JPS61217167A - コンタクトレンズの消毒用組成物 - Google Patents

コンタクトレンズの消毒用組成物

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JPS61217167A
JPS61217167A JP61016973A JP1697386A JPS61217167A JP S61217167 A JPS61217167 A JP S61217167A JP 61016973 A JP61016973 A JP 61016973A JP 1697386 A JP1697386 A JP 1697386A JP S61217167 A JPS61217167 A JP S61217167A
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LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude
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    • A61L12/00—Methods or apparatus for disinfecting or sterilising contact lenses; Accessories therefor
    • A61L12/08—Methods or apparatus for disinfecting or sterilising contact lenses; Accessories therefor using chemical substances
    • A61L12/12—Non-macromolecular oxygen-containing compounds, e.g. hydrogen peroxide or ozone
    • A61L12/124—Hydrogen peroxide; Peroxy compounds
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンタクトレンズの消毒用組成物に関する・ コンタクトレンズを使用すると毎日の消毒処理を必要と
し、種々多数の浸漬及び滅菌法が提案されている。
成る市販の組成物は基剤として水銀チオール酸ナトリウ
ム又はクロロヘキシノン塩の如き消毒剤を含有している
。米国特許第３，６８９．６７３号明細書によると、０
．００１〜０．１係のクロロヘキシノンを含有する水溶
液中に十分な時間浸漬することにより親水性のソフトコ
ンタクトレンズを処理しており、０．００１　％濃度の
クロロヘキシノン水溶液を用いると２〜３時間で滅菌が
達成されＯ，Ｏ１％濃度のクロロヘキシノン水溶液を用
いると３０分で滅菌が達成される。
現在では、これらの消毒用組成物はコンタクトレンズ上
に付着物の生成を促進するという欠点があるのでもはや
使用されていない。
柔軟な即ちソフトコンタクトレンズは一般に親水性の重
合体から形成される。該コンタクトレンズのヒドロキシ
基はグラスチック中に実質的な量の水を誘引し且つ保持
し、この事実は清浄化及び滅菌中は欠点となる。更には
親水性のソフトコンタクトレンズカクロロプタノール、
ベンザルコニウム　クロライド、チメロサール、硝酸フ
ェニル第二水銀等の如き慣用のコンタクトレンズに用い
た防腐剤を複合化し且つ濃縮する傾向がある故にソフト
コンタクトレンズの処理には一層の困難に出会う。前記
の防腐剤は複合状態では一般に不活性となる。濃厚な防
腐剤を余りにも迅速に角膜上に放出するならば、角膜は
化学的なやけどを生起してしまう。従って慣用の・・−
ドレンズに現在利用し得る清浄化溶液はソフトコンタク
トレンズには適当でない。
医学用途用の多数の装置の消毒に消毒薬として過酸化水
