JPS61219331A - 農薬の施用方法 - Google Patents

農薬の施用方法

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JPS61219331A
JPS61219331A JP6127685A JP6127685A JPS61219331A JP S61219331 A JPS61219331 A JP S61219331A JP 6127685 A JP6127685 A JP 6127685A JP 6127685 A JP6127685 A JP 6127685A JP S61219331 A JPS61219331 A JP S61219331A
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JP
Japan
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soil
present
application
treatment
irrigation
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Application number
JP6127685A
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English (en)
Inventor
碇 弘毅
二木 和成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Organic Chemical Industries Inc
Original Assignee
Tokyo Organic Chemical Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、農園芸作物栽培場面における農薬の施用方法
に係り、更に詳しくは、土壌に敷設せられた有孔管を通
して目的個所に農薬を到達せしめることを特徴とする農
薬の処理方法に関する。
(従来技術) 農薬製剤としては、水和剤、乳剤、粉剤、水溶剤、液剤
、粒剤、濃厚懸濁剤、フローダスト剤の如きものが一般
的に使用されている。
そのうち乳剤、水和剤、水溶剤、液剤、濃厚懸濁剤等は
、液体として取り扱われ、使用時これらを水等の稀釈剤
で調製して、或は原液のま\で施用されている。そして
その施用方法(=は、噴霧器を用いて散布する方法、注
入器を用いて土壌中(二施用する方法等である。
しかしこれらの方法では、例えば散布においては、多大
の労力を要し、また散布液の人体への耐着が起り、皮膚
系或は吸入により呼吸器系の障害を生じ、また家畜等へ
の障害を生じる等重大な問題となっている。
また、例えば特にビニールハウス等の施設内において施
用する場合、閉塞系であること、温度が比較的高い条件
下であることから作業中に人体に障害を受は易い。なか
には農薬の有効性は知りつつも、上記の如き困難性の故
に、防除を放棄し、或は栽培を断念するがごとき例すら
ある。
そのために使用時に種々の対策が行われているが、農薬
の施用が時期的に比較的高温条件のもとで行なわれるこ
とが多い。
(発明が解決しようとする問題点) そこで出来る限り上記のごとき障害の問題を解決した農
薬の施用方法の改良が待たれている。
(問題を解決するための手段) 本発明者等は、過大な労力、時間を要することなく、容
易で安全に農薬を施用する方法について長年にわたり研
究をした結果、農薬を土壌に敷設された有孔管を通して
流出滴下せしめることで、上記の如き障害もなく、農薬
施用の目的を達せ、しめることを見い出し、本発明を完
成するに到った。
本発明を実施するにあたっては、供給タンク、r過器、
減圧バルブ、主管、及び有孔管を連絡し、タンクより希
釈薬液を供給するシステムを確立1ればよい。そして土
壌に敷設される有孔管としては、通常散布用として用い
られている合成樹脂製、例えばポリエチレン、ポリ塩化
ビニル等からなるチューブ又はホースが良好である。そ
して土壌に敷設された有孔管の所望の部位に、流出又は
滴下口が設置せしめられいる。
この部位より、所望の農薬が流出滴下される。
所望時に供給タンクより農薬成分を供給すればよい。
またタンクを省いて水道管等(:装着した主管に農薬を
稀釈せず供給して、混合装置より混合稀釈しつつ有孔管
へ導くことも可能であるが、本発明はこれらの方法にの
み限定されるものではなく、本発明の目的を達しえるも
のであれば、材質、組合せ、型態は問わない。
そして、本発明の方法は、すでに敷設された潅水或は液
肥の施用に用いられている配管をも有効に利用すること
も可能である。長期にわたり使用せられた上記のごとき
配管は、藻類、細菌の繁殖等々により潅水などの目的遂
行の効率を落し、またそれらの剥離によって目ずまり等
の障害を受ける。ここで本発明の方法により殺藻、殺菌
効果等を有する農薬、例えばアンパム剤等を用うれば、
これらの障害をも回避することができる。また生育中の
作物に施用して有害作用を与える、特に土壌燻蒸剤等に
あっては、作物の栽培、収穫の終了後、これまで用いて
きたプラスチックス等のマルチフィルム及び潅水用パイ
プラインを用いて処理すれば、安全に土壌消毒の目的を
達することが出来ると同時に、作物の生残骸を枯死せし
め、その後の整理を容易にならしめ、生植物の土壌埋込
みによる次作への害作用を回避することも可能である。
本発明に用いられる農薬としては、液体、例えば、水等
に稀釈して施用せられる剤型のものが望ましい。活性成
分としては、所望の公知の殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤、
殺線虫剤、除草剤等に巾広く利用できる。
(発明の効果) 本発明の施用方法によれば、水を滴下させて、土壌中に
浸透させるので地表面に水が流れることがなく、土壌の
侵蝕や土壌構造の破壊がないこと、そして作物の根圏だ
けにかん水するので水の損失がなく高いかんがい効果が
