JPS61217215A - コンクリ−トの製造方法及びその装置 - Google Patents

コンクリ−トの製造方法及びその装置

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JPS61217215A
JPS61217215A JP6042585A JP6042585A JPS61217215A JP S61217215 A JPS61217215 A JP S61217215A JP 6042585 A JP6042585 A JP 6042585A JP 6042585 A JP6042585 A JP 6042585A JP S61217215 A JPS61217215 A JP S61217215A
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三林 良喜
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンクリートの製造方法及びその装置に係り、
更に詳しくは骨材特に砂の表面水量の実測値の誤差に関
係無く、所望のスランプのコンクリ−1・を製造するこ
とができるコンクリートの製造方法及びその装置に係る
〔従来技術〕
従来、我が国で使用されているコンクリートの大部分は
J I 5−A−5308の規格にあるレデーミクスト
コンクリ−1・とじて生産されている。このレデーミク
ストコンクリートの品種は呼び強度、スランプ、骨材最
大寸法、使用材料等の組合せによって定められており、
その種類は多種である。
これらは受注生産であり、通常は受注から納入迄の時間
が少く、品種は発注の意とするままに生産しなければな
らないので品質管理は他に類をみない程困難である。
所で、コンクリ−1・の強度は単位セメント量と単位水
量の比率で定まる。単位水量はスランプから定まる。故
にスランプが規定通りになることが品質を安定させる為
の重要な要素となっている。
その為に、ミキサー内に供給する混練水の総量は、スラ
ンプに対応して定める。−に記混練水の総量であるが、
通常生コン工場で使用している骨材(砂、砂利、砕石)
は表面水を含んでいる。従って、この表面水の量を実測
してその分を差し引いて供給する必要がある。そこで生
産工程に於いて1日に2回〜3回表面水量を実測し、計
量装置に連動されている表面水補正装置に−1−記実測
値をセツティングしている。これにより単位水量と単位
砂量が連動して補正され、定められた通りの単位水量が
計算されてミキサー内に供給されるので、目的通りのス
ランプのコンクリートを生産することができることにな
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記は骨材の表面水の量を完全に実測できた場合である
が、実際には完全に実測することは不可能である。即ち
、砂利、砕石の表面水量は0.5%〜1%内外で安定し
ているからその処置は簡単であるが、砂の表面水は非常
に不安定であり、実際の砂の表面水量を測定した試料は
、大代表的とする一部であって常に実Xld値±0〜1
.5%範囲で変化している。従ってこの為実測通り表面
水補正装置のダイヤルをセットシても練り」二がリコン
クリ−1・のスランプは目標値±2〜3CI11の誤差
を生ずることになる。
この誤差の修正は、従来オペレータの目視検査の判断に
ゆだねて、表面水補正装置のセツティングダイヤルをこ
まかく操作してスランプの調整を行っているのが実状で
ある。(通常は日に数回は実測試験をして確認している
。)しかしながら上記目視検査による方法は手にとって
真近かで行うのではなく、オペレーターから数メートル
はなれたコンクリートホッパーに、ミキサーより排出す
る際に直接目視するか、又はテレビモニター等によりコ
ンクリ−1・の状態を観察し、その良否を判断している
。このような方法はオペレーターの経7′ 験の度合、個人差、日常の身体のコンディション等によ
って左右されることが多く、統計的な手法を用いても解
析不可能な範中にある。
本発明は述1−の点に鑑み成されたものでありその1]
的とする所は、■目標値のスランプのコンクリ−1・を
自動的、且つ確実に製造することができる製造方法及び
その装置を提供するにあり、これによって■人為的な誤
差を無くして製品の均一化が図れ、又■スランプの変動
が生じた場合の原因の追求が容易であって品質管理がし
