JPS61218912A - 物理量検出回路 - Google Patents

物理量検出回路

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JPS61218912A
JPS61218912A JP60061335A JP6133585A JPS61218912A JP S61218912 A JPS61218912 A JP S61218912A JP 60061335 A JP60061335 A JP 60061335A JP 6133585 A JP6133585 A JP 6133585A JP S61218912 A JPS61218912 A JP S61218912A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、物理量の変化に応じた抵抗値変化を示す検知
素子を含むブリッジ回路を備えた物理量検出回路に関す
る。
(従来技術とその問題点) 従来、この種の物理量検出回路として、ストレイン・ゲ
ージを用いた圧力変換器がよく知られている。該圧力変
換器では、ゲージ抵抗を用いてホイートストーンブリッ
ジ回路(以後単にブリッジ回路と略称する)を構成し、
印加圧力に応答して生じる該ゲージ抵抗の抵抗値変化を
、該ブリッジ回路を定電圧あるいは定電流源で励起する
ことによって該ブリッジ回路の不平衡電圧として検出し
゛該不平衡電圧をさらに増幅して圧力に比例した出力信
号を取り出していた。gs図はその回路構成例である。
図において、10Gはゲージ抵抗1〜4から成るブリッ
ジ回路、5,6は該ブリッジ回路に定電圧あるいは定電
流を印加するための励起端子、7,8は該ブリッジ回路
の検出端子をそれぞれ示す。ゲージ抵抗1〜4としては
例えば半導体ダイアフラム上に選択拡散等により形成さ
れた拡散抵抗が用いられ、ゲージ抵抗1.3とゲージ抵
抗2,4はそれぞれl加圧力に対し互いに逆方向の抵抗
値変化を示すよう、その長手及び横手方向の結晶軸が選
択されて配列されている。この結果、印加圧力に対して
例えばゲージ抵抗1,3の抵抗値が増大すると、ゲージ
抵抗2,4の抵抗値は逆に減少し、この結果、ブリッジ
回路用の検出端子7,8間には印加圧力に比例した不平
衡電圧ノEが得られる。次に該不平衡電圧jlilは電
圧増幅回路里によって増幅、シングルエンド化される。
該電圧増幅回路200としては、例えば図に示したよう
な3個の演算増幅器9.1G、11と抵抗12,13,
14,15,16,17゜18から成る周知の差動増幅
回路が用いられ、不平衡電圧ノEは増幅、インピーダン
ス変換されたシングルエンド出力v0として該圧力変換
器の出力端子20に取り出される。
しかしながら、上記検出回路に用いられる差動増幅回路
部」jこは、 (1)、多数の抵抗を必要とする上、各抵抗間の抵抗値
及び温度係数には厳密なマツチングが要求されるので、
回路の調整が煩雑となり、組立・検査に多大な時間と労
力を要する。
(2)、(1)と同一の理由により、モノリシックIC
化による量産化が困難で;製造コストが高価になる。
等の問題があり、これらが、圧力変換器の小型化、モノ
リシックIC化による低価格化を妨げる要因となりでい
た。
すなわち、圧力変換器を小型化、低価格化するためには
、IC化に適した少数の部品で構成でき、て、しかも高
入力抵抗、高同相除去比(CMRR)等のブリッジ回路
側からの性能要求を満足する差動増幅回路のブリッジ回
路との一体化が不可欠であるO 第5図の従来例に比べ少ない部品数で構成される差動増
幅回路として、従来、第6図に示すような演算増幅器3
0と4個の抵抗31,32,33゜34から成る回路が
よく知られている。図に3いて、35及び36は差動入
力端子、37は出力端子であり、抵抗32.31の抵抗
比(R32/R31)と抵抗34.33の抵抗比(83
