JPS62178579A - γ−(アレ−ンスルホニルメチル)−γ−ブチロラクトン誘導体 - Google Patents

γ−(アレ−ンスルホニルメチル)−γ−ブチロラクトン誘導体

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JPS62178579A
JPS62178579A JP2094786A JP2094786A JPS62178579A JP S62178579 A JPS62178579 A JP S62178579A JP 2094786 A JP2094786 A JP 2094786A JP 2094786 A JP2094786 A JP 2094786A JP S62178579 A JPS62178579 A JP S62178579A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一般式 (式中 R1は環式若しくは置換基を有していてもよい
鎖式のアルケニル基又はエーテル基を有するアルキル基
を表わし R2及びR3はそれぞれ同−又は異なシ、水
素原子又は低級アルキル基を表わし、Rはアリール基を
表わす。) テ示すれるr−(アレーンスルホニルメチル)−r−ブ
チロラクトン誘導体に関する。
本発明によって提供される一般式(I)で示されるγ−
(アレーンスルホニルメチル)−γ−ブチロラクトン縛
導体は、抗腫瘍剤又は皮膚疾患治療剤として有用な(2
E、 4E、 6E、 8E ) −3,7−ジメチル
−9−(2,6,6−ドリメチルー1−7クロヘキセニ
ル)−2,4,6,8−ノナテトラエン酸(ビタミンA
tR)、(2E、4E、6E、IOE、14E)  −
3,7,11,15−テトラメチル−2,4,6,10
,14−ヘキサデカぺ/タエン酸、(2E、4E、6E
、8E)−3,7−シメチルー9−(4−メトキン−2
,3,6−トリメチルフェニル) −2,4,6,8−
ノナテトラエン酸エチル(エトレチナート)等のポリエ
ン酸類の全トランス体並びに昆虫成育調節剤として有用
な(2E、4E)−11−メトキン−3,7,11−ト
リメチル−2,4−ドデカジエン酸インプロピル(メン
ブレン)等のジエン酸類の全トランス体の合成中間体と
して有用である。
〔従来の技術〕
従来、(2E、 4E、 6E、 8E ) −3,7
−シメチルー9−(2,6,6−ドリメチルー1−シク
ロヘキセニル) −2,4,6,8−ノナテトラエン酸
(ビタミンA岐)、(2E、4E、6E、IOE、14
E)−3、7,11,15−テトラメチル−2,4,6
,10,14−ヘキサデカペンタエン酸、(2に、4E
)−11−メトキシ−3,7,11−1リメチル−2,
4−ドデカジエン酸インプロピル(メンブレン)等のポ
リエン酸類の全トランス体は次に示すよりな方法で製造
されている。
(1)  ウィツテイヒ(Wittig )反応を利用
する方法 (%公昭36−16023号公報参照)(%開昭56−
140949号公報参照)(411F開昭56−140
949号公報参照)(2) スルホンと4−ハロゲノ−
2−7にケア酸を原料として用いる方法 5Oz−Q−CHs u−C4H9Li Br↓C02
Cz)Is(特開昭56−140949号公報参照)(
8)  アルデヒドとプロペン−1,3−ジカルボン酸
エステルを原料として用いる方法 〔ザ・ジャーナル・オプ・オルガニック・ケミス) リ
−(The Journal of Organic 
Chemistr)r)第40巻(1975年)、第1
〜7貞参照〕〔発明か解決しようとする問題点〕 上記従来の方法は、ポリエン酸又はそのエステルを生成
させる反応におけるポリエン酸の全トランス体又はポリ
エン酸エステルの全トランス体への立体選択率の高さ、
目的とするポリエン酸類の収率の高さ及び操作の容易さ
の観点からは、必ずしも満足できるものではない。
しかして、本発明の目的は、容易に入手できる工業原料
から好収率でかつ容易に製造でき、しかもポリエン酸類
の全トランス体に高い立体選択率でかつ好収率で容易に
