JPS61215357A - p−フルオロアニリンの分離方法 - Google Patents

p−フルオロアニリンの分離方法

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JPS61215357A
JPS61215357A JP5354585A JP5354585A JPS61215357A JP S61215357 A JPS61215357 A JP S61215357A JP 5354585 A JP5354585 A JP 5354585A JP 5354585 A JP5354585 A JP 5354585A JP S61215357 A JPS61215357 A JP S61215357A
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JP
Japan
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fluoroaniline
mixture
solvent
salt
aniline
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JP5354585A
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ジエリイ・アール・パツトン
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Mallinckrodt Inc
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Mallinckrodt Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明tipミル−フルオロアニリンの他の芳香族化合
物を含む混合物からp−フルオロアニリンを分離するこ
とに関するものである。より詳しく述べるならば、P−
フルオロアニリンとアニリンとを含む混合物からp−フ
ルオロアニリ/を分離する方法であって、その混合物を
溶媒、二ρ存在下で鉱酸と接触させ、その後生成したP
−フルオロアニリン塩を反応混合物から分離し、分離し
た塩を塩基と接触させ、それによってその塩をp −フ
ルオロアニリンに変換する方法が開示される。
P−フルオロアニリンは、染料、殺虫剤および医薬品製
造における中間体としてよく知られている。米国特許第
2,884,458号は、ニトロベンゼンを無水弗化水
素中で触媒的水素添加を行うことによりp−フルオロア
ニリンを製造するプロセスを開示する。触媒的水素添加
過程においては、通常のアニリンが大量にp−フルオロ
アニリンと共に生成し、これらの分離は困難である。一
般に生成アニリンの25〜50%又はそれ以上がアニI
Jンであシ、P−フルオロアニリンと平衡している。
残念なことにこの参考資料は、P−フルオロアニリンの
効率的な分離手段を提供していない。
p−フルオロアニリンからのアニリンの分離法の一つが
米国特許第3,639,482号および米国特許第3,
580,951号に開示される。米国特許第3,639
,482号は、温度100°〜230℃で、15〜15
00 p、s、i、g (約1.05〜105.5Kp
/mす)の圧力下で、無水弗化水素と、ニトロベンゼン
と、ハロゲン化ハラジクム、ハロゲン化ロジウム、酸化
パラジウムおよび酸化ロジウムおよびそれらの混合物か
ら成る群から選ばれた化合物と、バナジウム、モリブデ
ン、タングステン、ニオビウム。
クロミウム、タンタルおよびこれらの混合物から成る群
から選ばれた元素の酸化物とから主として成る触媒混合
物との混合物を加熱することによってフルオロアニリン
を製造するプロセスを開示する。反慕終了後、生成物を
一般的方法で分離する。
例えば触媒をろ過によって除き、過剰の弗化水素を蒸発
又は溜去する。水を加え、水層をアルカリ性にする。遊
離したアニリンを分離し、および/又は適した水不混和
性有機溶媒、例えばエーテルで抽出する。抽出液を乾燥
し、蒸溜してフルオロア、H+77生成物を回収する。
米国特許第3,580,951号は、第3,639.4
82号に開示されたものとほとんど同じ方法によるアニ
リンからのP−フルオロアニリンの分離を記載する。
米国特許第3,558,707号はフルオロアニリンの
製造方法を開示する。フルオロアニリンを、相当するニ
トロベンゼンを無水弗化水素中で15〜1500 p、
s、j、g、 (1,05〜105.5KP/Gl! 
