JPS61216653A - カルシウム強化豆乳及びその製造方法 - Google Patents

カルシウム強化豆乳及びその製造方法

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JPS61216653A
JPS61216653A JP60278837A JP27883785A JPS61216653A JP S61216653 A JPS61216653 A JP S61216653A JP 60278837 A JP60278837 A JP 60278837A JP 27883785 A JP27883785 A JP 27883785A JP S61216653 A JPS61216653 A JP S61216653A
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soymilk
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、カルシウム栄養を強化した豆乳及びその製
造方法に関し、特に、乳蛋白を凝固させないで、牛乳と
同じかそれ以上にカルシウムを強化した豆乳とその製造
方法を提供するものである。
〔従来の技術〕
豆乳は、栄養的に最も広い観点から牛乳に匹敵するもの
であることが分かっている。豆乳には、乳糖やコレステ
ロールが含まれていないから、乳糖が嫌いな人達やコレ
ステロールの管理をしている人達には、それは、牛乳の
代用飲料として理想的である。更に、製造や貯蔵に関す
る諸問題を解決することができるならば、豆乳は、発展
途上国においても、安価で簡単に供給できる蛋白源を提
供できる。
ところで、大豆から豆乳を抽出する方法はよく知られて
いる。しかし、従来提供されていた豆乳が味や栄養の幾
つかの観点において従来の牛乳より劣っていたので、豆
乳は牛乳の代わりとして広く急激に普及することはなか
った。従来の豆乳は、牛乳の中に検出される有効カルシ
ウムの約12パーセントだけした含有していない。であ
るから、豆乳を牛乳の代わりにしようとしている人達は
、他の供給源からカルシウムの補給をしなければならな
い。そればかりではなく、低温殺菌の豆乳は、高度にバ
クテリヤの増殖し易いものであり、陳列保管時間を著し
く短くするので、これを減量のために役立てるのを制限
してしまう。これはまた、豆乳の一般の需要の妨げとも
なっている。従来提供されていた豆乳は、特異な臭みと
味とを有しているので、これが従来の牛乳と異なってい
る点である。その臭みと味とは、従来の牛乳に比べて豆
乳が好ましくないと思われる原因であった。
このような問題を解決しようとした技術は、既に提供さ
れている。例えば、米国特許第1.210.667号や
同第1 、265 、227号は、カルシウムイオン供
給源としての炭酸カルシウム又は塩化カルシウムを、ま
たキレート反応剤としてのリン酸ナトリウムを含む飲物
を教示している。Weingartner氏等は、カル
シウムのクエン酸塩をキレート反応剤として用いること
を提案している(48J、 Food Sci、 25
6−2631983) 、また、Hi r。
tsuka氏等は、エチレンジアミンテトラ酢酸(ED
TA)を含んでいる溶液の中でレシチンを超音波処理し
てその溶液の中に存在するカルシウムイオンを封入して
しまう方法を提案している(49 J 、 Food 
Sci 1111−1112.11271984 )。
〔発明が解決しようとしている問題点〕しかしながら、
 豆乳にカルシウムを強化しようとする試みは、成功し
なかった。カルシウムの含存度を高めしかも安定した性
質の豆乳を得ようとする以前の試みでは、蛋白質とカル
シウムイオンとの相互作用によって蛋白質の凝固沈澱を
来してしまった。
これまでに、いろいろな化学物質が、カルシウムイオン
