JPS6121841Y2 - - Google Patents

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JPS6121841Y2
JPS6121841Y2 JP14538077U JP14538077U JPS6121841Y2 JP S6121841 Y2 JPS6121841 Y2 JP S6121841Y2 JP 14538077 U JP14538077 U JP 14538077U JP 14538077 U JP14538077 U JP 14538077U JP S6121841 Y2 JPS6121841 Y2 JP S6121841Y2
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JP
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dielectric resonator
stripline
hole
substrate
resonator
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は誘電体共振器の取付装置に関し、特に
誘電体共振器を高性能でしかも確実に線路などに
取り付けるようにした装置に関する。
最近、誘電体共振器がフイルター装置や発振装
置の共振回路として使用されているが、これらの
装置を構成するためには、誘電体共振器を他の回
路(主として線路)と結合させ、かつ誘電体共振
器を何らかの方法で固定しなければならない。
第1図ないし第3図は、従来の誘電体共振器の
取付装置を示す。
第1図においては、ストリツプライン基板1の
上面には、誘電体共振器2が載置されている。こ
の誘電体共振器2の近傍には、共振周波数を変化
させるための調整板3が配置され、この調整板3
の形状は誘電体共振器2より大きく形成されてい
る。
このような第1図に示すような従来の誘電体共
振器の取付装置によればストリツプライン基板1
と誘電体共振器2との結合度の調整は、誘電体共
振器2をストリツプライン基板1の面上にて移動
させて、誘電体共振器とストリツプライン基板1
の平面上の距離を変化させて行なつていた。この
ため、誘電体共振器2の平面上の位置が決まらな
いとともに、調整板3は形状を充分に大きくし
て、誘電体共振器が調整板3の面下からはずれな
いようにしなければならないという欠点があつ
た。また、結合度の調整後において、誘電体共振
器2は、ストリツプライン基板1の接触面に接着
剤(図示省略)を使用して固定する方法がとられ
ている。この場合、接着剤を塗布するために、ス
トリツプライン基板1から誘電体共振器2をはな
すことにより、固定位置にずれを生じたり、接着
剤が固化するまでの時間は、安静に放置する処置
が必要であるなどの欠点があつた。さらに、一般
にストリツプライン基板として、フツソ樹脂絶縁
板を使用した基板が広く使用されているが、通常
の接着剤ではフツソ樹脂と誘電体共振器を信頼度
が良く接着することはできないので、フツソ樹脂
基板を使用することができない欠点があつた。
第2図においては、第1図で接着剤を使用して
固定したのに代り絶縁材料製のビスを使用してい
る。すなわち、小穴4aが穿設されているストリ
ツプライン基板4の上面には、小穴5aが穿設さ
れている誘電体共振器5が載置されていて、これ
らのストリツプライン基板4と誘電体共振器5は
ビス6により締付けられて固定されている。
このような第2図に示すような従来の誘電体共
振器の取付装置によれば、ストリツプライン基板
4の小穴4aと誘電体共振器5の小穴5aの位置
が、あらかじめ決められていなければならないの
で、ストリツプライン基板4と誘電体共振器5の
結合度を調整するためにストリツプライン基板5
の位置をずらすことができない欠点があつた。
第3図において、ストリツプライン基板7に
は、誘電体共振器8より大きな穴7aが穿設され
ていて、誘電体共振器8を絶縁体9に接着し、誘
電体共振器8は絶縁体9を介してケース10に固
定されている。
このような第3図に示すような従来の誘電体共
振器の取付装置によれば、ストリツプライン基板
7と誘電体共振器8の結合度の調整は、絶縁体9
をケース10に対して出し入れすることにより行
なう。このような方法では、誘電体共振器8の平
面方向の位置は不変であるので、第1図に示すよ
うな周波数調整板は小形でよく、第1図の方法の
欠点は解決され、また第2図の方法で欠点であつ
た結合度の調整も容易に行える。
しかしながら、第3図の方法では、ケース10
に対して誘電体共振器8を固定する絶縁体9とス
トリツプライン基板7を固定するケース10の線
膨張率が異なり、しかも絶縁体9の長さはストリ
ツプライン基板7の絶縁基板9の厚さに比べて非
常に長い。一般に物体の熱膨張は、線膨張率とそ
の長さに比例するので、第3図の装置の周囲温度
変化に対する誘電体共振器8とストリツプライン
基板7の相対距離の変化は、第1図および第2図
の方法に比べて大となるので、結合度の温度係数
が悪化する欠点があつた。また、絶縁体9の線膨
張率が大の場合には、誘電体共振器8と、ケース
10または周波数調整板との距離が周囲温度変化
によつて変化することによつて、誘電体共振器8
本来の共振周波数変化よりも大きな共振周波数の
変化となる欠点があつた。
本考案の目的は、従来の欠点を除き安価で経済
的でしかも結合度の調整が容易な誘電体共振器の
取付装置を提供することである。
本考案よれば、基板に誘電体共振器の外径とほ
ぼ等しい穴を穿設し、かつこの穴を弾力性をもつ
て共振器を挾持できるように切込み加工した誘電
体共振器の取付装置が得られる。
次に本考案の実施例について図面を参照して説
明する。
第4図AおよびBは、第1実施例の断面図およ
び平面図を示す。これらの第4図AおよびBにお
いて、ストリツプライン基板11には、周辺に適
宜な数のスリツト11aを有する穴11bが穿設
されていて、このような穴11bは、誘電体共振
器12の外径とほぼ等しいか、やや小さめに形成
されている。このようなストリツプライン基板1
1の穴11bには、誘電体共振器12が挿入され