やすく、更に■水、セメント比を安定させることができ
て、強度的な標準偏差を小さくすることができ、そして
又■生産コストを低減することができるコンクリートの
製造方法及びその装置を提供するにある。
〔問題点を解決する為の手段及び作用〕上記目的を達成
する為に、本発明は次の手段を有する。即ち、品種、ス
ランプ、呼び強度、に対応するセメント品、本縫、砕石
量、砂利層、砂により成る製品データbを導き出すよう
になっていて、所望のコンクリートを製造する為の品種
、スランプ、呼び強度等の組み合わせより成る加工命令
データaを入力することによってL記製品データbを導
出し、他方砂の含水量を実ff1ll してこれを入力
し、この実測値よりも多め、望ましくは3%以内の範囲
の多めに演算して修正信号dを作り出し、上記製品デー
タbをこの修正信号dに基いて修正してコンクリートを
予備混練する為の予備混練データeを出力し、この予備
混練データeに基いた量のセメント、水、砕石、砂利、
砂、をミキシングし、このミキシング中に、ミキシング
に゛よって消費されている負荷電力量をモニターし、負
荷電力量の変化を示す曲線の勾配が零になった時に予備
ミキシング完了信号fを出力し、予備ミキシング完了時
のスランプS′に対応する負荷電力A ′と、所望スラ
ンプSに対応する負荷電力量Aとの差を、ミキサー設備
補正データgによって修正しながら計算し、この差に対
応する補水量を演算し、演算された量の仕上混練水を再
供給して、負荷電力量の変化を示す勾配が再び零になる
迄什−1−#練して製造するようにしたコンクリートの
製造方法及びその装置である。
〔実施例〕
次に添伺図面に従い本発明の実施例を詳述する。
図中1はミキサーを示し、内部には攪拌羽根2が回転軸
3」−に固着されながら配設されている。
−ト記回転軸3は動力伝達手段4を介してミキサーモー
タ5に接続されており、ミキサーモータ5が回転すると
攪拌羽根2が回転するように成されている。
6はセメント供給手段、7は水供給手段、8は砕石供給
手段、9は砂利供給手段、IOは砂供給手段であり、こ
れら各々の供給手段6〜10には電磁弁11及びこれら
の電磁弁11を駆動せしめる為の制御盤12が配設され
ている。次いで13は表面水桶IF装置であり、含水量
14によって実測した砂の含水率を入力すると、使用す
る砂の全台水撒を計算して修正信号を出力することがで
きる装置である。
1−記はコンクリート製造り場で使用されているコンク
リート製造装置の路標型的な構成を示し、本発明はミキ
シング中に消費される負荷電力量とスランプの対応関係
に着目し、これを利用して所望スランプのコンクリート
を自動的、比っ正確に製造することができるようにした
コンクリートの製造方法及びその装置である。
即ち、先ず上記ミキサーモータ5の負荷電力量を検出す
る為のセンサー15を配設する。このセンサー15はミ
キサーモータ5の負荷電力量がミキシング中のコンクリ
ートのスランプと対応関係にあることに着目して配設す
るものであり、ミキサーモータ5の負荷電力量を検出す
ることによってその時のスランプを知る為に配設する為
のものである。
次で18はマイクロコンピュータであり、所望スランプ
のコンクリートを製造する為の、品種、スランプ、呼び
強度等より成る加工命令データdを入力した時に、この
加工命令データaに対応するセメント量、水量、砕石量
、砂利量、砂量より成る製品データbを導き出すと共に
、この製品データを上記表面水補正装置から出力された
修正信号dに基いて修+E して予備混練データとして
出力することができると共に、センサー15から出力さ
れた予備混練終了時のスランプに対応する負荷電力量と
、所望スランプに対応する負荷電力量との差を、あらか
じめ入力されているミキサー設備補正テータgによって
補正しながら計算し、この差に対応する補水量を演算し
、演算した量の仕上混練水をミキサーl内に再供給する
為の補水データを水供給手段7に向けて出力することが
できるものである。
このような機能を有するマイクロコンピュータ16は、
3つの主要な働きを持つブロックに分けられており、そ
の一番の中枢を占めるところがマイクロコンピュータの
頭脳でありCPUと呼ばれる中央処理装置17である。
この中央処理装置17にはマイクロコンピュータの記憶
を担当するメモリ18が接続されている。このメモリ1
8内には各種のデータやプログラムが格納されている。
残るもう−っのブロックは、データの入力や演算結果を