4/R33)を等しく選ぶことにより、出力端子37に
は端子36.35間の差電圧が(832/R31)倍さ
れた出力電圧が得られる。
しかしながら、上記構成の差動増幅回路をブリッジ回路
と一体化した場合、 (1)入力抵抗が高くとれない(ブリッジ回路から見た
負荷が大きい) (2)  抵抗32.31の抵抗比と抵抗34.33の
抵抗比との間にアンバランスがあると、差動入力に対す
るゲインにアンバランスが生じるばかりでなく、回路の
同相除去比(CMRR)が著しく劣化する欠点があり、
第5図に示した回路と同程度の性能を得ることは非常に
困−でありた。
wES図及び第6図に示した回路構成はいずれもバイポ
ーラ技術による集積化を前提としている。
しかしながら、集積化変換器の目標は多機能化、インテ
リジェント化にあり、これらの目標を実現する集積回路
技術としては、バイポーラ技術よりもMO8技術の方が
優れている。すなわち、将来の集積化変換器には、半導
体検知素子と同一基板上に、単に増幅機能のみでなく、
マルチプレックス機能、チップ内での演算処理機能、コ
ンビエータとのディジタルインターフェースを可能にす
る人/D変換及びディジタル信号処理機能等を搭載する
ことが要求される。これらの要求には、アナログ・スイ
ッチ、人/D−D/人変換、マイクロプロセッサ、RO
M、RAM等を含むアナログ・ディジタル混載回路の分
野で実績があり、バイポーラ技術に比べ低消費電力と大
規模集積化が可能なMI8集積回路技術の方が適してい
る。
以上を背景として、−例を第7図に示すようなMI8集
積化に適した物理量検出回路(特願昭58−18110
1号)が考えられた。
図に右いて、100は第5図と全く同一の構成要素から
成るブリッジ回路、世は演算増幅器40と、それぞれC
I及びもなる容量値をもつコンデンサ41及び42と、
それぞれ周期的に開閉(OFF−ON)を繰り返すスイ
ッチ43,44,45゜46及び47とで構成される差
動増幅回路である。
この回路は、以下の動作手続を周期的に繰り返す0 (1)  スイッチ43と44を閉じることによりコン
デンサ41をブリッジ回路υ匹の検出端子7゜8間に得
られる不平衡電圧11!!に充電する。同時にスイッチ
47を閉じ、コンデンサ42の電荷をリセットする。
(2)スイッチ43及び44を開き、コンデンサ41に
ブリッジ回路の不平衡電圧11に比例した電荷を蓄積保
持する。同時にスイッチ47を開く。
(3)スイッチ45及び46を閉じることによりコンデ
ンサ41に蓄積されていた電荷をコンデンサ42に転送
する。演算増幅器40の入力換算オフセット電圧を無視
すると、このとき出力端子48に得られる出力電圧V。
utは次式で与えられる。
Vout ” (Ct / Ct ) ・I B   
  (1)(4)スイッチ45及び46を開き、出力電
圧を保持する。
すなわち、この回路では、ブリッジ回路月1の出力電圧
114に比例した電荷量をコンデンサ41に蓄積し、こ
の蓄積電荷を予めリセットされたコンデンサ42に転送
することによりコンデンサ41と42の容量比(C1/
 Ct )で決まる増幅度を得ている。この場合、コン
デンサ41のリークを無視すれば、差動増幅回路300
 の入力抵抗は事実上無限大となり、ブリッジ回路の負
荷を極めて小さくすることができる。また、ブリッジ回
路の不平衡電圧に比例した電荷をコンデンサ41に蓄積
する過程でのCMRRは原理上無限大であるので非常に
高CMRRの差動増幅が可能である。さらに第5図及び
第6図に示した検出回路の演算増幅器が抵抗を駆動する
ための定常的な電流の駆動能力を必要としたのに対し、
第7図に示した検出回路の演算増幅器はコンデンサを充
放電するための過渡的な電流駆動能力しか必要としない
ので、大幅な低消費電力化が図れる。また、この検出回
路に使用されるスイッチは例えばMI8FFiTスイッ
