JPH0533325B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0533325B2
JPH0533325B2 JP60054642A JP5464285A JPH0533325B2 JP H0533325 B2 JPH0533325 B2 JP H0533325B2 JP 60054642 A JP60054642 A JP 60054642A JP 5464285 A JP5464285 A JP 5464285A JP H0533325 B2 JPH0533325 B2 JP H0533325B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
circuit
voltage
operational amplifier
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60054642A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61213723A (ja
Inventor
Tsutomu Ishihara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP60054642A priority Critical patent/JPS61213723A/ja
Publication of JPS61213723A publication Critical patent/JPS61213723A/ja
Publication of JPH0533325B2 publication Critical patent/JPH0533325B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、機械的ひずみ等の物理量の変化に応
じた抵抗値変化を示す検知素子を含むブリツジ回
路を備えた物理量検出回路に関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来、この種の物理量検出回路として、ストレ
イン・ゲージを用いた圧力変換器がよく知られて
いる。該圧力変換器では、ゲージ抵抗を用いてホ
イートストーンブリツジ回路(以後単にブリツジ
回路と略称する)を構成し、印加圧力に応答して
生じる該ゲージ抵抗の抵抗値変化を、該ブリツジ
回路を定電圧源あるいは定電流源で励起すること
によつて該ブリツジ回路の不平衡電圧として検出
し、該不平衡電圧をさらに増幅して圧力に比例し
た出力信号を取り出していた。第3図はその回路
構成例である。図において、100はゲージ抵抗
1〜4から成るブリツジ回路、5,6は該ブリツ
ジ回路に定電圧あるいは定電流を印加するための
励起端子、7,8は該ブリツジ回路の不平衡電圧
検出端子をそれぞれ示す。ゲージ抵抗1〜4とし
ては例えば半導体ダイアフラム上に選択拡散等に
より形成された拡散抵抗が用いられ、ゲージ抵抗
1,3とゲージ抵抗2,4はそれぞれ印加圧力に
対し互いに逆方向の抵抗値変化を示すよう、その
長手及び横手方向の結晶軸が選択されて配列され
ている。この結果、印加圧力に対して例えばゲー
ジ抵抗1,3の抵抗値が増大すると、ゲージ抵抗
2,4の抵抗値は逆に減少し、この結果、ブリツ
ジ回路100の検出端子7,8間には印加圧力に
比例した不平衡電圧ΔEが得られる。次に該不平
衡電圧ΔEは電圧増幅回路200によつて増幅、
シングルエンド化される。該電圧増幅回路200
としては、例えば図に示したような3個の演算増
幅器9,10,11と抵抗12,13,14,1
5,16,17,18から成る周知の差動増幅回
路が用いられ、不平衡電圧ΔEは増幅、インピー
ダンス変換されたシングルエンド出力V0として
該圧力変換器の出力端子19に取り出される。
しかしながら、上記検出回路に用いられる差動
増幅回路 (1) 計3個の演算増幅器を必要とするので、回路
規模及び消費電力が大きくなる (2) 多数の抵抗を必要とする上、各抵抗間の抵抗
値及び温度計数には厳密なマツチングが要求さ
れるので、回路の調整が煩雑となり、組立・検
査に多大な時間と労力を要する (3) (2)と同一の理由により、モノリシツクIC化
による量産化が困難で、製造コストが高価にな
る 等の問題があり、これらが、圧力変換器の小型
化、低消費電力化、モノリシツクIC化による低
価格化を妨げる要因となつていた。
すなわち、圧力変換器を小型化、低消費電力
化、低価格化するためには、1個の演算増幅器で
構成できて、しかも高入力抵抗、高同相除去比
(CMRR)等のブリツジ回路側からの性能要求を
満足する差動増幅回路のブリツジ回路との一体化
が不可欠である。
1個の演算増幅器で構成される差動増幅回路と
して、従来、第4図に示すような演算増幅器30
と4個の抵抗31,32,33,34から成る回
路がよく知られている。図において、35及び3
6は差動入力端子、37は出力端子であり、抵抗
32,31の抵抗比(R32/R31)と抵抗3
4,33の抵抗比(R34/R33)を等しく選
ぶことにより、出力端子37には端子36,35
間の差電圧が(R32/R31)倍された出力電