誘導される新規な化合物を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、上記の目的は、前記一般式(1)で示
されるγ−(アレーンスルホニルメf−k)−T−ブチ
ロラクトン誘導体を提供することにより達成される。
前記の一般式(1)におけるR、R,R及びRを詳しく
説明する。Rは環式若しくは置換基を有していてもよい
鎖式のアルケニル基又はエーテル基を有するアルキル基
を表わす。かかる環式のアルケニル基としては、例えば
1−シクロヘキセニルa、2,6.6− トリメチル−
1−シクロヘキセニル基等が挙げられ、鎖式のアルケニ
ル基としては、例えばビニル基、アリル基、1−プロペ
ニル基、インプロペニル基、2−メチル−1−プロペニ
ル基、1−ペンテニル基、1−ウンデセニル基、2.6
−シメチルー1.5−へブタジェニル基、2,6.10
−トリメチル−1,5,9−ウンデカトリエニル基等が
挙げられ、またアルキル基としては、例えばメチル基、
エチル基、フロビル基、ペンチル基、ヘキンル基、ヘプ
チル基、2,6−ジメチルへブチル基等が挙げられる。
鎖式のアルケニル基が有していてもよい置換基は、例え
ばシクロヘキセニル基、トリメチルシクロヘキセニル基
等の環式のアルケニル基;フェニル基、トリル基、キシ
リル基、メトキシフェニル基、メトキシトリメチルフェ
ニル基、メチレンジオキシフェニル基、ヒドロキシフェ
ニル基等の低級アルキル基、低級アルコキシル基、メチ
レンジオキ7基及びヒドロキシル基からなる群から選ば
れる少なくとも一種の置換基を有していてもよいフェニ
ル基;フリル基、ピリジル基等の芳香族複素環基等であ
る。かかる置換基を有する鎖式のアルケニル基としては
% 2−メチル−4−(2,6,6−)ジメチル−1−
シクロヘキセニル)−1,3−フ゛タジエニル基、2−
メチル−4−フェニル−1,3−ブタジェニルIli、
2−)tチル−4−(4−メトキシ−2,3,6−トリ
メチルフエニル)−1,3−ブタジェニル基、2−メチ
ル−4−(3,4−メチレンジオキ7フエニル)−1,
3−ブタジェニル&、4(p−ヒドロキシフェニル)−
2−メチル−1,3−ブタジェニル基、2−メチル−4
−(2−フリル)−1,3−ブタジェニル基、2−メチ
ル−4−(3−ピリジル)−1,3−ブタジェニル基等
が例示される。ま次エーテル基としては、例えばメトキ
シ基、エトキシ基、メチレンジオキシ基、エチレンジオ
キ7基、トリメチレンジオキシ基、テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ基等が挙げられる。かかるエーテル基
を有するアルキル基としては、2−(テトラヒドロピラ
ン−2−イルオキシ)エチル基s’t−(テトラヒドロ
ピラン−2−イルオキシ)ヘプチル基、2.6−ジメチ
ル−6−メトキシヘプチル基、1.3−ジオキンラン−
2−イルメチル基等が例示される。R2及びRは同−又
は異なシ、水素原子;又はメチル基、エチル基、プロピ
ル基、ブチル基等の低級アルキル基を表わし 14はフ
ェニル基、トリル基等のアリール基を表わす。
一般式(1)で示されるγ−(アレーンスルホニルメチ
ル)−γ−ブチロラクトン誘導体は、例えば次の方法に
よシ容易に製造することができる0(■)      
    (1) (式中 R1、R2、R3及びR4は前記定義の通シで
めシ、Rは低級アルキル基を表わす。) すなわち、一般式(n)で示されるアレー/スルホン誘
導体に、該アレーンスルホン誘導体に対して約0.5〜
1.2モル当量のブチルリチウム、フェニルリチウム等
の有機リチウム化合物;臭化エチリニャール試薬等の塩
基をテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジメトキ
シエタン等のエーテル系溶媒;トルエン、ヘキサン等の
炭化水素系溶媒等の不活性溶媒中で約−78℃〜約50
℃の範囲の温度で作用ざぜ、ついで該アレーンスルホン
誘導体に対して約0.5 Sl、 2モル当量の一般式
(I[I)で示されるホルミルエステル誘導体を約−7
8℃〜約O℃の範囲の温度で作用烙せることにより一般
式(f’/)で示されるヒドロキシエステル誘4体が得
られる。このようにして得られる一般式(IV)で示さ
