JPS6342403A - 磁気抵抗素子を使用する位置決め装置の温度補償回路 - Google Patents
磁気抵抗素子を使用する位置決め装置の温度補償回路Info
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- JPS6342403A JPS6342403A JP61187440A JP18744086A JPS6342403A JP S6342403 A JPS6342403 A JP S6342403A JP 61187440 A JP61187440 A JP 61187440A JP 18744086 A JP18744086 A JP 18744086A JP S6342403 A JPS6342403 A JP S6342403A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910000828 alnico Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ε概要コ
磁気抵抗素子を組合せた回路に定電流を流して構成した
磁気センサとマグネットを使用する位置決め装置におい
て、定電圧回路の次段に温度補償用ダイオードを挿入し
、定電流回路を駆動するようにした磁気抵抗素子を使用
する位置決め装置の温度補償回路である。
磁気センサとマグネットを使用する位置決め装置におい
て、定電圧回路の次段に温度補償用ダイオードを挿入し
、定電流回路を駆動するようにした磁気抵抗素子を使用
する位置決め装置の温度補償回路である。
[産業上の利用分野]
本発明は磁気センサとマグネットを使用する位置決め装
置の温度補償回路に関する。
置の温度補償回路に関する。
位置決め装置は磁気センサを使用した有効な装置である
が、温度特性があまり良好でなかったから、簡易な構成
の温度補償回路が要望されている。
が、温度特性があまり良好でなかったから、簡易な構成
の温度補償回路が要望されている。
[従来の技術]
非接触センシングを行うため磁束を直接検出するように
、磁気抵抗素子を使用するセンサが研究されている。第
3図はそのような磁気センサを使用する位置決め装置の
概略を示す図である。また第4図は磁気センサを中心と
して示す回路構成図である。第3図において、1は磁気
センサ、2゜3は各マグネット、4.5は各磁性金属板
を示す。
、磁気抵抗素子を使用するセンサが研究されている。第
3図はそのような磁気センサを使用する位置決め装置の
概略を示す図である。また第4図は磁気センサを中心と
して示す回路構成図である。第3図において、1は磁気
センサ、2゜3は各マグネット、4.5は各磁性金属板
を示す。
マグネット2.3は図示する方向に磁性を有するから、
金属板4.5にはマグネット2.3による主磁束6が通
り、金属板4,5の間(即ち磁気センサ1)には破線矢
印で示す漏洩磁束が通っている。所定の物体と連結棹な
どで結合されている磁気センサ1の位置により、貫通す
る漏洩磁束の量と向きが異なっている。そのため後述す
る回路構成により、マグネットの中心より離れている距
離(位置)に対応する出力電圧が得られ、磁気センサ1
の位置即ち物体の位置を定めることができる。
金属板4.5にはマグネット2.3による主磁束6が通
り、金属板4,5の間(即ち磁気センサ1)には破線矢
印で示す漏洩磁束が通っている。所定の物体と連結棹な
どで結合されている磁気センサ1の位置により、貫通す
る漏洩磁束の量と向きが異なっている。そのため後述す
る回路構成により、マグネットの中心より離れている距
離(位置)に対応する出力電圧が得られ、磁気センサ1
の位置即ち物体の位置を定めることができる。
第4図において、磁気センサ1は磁気抵抗素子7−1〜
7−4をブリッジ接続し、定電流回路8からの定電流が
抵抗素子を並列に流れ、センシング抵抗9 (Rs)
に流れて行く。定電流回路8の入力端子(+)へ基準電
圧Vrが入力され、出力端子と入力端子(−)との間に
磁気抵抗素子ブリ7ジが構成され、また入力端子(−)
にはセンシング抵抗を具備する。基準電圧Vrよりセン
シング抵抗9の電圧は決定されるため、磁気抵抗素子の
抵抗値が変化して、磁気抵抗素子及びセンシング抵抗を
流れる電流が変化しようとしても、Jim還がかかるた
め一定の電流が流れる。
7−4をブリッジ接続し、定電流回路8からの定電流が
抵抗素子を並列に流れ、センシング抵抗9 (Rs)
に流れて行く。定電流回路8の入力端子(+)へ基準電
圧Vrが入力され、出力端子と入力端子(−)との間に
磁気抵抗素子ブリ7ジが構成され、また入力端子(−)
にはセンシング抵抗を具備する。基準電圧Vrよりセン
シング抵抗9の電圧は決定されるため、磁気抵抗素子の
抵抗値が変化して、磁気抵抗素子及びセンシング抵抗を
流れる電流が変化しようとしても、Jim還がかかるた
め一定の電流が流れる。
ここで磁束が印加されてなくブリッジのバランスがとれ
ていれば、ブリッジの出力は零であるが、磁束が印加さ
れ磁気抵抗素子の抵抗値が変化し、ブリッジのバランス
がくずれれば出力が現れる。
ていれば、ブリッジの出力は零であるが、磁束が印加さ
れ磁気抵抗素子の抵抗値が変化し、ブリッジのバランス
