JPS61215394A - ナフタレン型リグナンラクトンン中間体の製造方法 - Google Patents

ナフタレン型リグナンラクトンン中間体の製造方法

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JPS61215394A
JPS61215394A JP60055329A JP5532985A JPS61215394A JP S61215394 A JPS61215394 A JP S61215394A JP 60055329 A JP60055329 A JP 60055329A JP 5532985 A JP5532985 A JP 5532985A JP S61215394 A JPS61215394 A JP S61215394A
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JP
Japan
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compound
naphthalene
maleic anhydride
reference example
formula
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JP60055329A
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English (en)
Inventor
Seiichi Takano
誠一 高野
Kuniro Ogasawara
国郎 小笠原
Shizuo Otaki
大滝 静夫
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はナフタレン型リグナンラクトン中間体の製造
方法に関し、更に詳しく言うと、医薬物質として有用な
りグナンラクトン類(ポドフィロトキシン型ラクトン化
合物)を合成するために必要な原料であるナフタレン型
リグナンラクトン中間体の製造方法に関する。
[従来の技術およびその問題点] ポドフィロトキシンに類似する化学構造を有するナフタ
レン型リグナンラクトン類は、医薬物質として有用であ
る。
従来、前記ナフタレン型リグナンラクトン類の合成に関
する研究があるようであるが、その効率的合成法は未だ
ない。
この発明は前記事情に基づいてなされたものであり、医
薬物質として有用なナフタレン型リグナンラクトン類で
あるポドフィロトキシン型ラクトンを数段階で位置選択
的に容易に合成することのできる原料化合物を、容易に
製造することができる方法を提供することを目的とする
ものである。
[前記問題点を解決するための手段] 前記問題点を解決するためのこの発明の概要は、 (以下、余白) 一般式 (式中、Arは3,4.5−1リアルコキシフエニル基
、3.4−ジアルコキシフェニル基、3゜4−フルキレ
ンジオキシフェニル基のいずれかで表わされる芳香族基
である。) で表わされる化合物と無水マレイン酸とを反応させて。
一般式 (ただし、式中のArは前記と同義である。)で表わさ
れる化合物を製造することを特徴とするナフタレン型リ
グナンラクトン中間体の製造方法である。
この発明の方法に使用する原料化合物は、前記一般式[
1] で表わされる。この一般式[1] で表わされる
化合物を以下、ジチアニルベンズヒドロール誘導体と称
する。
前記一般式[11中好ましいのは、Arとして3.4.
5−)ジメトキシフェニル基、3,4−ジメトキシフェ
ニル基および3,4−メチレンジオキシのいずれかを有
するものである。
次にこの発明の方法について、第1図を参照しながら説
明する。
前記ジチアニルベンズヒドロール誘導体[化合物(1)
、第1図参照]は、第1図に示すように、ビペロナール
をたとえば酢酸中で臭素化して6位に臭素原子の付加し
たブロム体を生成し、このブロム体と1.3−プロパン
ジチオールと反応させてチオアセタール体[化合物(2
)]に導き、そして、溶媒中でたとえばブチルリチウム
による臭素−リチウム交換後、芳香族アルデヒドで処理
することにより得られる。
化合物(1)と無水マレイン酸とは、溶媒中で還流して
反応させる。
前記溶媒としては、たとえばベンゼン、トルエン等の芳
香族溶媒を使用することがでjる。
前記無水マレイン酸は、前記化合物(1)に対し、5倍
等量以上で反応させるのが良い。
この化合物(1)と無水マレイン酸との反応の機構は必
ずしも明らかではないが、化合物(1)と無水マレイン
酸との反応により、第1図に示すように、i)ハーフェ
ステル体[反応中間体(3)]の形成、ii)ジチアン
