JPS61217889A - 磁気カ−ド玉貸券発券装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、パチンコ店等の遊技場におけるパチンコ玉、
メタル等の遊技媒体の玉貸システムにおいて用いられる
磁気カード玉貸券の発券装置に関する。

従来の技術 本発明者は、遊技場、例えばパチンコ店における従来の
玉貸システムの欠点を一掃するものとして磁気カード玉
貸券を用いる新規な遊技場における玉貸システムについ
て出願を行った（特願昭５９−２６５８９０号）。この
出願においては新規な玉貸システムについての提案を行
ったが、当該システムに好適に用いられる磁気カード玉
貸券の発券手段については未提案であった。

発明が解決しようとする問題点 本発明者は、上記玉貸システムに用いられる個々の装置
について研究開発を行い、この程当該玉貸システムに好
適に用いられる磁気カード玉貸券の発券装置の完成を見
たので今回の提案に及ぶものである。

問題を解決するための手段 本発明の要旨は、磁気カード供給手段と、該磁気カード
の磁気面に所定の磁気情報を書込む磁気書込み手段と、
該磁気カードに所定の印字情報を印字する印字手段と、
所定の情報が印字及び磁気記録された磁気カードを排出
する磁気カード排出手段とを有し、所定の貨幣を投入す
ると所定の情報を印字及び磁気記録した磁気カード玉貸
券を発行することを特徴とする磁気カード玉貸券発券装
置に存する。

該磁気カードは、少なくとも一面に磁気記録面を有すれ
ばよく、種々の構成の公知のものが使用可能である。こ
の磁気カードの供給手段としては長尺の磁気カードをロ
ール状に保持して順次所定位置に供給し印刷及び磁気記
録等の処理の中間でまたはそれらの処理の終了後、一定
の長さに切断するようにしてもよいし、また予め一定の
長さに切断された単体の多数枚の磁気カードをスタッカ
ー等に保持しておいて所定位置に順次供給することもで
きる。

該磁気書込み手段で磁気カードの磁気面に記録される内
容は、店コード、発行日付及び発券番号であり、この内
生なくとも発行日付及び発券番号を印字しておけば使用
者に目視可能となりそれだけ便利である。この磁気面へ
の書込みの正誤を判断する検査手段を設けておけば書込
み内容に誤りのある無効な磁気カード玉貸券は発券され
ることなく廃棄することができるのでそれだけ玉貸を円
滑に行うことができる。

貨幣が投入されてから磁気記録及び印字をするのではそ
れだけ時間がかかるため、予め磁気記録及び印字を完了
した有効な磁気カード玉貸券を排出部に待機させておけ
ば、所定の貨幣が投入されたら直ちに磁気カード玉貸券
が発行され、使用者が時間待ちする必要がなくなる。

なお、本発券装置に、有効な磁気カード玉貸券を挿入す
ると該磁気カード玉貸券の玉貸使用残高に応じて残高金
額を精算払戻しする精算装置及び有効な磁気カード玉貸
券を挿入すると該磁気カード玉貸券の玉貸使用残高を表
示する残高表示装置を併設することも可能である。もっ
ともこれらの精算および表示装置を別体の装置として構
成してもよいことは勿論である。

実施例 以下に本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
。

第１図は、本発明の構成を示す全体構成図である。図中
、４は本発明の発券装置の主要部を構成する発券機構で
、ローラ送出装置６から送出される磁気カード８に所定
の目視情報を印字するプリンタ部１０と、該印字された
磁気カード８を所定の長さに切断するカードカッタ中継
部１２と、該所定の長さに切断された磁気カード８の磁
気面に所定の磁気情報を書込みかつ該書込みされた情報
を読取り確認する書込み／読取部１４とを有している。

該書込み部で磁気情報が書き込まれて磁気カード８は磁
気カード玉貸券１６となる。該磁気カード玉貸券１６は
該磁気記録情報が読取部によって検査され磁気記録不良
の場合には消磁後廃棄され、磁気記録正常の場合には後
述する如く所定の貨幣が投入されたとき直ちに発行でき
るようにカード排出機構１８内で待機することとなる。

２０は精算／残高表示機構で、該磁気カード玉貸券１６
がカード挿入孔２１に挿入されると該磁気カード玉貸券
１６の磁気情報を読取る手動式のカードリーダ２２と、
該玉貸券１６の使用残高を表示する残高表示部２４と、
該玉貸券１６の使用残高を精算する硬貨払出し装置２６
とを有している。

２８は投入される所定の貨幣、図示の例では千円札３０
の真贋を判別する紙幣識別機である。

上述した各装置及び機構は中央制御装置（コンピュータ
システム）３２と電気的に接続され必要な情報を該中央
制御装置３２に送るとともに該中央制御装置３２からの
指令により制御されるものである。該中央制御装置３２
はさらにホストコンピュータ３４と接続されており、必
要な業務をホストコンピュータ３４で行う構成とされて
いる。

なお、３６は本装置のためのメンテナンスパネルで、必
要なスイッチ群及びキーボード等が設置される。

しかして、本発明の発券装置の作動制御を第２図に示し
たフローチャートに従ってさらに詳細に説明する。

本発明の発券装置に電源を投入すると、ホストコンピュ
ータ３４から中央制御装置３２に発行日付、店コードが
与えられ、中央制御装置３２からの指令によりプリンタ
部１０によって発行日付が磁気カード８に印字される。