がくずれれば出力が現れる。
磁束により磁気抵抗素子の抵抗値が変化するため出力と
センサ1の位置との関係を予め調べておけば、出力の値
から磁気センサ1の位置を求めることができる。
センサ1の位置との関係を予め調べておけば、出力の値
から磁気センサ1の位置を求めることができる。
[発明が解決しようとする問題点]
磁気センサにおける磁気抵抗素子はそれ自体で負の温度
係数(例えば−0,09%)の値を有する。
係数(例えば−0,09%)の値を有する。
マグネット(例えばアルニコ製)の温度係数は一〇、0
2%である。これら素子に負の温度係数を有することは
、位置決め装置の位置決定に誤差を与えることになる。
2%である。これら素子に負の温度係数を有することは
、位置決め装置の位置決定に誤差を与えることになる。
本発明の目的は前述の欠点を改善し、簡易な構成で位置
決め装置の温度補償のできる回路を提供することにある
。
決め装置の温度補償のできる回路を提供することにある
。
[問題点を解決するための手段]
第1図は本発明の原理構成を示す図である。第1図にお
いて、1は磁気センサで、磁気抵抗素子7−1〜7−4
を組合せたもの、2,3はマグネット、8は定電流回路
を示す。磁気抵抗素子を組合せた回路に定電流回路8か
らの定電流を流して構成した磁気センサ1とマグネット
2.3とを使用する位置決め装置において、本発明は下
記の構成としている。即ち定電流回路8として入力イン
ピーダンスの高い帰還増幅器81を具備し、該帰還増幅
器81の帰還回路には前記磁気抵抗素子の組合せ7−1
〜7−4を挿入し、且つ定電流回路8とそれを駆動する
定電圧回路12との間に温度補償用ダイオード13と抵
抗素子14との直列回路を挿入し、該直列回路の中間接
続点を前記定電流回路8と接続することである。9はセ
ンシング抵抗を示す。
いて、1は磁気センサで、磁気抵抗素子7−1〜7−4
を組合せたもの、2,3はマグネット、8は定電流回路
を示す。磁気抵抗素子を組合せた回路に定電流回路8か
らの定電流を流して構成した磁気センサ1とマグネット
2.3とを使用する位置決め装置において、本発明は下
記の構成としている。即ち定電流回路8として入力イン
ピーダンスの高い帰還増幅器81を具備し、該帰還増幅
器81の帰還回路には前記磁気抵抗素子の組合せ7−1
〜7−4を挿入し、且つ定電流回路8とそれを駆動する
定電圧回路12との間に温度補償用ダイオード13と抵
抗素子14との直列回路を挿入し、該直列回路の中間接
続点を前記定電流回路8と接続することである。9はセ
ンシング抵抗を示す。
[作用]
第1図の定電流回路8は、入力インピーダンスの高い帰
還増幅器81 (例えば演算増幅器)を使用するため、
抵抗14の電位と抵抗9の電位が等しくなる。温度補償
用ダイオード13の温度係数は負(例えば−2,2mV
/”C)であるから、抵抗14にかかる電圧は温度係数
を持ってその値は前記値と正負が逆となった+2.2
m V / ”Cである。
還増幅器81 (例えば演算増幅器)を使用するため、
抵抗14の電位と抵抗9の電位が等しくなる。温度補償
用ダイオード13の温度係数は負(例えば−2,2mV
/”C)であるから、抵抗14にかかる電圧は温度係数
を持ってその値は前記値と正負が逆となった+2.2
m V / ”Cである。
磁気抵抗素子7−1〜7−4とマグネット2,3の温度
係数は共に負であり例えば−0,11%であるから、セ
ンシング抵抗9を流れる電流の変化量/温度の値と、セ
ンシング抵抗値から電圧変動/温度を求めることができ
、それが前述のダイオードの温度係数に近い値となるよ
うに、センシング抵抗9の抵抗値を求めれば良い。
係数は共に負であり例えば−0,11%であるから、セ
ンシング抵抗9を流れる電流の変化量/温度の値と、セ
ンシング抵抗値から電圧変動/温度を求めることができ
、それが前述のダイオードの温度係数に近い値となるよ
うに、センシング抵抗9の抵抗値を求めれば良い。
[実施例]
第2図は本発明の実施例を示す回路図である。定電圧回
路12と定電流回路8とにそれぞれ演算増幅器122と
82を使用している。演算増幅器は正負の入力端子があ
るため、図示するように信号を個別に入力させる。演算
増幅器122の負入力端子には直流電圧を分割して人力
させ、また演算増幅器82の負入力端子と出力端子は磁
気抵抗素子とそれぞれ接続する。磁気抵抗素子とマグネ
ット2゜3により磁気センサ1を形成している。
路12と定電流回路8とにそれぞれ演算増幅器122と
82を使用している。演算増幅器は正負の入力端子があ
るため、図示するように信号を個別に入力させる。演算
増幅器122の負入力端子には直流電圧を分割して人力
させ、また演算増幅器82の負入力端子と出力端子は磁
気抵抗素子とそれぞれ接続する。磁気抵抗素子とマグネ
ット2゜3により磁気センサ1を形成している。
温度補償用ダイオードの温度係数が−2,2m V/゛
Cとする。磁気抵抗素子とセンシング抵抗9を流れる電
流を5mAとすると磁気センサの温度係数が前述のよう
に−0,11%のとき、電流変化量ΔIo=5mAX0
.11%/℃ =5.5μA / ”C そしてセンシング抵抗Rsを470ΩとすればVrの温
度による変化量ΔVr=RsXΔl0=470Ω×5.
