JPH0547372Y2 - - Google Patents

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JPH0547372Y2
JPH0547372Y2 JP7427788U JP7427788U JPH0547372Y2 JP H0547372 Y2 JPH0547372 Y2 JP H0547372Y2 JP 7427788 U JP7427788 U JP 7427788U JP 7427788 U JP7427788 U JP 7427788U JP H0547372 Y2 JPH0547372 Y2 JP H0547372Y2
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sensor
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resistors
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resistor
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、圧力、磁力等の物理量の大きさを
検出するセンサに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、圧力、磁力等の物理量によつて抵抗値が
変化するセンサ抵抗を用いてセンサを構成したも
のがある。
第2図は、例えば昭和51年2月発行の非破壊検
査第25巻第2号132〜133頁に示された従来のセン
サの構成を示す回路図であり、RS1〜RS4は第1〜
第4のセンサ抵抗を示し、第1センサ抵抗RS1
第2のセンサ抵抗RS2とが直列接続され、第3の
センサ抵抗RS3と第4のセンサ抵抗RS4とが直列接
続されるとともに、第1〜第4のセンサ抵抗RS1
〜RS4でフルブリツジ回路を構成している。
そして、第1、第3のセンサ抵抗RS1,RS3の接
続点が図示を省略した定電流回路に接続され、第
2、第4のセンサ抵抗RS2、RS4の接続点が接地さ
れるとともに、第1、第2のセンサ抵抗RS1、RS2
の接続点と、第3、第4のセンサ抵抗RS3、RS4
接続点との間の出力電圧VOUTが図示を省略した
高入力インピーダンスの計測系へ供給される。
なお、第1〜第4のセンサ抵抗RS1〜RS4の抵抗
温度係数は等しくされ、しかも感度温度係数は抵
抗温度係数と大きさが略同じでかつ極性が逆にさ
れている。
第3図は従来の他のセンサの構成を示す回路図
であり、RS1、RS2は直列接続された第1、第2の
センサ抵抗、RC1、RC2は直列接続された基準参
照電圧を発生させるための第1、第2の分圧抵抗
を示し、各抵抗RS1、RS2およびRC1、RC2でハーフ
ブリツジ回路を構成している。
そして、第1のセンサ抵抗RS1と第1の分圧抵
抗RC1との接続点が図示した省略した定電圧回路
に接続され、第2のセンサ抵抗RS2と第2の分圧
抵抗RC2との接続点が接地されるとともに、第
1、第2のセンサ抵抗RS1、RS2の接続点と、第
1、第2の分圧抵抗RC1、RC2の接続点との間の
出力電圧VOUTが図示を省略した高入力インピー
ダンスの計測系へ供給される。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のセンサは以上のように構成されているの
で、すなわち第2図に示したセンサは定電流回路
から供給される定電流Icで駆動するため、出力の
温度変化す殆ど零となつて温度の変化によつて出
力電圧VOUTが変動する温度特性を向上させるこ
とはできるが、大型化するという問題点があつ
た。
第2図の従来例において特性が向上する原理を
以下説明する。
今、例えば圧力εによつて各センサ抵抗が図示
矢印で示すような抵抗値変化ΔRを生じたとする
と、温度tでの出力ΔV(t)は抵抗値の温度係
数α、感度の温度係数をβとすれば、次式のよう
に表せる。
ΔV(t)=ΔR(t)・Ic =R0(1+αt)K0(1+βt)・εIc ≒R0K0〔1+(α+β)t〕・εIc ただし、ΔR(t)=R(t)k(t)ε 従つて、出力の温度依存性は(α+β)とな
り、(α+β)=0の関係を満足させることで、定
電流駆動の時の出力の温度変化はほとんど零にす
ることができる。
また、第3図に示したセンサはハーフブリツジ
回路構成であるため、小形化を図ることができる
が、定電圧駆動であり、第1、第2のセンサ抵抗
RS1、RS2と第1、第2の分圧抵抗RC1、RC2との抵
抗温度係数が異なるので、温度の変化によつて第
1、第2のセンサ抵抗RS1、RS2の抵抗値の和と、
第1、第2の分圧抵抗RC1、RS2の抵抗値の和との
比が変化し、出力電圧VOUTの温度特性が悪くな
るという問題点があつた。
この考案は、上記したような問題点を解決する
ためになされたものであり、簡単な構成で出力電
圧の温度特性を向上させることできるとともに、
小形化が図れるセンサを提供することを目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案のセンサは、各々の抵抗温度特性と感
度温度特性が略等しくかつ互いに逆極性であり、
物理量による抵抗値の変化が互いに逆方向であ
る、直列接続され、一端が定電流回路に接続され
た略同一の第1、第2のセンサ抵抗と、直列接続
され、前記直列接続された第1、第2のセンサ抵
抗の他端に一端が接続された略同一の第1、第2
の分圧抵抗と、前記直列接続された第1、第2の
センサ抵抗の一端と前記直列接続された第1、第
2の分圧抵抗の他端との間に接続されたボルテー
ジホロワ回路とで構成したものである。
〔作 用〕
この考案のボルテージホロワ回路は第1、第2
のセンサ抵抗の両端に印加される電圧が温度によ
つて変化しても、その電圧に同期した電圧を第