ている。また、ストリツプライン基板11には、
ストリツプライン13が形成されていて、14は
接着剤を示す。
上記構成の本考案に係る第1実施例の誘電体共
振器の取付装置においては、ストリツプライン基
板11の穴11bに誘電体共振器12を挿入すれ
ば、ストリツプライン基板11のスリツト11a
によるばね効果によつて誘電体共振器12はスト
リツプライン基板11に弾力的に挾持され、しか
も軽い力を加えることにより誘電体共振器12を
その軸方向に自由に移動させることができる。し
たがつて、たとえばストリツプライン基板11の
面上の適当な位置にあらかじめストリツプライン
13を形成して、誘電体共振器12と電気的に結
合させれば、その結合度は穴11bに挿入されて
いる誘電体共振器12を軸方向に移動させること
により、半固定的に調整することができる。
また、結合度を調整後に、接着剤14を誘電体
共振器12の周辺に塗付することにより、誘電体
共振器12をストリツプライン基板11に完全に
固定することができる。なお、ストリツプライン
基板11がフツソ樹脂製のために、接着剤が粘着
不可能な場合でも、接着剤14を誘電体共振器1
2とストリツプライン基板11の間隔や、スリツ
ト11a内に浸透させることによつて、誘電体共
振器12の周辺のストリツプライン基板11を挾
む上面と下面の部分に付着固化させることによつ
て、接着剤14がストリツプライン基板11に粘
着しなくても、誘電体共振器12をストリツプラ
イン基板11に固定することができる。
さらに、誘電体共振器12は、ストリツプライ
ン基板11に直接固定され、従来の第3図のよう
に絶縁体を使用してないから、周囲温度変化に対
する誘電体共振器12とストリツプライン13の
距離や、誘電体共振器12とケースとの距離の変
化が少ないので、結合度や共振周波数の温度変化
を最小に維持することができる。さらにまた、従
来の第2図のように誘電体共振器12に穴を穿設
したり、従来の第3図のように絶縁体を使用した
りせずに、第4図のようにストリツプライン基板
11に打抜きなどの通常のプリント板製造方法で
スリツト11aを有する穴11bを穿設しておく
だけでよい。
第5図は、第2実施例の要部の説明図を示す。
第5図において、ストリツプライン基板11に
は、歯車状のスリツト11cを有する穴11dが
穿設されていて、12は誘電体共振器を示す。
上記構成に本考案に係る第2実施例の誘電体共
振器の取付装置においても、前述の第4図Aおよ
びBに示す第1実施例と同様な機能および効果を
有する。
第6図は、第3実施例の要部の説明図を示す。
第6図において、導波管15の内部に誘電体共振
器12とストリツプライン基板11を使用して、
前述の第4図AおよびBに示す第1実施例と同様
な方法により固定する。なお、導波管15のほか
に、伝送系または共振系も同様である。
このようにして、導波管15の電磁界と誘電体
共振器12を結合させることができる。
なお、本考案は上記実施例に限定されるもので
はなく種々の応用例および変形例がある。
本考案は以上説明したように、ストリツプライ
ン基板に弾力性を有するように穿設されている穴
に誘電体共振器を挾持しているので、安価で経済
性を有しているとともに結合度の調整が容易で、
しかも温度特性が良好であるなどの効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は従来の誘電体共振器の取
付装置の概略構成図、第4図ないし第6図は本考
案に係る誘電体共振器の取付装置の実施例を示
し、第4図AおよびBは第1実施例の概略を示す
断面図および平面図、第5図は第2実施例の要部
の説明図、第6図は第3実施例の概略を示す平面
図である。 11……ストリツプライン基板、11a,11
c……スリツト、11b,11d……穴、12…
…誘電体共振器、13……ストリツプライン、1
4……接着剤、15……導波管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板に誘電体共振器の外径とほぼ等しい穴を穿
    設するとともに、前記穴の囲りに切り込みを入
    れ、前記穴に前記誘電体共振器を挾持して構成し
    たことを特徴とする誘電体共振器の取付装置。
JP14538077U 1977-10-28 1977-10-28 Expired JPS6121841Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14538077U JPS6121841Y2 (ja) 1977-10-28 1977-10-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14538077U JPS6121841Y2 (ja) 1977-10-28 1977-10-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5471941U JPS5471941U (ja) 1979-05-22
JPS6121841Y2 true JPS6121841Y2 (ja) 1986-07-01

Family

ID=29124875

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14538077U Expired JPS6121841Y2 (ja) 1977-10-28 1977-10-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5881303A (ja) * 1981-11-11 1983-05-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 共振回路

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Publication number Publication date
JPS5471941U (ja) 1979-05-22

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