れるヒドロキシエステル誘導体を触媒量のp−トルエン
スルホン酸、硫酸、強酸性イオン交換樹脂等の版の存在
下、ベンゼン、トルエン等の不活性溶媒中で約り0℃〜
約150℃に加熱反応させることにより、一般式(1)
で示されるγ−(アレー7スルホニルメチル)−r−ブ
チロラクトン誘導体を製造することができる。
一般式(1)で示されるγ−(アレーンスルホニルメチ
ル)−7−ブチロラクトン誘導体は、例え1−TF’k
v/7’l+ン罎−Irしh1白rl−+vヘーノ+−
m4tydN+F夢ユニー7%4’?+lryrtで一
般式(■)で示されるポリエン酸の全トランス体に誘導
される。
(I)          (Vt) (式中、R%R%R及びRは前記廻義の通りである。) すなわち、一般式(1)で示されるγ−(アレーンスル
ホニルメチル)−γ−ブチロラクトン誘導体を、mγ−
(アレーンスルホニルメチル)−γ−ブチロラクトン誘
導体に対して約2〜20モル当量のt−ブトキシカリウ
ム、メトキンカリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金
属のアルコラード又は水酸化物等の塩基で処理すること
により、一般式(’vT)で示されるポリエン酸の全ト
ランス体が得られる。この反応は、不活性溶媒中で行な
うのが好ましく、かかる不活性溶媒としては、例えばt
−ブチルアルコール等のアルコール系溶媒:トルエン、
シクロヘキサン等の炭化水素系溶媒等が使用される。ま
な、反応は約り℃〜約80℃の範囲の温度で行なうのが
好適である。
また、一般式(■)で示されるポリエン酸の全トランス
体は、アルコールと反応させることによって容易に対応
するポリエン酸エステルの全トランス体に誘導される。
該エステル化反応は、例えばポリエン酸の全トランス体
に対して約1.0モル当量のN、N’−ジシクロへキシ
ルカルボジイミド並びに触媒量の4−(ジメチルアミノ
)ピリジン及び/又はその塩酸塩の存在下に、不活性溶
媒中、約り℃〜約50℃の範囲の温度で行なりのが好ま
しい。
かかる不活性溶媒としては、例えばジクロルメタン、ジ
クロルエタン、クロロホルム等のハロケン化炭化水素系
溶媒;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素系溶媒;
ジエチルエーテル、テトラヒドロ7ラン等のエーテル系
溶媒;酢酸エチル等のエステル系溶媒等が使用される。
〔実施例〕
以下、実施例によυ本発明を説明するが、本発明はこれ
らの実施例によシ限定されるものではない0 実施例1 窒素雰囲気下、(3−メチル−2−ブテニル)フェニル
スルホン1.05 f (5mmol )  とテトラ
ヒドロフラン10−から成る溶液に、濃度15 r/1
00+++jのブチルリチウムのヘキサン溶液2.56
d(ブチルリチウム6mmol  )を−30℃にて滴
下し、1時間後に反応混合液を一78℃に冷却して4−
オキソ酪fgxチ/L’0.65 F (5mmol 
)  とテトラヒドロフラン2−から成る溶液を滴下し
た。
滴下終了後、−78℃でさらに0.5時間攪拌を続けた
のち、反応混合液を希塩酸に注ぎ、ジエチルエーテルで
抽出した。エーテル抽出液を飽和食塩水で洗滌し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥したのち、低沸点物を減圧下に
留去した。得られた粗4−ヒドロキシ−7−メチル−5
−ベンゼンスルホニル−6−オクテン酸エチルをベンゼ
ン1011LI!に溶解し、触媒量のp−トルエンスル
ホン酸を加えて、4時間加熱下に還流した。得られた反
応液を重曹水及び飽和食塩水で屓次洗滌し、無水硫識ナ
トリウムで乾燥したのち、減圧下に低沸点物を留去した
。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
を用いて分離精製することにょシ、下記のN M Rス
ペクトルを有する7−メチル−5−べ/センスルホニル
−6−オクテン−4−オリドを1.21F得た(収率8
2チ)。
MS NMRスペクトル(60MHz )δco、”1.29