圧が得られる。
しかしながら、上記構成の差動増幅回路をブリ
ツジ回路と一体化した場合 (1) 入力抵抗が高くとれない(ブリツジ回路から
見た負荷が大きい) (2) 抵抗32,31の抵抗比と抵抗34,33の
抵抗比との間にアンバランスがあると、差動入
力に対するゲインにアンバランスが生じるばか
りでなく、回路の同相除去比(CNRR)が著
しく劣化する などの欠点があり、第3図に示した回路と同程度
の性能を得ることは非常に困難であつた。
第3図に示した回路構成はバイポーラ技術によ
る集積化を前提としている。しかしながら、集積
化変換器の目標は多機能化、インテリジエント化
にあり、これらの目標を実現する集積回路技術と
しては、バイポーラ技術よりもMIS技術の方が優
れている。すなわち、将来の集積化変換器には、
半導体検知素子と同一基板上に、単に増幅機能の
みでなく、マルチプレツクス機能、チツプ内での
演算処理機能、コンピユータとのデイジタルイン
ターフエースを可能にするA/D変換及びデイジ
タル信号処理機能等を搭載することが要求され
る。
これらの要求には、アナログ・スイツチ、A/
D・D/A変換、マイクロプロセツサ、ROM,
RAM等を含むアナログ・デイジタル混載回路の
分野で実績があり、バイポーラ技術に比べ低消費
電力と大規模集積化が可能なMIS集積回路技術の
方が適している。
以上を背景として、一例を第5図に示すような
MIS集積化に適した物理量検出回路(特願昭58−
181101)が考えられた。
図において、100は第3図と全く同一の構成
要素から成るブリツジ回路、300は演算増幅器
40と、それぞれC1及びC2なる容量値をもつコ
ンデンサ41及び42と、それぞれ周期的に開閉
(OFF−ON)を繰り返すスイツチ43,44,
45,46及び47とで構成される差動増幅回路
である。
この回路は、以下の動作手順を周期的に繰り返
す。
(1) スイツチ43と44を閉じることによりコン
デンサ41をブリツジ回路100の検出端子
7,8間に得られる不平衡電圧ΔEに充電する。
同時にスイツチ47を閉じ、コンデンサ42の
電荷をリセツトする。
(2) スイツチ43及び44を開き、コンデンサ4
1にブリツジ回路の不平衡電圧ΔEに比例した
電荷を蓄積保持する。同時にスイツチ47を開
く。
(3) スイツチ45及び46を閉じることによりコ
ンデンサ41に蓄積されていた電荷をコンデン
サ42に転送する。演算増幅器40の入力換算
オフセツト電圧を無視すると、このとき出力端
子48に得られる出力電圧Voutは次式で与え
られる。
Vout=(C1/C2)・ΔE (4) スイツチ45及び46を開き、出力電圧を保
持する。
すなわち、この回路では、ブリツジ回路100
の出力電圧ΔEに比例した電荷量をコンデンサ4
1に蓄積し、この蓄積電荷を予めリセツトされた
コンデンサ42に転送することによりコンデンサ
41と42の容量比(C1/C2)で決まる増幅度
を得ている。この場合、コンデンサ41のリーク
を無視すれば、差動増幅回路300の入力抵抗は
事実上無限大となり、ブリツジ回路の負荷を極め
て小さくすることができる。また、ブリツジ回路
の不平衡電圧に比例した電荷をコンデンサ41に
蓄積する過程でのCMRRは原理上無限大である
ので非常に高CMRRの差動増幅が可能である。
第3図及び第4図に示した検出回路の演算増幅器
が抵抗を駆動するための定常的な電流の駆動能力
を必要としたのに対し、第5図に示した検出回路
の演算増幅器はコンデンサを充放電するための過
渡的な電流駆動能力しか必要としないので、大幅
な低消費電力化が図れる。また、この検出回路に
使用されるスイツチは例えばMISFETスイツチ、
コンデンサは例えばMISゲート電極−反転層間容
量あるいは二層電極間容量を用いることにより、
MIS集積回路技術で容易に実現可能であり、これ
とMIS演算増幅器、半導体検知素子をオンチツプ
一体化することによりMIS集積化された物理量検
出回路が構成可能である。以上のように、第5図
に示した検出回路は高入力抵抗、高CMRRで
MIS集積化による小型・低消費電力・低価格化に
極めて好都合である。しかしながら上記回路に
は、何らかの手段で演算増幅器の入力換算のオフ
セツト電圧の影響を補償しなければならないとい
う問題があつた。
すなわち、第5図に示した検出回路において、
演算増幅器40の入力換算オフセツト電圧をVos
とすると、このVosも増幅され、前述の出力電圧
Voutは次式のように変更される。
Vout=(C1/C2)・ΔE+(1+C1/C2)・Vos したがつて、ブリツジ回路100の不平衡電圧
ΔEにのみ比例した出力電圧(上式右辺の第1項)
を得るには、何らかの調整手段を用いて出力電圧
から上式右辺の第2項に相当する電圧を差し引か
なければならない。これは、例えば、演算増幅器
40の非反転入力端子に入力換算オフセツト電圧
Vosと等しい電圧を供給することにより達成され
るが、これによるICとしてのピン数の増大なら
びに外付部品数の増大及び組立・調整工数の増大
は低価格化の大きな支障となる。
オフセツト調整が必要な点は、第3図及び第4
図に示した従来例の場合も同様であり、これま
で、調整なしに出力オフセツト電圧を補償するこ