にキレート反応させたり、豆蛋白の沈澱を防止したりす
るために採用されてきた。これらの化学物質のうちには
、クエン酸、エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)
やアルカリリン酸塩などがある。これらの方法はいずれ
も、牛乳と同じカルシウム含有量又はそれ以上のカルシ
ウム含有量の豆乳を得ることはできないか、一般に適用
するには実用的でない複雑な数工程を経なければならな
いものである。以前に採用された幾つかのキレート反応
剤は、豆乳の中のカルシウムイオンを溶液中で生体にと
って役に立たなくしてしまう。
このように、豆乳中の総力ルシウムイオン濃度は、強化
されていない豆乳からみれば劇的に増大したかもしれな
いが、添加されたカルシウムの殆どが、栄養として役に
立たないものとなっているのである。更に、従来の方法
は、もし殺菌をしないと、バクテリヤが容易に増殖する
ような豆乳しか製造できないのである。
而して、これらの問題点が解決されて、豆乳にカルシウ
ムを強化する方法が提供され、以って、大豆蛋白やカル
シウムが凝固することなく牛乳の中に見られるカルシウ
ムの量と同じかそれより多い量、のカルシウムを豆乳が
含有するようにすることが望まれている。更にまた、薬
剤を使用して凝固を防ぐようにするにおいても、豆乳中
に存在するカルシウムが生体の役に立つ度合を減じるの
をできるだけ抑えことが望ましい。そしてまた更に、豆
乳がバクテリヤの増殖に対する抵抗性能を増大すること
ができるような、対バクテリヤ安定効果を与えるような
薬剤を使用することも望まれている。そしてまた更に、
これらの添加剤は、味がないものであるか、豆乳に良い
味や香り′を付与するものであることが望ましい。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明者は、かかる問題を解決するために、主として 液状豆乳と、 液状豆乳100ミリリットルあたりio、5(2分の1
)〜約1グラムの濃度でP3からP22の直鎖人体に吸
収可能な水溶性カルシウム塩と、でなり、 このカルシウム塩は、液状豆乳100ミリリットルあた
り約0.2(10分の2)〜約0.75(4分の3)グ
ラム含有されている、 対微生物安定性を増大したカルシウム強化豆乳を特定発
明とし、また、 (a)豆乳□に有効な量のアルカリ金属リン酸塩を(b
)豆乳のカルシウム成分を少なくとも牛乳のそれの程度
に高めるために、人体に吸収可能な有効な量のカルシウ
ム源を添加する 工程からなる栄養強化豆乳の製造方法を第1の併合発明
とし、更に、 (a)豆乳に有効な量のアルカリ金属リン酸塩を添加す
る。
(b)牛乳のそれの程度に高めるために、人体に吸収可
能な有効な量のカルシウム源を添加する工程からなる、
対微生物安定性とカルシウム強化度合を改善する、カル
シウム強化豆乳の製造方法を第2の併合発明として提供
する。
これらの発明によれば、大豆豆乳は、3〜22原子のリ
ンを有する水溶性ポリリン酸塩を豆乳に添加し、その後
に生体に吸収できるカルシウム供給源を添加することに
よって、カルシウムが強化される。この化合物は、連邦
食品薬剤管理庁によって「安全であると一般的に認めら
れたCGRAS)Jものに分類されている。
一般的に、ポリリン酸塩は、豆乳100ミリリットルあ
たり、約0.5〜約1グラムの範囲で用いられる。
生体に吸収可能なカルシウム供給源は、豆乳100ミリ
リットルあたり、約0.2〜0.75グラムの範囲で用
いられる。
豆乳自体は、従来の適当な方法で準備すればよい。同様
にしてここでは、既に市販の豆乳を使用することも可能
である。
〔作用〕
この発明は、ポリリン酸塩とカルシウム塩の結合でカル
シウムを強化した豆乳製品とその製造方法であるが、そ
のポリリン酸塩は、豆乳の中でカルシウムイオンにキレ
ート反応を起こさせるとともに、カルシウムをよく生体