得られるので、高い生物効果が得られる。
以下実施例を以って本発明を説明するが、実施例のみに
限定されるものではない。
(実施例) 実施例1 ネコフ線虫常発ビニールハウスのビニールマルチ下に潅
水用有孔管(マサル工業■製品)を配置し、その系の始
端に液肥自動混入機を設置し、供試薬剤の所定量を供給
処理した。供給圧力は、0.2気用4dとし、給水量1
000’/1oaに供試薬剤所定量が供給されるように
した。処理後そのまま10日間放置した。調査は、処理
後10日目に土壌サンプリングを行ない、線虫数をベー
ルマン法により数えた。
また供試圃場にキュウリを植付け、40日後抜き収り、
根こぶの着生の有無を調査した。その結果を下表に示す
薬剤処理  処 理 量  100I当り  ■こぶ(
10アール当り)  線虫数      数注    
A     30       47      1人 °潅 注    C30551 法 無処理   −3803 1)薬剤 A:モノメチルジチオカルバミン酸アンモニウム(50
%製剤)B:モノメチルジチオカルバミン酸ナトリウム
 (30%製、II)C:メチルイソチオシアネイト 
        (20%製剤)2)根こぶ指数  0
〜4階級 0:根こぶなし 1:根こぶほとんどなし 2:根こぶ一部に認む 3:根こぶかなり認む 4:金板に根こぶな認む 実施例2 キュウリ苗立枯病菌(Rh1zoctonia 5al
ani )汚染圃場にキュウリ(品種:近成ときわ)を
播種した。
本発明の処理は、地表面に設置した潅水用有孔管(三片
石油化学工業■製品)を通して行ない、薬剤の供給は、
液肥自動混入機(レナウン自動液肥混入機)を用いた。
調査は、処理後3週間目に健全菌数を計え、これより健
全苗率な求めた。その結果を下表C示す。
供試薬剤   処理量   健全苗率(%)D    
1000倍 2シ讐   77.6E        
             76.8本 発   F                  79
2明   Q                   
65.5の   l−161,4 K                  65.7薬剤 D=亜鉛配位エチレンビスジチオカルバミン酸マンガン
(75%水和剤) E:エチレンビスジチオカルバミン酸マンガン(75%
水和剤) F:ビス(ジメチルジチオカルバミン酸)エチレンビス
ジチオカルバミン酸 亜鉛     (75%水和剤)
G:ジメチルジテオカルバミン酸亜鉛   (65%水
和剤)H:テトラクロルイソフタロニトリル    (
75%水和剤)I : 3−(3,5−ジクロルフェニ
ル)−5−メチル−5−ビニルオキサゾリジン−2,4
−ジオン  (50%水和剤)J : 3−(3,5−
ジクロルフェニル)−N−イソプロピル−2,4−>オ
キソイミダゾリジン−1−カルボキシアミド(50%水
和剤) K:N−(トリクロロメチルチオ)−4−サイクロヘキ
サン−1,2−ジカルボキシイミド      (50
%水和剤)実施例3 育苗箱で育生中のイネ苗に対し、処理効果試験を行った
本発明の処理は、潅水用有孔管(三井石浦化学工業■製
品)を地表面に設置して用い、供試薬剤の供給には液肥
自動混入機(レナウン自動混入機)を用いた。
処理は、播種出芽後20日8に行ない、更に10日後ヒ
メトビクン力を放飼して効果の確認を行った。
殺虫率は放飼58目までの死虫率/放飼虫数×1001
=より求めた。その結果を下表に示す。
方 法N   7.5  60 100 無処理    −600 薬剤 Lニリン酸P−メチルチオフェニルジプロピル(5%粒
剤) 本発明の方法(二は分散剤を加えて水和剤とした
M:ビスチオカルバミン酸S、S’−(2−(ジメチノ
げミノ)トリメチレン〕 (4%粒剤) 本発明の方法(二は分散剤を加え水和剤
とした。
N:チオリン酸0,0−ジエチル−〇−2−イソプロピ
ルー4−メチル−6−ピリミジニル (5%粒剤) 本発明の方法C二は分散剤を加え水和剤
とした。
実施例4 収穫の終ったキュウリ栽培用ビニールマルチ下(二基水
用有孔管を配置し、この潅水チューブよりり施用した。
隣接区とはとニールで遮断し、ハウスを5日間密封し、
その後ハウス内の還境を浄化し、7日日(=ハウス内の
キュウリの乾植状態、オンシツコナジラミ、ハダニ、ア
ブラムシおよび菌類(二ついて調査した。
供 試 施用量 キュウリ  死 虫 率 (%)  
 生菌率薬 剤(108当り)枯#Jコケジラミハダニ
アブラムシ  (%)A    60  100  1
00  100  100   0B    60  
100   95   90   98   5C60
10075657225

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 農薬を施用するにあたり、土壌中に敷設せられたる有孔
    管を通して目的個所に農薬を到達せしめることを特徴と
    する農薬の施用方法。
JP6127685A 1985-03-26 1985-03-26 農薬の施用方法 Pending JPS61219331A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002165548A (ja) * 2000-09-22 2002-06-11 Nippon Kayaku Co Ltd 農薬の散布方法
JP2009235092A (ja) * 2000-09-22 2009-10-15 Nippon Kayaku Co Ltd クロルピクリン乳剤

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5358380A (en) * 1976-11-04 1978-05-26 Tatsuo Morimoto Means for destruction of noxious insects in root hair of fruitttree

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