とのできる物理量検出回路はなかつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記圧力変換器等の物理量検
出回路の従来の問題点を解消するためになされた
もので、演算増幅器の入力換算オフセツト電圧を
自動的に補償し出力におけるその影響を排除する
手段を備え、MIS集積化に適した小型・低消費電
力で低価格の物理量検出回路を提供することにあ
る。
〔発明の構成〕
本発明に係る物理量検出回路は、少なくとも一
辺に検知対象の変化に応じて抵抗値変化を示す検
知素子を含むブリツジ回路と、非反転入力端子が
基準電圧端子に接続された演算増幅器と、一端子
がこの演算増幅器の反転入力端子に共通接続され
るとともに他端子が周期的なスイツチの開閉動作
により前記ブリツジ回路のそれぞれ対応する不平
衡電圧検出端子と前記基準電圧端子とに交互に接
続される第1及び第2のコンデンサと、前記演算
増幅器の反転入力端子と出力端子の間に接続され
並列に設けられたスイツチにより周期的に放電さ
れる第3のコンデンサとを含むことを特徴として
いる。
〔実施例〕
以下に、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
第1図は、本発明を圧力変換器に適用した場合
についての一実施例を示す回路図である。この図
において、100は第3図及び第5図で説明した
全く同一の構成要素から成るブリツジ回路、40
0は演算増幅器50と、それぞれC1,C2及びC3
なる容量値をもつコンデンサ51,52及び53
と、それぞれ周期的に開閉(OFF−ON)を繰り
返すスイツチ54,55,56,57及び58と
で構成される差動増幅回路である。
本実施例ではブリツジ回路100の不平衡電圧
検出端子7及び8がスイツチ54及び55を介し
てそれぞれ対応するコンデンサ51及び52の一
端子に導びかれている。該コンデンサ5G及び5
2の上記一端子は同時にスイツチ56及び57を
介して基準電圧端子をなすアース端子に導びかれ
ており、ほかの一端子は演算増幅器50の反転入
力端子に共通接続されている。該演算増幅器50
の非反転入力端子は基準電圧端子をなすアース端
子に接続されており、反転入力端子と出力端子5
9の間にコンデンサ53が接続されている。該コ
ンデンサ53には並列に放電用スイツチ58が設
けられてる。
第2図は、第1図に示した回路におけるスイツ
チ54〜58の開閉順序の一例を示すタイミング
図である。第2図において64,65,66,6
7,68はそれぞれ、第1図におけるスイツチ5
4,55,56,57,58の開閉状態を示して
おり、実線区間がスイツチの閉じる(ON)期
間、破線区間がスイツチの開く(OFF)期間を
それぞれ表わしている。第2図から明らかなよう
に、この実施例ではスイツチ54,57,58、
スイツチ55,56がそれぞれ連動して同時に開
閉する。
以下、第1図と第2図を参照しつつ、本実施例
の動作を説明する。まず、第2図の期間60で、
スイツチ58が閉じるので、演算増幅器50はユ
ニテイ・フイードバツク接続となり、コンデンサ
53の蓄積電荷はリセツトされる。いま、演算増
幅器50の非反転入力端子はアース端子に接続さ
れているから、このとき、反転入力端子と出力端
子59にはともに該演算増幅器50の入力換算オ
フセツト電圧Vosが現われる。この期間60にス
イツチ54と57が閉じるので、ブリツジ回路1
00の一方の検出端子7に得られる電圧をV0
すると、コンデンサ51は(V1−Vos)に、コ
ンデンサ52は(−Vos)にそれぞれ充電され
る。したがつて、次の期間61でスイツチ54と
57が開くと、コンデンサ51及び52にはそれ
ぞれC1・(V1−Vos)及びC2・(−Vos)なる蓄積
電荷が残留する。この期間61でスイツチ58も
開くが、コンデンサ53に蓄積電荷はないから出
力端子59は依然Vosのままである。次に期間6
2となり、スイツチ55と56が閉じると、コン
デンサ51は演算増幅器50の反転入力端子とア
ース端子間に、コンデンサ52は反転入力端子と
ブリツジ回路100のもう一方の検出端子8間に
それぞれ接続されることになる。このとき、演算
増幅器50は、過渡的には反転入力端子と非反転
入力端子間の電圧差を増幅し、その出力電圧でコ
ンデンサ53を充電するように働き、最終的に
は、非反転入力端子と反転入力端子の電圧差を
Vosにする。したがつて、定常状態では演算増幅
器50の反転入力端子の電圧はVosとなり、ブリ
ツジ回路100の検出端子8に得られる電圧を
V2とすると、コンデンサ51及び52の端子間
電圧はそれぞれ(−Vos)及び(V2−Vos)とな
る。それゆえ、期間60と期間62でのコンデン
サ間での51及び52の蓄積電荷の変化ΔQ1及び
ΔQ2は ΔQ1=C1・(V1−Vos)−C1・(−Vos) =C1・V1 ΔQ2=C2・(−Vos)−C2・(V2−Vos) =−C2・V2 となり、これがすべてコンデンサ53に転送され
るから、期間62に演算増幅器50の出力端子5
9に得られる出力電圧Voutは、次の電荷保存の
式 C1・V1−C2・V2−C3・(Vout−Vos)△=0より