の役に立つ形にする。
更に、ポリリン酸塩の使用は、これを豆乳飲料に用いる
と、予想しなかった対徽生物安定効果を発揮した。この
ように、カルシウム強化を助長するためのポリリン酸塩
の使用は、大豆蛋白を凝固させないで豆乳にカルシウム
が添加される程度を高めることができるようにするとと
もに、カルシウムと採ると体に消化されてすぐに栄養と
なるようにする。
〔実施例〕
この豆乳を得るための従来当業者に知られている方法は
、幾つかある。同様に、市販の豆乳もこの発明に使用で
きる。豆乳製造のための典型的な方法は、a)大豆を洗
い、b)大豆を水に浸し、C)大豆の外皮を取るために
濯ぎ、d)大豆を細かく刻んで水を加え、これをスラリ
ー状にし、e)これを煮て、f)冷却してから、g)乳
分を抽出する、という工程を有する。。
更に詳しくは、生の大豆は、第1に、水で大きく揺らし
ながら濯いで、大豆に混ざっているあらゆるごみや小石
片を除去する。一旦濯ぎ水を流し去ったら、その洗浄さ
れた大豆を、約12〜約18時間だけ外皮がふやけるよ
うに約4°Cの温度で大豆の体積の約3倍の水に浸す。
この浸漬期間を経た後に、その水は、上澄みをこぼしな
がら捨て、大豆は軟ら力で、りなうた外皮を除去される
外皮を取り除いた大豆は、豊富な水とともに混合しなが
ら細か、く刻んで、スラリーに形成する。
スラリーを形成するために必要な水、の量は、およそ牛
乳組成に近似させて決定される。一般的に、濯ぎと浸漬
の前の大豆の重量の約9.倍の水が使用される。そのス
ラリーは、岑豆と水とをブレンダー又はこれに類似の装
置の中でゆっ(りと混合することによって形成すること
ができる。
そのスラリーは、そして、220〜260”Fの温度と
なるまで、30秒〜2分間およそ5〜15ポンド/平方
インチあて煮られる。この煮たスラリーは、そこで、直
ちに冷却されて搾りにかけられ、そこでは、それは搾ら
れふるい分けられて乳成分が抽出され固形分が分離され
る。これによって、大豆はカルシウムを更に強化したり
、この発明の処理をしたりするのに適当な状態となる。
しかし、前述のように、この豆乳を得るのに他の方法を
用いることもできる。
カルシウム強化は、一般的に、周囲の温度で豆乳のph
を約6.7〜約6.85に保ちながら行われる。
豆乳のカルシウム強化は、豆乳に対する、a)ポリリン
酸塩の添加と、b)カルシウム供給源の添加との2工程
で行われる。
ポリリン酸塩は、意外にもカルシウムイオンのキレート
反応の素晴らしい促進剤であって、付随的にバクテリア
の増殖を阻止する作用をなすものであることが分かった
。ここで用いられるポリリン酸塩は、鎖長が約3〜22
のリン原子の直鎖状又は環状のリン酸塩であって、これ
らは、水の中よく解離する性質を有する。このため、ア
ルカリ金属ポリリン酸塩が好適である。ここで有効な代
表的なアルカリ金属ポリリン酸塩には、ナトリウムのト
リポリリン酸塩、ナトリウムのへキサメタポリリン酸塩
、カリウムのトリポリリン酸塩、カリウムのへキサメタ
ポリリン酸塩及びこれらに類慎する物質やこれらの混合
物が挙げられる。豆乳100ミリリットルあたり、約0
.5〜約1.0グラムのポリリン酸塩が添加されると効
果的である。
ポリリン酸塩は、混合や揺動運動等のような手段で豆乳
に直接添加される。
このポリン酸塩を添加した後か又は同時に、豆乳に対し
てカルシウム供給源を添加する。
ここでは、人体に吸収するのに適当なあらゆる水溶性カ
ルシウム塩を使用してもよい。このカルシウム供給源と
しては、塩化ナトリウム、炭酸カルシウム、グルコン酸
カルシウム、酢酸カルシウム、リン酸カルシウム、クエ
ン酸カルシウム及びこれらの混合物のグループから選択
するのが好ましい。好適な実施例としては、塩化カルシ
ウムが用いられる。カルシウム供給源は、豆乳100ミ
リリットルあたり、約0.2〜0.75グラムの範囲で
用いられる。
カルシウム添加は、また、豆乳に混合や揺動運動等のよ