チ、コンデンサは例えばMI8ゲート電極−反転層間容
量あるいは二層電極間容量を用いることにより、MIf
9集積回路技術で容易に実現可能であり、これとMI8
演算増幅器、半導体検知素子をオンチップ一体化するこ
とによりMI8集積化された物理量検出回路が構成可能
である。
以上のように、第7図に示した検出回路は高入力抵抗、
高CMRRでM工S集積化による小型・低消費電力・低
価格化に極めて好都合である。しかしながら上記回路に
は、何らかの手続で演算増幅器の入力換算オフセット電
圧の影響を補償しなければならないという問題があった
。すなわち、第7図に示した検出回路において、演算増
幅器40の入力換算オフセット電圧をV。、とすると、
このVO8も増幅され前述の出力電圧V。utは次式の
ように変更される。
Vout ” (Ct /ct ) ・l E+(1±
Ct/Ct )’Vow (21したがって、ブリッジ
回路世の不平衡電圧iBにのみ比例した出力電圧(上式
右辺の第1項)を得るには、何らかの調整手続を用いて
出力電圧から上式右辺の第2項に相当する電圧を差しひ
かなければならない。これは、例えば、演算増幅器40
の非反転側入力端子に入力換算オフセット電圧V。Sと
等しい電圧を供給することにより達成されるが、これに
よるICとしてのピン数の増大ならびに外付部品数の増
大及び組立・調整工数の増大は低価格化の大きな支障と
なる。
オフセット調整が必要な点は、第5図及び第6図に示し
た従来例の場合も同様であり、これまで、調整なしに出
力オフセット電圧を補償することのできる物理量検出回
路はなかった。
(発明の目的) 本発明は上記圧力変換器をはじめとする物理量検出回路
の従来の問題点を解消するためになされたもので、その
目的は、演算増幅器のオフセット電圧を自動的に補償す
る手続を備え、MI8集積化に適した小型・低消費電力
で低価格の物理量検出回路を提供することにある。
(発明の構成) 本発明によればすくなくとも一辺に検知対象の変化に応
じて抵抗値変化を示す検知素子を含むブリッジ回路と、
非反転入力端子が基準電圧に接続された演算増幅器と、
一端が該増幅器の反転入力端子に接続されるととも他端
が周期的なスイッチの開閉手続により前記ブリッジ回路
の不平衡電圧検出端子に交互に接続される第1のコンデ
ンサと、前記演算増幅器の反転入力端子と出力端子の間
に接続されスイッチにより周期的に放電される第2のコ
ンデンサとを備えたことを特徴とする物理量検出回路が
得られる。
また、本発明によれば、すくなくとも一辺に検知対象の
変化に応じて抵抗値変化を示す検知素子を含むブリッジ
回路、非反転入力端子が基準電圧に接続された演算増幅
器、一端が該増幅器の反転入力端子に接続されるととも
に他端が周期的なスイッチの開閉手続により前記ブリッ
ジ回路の不平衡電圧検出端子に交互に接続される第1の
コンデンサ、及び前記演算増幅器の反転入力端子と出力
端子の間に接続されたスイッチにより周期的に放電され
る第2のコンデンサから成る第1の回路と、非反転入力
端子が基準電圧に接続された演算増幅器及び該増幅器の
反転入力端子と出力端子の間に接続されたスイッチによ
り周期的に放電されるコンデンサから成る第2の回路を
備え、前記第1の回路とすくなくとも1つ以上の第2の
回路が、該第2の回路を構成する演算増幅器の反転入力
端子に接続されるコンデンサを介して縦続接続されたこ
とを特徴とする物理量検出回路が得られる。
(実施例) 以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明を圧力変換器に適用した場合について
の第1の発明の一実施例を示す構成図である。図におい
て、止は第5図及び第7図と全く同一の構成要素から成
るブリッジ回路、400は演算増幅器50、それぞれc
、 I ctなる容量値をもつコンデンサ51.52及