出力する為の入出力装置18と、入出力装置18とマイ
クロコンピュータの中枢部との間でデータのとり次ぎを
する入出力インターフェイス20より成る入出力部21
でアル。次いで22はシステムコントローラであり、デ
ータの流れの交通整理をさせる為の配設したものである
次に−に記実施例に基き動作を説明する。
予かしめ、使用する砂からサンプルをとり、砂の表面水
量を含水針14を用いて実測する。このように砂の表面
水量を実測するのは、使用する砂によって表面水量に大
きな差があるからである。このようにした砂の表面水量
の実測値Cを表面水補正装置13に入力する。この実測
値Cを入力する時には、1〜2%多めに入力する。この
ように実測値よりも多めに入力すると表面水補正装置1
3は後述するようにマイクロコンピュータに向けて修正
信号dを出力するよう構成されている。
さて、第7図のフローチャートに従い、一連の動作を示
すと、マイクロコンピュータ1Bに加工命令データaを
入力する。(ステップPi)この加工命令データaとは
製造するコンクリートの品種、スランプ、呼び強度等の
組み合わせより成るものである。このように加工命令デ
ータaが入力されると、マイクロコンピュータ16はあ
らかじめ入力されたデータやプログラムに従って、品種
、スランプ、呼び強度等に対応する、セメント量、水量
、砕石量、砂量より成る製品データbを導き出すと共に
、(ステップP2)表面水補正装置13より出力された
修正信号dによって、製品データbを修正して(ステッ
プP3)、コンクリートを予備混練する為の予備混線デ
ータeを出力する。(ステップP4)マイクロコンピュ
ータ16から予備混練データeが出力されると、セメン
ト供給手段6、水供給手段7、砕石供給手段8、砂利供
給手段9、砂供給手段10の各々に配設されている制御
盤12・411が、各々の電磁弁11・・・を開閉制御
して、予備混練データeに基いた量のセメント、水、砕
石、砂利、砂をミキサーl内に供給する。
このようにしてセメント、水、砕石、砂利、砂をミキサ
ーl内に供給しながらミキシングを開始する。このミキ
シングは、ミキサー1内に配設された攪拌羽根2をミキ
サーモータ5で回転させて行う。このミキサーモータ5
の負荷電力量はセンサー15で常時検出されており、第
4図に示すように時間t、で材料の供給が始まると負荷
電力量は次第に増加していく。これはミキサーl内に供
給される材料が増すに従って攪拌羽根2に加わる負荷が
増大していくからである。そして、全材料が供給ごれた
時、即ち第4図中時間t2で示した時が負荷電力量は最
大となり、その後次第に減少していく。これは供給され
た材料をミキシングしていく内に各々の材料が混ざり合
い柔かくなっていくからである。そして時間t3になっ
た時に負荷電力量の変化曲線の勾配が零になる。これは
ミキシングしているコンクリートが完全に混ざり合って
、それ以上柔かくならないからである。即ち、ミキシン
グ終了であり、この時センサー15から予備混練終了時
号fが出力される。この時の負荷電力量は第4図中に示
したようにA′とする。この負荷電力量A′は攪拌羽根
2の回転軸3が受けている剪断応力に比例した量であり
、このようにまだ固まらないコンクリートをビンガム流
動物近似とすれば、第3図に示すように流動速度と剪断
応力は比例する。
第3図中θが小さくなるほどコンクリートのスランプは
小さく(固く)、大きくなるほどスランプは大きい(軟
かい)といえる。即ち、負荷電力量は剪断応力と比例し
ており、剪断応力はスランプと比例している。故に負荷
電力量はスランプと対応関係にある。そこでこの負荷電
力量を検出することによってスランプを検出することが
できるわけである。
第4図に示す例では予4Ia混練完了時t3に於ける負
荷電力量はA′であり、この時のスランプはS′である
。(ステップP5)このスランプS′は所望のスランプ
Sよりも小さい(固い)。何故ならば、砂の表面水を実
測してその値を表面水補正装置に入力した時に、1〜2
%程度実測イめよりも多めに入力したからである。従っ
てマイクロコンピュータ16が水供給手段7を動作せし
めて、ミキサーl内に混練水を供給する時にその分だけ
少く演算している。その為に予備混練終了時のスランプ
は小さくなっているので、所望のスランプSにする為に
ミキサー1内に水を再供給する必要がある。この再供給
する量は予備混練終了時のスランプS′と所望のスラン
プSとの差を無くすに足る量であり、この量はあらかじ