のプロトン化によるスルホニウム塩[反応中間体(4)
]の形成、1ii)脱プロトン化によるO−キノジメタ
ン[反応中間体(5)]の形成、ii)無水マレイン酸
との環化付加、りl。
3−プロパンジチオールおよびマレイン酸部の脱離、に
よるナフタレン環の形成を経るものと推定される。
このジチアニルベンズヒドロール誘導体と無水マレイン
酸との反応は、チオアセタールの脱離を伴なう新規なナ
フタレン環形成反応である。
この発明の方法により得られるナフタレン型リグナンラ
クトン中間体は、ポドフィロトキシン型ラクトン化合物
すなわち、デヒドロピクロポドフィリン(D ehyd
ropicropodophyllin) 、シネンシ
7 (Chinensin)およびタイワニンC(Ta
i−wanin C)を合成する際の原料化合物として
好適に使用される。
得られるナフタレン型リグナンラクトン中間体は、前記
ジチアニルベンズヒドロール誘導体と無水マレイン酸と
の反応により得た反応生成液から、通常の分離操作によ
り単離し、通常の方法により精製することにより、純品
を得ることができる。
この発明の方法により得られるナフタレン型リグナンラ
クトン中間体は、以下の合成方法により生理活性の高い
ポドフィロトキシン型ラクトン化合物に誘導される。
すなわち、第1図に示すように、ナフタレン型リグナン
ラクトン中間体を低級アルコールたとえばメチルアルコ
ール中で冷却しながらこれにナトリウムメトキシドを作
用させると、選択的に開環反応が生じ、2位にカルボキ
シル部を有するハーフェステル体[化合物(8)]が得
られる。続いてこのハーフェステル[化合物(8) ]
を溶媒中で冷却しながらたとえばリチウムトリエチルポ
ロヒドリドで還元すると、エステル部の選択的還元と共
にラクトン化が同時に生起してナフタレン型リグナンラ
クトンすなわちデヒドロピクロポドフィリン、シネンシ
ンおよびタイワニンCを高収率で得ることができる。
[発明の効果] この発明の方法により得られるナフタレン型リグナンラ
クトン中間体は、容易に入手することのできる基礎原料
たとえばビベロナールから容易に合成することのできる
ジチアニルベンズヒドロール誘導体を原料にして、無水
マレイン酸と前記原料とを加熱還涛するだけで容易に製
造することができる。また、この発明は、生理活性の高
いデヒドロピクロポドフィリン、シネンシン、タイワニ
ンCを合成する際の有用な原料の製造方法を提供するこ
とができる。
[実施例] 次にこの発明の実施例および参考例を示す。
(参考例1) 6− ((3,4,5−1リメトキシフエニル)ヒドロ
キシメチル)−3,4−メチレンジオキシベンヅアルデ
ヒドの1.3−プロパンジチオアセタールの合成 ビベロナール30g (0,2mo l)の酢酸60m
1溶液に、室温で飽和食塩水12m1の酢酸30m1溶
液を滴下し、48時間、同温度下で撹拌した。得られる
反応生成液を氷水に投入し、析出する結晶を瀘出した。
これをベンゼンで再結晶して無色針状の6−プロモピペ
ロナールを得た。
前記6−プロモピペロナール35g(0,15mo l
)のベンゼン300 m l溶液に、1.3−プロパン
ジチオール23m1 (0,23mo l)およびP−
1ルエンスルホン酸1−45g(6,8mmo 1)を
加え、アルゴン気流下に1時間加熱還流した。エーテル
200 m lを加え、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
、飽和食塩水で順次に洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。この後、溶媒を減圧下に情夫し、得られる残
留物を減圧下に情夫して得られる結晶をヘキサンで洗浄
、エチルアルコールで再結晶することによりヒ無色針状
の6−プロモピペロナールの1.3−プロパンジチオア
セタール[化合物(2)]を得た。
この化合物(2) 1 g (3,13mmo l)の
テトラヒドロフラン(THF)20ml溶液に、アルゴ
ン気流下に、−78℃でブチルリチウム2m1(3,1
3mmol)を滴下し、15分間、同温度で撹拌した。
次いで、3,4.5−トリメトキシベンズアルデヒド6
15mg (4,88mmo l)を加え。
10分間、同温度で撹拌後、トリメチルシリルクロリド
1.2m l (9,46mmo l)を加えた。1時
間、同温度で撹拌後、室温にまで昇温し、30分間、撹
拌した。その後、氷を加え、エーテル抽出し、エーテル
飽和食塩水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。溶媒を減圧下に情夫し、得られる結晶をエーテル
で洗浄後、濾取して無色結晶の標題化合物を得た(0.
