ目11に沿って分割が容易にできる効果を有するものである。
【0017】
【考案の効果】
本考案の密封型サンドイッチは、上記のように圧着連結部で複数の密封型サン ドイッチが連結しているために、成形後の製品を従来通りに、複数個が連結した ものを一単位としてベルトコンベア等で運搬し、包装機に投入することができる ため作業人員の増加や設備の増強を要しないため、コスト的なメリットが大であ る。
【0018】 また従来のように袋詰めする場合にトレイを用意することもなく、そのまま袋 詰めできるため、その意味でコスト安となる等の効果をも有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る2分割された密封型サンドイッチ
を示す斜視図である。
【図2】図1における密封型サンドイッチの平面図であ
る。
【図3】本考案の密封型サンドイッチを製造する封入装
置の成形型の作用を示す説明図である。
【図4】図3における成形型の接合面を示す正面図であ
る。
【図5】図4の成形型を用いて製造した密封型サンドイ
ッチの正面図である。
【図6】図4における別の形態の成形型の接合面を示す
正面図である。
【図7】図6の成形型を用いて製造した密封型サンドイ
ッチの正面図である。
【図8】本考案の分割された密封型サンドイッチの袋詰
めした製品を示す平面図である。
【図9】従来の密封型サンドイッチを製造する封入装置
の成形型の作用を示す説明図である。
【図10】従来の成形型の接合面を示す正面図である。
【図11】スライス食パン上に載置する具材の載置状態
を説明する説明図である。
【図12】従来の密封型サンドイッチの平面図である。
【符号の説明】
1・・・フィリング含有サンドイッチ 2・・・サンドイッチ圧着部 3・・・圧着連結部 4・・・上部成形型 5・・・下部成形型 6・・・スライス食パン 7・・・スライス食パン 8・・・具材 9・・・食パンの耳 10・・突起状の切断部 11・・切れ目 12・・成形型側面部 13・・成形型内周部 14・・透明袋 15・・成形型中央切断部 16・・押圧部 17・・従来の上部成形型 18・・従来の下部成形型

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】具材を複数箇所で上下のスライス食パンで
    挟んだ状態としたものを、上方及び/又は下方から前記
    複数箇所の具材の周囲部分を押圧しながら圧着し、具材
    を密閉した複数のサンドイッチが圧着部分の全部又は一
    部で連結していることを特徴とする密封型サンドイッ
    チ。
  2. 【請求項2】前記圧着連結部に一又は複数の切り込みを
    有することを特徴とする請求項1記載の密封型サンドイ
    ッチ。
  3. 【請求項3】具材を内包した2個の略長方形の密閉型サ
    ンドイッチが、それぞれの略長方形の一辺に該当する部
    分で連結していることを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載の密封型サンドイッチ。
JP2003000117U 2003-01-10 2003-01-10 密封型サンドイッチ Expired - Lifetime JP3095214U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012093737A1 (ko) * 2011-01-04 2012-07-12 Kim Min Kyu 샌드위치/햄버거 제조 장치

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