びそれぞれ周期的に開閉(0N−OFF )を繰り返す
スイッチs3.54゜55から成る増幅回路である。
本実施例では、ブリッジ回路上部の検出端子8及び7が
それぞれスイッチ53及び54を介してコンデンサ51
の一端56に導びかれており、該コンデンサ51の他の
一端は演算増幅器50の反転入力端子57に接続されて
いる。該演算増幅器50は非反転入力端子58が基準電
圧としてのアース端子に接続されており、反転入力端子
57と出力端子59の間にコンデンサ52と該コンデン
サ52を周期的にリセットするためのスイッチ55が並
列接続されている。
第2図は、第1図に示した構成図におけるスイッチ53
,54.55の開閉手続の一例を示すタイミング図であ
る。図において、63.64.65はそれぞれ第1図に
あけるスイッチ53,54.55の開閉状態を示して右
り、実線区間がスイッチの閉じる(ON)期間、破線区
間がスイッチの開((OFF )期間をそれぞれ表わし
ている。
以下、第1図と第2図を参照しつつ、本実施例の動作を
説明する。
まず、第2図の期間(4)で、スイッチ53が閉じると
、コンデンサ51はブリッジ回路100の一方の検出端
子8と演算増幅器50の反転入力端子57の間に接続さ
れる。同時にスイッチ55も閉じるので、コンデンサ5
2の蓄積電荷はリセットされ、演算増幅器50はユニテ
ィ・フィードバック接続となる。該増幅器50の非反転
入力端子58はアース端子(0杓レト)に接続されてい
るから、このとき、仮想ショートにより反転入力端子5
7は0ボルトとなり、コンデンサ51と52の接続点6
0及び出力端子59には、ともに該増幅器50の入力換
算オフセット電圧V。、に相当する電圧が現われる。し
たがって、ブリッジ回路100の検出端子8に現われる
電圧をマ8とすると、期間(4)中でのコンデンサ51
及び52の蓄積電荷qtcA)及びq、(4)は、それ
ぞれCI(vo、−マ、)及び0となる。
次に期間(B)で、スイッチ53と55が共に開くと、
コンデンサ51及び52には1期間国中の蓄積電荷q*
 (A)=Cs (Vos −Vt )及びq!囚=O
が残留し、演算増幅器50の出力端子59はV。、のま
ま保持される。
次に期間(C)となり、スイッチ54が閉じると、コン
デンサ51はブリッジ回路10G−のもう一方の検出端
子7と演算増幅器50の反転入力端子57間に接続され
る。このとき、演算増幅器50は過渡的には非反転入力
端子58と反転入力端子57間の電圧の差を増幅し、そ
の出力電圧でコンデンサ52を充電することによってコ
ンデンサ51からコンデンサ52へ蓄積電荷の転送を行
ないつつ該電圧の差を減少するように働き、反転入力端
子57が非反転入力端子58と等電位(ボボルト)にな
ったところで蓄積電荷の転送を終了し、平衡状態に達す
る。このとき、コンデンサ51と52の接続点60には
、演算増幅器50の入力換算オフセット電圧VOIが現
われるから、ブリッジ回路す且の検出端子7に現われる
電圧をVl、演算増幅器50の出力端子59に得られる
出力電圧Voutとすると、期間(Q中のコンデンサ5
1及。
び52の蓄積電荷qt(C)及びqt(C)はそれぞれ
C8・(vo、−マ1)及びも・(vos ”−Vou
t )となる。この結果、期間(4)及び(C)中のコ
ンデンサ51と52の蓄積電荷の総和Σq囚及びΣq(
C)はそれぞれΣq囚” qt CA)+qtCA)=
 CI (Vos−vt )Σq(A)= qs(C)
+q*(C)−Ct (V□s −vt )+偽(vo
8− You t )となる。したがって電荷保存則Σ
q(A)全Σq(C)に従い1期間(C)中に出力端子
59に得られる出力電圧Voutは次式で与えられる。
CI =〜・ノB + To s           (3
)へ 次の期間(D)で、スイッチ54が開くと、コンデンサ