素の効力及び殺菌剤としてその使用は周知である。
１９７２年以来、過酸化水素はＣ，Ｖ、Ｍｏ５ｂｙ　Ｃ
ｏ、　Ｋより出版された「ソフトコンタクトレンズ」の
２４７頁に記載の如きコンタクトレンズの滅菌に有利な
薬剤として処方されている。現在使用されている過酸化
水素生成物の大部分は３チ程度の濃度の過酸化水素の水
溶液基剤である。
しかしながら、ソフトコンタクトレンズを眼に装着する
前には、ｐＨ６，９〜７．１の等張緩衝溶液で数回ゆす
がねばならない。反復した浸漬とゆすぎとよりなる正確
なゆすぎ即ち４回までよりなるゆすぎでは３０分又はそ
れ以上の程度の時間を要し、多量の塩水溶液を要し且つ
使用者によっては確実な再現性を与えない。更には、ゆ
すぎは過酸化水素をより低い濃度に単に希釈するに過ぎ
ない。約＋　ｏ　ｐｐｍの程度のきわめて少量でさえの
過酸化水素は眼の刺激、炎症を生起してしまう。
従って、ソフトコンタクトレンズから過酸化水素を除去
する方法が研究されている＠仏国特許第２．２３１．３
９５号明細書には大体等張濃度の塩化ナトリウムと触媒
量の過酸化水素分解触媒とを含有する過酸化水素基剤を
有する滅菌水溶液中にソフトコンタクトレンズを配置し
且つ存在する過酸化水素の濃度が約１０　ｐｐｍ以下と
なるまでソフトコンタクトレンズを前記の溶液中に維持
することから成る、コンタクトレンズの清浄化と滅菌と
を行ない且つ完全な滅菌後にコンタクトレンズを眼に装
着するのに該レンズを処理するソフトコンタクトレンズ
の処理法が提案されている。かくしてソフトコンタクト
レンズは１０分間の期間過酸化水素の作用に暴露するこ
とにより有効に処理且つ滅菌される。しかしながら、次
いでソフトコンタクトレンズを約６時間過酸化水素のこ
の水浴液中に放置する。これらの条件下で操作すること
によりソフトコンタクトレンズは滅菌され、検出し得る
残留過酸化水素の量は２０　ｐｐｍであり、この量を１
０　ｐｐｍ以下に低下させるには等張塩水溶液中での１
回のゆすぎが十分である。
欧州特許＠　Ｏ，１１０，６０９号明細書にはピルビン
酸す）　ＩＪウムの溶液で残留量の過酸化水素を中和処
理することを伴なう過酸化水素での滅菌処理が提案され
ている。コンタクトレンズは少なくとも約５分間、好ま
しくは１０分間過酸化水素と接触させる。次いでコンタ
クトレンズをピルビン酸ナトリウム溶液中に浸漬させ、
次いで等張の滅菌水溶液で洗浄する。
過酸化水素は特に殺菌剤としてコンタクトレンズの滅菌
にはきわめて有効ではないことが見出された。更には、
コンタクトレンズ上の成る付着物は微生物の存在に基因
するものである０仏国特許第２．２４７．３２７号明細
書はグラスチック物品特にコンタクトレンズの清浄化及
び回復に関する。この複雑な実施法によると、コンタク
トレンズは残渣及び汚点の除去に寄付するのに膨張と収
縮とを交互に受けるようにされる。コンタクトレンズを
、はルオクソ化合物を含有する第１の酸性水溶液と接触
させ次いではルオクソ化合物を含有する第２の塩基性水
溶液と連続的に接触させ、該レンズを非イオン系の清浄
剤と接触させ、水でゆすぐ。前記の第１の溶液及び第２
の溶液はベルオクソ化合物が清浄化及び漂白に多大の能
力を有するためにＯ，１〜１５重量％のベルオクソ化合
物を含有する０ 本発明の目的はコンタクトレンズの消毒用組成物を提供
するものである。
本発明の別の目的はソフトコンタクトレンズに用いるに
適当な消毒用組成物を提供するものである。
本発明によると、０．００５〜０．１重量％の過酢酸と
１〜８重量係の過酸化水素と消毒系が平衡に達するに十
分な酢酸との水溶液を包含してなるコンタクトレンズの
消毒用組成物が提供される。
慣用のハードレンズ又はソフトレンズの何れかのコンタ
クトレンズの消毒用組成物は特に殺菌剤として過酸化水
素の消毒能力よりもずっと大きい消毒能力を有すること