次いで、中央制御装置３２は発券番号をホストコンピュ
ータ３４に要求するとホストコンピュータ３４から発券
番号が中央制御装置３２に与えられ、該中央制御装置３
２からの指令によりプリンタ部１０によって発券番号が
該磁気カード８に印字される。該磁気カード８はついで
カードカッタ中継部１２で所定の長さに切断される。続
いて、該切断された磁気カード８の磁気記録面には発行
日付、発券番号及び店コードが磁気記録される。この磁
気記録の状態は読取部により検査されて磁気記録状態が
正常な磁気カード、即ち磁気カード玉貸券１６はそのま
まカード排出機構１８内で待機している。磁気記録が不
良の場合にはこの作成されたばかりの磁気カード玉貸券
１６は消磁後廃棄され、再び磁気カード玉貸券１６を作
成するために上述した動作が繰り返される。この作成さ
れたばかりの磁気カード玉貸券１６が待機している状態
で所定の貨幣（例えば千円札）が投入口に投入されると
該磁気カード玉貸券１６が発行される。なお、該千円札
が不正札の場合には紙幣識別機２８によってその不正が
検知され、当該不正札は戻されるとともに磁気カード玉
貸券１６も発行されない。

また、カード排出口に待機中の磁気カード玉貸券１６を
手などで無理に取り出してもそれは無効券として判断さ
れ、玉貸機に挿入しても玉貸動作は行われない。これは
、磁気カード玉貸券１６を発券したときにはホストコン
ピュータ３４に全て通知する構成を採用しているため、
待機中の磁気カード玉貸券１６を無理に取り出すことが
出来たとしてもその玉貸券１６の発券番号は欠番として
扱われ、本発券装置はホストコンピュータ３４から新た
な発券番号をもらって磁気カード玉貸券を新たに作成す
ることとなるからである。

上記実施例では、磁気カード８として、ロール伏の連続
用紙を用いた例を示したが、この連続用紙の代わりに予
め所定の長さに切断された単体の多数枚の磁気カードを
スタッカー等に保持して用いることも可能であり、その
場合カードカッタ中継部１２は勿論不用となる。

ついで、第３図のフローチャートに従って、精算／残高
表示装置２０の動作について説明すれば、有効な磁気カ
ード玉貸券１６がカード挿入孔に挿入されるとホストコ
ンピュータ３４によって残高照合がなされ使用残高が中
央制御装置３２に知らされ、該中央制御装置３２からの
指令により残高表示及び／又は精算払戻が行われる。残
高表示または精算払戻の選択は利用者によって表示ボタ
ン又は精算ボタン等を押圧することによって指示される
こととなる。なお、該フローチャートには示してないが
、発行日付、店コード、発券番号が正常でない無効の磁
気カード玉貸券１６が挿入された場合にはエラー表示が
なされ、また使用残高がない場合には零が表示される。

本発明装置は、パチンコ店におけるパチンコ玉の玉貸券
の発券装置に好適に用いられる他、その他の遊技場、例
えばスロットゲーム機、ビンゴゲーム機、麻雀遊技機等
の遊技媒体としてのメタル等の貸出界の発券装置として
用いられることはいうまでもなく、本発明でいう玉貸と
は説明の都合上使用された用語で定義的に言えば、メタ
ル等の遊技媒体の貸出をも包含するものである。さらに
いえば、遊技媒体としての遊園地等における娯楽施設へ
の入場券又は乗車券等の発券装置としても適用できるも
のである。

発明の効果 以上のように、本発明は磁気カード玉貸券の発券を極め
て迅速かつ確実に行うことができ、磁気カード玉貸券を
利用する新規な玉貸システムの磁気カード玉貸券の発券
装置としてきわめて好適に用いられるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を示す全体構成図、第２図は磁気
カード玉貸券の発券処理を示すフローチャート及び第３
図は精算及び残高表示処理を示すフローチャートである
。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁気カード供給手段と、該磁気カードの磁気面に
   所定の磁気情報を書込む磁気書込み手段と、該磁気カー
   ドに所定の印字情報を印字する印字手段と、所定の情報
   が印字及び磁気記録された磁気カードを排出する磁気カ
   ード排出手段とを有し、所定の貨幣を投入すると所定の
   情報を印字及び磁気記録した磁気カード玉貸券を発行す
   ることを特徴とする磁気カード玉貸券発券装置。
2. （２）該磁気カードに磁気記録された内容を読み取りそ
   の正誤を判断し、当該磁気記録が誤りの場合には該磁気
   記録を消磁し該磁気カードを廃棄するようにした手段を
   備えたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の発
   券装置。
3. （３）該磁気カードに書込んだ所定の磁気情報が店コー
   ド、発行日付及び発券番号であることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項又は第２項記載の発券装置。
4. （４）該所定の印字情報が発行日付及び発券番号である
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第３項のい
   ずれか１項記載の発券装置。
5. （５）有効な磁気カード玉貸券を挿入すると該磁気カー
   ド玉貸券の玉貸使用残高に応じて残高金額を精算払戻し
   する精算装置及び有効な磁気カード玉貸券を挿入すると
   該磁気カード玉貸券の玉貸使用残高を表示する残高表示
   装置を併設してなることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項乃至第４項のいずれか１項に記載の発券装置。