1、第2の分圧抵抗の両端に印加する。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図に基づいて説明
する。
第1図において、RS1、RS2は直列接続された第
1、第2のセンサ抵抗、RC1、RC2は直列接続さ
れた基準参照電圧を発生させるための第1、第2
の分圧抵抗を示し、第2のセンサ抵抗RS2の第1
のセンサ抵抗RS1に接続されていない一端と、第
2の分圧抵抗RC2の第1の分圧抵抗RC1に接続さ
れていない一端とが接続され、接地されている。
VFはオペアンプOPを用いて構成したボルテー
ジホロワ回路を示し、第1のセンサ抵抗RS1の第
2のセンサ抵抗RS2に接続されていない一端に入
力端が接続され、第1の分圧抵抗RS1の第2の分
圧抵抗RC2に接続されていない一端に出力端が接
続されるとともに、各抵抗RS1、RS2、RC1、RC2
ハーフブリツジ回路を構成している。
そして、第1のセンサ抵抗RS1とボルテージホ
ロワ回路VFとの接続点が図示を省略した定電流
回路に接続されるとともに、第1、第2のセンサ
抵抗RS1、RS2の接続点と、第1、第2の分圧抵抗
RS3、RS4の接続点との間の出力電力VOUTが図示を
省略した高入力インピーダンスの計測系へ供給さ
れる。
次に、前述した構成に基づいて動作を説明す
る。
ボルテージホロワ回路VFは入力インピーダン
スが数百KΩ以上と非常に大きいため、第1、第
2のセンサ抵抗RS1、RS2には定電流回路からの定
電流Icと同じ電流が流れる。
そして、温度が変化すると、第1、第2のセン
サ抵抗RS1、RS2へは定電流Icが流れているので、
第1、第2のセンサ抵抗RS1、RS2の両端の電圧が
変化するが、この第1、第2のセンサ抵抗RS1
RS2の両端の電圧に同期した電圧がボルテージホ
ロワ回路VFを介して第1、第2の分圧抵抗RC1
RC2の両端に印加される。
したがつて、出力電圧VOUTを形成する第1、
第2のセンサ抵抗RS1、RS2の接続点と、第1、第
2の分圧抵抗RC1、RC2の接続点との電圧は互い
に同期して変動するので、温度変化による出力電
圧VOUTの変動を低減させることができる。
例えば温度が50℃に上昇してセンサ感度が30%
低下する場合に、定電流を使用しているとセンサ
抵抗の値の30%の上昇に応じて印加電圧が30%上
昇したことになり、これによつて温度による感度
低下分が電圧印加上昇分によりキヤンセルされる
ようになる。従つて、今、センサ抵抗RS1、RS2
接続点の電圧をVps、分圧抵抗RC1、RC2の接続点
の電圧をVpcとし、かつ常温時の測定量に応じた
センサ抵抗RS2の増加分をΔRS2とすると、Vps
以下のように表される。
Vps=〔RS2+ΔRS2(1−0.3)〕・(1+0.3) Ic≒RS2(1+0.3)Ic+ΔRS2Ic 一方、VpCは以下のように表される。
Vpc=〔RC2/(Rc1+Rc2)〕 ・(Rs1+Rs2)・(1+0.3)Ic 今、RS1≒Rs2、RC1≒Rc2とすると、 Vpc≒(1/2)・2Rs2(1+0.3)Ic となり、 VOUT=Vps+Vpc ≒RS2(1+0.3)Ic+ΔRs2Ic−(1/2) ・2Rs2(1+0.3)Ic=ΔRs2Ic となる。この式から明らかなように、温度による
センサ感度の変化分が温度による抵抗変化によつ
てキヤンセルされるようになる。
なお、上記実施例では、ボルテージホロワ回路
VFをオペアンプOPで構成した例が示したが、同
様に機能する他の回路構成であつてもよい。
そして、圧力、磁力等の他、例えば微小変位の
磁気、光強度等の変化を広い温度範囲で高精度に
検出する極微小センサに応用できることは言うま
でもない。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、第1、第2
のセンサ抵抗の両端に印加される電圧が温度によ
つて変化しても、その電圧に同期した電圧を第
1、第2の分圧抵抗の両端にボルテージホロワ回
路を介して印加することができるので、温度特性
を向上させることができるという効果がある。
そして、第1、第2のセンサ抵抗と、第1、第
2の分圧抵抗と、ボルテージホロワ回路とを用い
てハーフブリツジ構成することができるので、簡
単な構成で小形化を図ることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるセンサの構
成を示す回路図、第2図はこの考案の他の実施例
によるセンサの構成を示す回路図、第3図は従来
のセンサの構成を示す回路図である。 RS1……第1のセンサ抵抗、RS2……第2のセン
サ抵抗、RC1……第1の分圧抵抗、RC2……第2
の分圧抵抗、VF……ボルテージホロワ回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 各々の抵抗温度特性と感度温度特性が略等しく
    かつ互いに逆極性であり、物理量による抵抗値の
    変化が互いに逆方向である、直列接続され、一端
    が定電流回路に接続された略同一の第1、第2の
    センサ抵抗と、 直列接続され、前記直列接続された第1、第2
    のセンサ抵抗の他端に一端が接続された略同一の
    第1、第2の分圧抵抗と、 前記直列接続された第1、第2のセンサ抵抗の
    一端と前記直列接続された第1、第2の分圧抵抗
    の他端との間に接続されたボルテージホロワ回路
    と で構成したことを特徴とするセンサ。
JP7427788U 1988-06-06 1988-06-06 Expired - Lifetime JPH0547372Y2 (ja)

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JPH01180708U JPH01180708U (ja) 1989-12-26
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