め入力されたデータに基いてコンピュータ18が演算す
る。コンピュータ16がスランプの差を演算する時に、
スランプを負荷電力量の対応関係を利用して行う。即ち
、予備混練終了時のスランプS′の時の負荷電力量A′
と所望スランプSに対応する負荷電力量Aとの差を計算
しくステップP6)、その差に相当する水量を演算して
(ステップP7)、ミキサーl内に再供給すれば、所望
スランプのコンクリートを製造することができるわけで
ある。
負荷電力量A′とAの差を計算する時には、あらかじめ
入力されているミキサー設備補正データgによって上記
負荷電力量A′及びAを補正しながら行う。ミキサー設
備補正データgによって補正するのは、ミキシングして
いるミキサーの状態が変化すると、負荷電力量が変化す
るのでこの変化分を補正する必要があるからである。よ
り具体的には、例えば攪拌羽根2の面積は使用していく
に摩滅していき小さくなっていく。面積が小さくなると
回転軸3が受ける剪断応力は減少するので、同一スラン
プのコンクリートをミキシングしても負荷電力量は小さ
くなる。このような不具合を無くす為に攪拌羽根2の面
積を時々チェ7りしてミキサー設備補正データとしてコ
ンピュータ16に入力しておくものである。このミキサ
ー設備補正データgとしては、」―記攪拌羽根2の面積
の他にミキサーlの容量等がある。
このようにして予備混練終了時の負荷電力量A′と所望
スランプSに対応する負荷電力量Aの差を計算し、その
差に相当する仕上混線水量を演算したら、次いでマイク
ロコンピュータ16は水供給手段7に向けて補水データ
hを出力する(ステップP8)、この補水データhを受
けた水供給手段7の制御盤12は電磁弁11を動作させ
て所定量の仕上混練水をミキサーl内に再供給する。
このようにしてミキサーl内に什−#−,混練水が再供
給されると、ミキシングされてるコンクリートは柔かく
なっていくので、攪拌羽根2の回転軸3が受ける剪断応
力は再び減少していく。その為にセンサー15が検出し
ている負荷電力量も再び減少していくことになる。
そして時間t4になった時に負荷電力量の変化を示す曲
線の勾配が再び零になる。これはミキシング中のコンク
リートが完全に混ざり合ったことを示しており、ここで
仕上げ混練が完了する。(ステップP9)この仕上げ混
練完了時の負荷電力量は所望のスランプSに対応する負
荷電力量Aである。何故ならば、負荷電力量Aとなるよ
うに水を再供給したからであり、水を再供給する水量を
演算する時に、不確定な要素が無いので確実に負荷電力
量Aとなるよう、即ち所望スランプSとなるようにする
ことができる。このようにしてコンクリートのミキシン
グが完了したら、時間t6で排出が開始し、時間t7で
排出が完了する。即ち、コンクリ−1・製造の1サイク
ルTが完了することになる。
このように本発明は、第5図に示すように同品種のコン
クリ−1・に於いて、スランプS、、S2、S3は負荷
電力k AI  r A 2 1 A 3に対応するこ
とを利用し、負荷電力量を検出することによって所望の
スランプのコンクリートを製造するようにした、コンク
リートの製造方法及びその装置であって、しかも砂の表
面水量を実測し、実測値よりも1〜2%多めに入力して
予備混練し、予備混練終了時のスランプS′に対応する
負荷電力量A′を検出してマイクロコンピュータに入力
し、マイクロコンピュータ16があらかじめ入力された
所望スランプSに対応する負荷電力1iAと、−1m記
予備混練終了時の負荷電力量A′の差を計算し、この差
に相当する什]−混練水の量を演算してミキサーl内に
再供給するようにしたものである。その為に所望スラン
プSを得る為の誤差の最大原因となる砂の表面水量の実
測誤差を完全に無視することができる。(表面水量の実
測誤差により生ずるスランプ誤差は予(#混練完了時の
スランプS′の誤差としてあられれるが、このスランプ
S′は所望スランプSを得る為にミキサー1内に再供給
する仕上混練水を計算する為の指標であり、その値の大
小は、所望スランプSを得る為の計算をする時に何も問
題を生じない。) しかも、表面水補正装置13に入力する砂の含水織の実
測値は、実際よりも1〜2%程度多めにしであるので、
実測値に多少の誤差が、あった場合でも予備混線完了時
のスランプS′は所望のスランプSよりも常時小さくな
る。即ち、予備混練完了時の負荷電力量A′は、所望ス
ランプSに対応する負荷電力量Aよりも常時大である。