(br、s 、 3H) ;1.69(br、s 、 
3H) ;2.18〜2.54 (m、 4H) ; 
3.82〜4.24 (m、 IH) ;4.82〜5
.27 (m、 2H) ;7.30〜7.88 (m
、 5H)実施例2〜3 実施例1において、(3−メチル−2−ブテニル)フェ
ニルスルホン5mmolO代DK2−)”fセニルフェ
ニルスルホン又は2−(1,3−ジオキンラン−2−イ
ル)エチルフェニルスルホンヲソれぞれ5mmol用い
た以外は実施例1と同様にして操作を行なうことによシ
、5−ベンゼンスルホニル−6−へキサデセン−4−オ
リド又は6−(1゜3−ジオキンラン−2−イル)−5
−ベンゼンスルホニル−4−ヘキサノリドを得た。それ
ぞれのγ−(アレーンスルホニルメチル)−r−”j’
y”aラクトン誘導体の収率及びNMRスペクトルを第
1表に示す。
第  1  表 2   n−C9Hx9CH=CH−680,85(b
r、s、3H);1.20 (br、s 、 14H)
 ;1.63〜2.53 (m 、 6H) p3.4
1〜4.13(m、 11() ;4.71〜5.66
(m、3H); 7.15〜7.83 (m 、 5H)4.6〜5.2
 (m 、 I H) ;7.1〜7.8(m、5H) 実施例4〜16 窒素雰囲気下、一般式(II)においてR1が第2表に
示す基でアシかりR4がフェニル基であるアレーンスル
ホン誘導体5mmolとテトラヒドロフラン10*lか
ら成る溶液に濃度152/Loom/のブチルリチウム
のヘキサ/溶液2.56d(ブチルリチウム6mmol
)(実施例16の場合のみ4.7d(ブチルリチウムl
1mmol))を−30℃にて滴下し、1時間後に反応
混合液を一78℃に冷却して3−メチル−4−オキソ酪
酸メチル0.65F(5mmol)とテトラヒドロフラ
ン2dから成る溶液を滴下した。滴下終了後、−78℃
でさらに0.5時間攪拌を続けたのち反応混合物を希塩
酸に注ぎ、ジエチルエーテルで抽出した。エーテル抽出
液を飽和食塩水で洗滌し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
したのち低沸点物を減圧下に留去した。得られた残渣を
ベンゼン10dに溶解し、触媒量のp−トルエンスルホ
ン酸を加えて(実施例14の場合のみ5.01 mmo
lのp−トルエンスルホン酸を加えた)4時間加熱下に
還流した。得られた反応混合液を31t′v!J水及び
飽和食塩水で順次洗滌し無水硫酸す) IJウムで乾燥
したのち、減圧下に低沸点物を留去した。得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて分離n
摂することによシ、それぞれ一般式(1)においてR1
が?JJ2表に示す基であシR2がメチル基であシR3
が水素原子であシかりR4カフェニル基であるγ−(ア
レーンスルホニルメチル)−γ−ブチロラクトン誘導体
を得た。
ツレぞれのr−Cアレーンスルホニルメチル)−γ−ブ
チロラクトン誘導体の収率及びFD質量スペクトルを第
2表に示す。
第  2   表 11    CH2”CH2−80(M)   294
す 実施例1において(3−メチル−2−ブテニル)フェニ
ルスルホン1.05rの代りに(3−メチル−2−ブテ
ニル)−p−トリルスルホン1.12F(5mrnol
 )  を用い、かつ4−オキソ酪酸エチル0.65f
の代シに2−エチル−4−オキソ酪酸メチル0.72F
(5mmol)を用いた以外は実施例1と同様に操作を
行なうことにより、下記のFD質lスペクトルを有する
2−エチル−7−メチル−5−(p−1ルエンスルホニ
ル)−6−オクテン−4−オリドを1.33F得た(収
$79.2%)OFD質量スペクトル  β0336 実施例4によシ得られた(6E、8E)−3,7−シメ
チルー5−ペンゼ/スルホニル−9−(2゜6.6−ド
リメチルー1−シクロへキセニル)−6゜8−ノナジェ
ン−4−オリド0.884F (2mmol )をt−
ブチルアルコール2耐に溶解し、む−ブトキシカリウム
0.672F (6mmol )を加えたのち室温で1
2時間攪拌した。得られた反応混合液を希塩酸に注ぎ、