うな手段によってカルシウム供給源を直接添加すること
によっても達成できる。
この強化豆乳は、単ストロークのホモゲナイザやその他
の適当な方法を用いて均質化され、従来の方法によって
低温殺菌又は消毒される。
この発明によってポリリン酸塩とカルシウム塩とを添加
すると、3週間も冷蔵保管ができ、しかも豆乳1ミリリ
ットルあたり約1.7ミリグラムのカルシウムを含有す
る安定した殺菌豆乳製品が得られる。
これに代えて、室温でも保蔵期間の長い殺菌カルシウム
強化豆乳が得られる。
カルシウムの含有度は、牛乳のそれよりおよそ50〜7
0パーセント大きくなっている。
この程度に強化された製品によると、1日およそバイン
ドの強化豆乳を飲むことによって、カルシウムの推奨摂
取量(RDA)に合わせることができる。
更に、結構な味の飲物を得るためには、香料や甘味料を
この豆乳に添加することができる。通常は、豆乳100
ミリリットルあたり普通の甘味料を約7グラムまで適当
に添加できる。この甘味料は、葡萄糖、果糖、蔗糖のよ
うな単糖類又は2糖類の何れであってもよいし、又は、
サッカリンやアスパータムのような市販の人造甘味料の
一つであってもよい。
所望により色々な香料を添加することができる。
この香料には、バニラ、チョコレートストロベリーその
他適当な食品添加物が含まれる。
パーキン−エルマ一式305型原子吸収分光写真メータ
が用いられる。この分光写真メータの目盛は、1100
ppのCa++を含む炭酸カルシウム基準溶液を用いて
構成される。計量された基礎溶液は、L a C1xの
0.5パーセント溶液で10ミリリットルまで希釈され
る。
基準溶液の吸収能は422.7nmと記録された。
各基準溶液のに値(すなわち基準カーブの傾斜)は、そ
の吸収能をもとに、公知のカルシウム濃度 □を分別す
ることによって決定図表化された。
試料のカルシウム濃度を決定するために、(通常0.0
1と2ミリリットルの間の)試料の測定部分は、10ミ
リリットルのピペットで、LaCl3の5.0パーセン
ト溶液を入れた10ミリリットル容量分析フラスコに滴
下した。而して、その試料は、10ミリリットルの印ま
で希釈された。
溶液の希釈された試料は、そこで、分光写真メータのエ
アーアセチレンガス炎を吹き込み、吸収能422.7n
mを記録した。その希釈溶液のカルシウム濃度は、そこ
で基準溶液から該試料吸収能までの回帰係数を適用する
ことによって決定された。希釈率による濃度値の増加は
、8g / m 1の総力ルシウム量を示すであろう。
具体的な実施例1 未処理豆乳1350ミリリットルを、3つの整数分量、
すなわち600ミリリットルを二つと150ミリリット
ル一つに分けた。二つの600ミリリットルの整数分量
の豆乳に、蔗糖を、蔗糖70g/Lの蔗糖濃度となるよ
うに添加する。
二つの甘味を付けた600ミリリットルの豆乳の一つの
分量は、そこで300ミリリットルの二つの分量に分け
られた。そのA部は工程における照査基準として用いら
れ、従来知られた方法で殺菌された。そのB部もまた照
査基準として用いられ、従来の方法で均質化されそこで
殺菌された。
甘味を付けていない150ミリリットルの分量の分は、
0部とされて同様に殺菌された。
二つの甘味を付けた600ミリリットルの豆乳の第2の
分量は、この発明に従ってカルシウム強化が行われた。
この600ミリリットルの分量の豆乳に対しては、よく
混合するために連続的に揺動させながら、ナトリウムの
トリポリリン酸塩を4.5グラムと、塩化カルシ゛ウム
を2.496グラムとを添加した。この第2の分量は、
そこでD部とE部として二つの300ミリリットルの分
量に分けられた。D部は、A部の処理と同じ方法で殺菌
された。E部は、B部で採用されたのと同じ方法で均質
化され、そしてそこで殺菌された。
豆乳の三つの分量B、D、Eは、基準カルシウム濃度法