その為に負荷電力量A′を負荷電力量Aとする為にはミ
キサー1内に仕上げ混練水を供給すればよいわけである
もし実測値を表面水補正装置13に入力する時に、1〜
2%程度多めに入力しておかないと、実測値の誤差によ
ってミキサーl内に所定量よりも多く水が入ってしまう
場合もあり、このような時には予備混線完了時の負荷電
力量A′は所望のスランプSに対応する負荷電力量Aよ
りも小さくなってしまい、負荷電力量A′を負荷電力量
Aとする為には、ミキサーl内から負荷電力量の差に相
当する水を脱水しなければならないという実際上不可能
な事態が生ずることがある。本発明の製造方法ではこの
ような不具合は生じないものである。
又、レデーミクストコンクリート(JIS−A5308
)には、呼び強度135(貧配合)から呼び強度400
(富配合)があり、これらは同一スランプであっても第
4図に示すビンガム流動体の直線勾配は異なる。即ち、
貧配合コンクリート23の角θ2は大きく、富配合コン
クリート24の角θlは小さい。この為に剪断応力が異
ってくるので、同一スランプであっても負荷電力量に差
が出てくることになる。本件の場合にはマイクロコンピ
ュータ16に加工命令データaとして呼び強度も入力し
であるので、負荷電力量を検出した時に、呼び強度を考
慮したものとして取り扱われるものである。
更に回転羽根2は使用経過に伴い摩滅してくるのでその
表面積は小さくなっていき、従って回転軸が受ける剪断
応力を変化している。本件の場合には−1−記の如くミ
キサー設備補正データgとしてこのようなデータを入力
しておき、変化分を補正するようにしであるので、使用
経過に伴う誤差が生じることは無い。本実施例に於いて
は表面水補正装置15を設けた例を示したが、このよう
に表面水補正装置を配設することなく、マイクロコンピ
ュータ16に砂の含水量の実測値を直接入力するように
してもよい。実測値を入力する時に、実測値よりも1〜
2%多めに入力してもよく、マイクロコンピュータ16
が入力された実測値よりも1〜2%多めに演算するよう
なプログラムにして、実測値Cをそのまま入力するよう
にしてもよい。
実D(meをそのまま入力する場合のコンピュータのフ
ローチャートは第8図のようになる。
〔発明の効果〕
本発明は上記したような、コンクリートを製造する方法
及びその装置であるので、■スランプ誤差の最大原因と
なる砂の表面水量の実測誤差の影饗を受けることなく、
目標値のスランプのコンクリ−1・を自動的、且つ確実
に製造することができ、これによって■人為的な誤差を
無くして製品の均一化が図れ、又■スランプの変動が生
じた場合の原因の追求が容易であって、品質管理がしや
すく、更に■所望のスランプを得る為の水、セメント比
を安定させることができて、強度的な標準偏差を小さく
することができ、そして又■生産コストを低減すること
ができるコンクリートの製造方法及びその装置を提供す
る客種々の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
添旧図面は本発明の実施例を示し、第1図は構成図、第
2図はこの発明の構成要素の配置図、第3図はコンクリ
ートの流動速度と回転軸が受ける剪断応力の関係を示す
図、第4図はミキシング中の負荷電力量の変化を示す図
、第5図はスランプと負荷電力量の対応関係を示す図、
第6図は呼び強度の違いによる剪断応力の違いを示す図
、第7図はマイクロコンピュータのソフトウェアを示す
フローチャート、第8図は砂の含水量の補正をマイクロ
コンピュータに行わせるようにした時のフローチャート
である。 尚、図中119.ミキサー、 211.攪拌羽根、  
3809回転軸、  510.ミキサーモータ、  6
19.セメント供給手段、  796.水供給手段、 
 891.砕石供給手段、  90.。 砂利供給手段、 10.、、砂供給手段、11、、、電
磁弁、 12.、、制御盤、 13.、。 表面水補正装置、 14.、、含水量、 15.、。 センサー、  1B、、、マイクロコンピユータラ示し
ている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所望のコンクリートを製造する為の品種、スランプ
    、呼び強度等の各種組み合わせより成る加工命令データ
    を入力することによって、それに対応するセメント量、
    水量、砕石量、砂利量、砂量の各種組合わせより成る製