75g、収率55%)、その同定データを次に示す。
融点      208〜209℃ IRヌジョール   −1 m a x    c m   3700〜3100N
MR(CDCl2)   δ 1.73〜2.4(2H,m)。
2567〜2.85 (4H、m) 。
3.83 (9H、s)、5.47 (IH,s)、5
.92 (2H、s)、6゜13(IH,br、)、6
.83 (2H、s)、6.88 (IH、s)7.1
3 (I H、s) MSm/e        436(M  )328 
(100%) M S m /e C2] H2406S 2として計
算値、436.11012() 分析値; 436.0994 (M”)(参考例2) 6−((3,4−ジメトキシフェニル)とドロキシメチ
ル)−3,4−メチレンジオキシベンヅアルデヒドの1
,3−プロパンジチオアセタールの合成 前記参考例1における化合物(2)と3.4.5−トリ
メトキシベンズアルデヒドとを用いる代りに、前記参考
例1と同様にして得た化合物(2)3g (9,4mm
o l)とベラトルムアルデヒド0.58 g (3,
5mmo l)とを用いた外は、前記参考例1における
のと同様にして表題の化合物を得た(2.72g、収率
71,2%)。
その同定データを以下に示す。
融点      185〜187℃ IRヌジョール   −1 max   Cm  3700〜305ONMR(CD
Cl2)   δ 1.40〜2.37  (2H、m)  、2.45〜
2.80  (LH、hr、)  、2.50〜3.2
7  (4H5m)。
3.83  (3H,5)、3.85  (3H,s)
5.457  (IH,s)、5.91  (2H,s
)  、6.15  (IH、br、、s)、6.71
  (IH,S)  、6.83〜7.10  (3H
、m)、  7.14  (LH。
S) MSm/e           406  (M  
)300  (100%) 341 、269 M5m/eC2oH2205S2として計算値; 40
6.0908 CM  )分析値; 406.0893
 CM  )(参考例3) 6−((3,4−メチレンジオキシフェニル)ヒドロキ
シメチル)−3,4−メチレンジオキシベンヅアルデヒ
ドの1.3−プロパンジチオアセタールの合成 前記参考例1における化合物(2)と3.4.5−・ト
リメトキシベンズアルデヒドとを用いる代りに、前記参
考例1と同様にして得た化合物(2)3g (9,4m
m o l)とピペロナール1.41g(9,4mmo
l)とを使用する外は、前記参考例1におけるのと同様
に表題の化合物12g(収率87.3%)を得た。
その同定データを以下に示す。
融点      74〜75℃ IRヌジョール   −1 maX   cm  365o〜31o。
NMR(CDCl2)  δ 1.87〜2.57 (3H,m)、 2.70〜3.20 (4H、m)、 5.42 (I H、s) 、 5.95 (4H、s
)、6.13 (I H、s) 、 6.76 (IH
、s)、6.80 (IH,s)、6.83−7.00
 (2H。
m)、7.13  (LH,S) M、Sm/e         390 (M  )2
82  (100%) MSm/eC19H1805S2として計算値; 39
0.0595 (M  )分析値、390.0610 
(M  )(実施例1) 6.7−メチレンジオキシ−1−(3,4,5−トリメ
トキシフェニル)−2,3−ナフタレンジカルボン酸無
水物の合成 前記参考例1で得た6−((3,4,5−トリメトキシ
フェニル)ヒドロキシメチル)−3,4−メチレンジオ
キシベンヅアルデヒドの1.3−プロパンジチオアセタ
ール1−5g (3,4m m 。
l)のトルエン溶液(2M)に5倍等量の無水マレイン
酸を加え、アルゴン気流下に加熱還流した。その後、放
冷し、生成する結晶を濾取してからこれを精製して表題
の化合物を得た(538mg、収率38.7%)。
その同定データを以下に示す。
融点  270〜272℃ IH7ジ”  ”   1840.’ 1770cm−
1a x NMR(CDCl2)δ 3゜85 (6H、s)、3.98 (3H,s)、6
.15 (2H、s) 、 6.56 (2H、s)、
7.20 (IH,s)、7.37 (IH,S)、8
.30 (IHls)、 M S m / e + 408(M  、100%)、393.365、MSm