によって分析された。目盛曲線は、0.5パーセントの
Lac1z溶液の中で100万単位あたり多くの部分に
希釈された1100ppの基準溶液を用いて作成された
。濃度、吸収能、に値は表1に掲げである。豆乳のB、
D、Eの各部の希釈率、吸収能、濃度は、表2に掲げで
ある。各試料は、倍数と一致し、そしてその倍数の平均
濃度で、カルシウム濃度を計算した。
1−カルシウム目   の言 に27.66 2−百  ・のカルシウム゛ 具体的な実施例2 具体的な実施例1と同様の試験が、次の450ミリリッ
トルの試料で行われた。
1、 1リツトルあたり70グラムの蔗I!濃度の豆乳
2、 ナトリウムのトリポリリン酸塩の3.375グラ
ムと、CaCIgの1.827グラムとが添加され、1
リツトルあたり70グラムの蔗糖濃度の豆乳。
3、 ナトリウムのトリポリリン酸塩の2.25グラム
と、CaCO5の0.845グラムと、CaCLの0.
936グラムとが添加され、11Jツトルあたり70グ
ラムの蔗糖濃度の豆乳。
4、 ナトリウムのトリポリリン酸塩の3.375グラ
ムと、CaCO5の1.692グラムとが添加され、1
リツトルあたり70グラムの蔗糖濃度の豆乳。
、全部の試料は均質化され殺菌された。
その結果は表3に掲げである。
IV     O,018 0,017 0,016 0,017 0,01?   0.01?   0.44  1:5
00   0.22具体的な実施例3 未処理の豆乳(B部)と、具体的な実施例1で得られた
甘味を付はカルシウム−トリポリリン酸塩処理をした豆
乳(D部)とを、8週間の間冷蔵置の中に貯蔵し、要酸
素気微生物総量を数えるためにサンプリングした。増殖
度は、プレートカウント寒天培養基の上で48時間37
℃の培養の後に評価され、表4に掲げたように(夫々が
倍数で表されて)代表的な試料の群体単位として表現さ
れた。
4−一  のバクテリヤ 具体的な実施例4 具体的な実施例1で概略した工程が繰り返され、そして
ナトリウムのへキサメタリン酸塩4.5グラムと、炭酸
カルシウムの2.5グラムを、甘味を付けた豆乳600
ミリリットルに添加したら、表1から表4に概略したよ
うな結果が観察できた。
具体的な実施例5 具体的な実施例4で概略した工程を、ナトリウムのトリ
ポリリン酸塩とクエン酸カルシウムとを用いて繰り返し
たところ、表1から表4に概略したような結果が観察で
きた。
〔効果〕
この発明によれば、ポリリン酸塩は、乳成分の対微生物
安定性をもたらしながら、カルシウム供給源のためのキ
レート反応剤として作用する。而して、ポリリン酸塩は
、豆乳製品が牛乳と同じかそれ以上のカルシウム含育量
となるようにカルシウムを添加することを可能にする。
このように、この発明の豆乳は、ポリリン酸塩や人体に
吸収可能なカルシウム供給源を豆乳に添加することによ
って、カルシウム強化される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)主として 液状豆乳と、 液状豆乳100ミリリットルあたり約0.5(2分の1
    )〜約1グラムの濃度でP3からP22の直鎖又は環状
    ポリリン酸塩と、 人体に吸収可能な水溶性カルシウム塩と、 でなり、 このカルシウム塩は、液状豆乳100ミリリットルあた
    り約0.2(10分の2)〜約0.75(4分の3)グ
    ラム含有されている、 対微生物安定性を増大したカルシウム強化豆乳。 (2)人体に吸収可能な水溶性カルシウム塩は、塩化カ
    ルシウム、炭酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、乳
    酸カルシウム、燐酸カルシウム、クエン酸カルシウム及
    びこれらの混合物のグループから選択されるものである
    、特許請求の範囲第1項記載の対微生物安定性を増大し