が見出された。該組成物は過酸化水素溶液よりも眼に対
する刺激が少な（、該組成物はソフトコンタクトレンズ
を生成するのに用いた重合体と相溶性でありレンズ上に
付着物が生成するのを防止させ得る＠ 過酸化水素基剤を有するこの安定ですぐに使える組成物
は低濃度の過酢酸Ｃ）１５ＣＯＯＯ）ｌ　を含有する・
０．００５〜０．１重置−の過酢酸と１〜８重量−の過
酸化水素と消毒系が平衡に達するに十分な酢酸とを含有
する消毒用組成物を用いると、きわめて満足な結果が得
られる・０．０１〜０．０４重量−の過酢酸含量特に０
．０１〜０．０１５重量％の過酢酸含量が特に好適であ
る。約３重量％の過酸化水素と約０゜０１重量％の過酢
酸と消毒系が平衡に達するに十分な量の酢酸とを含有す
る溶液を例として挙げ得る。
本発明の消毒用組成物は０．００１−０．００５重量％
の盪で存在する非イオン系表面活性剤を更に含有し得る
・ポリエタノキシアルキルエーテル、オキシエチレン縮
合物及び合成第一級脂肪アルコールよりなる種類の表面
活性剤であって全て生分解可能な表面活性剤が応用する
のに特に適している。
前記の消毒用組成物は１００９Ｇとするに十分な量で脱
イオン水を含有する。
安定ですぐに使える消毒用組成物は種々の方法により得
られ、特に過酢酸の予期した含量に対応する割合で酢酸
と過酸化水素とから過酢酸や調製を行な、い次いで表面
活性剤と脱イオン水とを添加し、消毒系が調和するまで
熟成することにより得られる。低濃度の過酢酸を有する
安定な市販溶液からすぐに使える消毒用組成物を製造で
き、前記溶液に消毒用組成物の他成分即ち過酸化水素、
酢酸及び表面活性剤を添加し脱イオン水で適当な濃度に
希釈して消毒用組成物を製造できる。
本発明の消毒用組成物はコンタクトレンズ特にソフトコ
ンタクトレンズの毎日の清浄化及び滅菌処理に優れた結
果を与える。
このきわめて簡単で迅速な方法によると、レンズをレン
ズホルダーに入れ、数分の程度の期間好ましくは２〜５
分間（２分が完全に十分である）消毒用溶液と接触させ
、次いでレンズを３０秒の程度の期間流水で手短かに且
つ簡単にゆすぎ、有効に消毒したコンタクトレンズは眼
に装着するのに直ちに用意できる。
０．１モルの硫酸リチウム媒質中で検査したポーラログ
ラフ分析すると、０．０１３　％の過酢酸を含有する溶
液中に１０分間浸漬し３０秒間ゆすいだ後にコンタクト
レンズ中の残留過酢酸の濃度は４±Ｉ　ｐｐｍより低く
、６時間後に同じ測定を行なうと１．２−の容量中に２
±ｌ　ｐｐｍの残留過酢酸濃度を示し、水性相はレンズ
中に１．２　ＩＩ９の重量を有しこれはきわめて少量の
残留過酢酸に相当することが判る。
本発明の消毒用組成物、特に０．０１３　％の過酢酸を
含有する実施例１の最終溶液を、その防腐能九眼の刺激
作用、親水性のソフトコンタクトレンズとの相溶性及び
レンズ上の沈着物について研究する。
防腐能力 ３つの細菌株 緑ｔｉｌｌ菌（Ｐ＋ｓｅｕｄｏｍｏｎａａ　ａｅｒｕｇ
ｉｎｏａａ）　ＣＭＣＭ−２−２２大便連鎖球菌（Ｓｔ
ｒｅｐｔｏｃｏｃｃｕｓ　ｆａｅｃａｌｉｓ）　ＡＴＣ
Ｃ１０５４１肺炎桿ＩＹ４（Ｋｌｅｂｓｉｅｌｌａ　ｐ
ｎｅｕｍｏｎｉａｅ）　ＡＴＣＣ−１ＱＱ３１について
ＡＦＮＯＲＴ　７２１５１標槃規格により前記の溶液を
試験する。　　゛ 結果が示す所によれば前記溶液は２０°Ｃで１０５の因
数だけこれらの細菌の分布を低下させ、然るに３チのｆ
（２０２は試ａ＆規格によると殺菌活性を有しない（５
分の接触後に１０５の低下）。
殺カビ能力に関しては、該溶液をＳ０瘉カンシダ（Ｃａ
ｎｄｉｄａ　ａｌｂｉｃａｎＢ　）　ＡＰＣＣ−２０９
１についてＡＦＮＯＲＮＦＴ　７２２００　標準規格に
より試験し、１０〜１０２個の細菌／−の分布低下を達
成するには実施例１の溶液で５分以下の接触時間を要す