次式で与えられ Vout=C1・V1−C2・V2/C3+Vos C1=C2とすると、以下のようになる。
Vout=C1/C3・(V1−V2)+Vos =(C1/C3)・ΔE+Vos 次に期間63でスイツチ55及び56が開く
と、各コンデンサは蓄積電荷をそのま保持し、出
力電圧Voutは保持される。
以上がこの実施例での動作の一周期であり、以
後、同様な動作が周期的に繰り返される。
以上説明したように、本実施例では、ブリツジ
回路100の不平衡検出端子7及び8に得られる
電圧V1及びV2をそれぞれ交互に逆極性となるよ
うに異なるタイミング(すなわち演算増幅器50
Gがリセツトされている期間60と増幅を達成し
ている期間62)でコンデンサ51及び52Gに
印加することにより差動増幅を達成している。し
かもコンデンサ51及び52への充電は入力換算
オフセツト電圧を差し引いた形で行なわれるの
で、コンデンサ53には正確に信号成分に対応し
た電荷量のみが転送され、従来例のように入力換
算オフセツト電圧が信号成分に混入して増幅され
ることはない。すなわち本実施例の出力オフセツ
ト電圧は増幅されない入力換算オフセツト電圧の
みとなつており、通常これは調整なしで充分許容
し得る性質のものである。
したがつて、本実施例によれば、第5図に示し
た検出回路が有していた高入力抵抗・高CMRR
の差動増幅、MOS集積化による小型・低消費電
力化の可能性等の特徴を備えた上、出力オフセツ
ト電圧の調整が不要で組立調整工数の極めて低減
された低価格の圧力変換器が提供される。
なお上記実施例ではアース端子を基準電圧端子
としたが、他の電圧値を有する端子を基準電圧端
子とすることもできる。
また、検知素子として感圧ゲージ抵抗1〜4を
用いた圧力変換器の場合を例にこの発明を説明し
たが、この発明は圧力変換器のみならず、温度セ
ンサをはじめ検知対象の変化に応じて抵抗値変化
を示す検知素子を用いてブリツジ回路を構成する
各種センサの検出回路に広く適用できる。
更に、ブリツジ回路100のすべての辺に検知
素子を設ける必要はなく、検知素子の個数は適宜
に選択することができる。
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかなように本発明によれば、
一個の演算増幅器と3個のコンデンサとこれらの
各コンデンサに所定の手順でブリツジ回路の検出
端子に生じた不平衡電圧を与えるように構成され
た複数のスイツチとによつて差動増幅回路を構成
したため、モノリシツクIC化による量産化に適
し、小型、低消費電力、低価格の物理量検出回路
を実現することができる。また、出力オフセツト
電圧は増幅されない入力換算オフセツト電圧のみ
となり、これは通常許容され得るものであるので
出力オフセツト電圧の調整が不要となり、組立調
整工数を極めて低減することができる。更に、本
発明はMIS集積回路技術との共合性に優れてお
り、同技術によるA/D、D/A変換器、マイク
ロプロセンサ等の一体化が可能であるので、機能
拡張性に富んだ物理量検出回路が実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2
図は第1図で示された回路中のスイツチの開閉
(OFF−ON)動作順序を示したタイミング図、
第3図は従来の物理量検出回路の回路図、第4図
は従来の差動増幅回路の別実施例の回路図、第5
図はMIS集積化が可能な従来の物理量検出回路の
回路図である。 1,2,3,4……検知素子としてのゲージ抵
抗、7,8……不平衡電圧検出端子、50……演
算増幅器、51,52,53……コンデンサ、5
4,55,56,57,58……スイツチ、10
0……ブリツジ回路、400……差動増幅回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも一辺に検知対象の変化に応じて抵
    抗値変化を示す検知素子を含むブリツジ回路と、
    非反転入力端子が基準電圧端子に接続された演算
    増幅器と、一端子がこの演算増幅器の反転入力端
    子に共通接続されるとともに他端子が周期的なス
    イツチの開閉動作により前記ブリツジ回路のそれ
    ぞれ対応する不平衡電圧検出端子と前記基準電圧
    端子とに交互に接続される第1及び第2のコンデ
    ンサと、前記演算増幅器の反転入力端子と出力端
    子の間に接続され並列に設けられたスイツチによ
    り周期的に放電される第3のコンデンサとを含む
    ことを特徴とする物理量検出回路。
JP60054642A 1985-03-20 1985-03-20 物理量検出回路 Granted JPS61213723A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60054642A JPS61213723A (ja) 1985-03-20 1985-03-20 物理量検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60054642A JPS61213723A (ja) 1985-03-20 1985-03-20 物理量検出回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61213723A JPS61213723A (ja) 1986-09-22