    たカルシウム強化豆乳。 (3)直鎖又は環状ポリリン酸塩が、トリポリリン酸ナ
    トリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、トリポリリン
    酸カリウム、ヘキサメタリン酸カリウム及びこれらの混
    合物のグループから選択されるものである、特許請求の
    範囲第1項記載の対微生物安定性を増大したカルシウム
    強化豆乳。 (4)phが約6.7〜6.85である特許請求の範囲
    第1項記載の、対微生物安定性を増大したカルシウム強
    化豆乳。 (5)次の工程からなる栄養強化豆乳の製造方法。 (a)豆乳に有効な量のアルカリ金属リン酸塩を添加す
    る。 (b)豆乳のカルシウム成分を少なくとも牛乳のそれの
    程度に高めるために、人体に吸収可能な有効な量のカル
    シウム源を添加する。 (6)アルカリ金属リン酸塩を、豆乳100ミリリット
    ルあたり約0.5(2分の1)〜約1グラムの範囲で含
    有させる、特許請求の範囲第5項記載の栄養強化豆乳の
    製造方法。 (7)カルシウム源を、豆乳100ミリリットルあたり
    約0.2(10分の2)〜約0.75(4分の3)グラ
    ムの範囲で含有させる、特許請求の範囲第5項記載の栄
    養強化豆乳の製造方法。 (8)ポリリン酸塩を、約P3〜P22の直鎖状、環状
    のアルカリ金属ポリリン酸及びそれらの混合物のグルー
    プから選択するようにした、特許請求の範囲第5項の栄
    養強化豆乳の製造方法。 (9)アルカリ金属リン酸塩を、トリポリリン酸ナトリ
    ウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、トリポリリン酸カ
    リウム、ヘキサメタリン酸カリウム及びこれらの混合物
    のグループから選択するようにした、特許請求の範囲第
    5項記載の栄養強化豆乳の製造方法。 (10)豆乳のphを、約6.7〜約6.85に維持す
    るようにした、特許請求の範囲第5項記載の栄養強化豆
    乳の製造方法。 (12)カルシウム源を、主として、炭酸カルシウム、
    グルコン酸カルシウム、燐酸カルシウム、クエン酸カル
    シウム、塩化カルシウム及びこれらの混合物のグループ
    から選択する特許請求の範囲第5項記載の栄養強化豆乳
    の製造方法。 (13)次の工程からなる、対微生物安定性とカルシウ
    ム強化度合を改善する、カルシウム強化豆乳の製造方法
    。 (a)豆乳に有効な量のアルカリ金属リン酸塩を添加す
    る。 (b)牛乳のそれの程度に高めるために、人体に吸収可
    能な有効な量のカルシウム源を添加する。 (14)アルカリ金属リン酸塩を、豆乳100ミリリッ
    トルあたり約0.5(2分の1)〜約1グラムの範囲で
    含有させる、特許請求の範囲第13項記載の、対微生物
    安定性とカルシウム強化度合を改善する、カルシウム強
    化豆乳の製造方法。 (15)アルカリ金属リン酸塩を、約P3〜P22の直
    鎖状、環状のポリリン酸塩及びそれらの混合物のグルー
    プから選択するようにした、特許請求の範囲第13項記
    載の対微生物安定性とカルシウム強化度合を改善する、
    カルシウム強化豆乳の製造方法。 (16)アルカリ金属リン酸塩を、トリポリリン酸ナト
    リウムとした、特許請求の範囲第13項記載の対微生物
    安定性とカルシウム強化度合を改善する、カルシウム強
    化豆乳の製造方法。
JP60278837A 1985-03-19 1985-12-11 カルシウム強化豆乳及びその製造方法 Pending JPS61216653A (ja)

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