51及び52には期間(C)中の蓄積電荷q=(C)=
CI(vo8−マ1)及びqt(C)= c! (Vo
s−v。ut)カソノまま残留するので、出力端子59
の出力電圧V。utはそのまま保持される。
以上が本実施例での動作の一周期であり、以後同様な動
作手続が周期的に繰り返される。
本実施例では、ブリッジ回路上の不平衡電圧検出端子8
及び7に得られる電圧ガ及びV、をそれぞれ互いに逆極
性となるような異なるタイミング(すなわち、演算増幅
器50がリセットされている期間(A)と増幅を達成し
ている期間(C)X”交互にコンデンサ51に接続する
ことによりブリッジ不平衡電圧j13の増幅を達成して
いる。しかもこのとき、コンデンサ51への充電が演算
増幅器50の入力換算オフセット電圧V。Sを相殺する
形で行なわれるので、コンデンサ52には正確に信号成
分に対応した電荷量のみが転送され、従来例のように入
力換算オフセット電圧が信号成分に混入して増幅される
ことはない。すなわち、(3)式から明らかなように本
実施例の検出回路で出力端子59に現われる出力オフセ
ット電圧は演算増幅器5゜の増幅されない入力換算オフ
セット電圧V0sのみとなっており、ブリッジ回路座の
不平衡電圧ノEが増幅回路1瓜の容量比(at/ct)
で決まる増幅度で増幅されることを考慮すると、該入力
換算オフセット電圧は調整なしで十分許容し得る性質の
ものである。
したがりて、本実施例によれば、87図に示した検出回
路が有していた高入力抵抗、高CMRBの差動増幅機能
、MO8集積化による小型化、低消費電力化、多機能化
、インテリジェント化の可能性等の種々の特長を備えた
上、出力オフセット(零点)調整が不要で1組立・調整
・検査工数の極めて低減された低価格の圧力変換器が提
供される。
第3図は、上記第1の発明の一実施例に#けるオフセッ
ト電圧の自動補償をさらに効果的に達成する手続を備え
た第2の発明の一実施例を示す構成図である。同図にお
いて、亜及び世は第1図と全く同一の構成要素から成る
ブリッジ回路及び増幅回路、500−は演算増幅器70
、それぞれc、 yC4なる容量値をもつコンデンサ7
3.74及び周期的に開閉(ON−OFF)を繰り返す
スイッチ76から成る増幅回路である。
本実施例では、第1図に示した前記第1の発明の一実施
例における増幅回路400の出力端子59が、一端が演
算増幅器70の反転入力端子77に接続されたコンデン
サ73に導びかれている。該演算増幅器70は、前記演
算増幅器50と同様、非反転入力端子78が基準電圧と
してのアース端子に接続されており、反転入力端子77
と出力端子79の間にコンデンサ74と該コンデンサ7
4を周期的に放電するためのスイッチ76が並列接続さ
れている。
第4図は、第3図に示した構成図におけるスイッチ53
,54,55及び76の開閉手続の一例を示すタイミン
グ図である。図において、63゜64.65及び86は
それぞれ第3図におけるスイッチ53,54,55及び
76の開閉状態を示しており、実線区間がスイッチの閉
じる( ON )期間、破線区間がスイッチの開((O
FF)期間をそれぞれ表わしている。図から明らかなよ
うに、本実施例におけるスイッチ53,54.55の開
閉手続63.64.65は、第2図に示した前記第1の
発明の一実施例における開閉手続と全く同一に選ばれて
おり、スイッチ76の開閉手続86は、スイッチ54の
開閉手続64と連動するよう選ばれている。
以下、第3図と第4図を参照しつつ、本実施例の動作を
説明するが、説明の便宜上、増幅回路厖刈を第1の増幅
回路、増幅回路500を第2の増幅回路と呼ぶこととし
、端子59及び端子79に得られる第1及び第2の増幅
回路の出力電圧をそれぞれV。utl 、 vOutl
とする。また、演算増幅器50及び演算増幅器70の入
力換算オフセット電圧をそれぞれV。、l及びv03.