ジエチルエーテルで抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗滌
したのち無水硫酸ナトリウムで乾燥した。これよシ低沸
点物を減圧下に留去したのち、残渣をアルミナカラムク
ロマトグラフィーで分離精製することにより、3.7−
シメチルー9−(2,6,6−ドリメチルー1−シクロ
ヘキセニル)−2,4,6,8−7ナテトラエン酸を0
.53r得た。これをエタノールを用いて再結晶するこ
とによシ精製し、下記のNMIζスペクトルを有する(
2E、4E、6E、8E)−3,7−シメチルー9−(
2,6,6−ドリメチルー1−シクロへキセニル)−2
,4,6,8−ノナテトラエン酸(ビタミンA酸)を0
.49F得た(収率82%)OHMS  。
NMRスペクトル(90MHz)  δCDCl5 。
0.99 (s 、 6H) ; 1.3〜1.75 
(m、 7H) :1.85〜2.1(m、5H);2
.3(s、3H);5.76(br、s 、 IH) 
;5.96〜6.44(m、 4FF) ;7.03(
dd、J=11Hz、15Hz、IH)参考例2 参考例1において、実施例4において得られた(6E、
8E)−3,7−シメチルー5−ベンゼンスルホニル−
9−(2,6,G−トリメチル−1−シクロヘキセニル
)−6,8−ノナジェン−4−オIJド2mrnolO
代シに実施例12において得られた5−ベンゼンスルホ
ニル−11−メトキシ−3,7゜11−トリメチル−4
−ドデカノリド2mmolを用いた以外は参考例1と同
様に操作を行なった。
得られ7’c(2E 、4E)−11−メトキシ−3,
7゜11−トリメチル−2,4−ドデカジエン酸を塩化
メチレン5 rxlに溶解し、0℃にてインプロピルア
ルコール0.5ral、4−ジメチルアミノピリジン0
.01f及びN 、 N’−ジシクロへキシルカルボジ
イミド0.41Fを順次加えたのち、室温で一夜攪拌し
た。得られた反応混合液を濾過し、F液を減圧下に濃縮
した。得られた残渣をアルミナカラムクロマトグラフィ
ーで精製することによシ、(2E。
4E)−11−メトキシ−3,7,11−トリメチル−
2,4−ドデカジエン酸イソプロピル(メソプレン)0
.48Fを得7’C(収率77%)。
〔発明の効果〕
本発明の一般式(1)で示されるγ−(アレーンスルホ
ニルメチル)−γ−ブチロラクトン誘導体は上記の実施
例から明らかなとおシ、容易に入手できる工業原料から
好収率でかつ容易に製造することができる。また、本発
明の一般式(1)で示されるγ−(アレーンスルホニル
メチル)−γ−ブチロラクトン誘導体は上記の参考例か
ら明らかなとシシ、ポリエン酸類の全トランス体に高い
選択率でかつ好収率でしかも容易に誘導される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は環式若しくは置換基を有していてもよ
    い鎖式のアルケルニ基又はエーテル基を有するアルキル
    基を表わし、R^2及びR^3はそれぞれ同一又は異な
    り、水素原子又は低級アルキル基を表わし、R^4はア
    リール基を表わす。) で示されるγ−(アレーンスルホニルメチル)−γ−ブ
    チルラクトン誘導体。
JP2094786A 1986-01-31 1986-01-31 γ−(アレ−ンスルホニルメチル)−γ−ブチロラクトン誘導体 Granted JPS62178579A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102320966A (zh) * 2011-07-22 2012-01-18 中国科学院上海有机化学研究所 一种(s)-烯虫乙酯化合物的立体专一性合成方法

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CN102320966A (zh) * 2011-07-22 2012-01-18 中国科学院上海有机化学研究所 一种(s)-烯虫乙酯化合物的立体专一性合成方法

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