)の圧力下で燐又は硫黄を含む脱酸素剤の存在下で反応
させて脱酸素および弗化水素化することにより製造する
。反応終了後、フルオロアニリン産物を一般的方法で分
離する。例えば過剰の弗化水素は蒸発又は溜去する。水
を加え、酸化産物と未変化の脱酸素剤−両方共普通は水
に溶けない−をろ去するか、または他の方法で分離する
。水層をアルカリ性にし、遊離したアニリンを分離し、
および/又は適当な水と混和しない有機溶媒、例えばエ
ーテルで抽出する。抽出液を乾燥し、蒸溜してフルオロ
アニリン産物を回収する。
以上に記載した先行技術の方法はすべて、アニリンヲ相
当するフルオロアニリンから分離するための分画蒸溜に
基づくものである。残念ながら、大気圧ではアニリンと
p−フルオロアニリ/ハ互いに約3℃の範囲内で沸騰し
、そのため分画蒸溜は非常に困難である。そのためp−
フルオロアニリンとアニリンを含む混合物からP−フル
オロアニリンを分離する効率的な手段が必要になってく
る。
本発明の分離方法Ltd、  p−フルオロアニリンは
鉱酸塩を形成し、それは成る有機溶媒にはほとんど溶け
ないが、アニリンはそれに相当する塩を著量には生成し
ないという事実に基づく。したがって、p−フルオロア
ニリンとアニリンを含む混合物からp−フルオロアニリ
ンを分離する方法であって、 (a)前記混合物を、有機溶媒の存在下で鉱酸と接触さ
せ、不溶性のP−フルオロアニリン塩ヲ形成すること、 (b)不溶性P−フルオロアニリ/塩を反応混合物から
分離すること、および必要に応じて(c)前記塩を塩基
と接触させそれによって前記塩をP−フルオロアニリン
に変換させること、から成る方法が提供される。
本発明によれば、P−フルオロアニリンとアニリンを含
む混合物からP−フルオロアニリンを分離する方法が提
供される。
混合物中のP−フルオロアニリンおよびアニソ/の量は
非常に広い範囲内にfり得るが、一般には混合物の約8
0〜約90重量%がP−フルオロアニリンで、残りがア
ニリンである。
本発明の方法は、所望ならばバッチ方式で行ってもよい
が、連続的方式で実施するのがより一層好ましい。好ま
しい実施例によると、鉱酸とp−フルオロアニリンおよ
びアニリンを含む混合物とを適当な溶媒を含む反応器に
連続的に加え、その溶媒上でP−フルオロアニリンは鉱
酸と反応して不溶性塩を形成する。p−フルオロアニリ
ン塩をその後ろ過によって分離し、溶媒は再生される。
成る期間を経ると、アニリンが再生溶媒中に蓄積する。
蓄積したアニリンが反応器中でp−フルオロアニリン/
アニリン混合物を還元して、p−フルオロアニリンが約
80−以下になった時には、アニリンを溶媒から除去し
なければならない。もしこれをしない場合は、少量だが
明らかな量のアニリン鉱酸塩が、生成したp−フルオロ
アニリン塩に混入する。蓄積したアニリンは、一般的方
法で溶媒をと9除くことによって除去することができ、
その溶媒はその後プロセスに再利用される。
本発明の目的からすると、鉱酸とは、塩酸、硫酸、燐酸
、臭化水素酸および硝酸の濃−および希溶液を含むこと
を意味する。塩酸が特に好ましい。
必要な鉱酸の量は、少なくともP−フルオロアニリンと
反応してこれに対応する塩を形成するために必要な化学
量である。過剰の鉱酸は一般には何ら不都合な影響を与
えない。
反応は一般の反応容器内で行うことができる。
反応容器が攪拌手段、温度計、凝縮装置1反応混合物の
温度調節手段並びに鉱酸挿入手段を具備した閉鎖容器で
あることがより一層好ましい。
鉱酸とアニリンおよびp−フルオロアニリン混合物との
反応条件は、p−フルオロアニリン全部が完全に反応す
るようなものでなければならない。
鉱酸塩は、P−フルオロアニリンと鉱酸との接触後はと
んど直ちに生成するから、反応時間は厳密ではない。典
型的反応温度は06〜75℃で、100〜40℃である
のがより好ましい。適した反応圧は0〜1,000 p
、s、i4 (0〜70.3 Ky/m2)で、0〜5
0 p、s、i、g (0〜35.2Ky/e2)であ
るのがよジ好ましい。
p−フルオロアニリンと鉱酸との反応U、p−フルオロ
アニリン鉱酸塩が不溶である有機溶媒の存在下で行われ
る。適した溶媒としては、酢酸エチル、ヘプタン、ヘキ
サン、塩化メチル又はこれらの混合物がある。溶媒の量
は厳密ではなく、反応体が適当に接触できて取り扱いが
容易な量ならばよい。
上記の反応の結果として、P−フルオロアニリンは、反
応溶媒に不溶の、これに対応する塩を形成する。従って
この塩は、アニIJンを含む溶液から一般的方法、例え
ばろ過によって分離され得る。
分離したP−フルオロアニリン塩を水溶性塩基と接触さ
せて、その塩をP−フルオロアニリンに変換することが
できる。適当な水溶性塩基とじては、例えば、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム。
水酸化カルシウムおよび水酸化アンモニウムのような水
酸化物1炭酸す) IJウムおよび炭酸カリウムのよう
な炭酸塩漬酸化カルシウム、酸化バリウムのような酸化
物がある。P−フルオロアニリン塩と塩基とは、化学量
論的に反応する。P−フルオロアニリン塩1モルにつき
約1.0〜約1.5モルの塩基という割合が典型的であ
る。塩基1.0〜1.1モル等量を用いるのがより一層
好ましい。
塩を塩基と接触させる時、適した温度条件は06〜約6
0℃で、約り0℃〜約24℃がより一層好ましく、圧力