とする。
まず、第4図の期間(C)では、第2図の期間(C)と
同じく、第1の増幅回路400の出力端子59に(3)
式で与えられる出力電圧vou tt== (c、 /
ct )・jB+Vostが現われる。一方この期間(
C1で、スイッチ76は閉じるので、コンデンサ74の
蓄積電荷はリセットされ、演算増幅器70はユニティ・
フィードバック接続となる。該増幅器70の非反転入力
端子78はアース端子(0ボルト)に接続されているか
ら、このとき、仮想シ目−トにより反転入力端子77は
0ボルトとなり、コンデンサ73と74の接続点80及
び出力端子79には、ともに該増幅器70の入力換算オ
フセラ)を圧V。、が現われる。したがって、期間(C
)中でのコンデンサ73及び74の蓄積電荷qs(C)
及びQ4(C)は、それぞれ、cs (VO32”−v
Outl )及び0となる。
次の期間(D)で、スイッチ76が開くと、コンデンサ
73及び74には期間(C)中の蓄積電荷qs (C)
” Cm (vos2− VOutl )及びqs(C
)=Oが残留し、演算増幅器70の出力端子79はV。
5.のまま保持される。
次の期間(4)では、第2図の期間(4)と同じく、第
1の増幅回路まηJ−の出力端子59に演算増幅器50
の入力換算オフセット電圧V。slが現われる。
このとき、演算増幅器70は、過渡的には非反転入力端
子78と反転入力端子77間の電圧の差を増幅し、その
出力電圧でコンデンサ74を充電することによってコン
デンサ73からコンデンサ74へ蓄積電荷の転送を行な
いつつ該電圧の差を減少するように働き、反転入力端子
77が非反転入力端子78と等電位(Oボルト)になり
たところで蓄積電荷の転送を終了し、平衡状態に達する
。このとき、コンデンサ73と74の接続点80は、演
算増幅器70の入力換算オフセット電圧V。S□になる
から、演算増幅器70の出力端子79に得られる出力電
圧をV。utlとすると、期間国中のコンデンサ73及
び74の蓄積電荷qs囚及びq4(A)はそれぞれcs
 (、vos2− VO81)及びc4(vos2− 
vQuiz)となる。この結果、期間(C)及び頭巾の
コンデンサ73と74の蓄積電荷の聡和Σq(C)及び
Σq(5)はそれぞれ Σq(C)” q3(C)十q4(C)= Cs (N
’os2− Vo u t、)Σq囚”qsC^)+ 
q4 C^)=Cs(vo、−vQ、1)+C4(VO
I! −voutl )となる。したがって、電荷保存
則Σq(c)=Σq(A)に従い、期間国中に出力端子
79に得られる出力電圧vouttは次式で与えられる
次の期間03)中、コンデンサ73及び74には期間(
4)中の蓄積電荷が残留し、出力電圧V。時はそのまま
保持される。
以上が本実施例での動作の一周期であり、以後は同様な
動作手続が周期的に繰り返される。
本実施例では、(4)式から明らかなように、出力端子
79に現われる出力オフセット電圧が最終の演算増幅器
70の増幅されない入力換算オフセット電圧vos2の
みとなっており、しかもブリッジ回路旦旦の不平衡電圧
41は第1の増@回路も辺の容量比(C* /Ct )
と第2の増幅回路500の容量比(CM /c、 )と
の積で決まる大きな増幅度で増幅されるので、オフセッ
ト電圧の自動補償効果は前記第1の発明の一実施例より
もさらに大きいものとなりている。
したがって1本実施例によれば、前記第1の発明の一実
施例と同様、第7図に示した検出回路が有していた高入
力抵抗、高CMRRの差動増幅機能、MI8集積化によ
る小型化・低消費電力化・多機能化・インテリジェント
化の可能性等の種々の特長を備えた上、出力オフセット
電圧の自動補償がさらに効果的に連成され、組立・調整
・検査工数が著しく削減された低価格の圧力変換器が提
供される。
なお、上記実施例では、説明の便宜上、第2の増幅回路
500を1個としたが、実際にはこれを2個以上に増設
して順次縦続接続することができる。その場合、信号成
分に対する増幅度が縦続接続数の増加とともに順次増大
してゆくのに対し、出力オフセット電圧はあくまでも最
後の1個の演算増幅器の入力換算°オフセット電圧に抑
えられるので、オフセット補償の効果はさらに顕著にな
る。
また、上記実施例の説明に用いたスイッチ53゜54.