/eC22H1608として 計算値;408.0835 (M+) 分析値; 408.0856 (M”)(実施例2) 1−(3,4−ジメトキシフェニル)−6,7−メチレ
ンジオキシ−2,3−ナフタレンジカルボン酸無水物の
合成 参考例2で得た6−((3,4−ジメトキシフェニル)
ヒドロキシメチル)−3,4−メチレンジオキシベンヅ
アルデヒドのl 、 3−’;/lffノくンジチオア
セタール650mg (1−8mmo 1)と5倍等量
の無水マレイン酸とを使用する外は前記実施例1と同様
にして表題の化合物を得た(234mg、収率38.7
%)。
その同定データを次に示す。
融点  271〜273℃ IRヌジョール  1840.1765cm”” a 
x NMR(CDCl2)δ 3.88 (3H、s) 、3.97 (3H,s)、
6.15 (2H、s)、6.73〜7.10(3H。
m)。
7.20 (LHls) 、7.35 (LH,s)、
8.27 (LH,s)。
M S m / e + 378(M  、100%) MSm/eC21H1407として 計算値; 378.074 CM  )分析値; 37
8.0756 (M  )(実施例3) 6.7−メチレンジオキシ−1−(3,4−メチレンジ
オキシフェニル)−2,3−十フタレンジカルポン酸無
水物の合成 前記参考例3で得た6−((3,4−メチレンジオキシ
フェニル)ヒドロキシメチルl−3,4−メチレンジオ
キシベンヅアルデヒドの1.3−ブロパンジチオアセタ
ール3.9mg(10mm。
l)と5倍当量の無水マレイン酸とを使用する外は前記
実施例1と同様にして表題の化合物を得た(866mg
、収率23.3%)。
その同定データを次に示す。
融点  248〜249℃ IR′2ジ”’1840.1785cm” a x NMR(CDCl2)δ 6.09  (2H、s)、6.17  (2H,S)
  、6.70〜7.05 (3’H、m)、7.20
 (LH。
s)  、 7.37  (LH,S)、  8.28
  (IH。
S) MSm/e 362(M   、100%) MSm/e C2oH1o07として 計算値   362.0425(M  )分析値   
362.0O407C) (参考例4) デヒドロピクロポドフィリンの合成 前記実施例1で得た6゜7−メチレンジオキシ−1−(
3,4,5−トリメトキシフェニル)−2,3−ナフタ
レンジカルボン酸無水物150mg (0,34mmo
 I)のメチルアルコール溶液(0,1M)にナトリウ
ムメトキシドを1.2当量加えて、アルゴン気流下に1
2時間撹拌した。その後、溶媒を溜去し、得られる残渣
に塩化メチレンを加えて、10%塩酸水溶液、飽和食塩
水溶液で順次に洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を減圧下に溜去し、第1図中の(8)で表わさ
れる構造のハーフェステル体を得た。
このハーフェステル体を精製することなく、ハーフェス
テル体のTHF溶液(0゜IM)に、アルゴン気流下で
一20℃に冷却しながら、2.5倍当量のリチウムトリ
エチルポロヒドリドのTHF溶液(IM)を滴下し、2
時間同温度で撹拌し。
その後、10%塩酸水溶液を加え、30分間室温で撹拌
した。しかる後、溶媒を減圧下に溜去し、得られる残渣
を塩化メチレンに溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液、飽和食塩水溶液で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。溶媒を溜去して表題の化合物を得た(1
06mg、収率79.8%)。
その同定データを以下に示す。
融点  271〜273℃ IRヌ ジ ョ −ル     1770cm’ a 
x NMR(CDCl2) δ 3.83  (6H、s)、3.97  (3H,s)
  、5.38  (2H、s)。
6.07  (2H、s)、6.55 (2H、s) 
、7.12  (l H、s) 、7.20  (IH
、s)7.70  (IH,s) MSm/e + 394(M  、100%)、379 M5m/e C22H1807として 計算値   394.1051 (M  )分析値  
 394.1046 (M  )(参考例5) シネンシンの合成 6.7−メチレンジオキシ−1−(3,4,5−トリメ