5μA / ’C= 2.58 m V / ’Cとな
りダイ゛オードの温度係数と近似した値が求められる。
Cとする。磁気抵抗素子とセンシング抵抗9を流れる電
流を5mAとすると磁気センサの温度係数が前述のよう
に−0,11%のとき、電流変化量ΔIo=5mAX0
.11%/℃ =5.5μA / ”C そしてセンシング抵抗Rsを470ΩとすればVrの温
度による変化量ΔVr=RsXΔl0=470Ω×5.
5μA / ’C= 2.58 m V / ’Cとな
りダイ゛オードの温度係数と近似した値が求められる。
なおセンシング抵抗9Rsを
ΔVs/ΔI。
= (2,2mV/’C)/ (5,5μA/’c)=
400Ω と選定すると、温度補償動作が最良となる。
400Ω と選定すると、温度補償動作が最良となる。
[発明の効果]
このようにして本発明によると、温度補償用ダイオード
と定電流回路と定電圧回路とを巧みに接続することによ
り、温度係数を打ち消し合わせて、有効な温度補償回路
とすることができる。
と定電流回路と定電圧回路とを巧みに接続することによ
り、温度係数を打ち消し合わせて、有効な温度補償回路
とすることができる。
第1図は本発明の原理構成を示す図、
第2図は本発明の実施例を示す図、
第3図は従来の位置決め装置の概略構成を示す図、第4
図は第3図の磁気センナの回路構成を示す図である。 1−・磁気センサ 2.3−・−マグネット 7−1〜7−4−磁気抵抗素子 8一定電流回路 9−センシング抵抗 1〇−出力端子 12・一定電圧回路 13一温度補償用ダイオード 14−抵抗素子 81−・帰還増幅器 82−演算増幅器 本発明の実施イタ1 第2図
図は第3図の磁気センナの回路構成を示す図である。 1−・磁気センサ 2.3−・−マグネット 7−1〜7−4−磁気抵抗素子 8一定電流回路 9−センシング抵抗 1〇−出力端子 12・一定電圧回路 13一温度補償用ダイオード 14−抵抗素子 81−・帰還増幅器 82−演算増幅器 本発明の実施イタ1 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 磁気抵抗素子(7−1)〜(7−4)を組合せた回路に
定電流を流して構成した磁気センサ(1)と、マグネッ
ト(2)(3)とを使用する位置決め装置において、前
記定電流回路(8)として入力インピーダンスの高い帰
還増幅器(81)を具備し、 該帰還増幅器(81)の帰還回路には前記磁気抵抗素子
(7−1)〜(7−4)の組合せを挿入し、且つ前記定
電流回路(8)とそれを駆動する定電圧回路(12)と
の間に温度補償用ダイオード(13)と抵抗素子(14
)との直列回路を挿入し、 該直列回路の中間接続点を前記定電流回路(8)と接続
することを特徴とする磁気抵抗素子を使用する位置決め
装置の温度補償回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61187440A JPS6342403A (ja) | 1986-08-09 | 1986-08-09 | 磁気抵抗素子を使用する位置決め装置の温度補償回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61187440A JPS6342403A (ja) | 1986-08-09 | 1986-08-09 | 磁気抵抗素子を使用する位置決め装置の温度補償回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6342403A true JPS6342403A (ja) | 1988-02-23 |
Family
ID=16206099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61187440A Pending JPS6342403A (ja) | 1986-08-09 | 1986-08-09 | 磁気抵抗素子を使用する位置決め装置の温度補償回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6342403A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4014885A1 (de) * | 1989-05-13 | 1990-11-15 | Aisan Ind | Drehwinkelaufnehmer |
JP2002206904A (ja) * | 2000-11-08 | 2002-07-26 | Yamaha Corp | センサ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50159372A (ja) * | 1974-06-12 | 1975-12-23 |
-
1986
- 1986-08-09 JP JP61187440A patent/JPS6342403A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50159372A (ja) * | 1974-06-12 | 1975-12-23 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4014885A1 (de) * | 1989-05-13 | 1990-11-15 | Aisan Ind | Drehwinkelaufnehmer |
US5055781A (en) * | 1989-05-13 | 1991-10-08 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | Rotational angle detecting sensor having a plurality of magnetoresistive elements located in a uniform magnetic field |
JP2002206904A (ja) * | 2000-11-08 | 2002-07-26 | Yamaha Corp | センサ |
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