    品データを導出し、他方砂の含水量を実測してこれを入
    力し、この実測値よりも多め、望ましくは3%以内の範
    囲の多めに演算して修正信号を作り出し、上記製品デー
    タを修正信号に基いて修正してコンクリートを予備混練
    する為の予備混練データを出力し、この予備混練データ
    に基いた量のセメント、水、砕石、砂利、砂をミキシン
    グし、このミキシング中に、ミキシングによって消費さ
    れている負荷電力量の変化を示す曲線の勾配が零になっ
    た時に予備ミキシング完了信号を出力し、予備ミキシン
    グ完了時のスランプS′に対応する負荷電力量A′と、
    所望スランプSに対応する負荷電力量Aの差をミキシン
    グ設備補正データによって補正しながら計算し、この差
    に対応する補水量を演算し、演算された量の仕上混練水
    を再供給して、負荷電力量の変化を示す勾配が再び零に
    なる迄仕上混練して製造するようにしたことを特徴とす
    るコンクリートの製造方法。 2、砂の含水量を実測し、実測値cよりも3%以内の範
    囲の多めに入力することによって、修正信号dをマイク
    ロコンピュータに向けて出力する表面水補正装置と、ミ
    キシングによって消費されている負荷電力量を検出し、
    負荷電力量の変化を示す曲線の勾配が零になった時にミ
    キシング完了信号f、を出力するセンサーと、所望のコ
    ンクリートを製造する為の品種、スランプ、呼び強度等
    の組み合わせより成る加工命令データaを入力した時に
    、上記加工命令データに対応するセメント量、水量、砕
    石量、砂利量、砂量より成る製品データbを導き出すと
    共に、上記表面水補正装置から出力された修正信号dを
    受けて製品データbを修正し、予備混練データeを出力
    して、セメント供給手段、水供給手段、砕石供給手段、
    砂利供給手段、砂供給手段の各々の電磁弁を動作させて
    ミキサー内に予備混練データeに基いた量のセメント、
    水、砕石、砂利、砂を供給すると共に、センサーから出
    力された予備混練終了時のスランプS′に対応する負荷
    電力量A′と所望スランプSに対応する負荷電力量Aと
    の差を、あらかじめ入力されているミキサー設備補正デ
    ータgによって補正しながら計算し、この差に対応する
    補水量を演算し、演算した量の仕上げ混練水を再供給す
    る為の補水データhを出力するマイクロコンピュータよ
    り成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のコ
    ンクリートの製造方法を実施する為の装置。 3、ミキシングによって消費されている負荷電力量を検
    出し、負荷電力量の変化を示す曲線の勾配が零になった
    時にミキシング完了信号fを出力するセンサーと、所望
    のコンクリートを製造する為の品種、スランプ、呼び強
    度等の組み合わせより成る加工命令データaを入力した
    時に、上記加圧命令データに対応するセメント量、水量
    、砕石量、砂利量、砂量より成る製品データbを導き出
    すと共に、砂の含水量を実測し、実測値cを入力した時
    に、該実測値cよりも3%以内の範囲内にある修正信号
    dを演算し、この修正信号dに基いて上記製品データb
    を修正して予備混練データeを出力し、セメント供給手
    段、水供給手段、砕石供給手段、砂利供給手段、砂供給
    手段の各々の電磁弁を動作させて、ミキサー内に上記予
    備混練データeに基いた量のセメント、水、砕石、砂利
    、砂、を供給すると共に、予備混練終了時のスランプS
    ′に対応する負荷電力量A′と、所望スランプSに対応
    する負荷電力量Aとの差を、あらかじめ入力されている
    ミキサー設備補正データgによって補正しながら計算し
    、この差に対応する補水量を演算し、演算した量の仕上
    混練を再供給する為の補水データhを出力するマイクロ
    コンピュータより成ることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のコンクリートの製造方法を実施する為の装
    置。
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