55,76の開閉手続は単なる一例でありてこれに限る
ものではない。すなわち、上記実施例で述べた動作が正
常に達成される必要条件の時間関係が満足されれば、他
の細部の時間関係はどのように選んでもよい。
以上、検知素子として感圧ゲージ抵抗を用いた圧力変換
器の場合を例にこの発明を説明したが、この発明は圧力
変換器のみならず、温度センサをはじめ検知対象の変化
に応じて抵抗値変化を示す検知素子を用いてブリッジ回
路を構成する各種センサの検出回路に広く適用できる。
(発明の効果) このようにこの発明によれば、組立・調整工数が極めて
低減され、従来に比べはるかに低消費電力化された上、
モノリシックIC化による量産化に適した小型、低価格
の物理量検出回路が実現される。また、この発明はMI
8集積回路技術との共合性に優れており、同技術による
人/D、D/A変換器、マイクロプロセッサ等の一体化
が可能である。したがって、この発明によれば、機能拡
張性に富んだ物理量検出回路が実現される・
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の第1の発明の一実
施例における回路構成及び動作手続を示す図、第3図及
び第4図はそれぞれ本発明の第2の発明の一実施例にお
ける回路構成及び動作手続を示す図、第5図は物理量検
出回路として従来よく知られている圧力変換器の回路構
成図、第6図−゛ は従来の差動増幅回路の構成図、第7図はMI8集積化
が可能な物理量検出回路の従来例の図である。 111・・・ブリッジ回路、ス1免・・・差動電圧増幅
回路、1.2,3.4・・・検知素子としてのゲージ抵
抗、5.6・・・ブリッジ励起端子、7,8・・・ブリ
ッジ不平衡電圧検出端子、9,10.11・・・演算増
幅器、12゜13.14,15,16,17,18・・
・抵抗、19・・・ブリッジ励起用電圧・電流印加端子
、20・・・検出回路出力端子、30・・・演算増幅器
、31,32,33,34・・・抵抗、300・・・差
動電圧増幅回路、40・・・演算増幅器、41.42・
・・コンデンサ、43,44,45,46,47・・・
スイッチ、48・・・検出回路出力端子、400−・・
増幅回路、50・・・演算増幅器、51.52・・・コ
ンデンサ、53,54,55・・・スイッチ、59・・
・検出回路出力端子、SOO・・・増幅回路、70・・
・演算増幅器、73.74・・・コンデンサ、76・・
・スイッチ、79・・検出回路出力端子。 〆 オ 2 図 65  ←−−−−−+ −−−−−−m−−−−ON
     OFF      ON     OFF第
4図 85     +    −−−−−−−−−−−m−
−0FF      ON      OFF    
  ONオ6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、すくなくとも一辺に検知対象の変化に応じて抵抗値
    変化を示す検知素子を含むブリッジ回路と、非反転入力
    端子が基準電圧に接続された演算増幅器と、一端が該増
    幅器の反転入力端子に接続されるとともに他端が周期的
    なスイッチの開閉手続により前記ブリッジ回路の不平衡
    電圧検出端子に交互に接続される第1のコンデンサと、
    前記演算増幅器の反転入力端子と出力端子の間に接続さ
    れたスイッチにより周期的に放電される第2のコンデン
    サとを備えたことを特徴とする物理量検出回路。 2、すくなくとも一辺に検知対象の変化に応じて抵抗値
    変化を示す検知素子を含むブリッジ回路、非反転入力端
    子が基準電圧に接続された演算増幅器、一端が該増幅器
    の反転入力端子に接続されるとともに他端が周期的なス
    イッチの開閉手続により前記ブリッジ回路の不平衡電圧
    検出端子に交互に接続される第1のコンデンサ、及び前
    記演算増幅器の反転入力端子と出力端子の間に接続され
    たスイッチにより周期的に放電される第2のコンデンサ
    から成る第1の回路と、非反転入力端子が基準電圧に接
    続された演算増幅器及び該増幅器の反転入力端子と出力
    端子の間に接続されたスイッチにより周期的に放電され
    るコンデンサから成る第2の回路を備え、前記第1の回
    路とすくなくとも1つ以上の第2の回路が、該第2の回
    路を構成する演算増幅器の反転入力端子に接続されるコ
    ンデンサを介して縦続接続されたことを特徴とする物理
    量検出回路。
JP60061335A 1985-03-26 1985-03-26 物理量検出回路 Granted JPS61218912A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220231647A1 (en) * 2021-01-21 2022-07-21 Maxim Integrated Products, Inc. Offset voltage compensation

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US20220231647A1 (en) * 2021-01-21 2022-07-21 Maxim Integrated Products, Inc. Offset voltage compensation

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