るが、３％ｉ（２０２溶液では４５分以上の接触時間な
必要とする。
半分に希釈した即ち６５　ｐｐｍの過酢酸を含有する実
施例１の溶液を用いると１０分の接触時間で１０５の因
数だけ細菌分布を低下させ得るが、１．５優のＨ２Ｏ２
水溶液を用いると同じ結果を得るのに１２０分以上の接
触時間を要する。
２１ｇ　ＩＰ　　については、４　Ｘ　１０’胞子／−
の分布に応用した同じ試験規格では実施例１の溶液を用
いて４　Ｘ　１０’に細菌分′布を低下させるのに２０
分の接触時間を必要とし、然るに３１　Ｈ２０□　水溶
液を用いて５０分の接触時間を必要とするＯ眼の刺激作
用　　　′ 眼に対する刺激の評価試験はオフィシャルフレンチジャ
ーナル（０ｆｆｉｃｉａｌ　Ｆｒｅｎｃｈ　Ｊｏｕｒｎ
ａｌ　）（＋９８４）　　に見られる・指示により行な
う。防腐剤で処理し且つゆすがなかったレンズをラビッ
トの眼に３分間装着する。
６時間後、２４時間後及び絶えず毎日７日間生じた作用
を記録する。
この試験によると防腐剤生成物は次の如（である。Ｈ２
０□　３チ水溶液：わずかな刺激実施例１の浴液　：き
わめてわずかな刺激。
実施例１の溶液は塩化す）　ＩＪウムの０．９多水溶液
と同じａ類に在る・ 実施例１の溶液が過酢酸及び酢酸の存在にも拘らずきわ
めてわずかに目豆った刺激作用しか示さないことを見出
したのは驚くべきことであり、この刺激作用が３チ過酸
化水素のそれよりも低く本発明の組成物が非壊死性であ
るのは予知し得ない。
親水性ソフトコンタクトレンズとの相溶性この試験はポ
リヒドロキシメタクリレートの親水性ソフトコンタクト
レンズについて行ない、コンタクトレンズを実施例１の
溶液に１６時間浸漬し、０．９１塩化ナトナトリウム溶
液に保持した被検品について毎日繰返す。
約４００時間の処理後には、コンタクトレンズの寸法、
その機械的強度、その屈折率及びその弾性度に有意な変
化は確認されず、特に屈折率が依存するレンズの水和率
に取返しのつかない作用は見出されなかった。
この点について、結果はまた十分に満足なものである。
何故なら実施例１の溶液で処理して用いたレンズ上に沈
着物は見出されなかったからである。
本発明を次の実施例により説明するが、これに限定され
るものではない。
実施例■ １ｔのビーカーに９９チ精製酢酸５ｇを計り入れ、？０
９１Ｈ２０２ノ市販溶液４１．９及び２回イオン交換し
た蒸留水５ｏｏＩＩを添加し、かくして得られた溶液な
磁気攪拌機により約５分間攪拌して該混合物を均質化す
る。２００■のエトキシル化デシルアルコールを該溶液
に添加し、１０００ｇの溶液浴Ｋ、２回イオン交換した
蒸留水で希釈し攪拌を５〜１０分間続行する。得られた
溶液を消毒系が調和するまで塵埃が入らないよう防止し
ながら熟成させる。
かくして製造した消毒用組成物は重置チで表わして次の
組成を有する： 過酢酸　　　　　　　　　　　　０．０１３チ酢　　酸
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．４８７
　チＨ２Ｏ２２，８５０優 エトキシル化デシルアルコール（市販名エンピラｙ（ｇ
ｍｐｉｌａｎ）　ＫＡ　５）　　　　　０．００２　％
脱イオン水　　　　　　　　　９６．６４８％２０±５
°Ｃで塵埃及び光線から保護しながら８ｔ月間貯蔵した
後でも過酢酸の濃度は実際上変化しなかった。
実施例２ １ｔのビーカーに９９．７チ精裂酢酸＋５ｇを計り入れ
、７０％過酸化水素の市販溶液４２．９と２回イオン交
換した蒸留水５００ｇを添加し、かくして得られた溶液
を約５分間磁気攪拌機により攪ｇ溶液浴に、２回イオン
交換した蒸留水で希釈し、攪拌を５〜１０分間続行し、
該溶液を前記の如く熟成させる。
調和時に該溶液の重量組成は次の如くである：過酢酸　
　　　　　　　　　　　０．０３４％酢　　酸　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　１．４６４　　％Ｈ