トキシフェニル)−2,3−ナフタレンジカルボン酸無
水物150mgの代りに、前記参考例2で得た1−(3
,4−ジメトキシフェニル)−6,7−メチレンジオキ
シ−2,3−ナフタレンジカルボン酸無水物300mg
を使用する外は前記参考例4と同様にして表題の化合物
を得た(220mg、収率75.8%)。
その同定データを次に示す。
融点  227℃ IR’ジ”  ”   1760cm’ a x NMR(CDCl2)δ :187 (3H、s)、3.96 (3H1s)、5
.37 (2H、s)、6.07 (2H、s)、6.
80〜7.08 (3H、m)、 7.15 (I H、s)、7.21 (IH、s)7
.70 (IH,S) M S m / e + 364(M  、100%) MSm/e C21H160Bとして 計算値   364.0945(M  )分析値   
364.0935(M  )(参考例6) タイワニンCの合成 6.7−メチレンジオキシ−1−(3,4,5−トリメ
トキシフェニル)−2,3−ナフタレンジカルボン酸無
水物150 m gの代りに、6,7−メチレンジオキ
シ−1−(3,4−メチレンジオキシフェニル)−2,
3−ナフタレンジカルボン酸無水物300mg(0゜8
3mmol)を使用する外は前記参考例4と同様にして
表題の化合物を得た(220mg、収率76.1%)。
その同定データを次に示す。
融点  272〜275℃ NMR(CDCl2)δ 5.38 (2H、s)、6.10 (4H、s)、6
.85 (3H、m)、6.94 (IH,s)7.1
5 (I H、s)、7.72 (IH,s)M S 
m / e 348 (M  、100%) MSm/e C2oH120Bとして 計算値   348.0632(M  )分析値   
348.0587 (M  )
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法の反応経路図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Arは3,4,5−トリアルコキシフェニル基
    、3,4−ジアルコキシフェニル基、3,4−アルキレ
    ンジオキシフェニル基のいずれかで表わされる芳香族基
    である。) で表わされる化合物と無水マレイン酸とを反応させて、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、式中のArは前記と同義である。)で表わさ
    れる化合物を製造することを特徴とするナフタレン型リ
    グナンラクトン中間体の製造方法。
JP60055329A 1985-03-19 1985-03-19 ナフタレン型リグナンラクトンン中間体の製造方法 Pending JPS61215394A (ja)

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Cited By (1)

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WO2000010991A1 (en) * 1998-08-25 2000-03-02 Yale University Inhibition and treatment of hepatitis b virus and flavivirus by helioxanthin and its analogs

Cited By (2)

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WO2000010991A1 (en) * 1998-08-25 2000-03-02 Yale University Inhibition and treatment of hepatitis b virus and flavivirus by helioxanthin and its analogs
US6306899B1 (en) 1998-08-25 2001-10-23 Yale University Inhibition and treatment of Hepatitis B virus and Flavivirus by Helioxanthin and its analogs

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