は約Op、s、i、g、 (OKり/俤2)、より一層
好ましいのは約O〜約5P、8゜i4.(0〜0.35
Ky/1yx2)である。
次の実施例において、特に記載しない限り、パーセント
はすべて重量パーセントである。
次の実施例は本発明の詳細な説明するためのものであっ
て必ずしも限定するものではない。
実施例1 31の三ロフラスコに、攪拌器、濃縮器、液面下へのガ
ス導入口を取付けた。14重量%のアニリンと86重f
i%のp−フルオロアニリンを含む混合物3001をフ
ラスコに入れた。その後、ヘプタン1.51と、酢酸エ
チル300Mを容器に入れた。反応物を攪拌しながら無
水HC7t−ガス入口から混合物中に吹き込んだ。過剰
の塩化水素(ガス)を加えた後、混合物をろ過すると、
白色のP−フルオロアニリン塩酸塩350gが得られた
ろ過したヘプタン溶液にはP−フルオロアニリンは検出
されず、その塩はp−フルオロアニリン塩酸塩97%以
上であった。
実  施  例  2 実施例1で用いたと同様の容器に、95.5重量%のp
−フルオロアニリンと、4.5重量−のアニリンとを含
む混合物4001を入れた。それから酢酸エチル21を
アニリン混合物に加え、この混合物を攪拌した。その後
、無水塩化水素を液面下へ吹き込んだ。塩酸塩の試料を
2時間後、3時間後、そして過剰のHC/を加えた後に
採取した。
この塩の試料を脱イオン化水中に入れ、水酸化カリウム
でアルカリ性にした。その試料を蒸留すると、試料lで
は250g(99,7%p−フルオロアニリン)が得ら
れ、試料2は100g(97重量%p−フルオロアニリ
ン)を与え、試料3は50g(85チp−フルオロアニ
リン)を与、t7t。
実  施  例  3 上の実施例で用いたと同じタイプの容器に85重量%p
−フルオロアニリンおよび15重量%アニリンを含む混
合物40079をつめた。その後、塩化メチレン21を
容器に加え、混合物を攪拌した。ついでP−フルオロア
ニリンの70%カ塩酸塩として除去されるまで、無水塩
化水素を混合物中に吹き込んだ。塩の純度はp−フルオ
ロアニIJン95チ以上で、容器中に残った物質はp−
フルオロアニリン65重量%、アニリン35重量%であ
った。
二、三のこれら実施例および詳細は、発明を説明するた
めのものであって、種々の変更および修正を、発明の範
囲を逸脱することなく加えることができることは、当業
者に、は当然である。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)p−フルオロアニリンを含む混合物からp−フル
    オロアニリンを分離する方法であつて、(a)有機溶媒
    の存在下で前記混合物を鉱酸と接触させて、p−フルオ
    ロアニリンの不溶性塩を生成すること、および (b)p−フルオロアニリンの不溶性塩を反応混合物か
    ら抽出すること、 から成るp−フルオロアニリンの分離方法。
  2. (2)p−フルオロアニリンとアニリンとを含む混合物
    からp−フルオロアニリンを分離する方法であつて、 (a)前記混合物を、酢酸エチル、ヘプタン、ヘキサン
    、塩化メチレン又はそれらの混合物から成る群から選ば
    れた溶媒の存在下で鉱酸と接触させて、p−フルオロア
    ニリンの不溶性塩を生成すること、および (b)p−フルオロアニリンの不溶性塩を反応混合物か
    ら抽出すること、 から成るp−フルオロアニリンの分離方法。
  3. (3)前記鉱酸が塩酸、硫酸、燐酸、臭化水素酸および
    硝酸の群から選ばれる特許請求の範囲第1項記載の方法
  4. (4)前記鉱酸が塩酸である特許請求の範囲第3項記載
    の方法。
  5. (5)混合物中にあるp−フルオロアニリンに対して少
    なくとも化学量論的等量の鉱酸が存在する特許請求の範
    囲第1項記載の方法。
  6. (6)前記溶媒が塩化メチレンである特許請求の範囲第
    1項記載の方法。
  7. (7)前記溶媒が酢酸エチルである特許請求の範囲第1
    項記載の方法。
  8. (8)前記溶媒がヘプタンである特許請求の範囲第1項
    記載の方法。
  9. (9)前記溶媒がヘキサンである特許請求の範囲第1項
    記載の方法。
  10. (10)前記溶媒がヘプタンと酢酸エチルとの混合物で
    ある特許請求の範囲第1項記載の方法。
  11. (11)前記の分離したp−フルオロアニリン塩を塩基
    と接触させ、それをp−フルオロアニリンに変換する特
    許請求の範囲第1項記載の方法。
  12. (12)前記塩基が水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
    、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
    酸化カルシウムおよび酸化バリウムの水溶液から成る群
    から選ばれる特許請求の範囲第11項記載の方法。
  13. (13)前記塩基が水酸化カリウムである特許請求の範
    囲第12項記載の方法。
  14. (14)反応混合物中に存在するp−フルオロアニリン
    塩の量に対して最低化学量論的等量の塩基を加える特許
    請求の範囲第11項記載の方法。
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