２Ｏ２２，９２０％ エトキシル化デシルアルコール　　　　　　０．００５
％脱イオン水　　　　　　　　　９５゜５６８％２０±
５０Ｃの温度で塵埃及び光線から保護して８ケ月間貯蔵
した後でも過酢酸の濃度は実際上変化しなかった。
実施例３ ２回イオン交換した蒸留水５００９中に、欧州特許第０
．０２，４．２１９号明細書により調製されしかもパク
チノ！−ル（Ｂａｃｔｉｐａｌ　）　　の商標名で市販
されている２、５％過酢酸の市販溶液５ｇと、７０チ過
酸化水素の市販溶液４Ｑｇと酢酸４．６９とを装入し、
該混合物を均質化する。次いで２０ｑのエトキシル化デ
シルアルコールを添加し、２回イオン交換した蒸留水で
１Ｏｏｏ　１の溶液に希釈し、攪拌を５〜１０分間続行
する。
直ぐに使える次の重量組成の溶液を得る：過酢酸　　　
　　　　　　　　　　０．０１２　％、・酢　酸　　　
　　　　　　　　０．４４８チＨ２Ｏ２２，８５５チ エトキシル化デシルアルコール　　　　　　０．００２
　’Ａ脱イオン水　　　　　　　　　９６．６４３チ本
発明の範囲を逸脱することなく前記の組成物で多数の変
更がなし得ることは明らかであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １、０．００５〜０．１重量％の過酢酸と１〜８重量％
    の過酸化水素と消毒系が平衡に達するに十分な酢酸との
    水溶液を包含してなるコンタクトレンズの消毒用組成物
    。 ２、過酢酸は０．０１〜０．０４重量％の量で存在する
    特許請求の範囲第１項記載の組成物。 ３、過酢酸は０．０１〜０．０１５重量％の量で存在す
    る特許請求の範囲第１項記載の組成物。 ４、３重量％の過酸化水素と０．０１重量％の過酢酸と
    消毒系の平衡を維持するに十分な酢酸とを含有してなる
    特許請求の範囲第１項記載の組成物。 ５、０．００１〜０．００５重量％の非イオン系表面活
    性剤を含有する特許請求の範囲第１項記載の組成物。 ６、非イオン系表面活性剤がポリエタノキシアルキルエ
    ーテルである特許請求の範囲第５項記載の組成物。
JP61016973A 1985-01-30 1986-01-30 コンタクトレンズの消毒用組成物 Granted JPS61217167A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8501301A FR2578332B1 (fr) 1985-01-30 1985-01-30 Composition aseptisante pour lentilles de contact
FR8501301 1985-01-30

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JPS61217167A true JPS61217167A (ja) 1986-09-26
JPH0580226B2 JPH0580226B2 (ja) 1993-11-08

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Country Status (7)

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US (1) US4743447A (ja)
EP (1) EP0193416B1 (ja)
JP (1) JPS61217167A (ja)
AU (1) AU579000B2 (ja)
CA (1) CA1292167C (ja)
DE (1) DE3661395D1 (ja)
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