JPH0533325B2 true JPH0533325B2 (ja) 1993-05-19

Family

ID=12976428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60054642A Granted JPS61213723A (ja) 1985-03-20 1985-03-20 物理量検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61213723A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2234069B (en) * 1988-10-28 1992-08-12 Motorola Inc Sensor arrangement
US6433554B1 (en) * 1999-12-20 2002-08-13 Texas Instruments Incorporated Method and apparatus for in-range fault detection of condition responsive sensor
JP2006053009A (ja) * 2004-08-11 2006-02-23 Saginomiya Seisakusho Inc 圧力スイッチ
JP4820739B2 (ja) * 2006-12-07 2011-11-24 オンセミコンダクター・トレーディング・リミテッド 電池電圧検出回路
JP4887189B2 (ja) * 2007-03-19 2012-02-29 オンセミコンダクター・トレーディング・リミテッド 電池電圧検出回路
JP4881819B2 (ja) * 2007-09-07 2012-02-22 オンセミコンダクター・トレーディング・リミテッド 電池電圧検出回路
JP5022925B2 (ja) * 2008-01-23 2012-09-12 オンセミコンダクター・トレーディング・リミテッド 電池電圧検出回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61213723A (ja) 1986-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Yazdi et al. A generic interface chip for capacitive sensors in low-power multi-parameter microsystems
US10826523B2 (en) Analog-to-digital converter, measurement arrangement and method for analog-to-digital conversion
GB2096771A (en) Temperature sensing device
US7112950B2 (en) Integrated circuit for use with an external hall sensor, and hall sensor module
US20100066582A1 (en) Current mode double-integration conversion apparatus
US7385439B2 (en) Analog switch having a minimized external flow of leakage current and switched capacitor filter incorporating the analog switch
JPH0533325B2 (ja)
JPS6071964A (ja) 物理量検出回路
KR100296979B1 (ko) 센서회로
JPH0533324B2 (ja)
JPH06232706A (ja) 比較器
CN115541985A (zh) 使用温度自补偿跨阻放大器的电流感测电路
JPH0533326B2 (ja)
EP1394945A3 (en) Driver circuit
JP2002374131A (ja) 演算増幅器オフセット電圧自動校正回路
JPH06118152A (ja) オフセット電圧を自己補償する集積化磁気検知装置
CN114636494A (zh) 传感装置及其传感检测方法以及电子设备
SU1635222A1 (ru) Аналоговое запоминающее устройство
JPS63129708A (ja) アナログ入力マルチプレクサ回路
JPH04158633A (ja) センサ用a/d変換回路
JPH07239281A (ja) 静電容量式圧力センサ
JPH0463004A (ja) 増幅回路
JPH024955B2 (ja)
JPS5955621A (ja) 信号変換回路
JPH07326937A (ja) ディジタル直流増幅器

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term