JPS61213840A - 写真要素 - Google Patents

写真要素

Info

Publication number
JPS61213840A
JPS61213840A JP61057195A JP5719586A JPS61213840A JP S61213840 A JPS61213840 A JP S61213840A JP 61057195 A JP61057195 A JP 61057195A JP 5719586 A JP5719586 A JP 5719586A JP S61213840 A JPS61213840 A JP S61213840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fia
group
fog
silver halide
sensitivity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61057195A
Other languages
English (en)
Inventor
ジヨン ポウル フリーマン
フレツド マテイス メイコン
ジヨン デビツド ミー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPS61213840A publication Critical patent/JPS61213840A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/06Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with non-macromolecular additives
    • G03C1/34Fog-inhibitors; Stabilisers; Agents inhibiting latent image regression

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真技術に関する。詳述すれば、本発明は、
ハロゲン化銀写真要素に関する。
〔従来の技術〕
像状に露光されたハロゲン化銀乳剤層を含む写真要素の
処理の経過中に、露光の直接函数又は逆面数として還元
された銀が形成されうる。同時に、像状露光とは独立し
て、少なくとも低濃度の還元銀の形成も起こる。用語“
かぶり”は、本願明細書において、処理された写真要素
の後者に起因する濃度(通常、最低濃度領域で測定され
る)を示すために使用する。カラー写真においては、か
ぶりは、直接、銀濃度としてではなく、むしろ画像色素
濃度として観察されるのが典型的である。
かぶり抑制剤の一般的欠点は、抑制剤がハロゲン化銀乳
剤中で濃度を増すに従って、同時にますます、かぶりを
抑制し、感度を低下することである。ハロゲン化銀乳剤
に使用する特定のかぶり抑制剤は、かぶり及び感度の両
方(以下、感度/かふり関係と言う)を考慮して選択さ
れる。
かぶりの形成を抑制するためハロゲン化銀乳剤中に種々
の異なる物質が多年にわたって導入された。Re5ea
rch Disclosure % 176巻、197
8年12月、Ttem 17643、セクション、vr
には、より一般的に使用されるかぶり抑制剤が挙げられ
ている。
Re5earch Disclosureは、Kenn
eth MasonPublications、 Lt
d、、The Old Harbourmaster’
s(イギリス国ハンプシャーPo1o 700・エムス
ヮース・ノースストリート8)によって発行されている
かぶり抑制剤の特に有効なものが、第四級化されたチア
ゾリウム及びセレナゾリウム塩から成ることは一般に認
められている。逆に、第四級化されたオキサシリウム塩
は有効なかぶり抑制剤ではない。
米国特許第2.131.038号明細書は、単純なシア
ニン色素を含めてチアゾリウム塩を有用なかぶり抑制剤
であるとして開示している。米国特許第4.237.2
14号明細書は、カルバモイル基又はスルファモイル基
を含んでいてよい第四級化置換基を有するベンゾチアゾ
リウム塩を開示している。
公開された欧州特許出願第0.136.847号及び同
第0.137.600号明細書は、芳香族テルラゾリウ
ム塩の製造及びそのかぶり防止剤としての用途を開示し
ている。
かぶり抑制剤に関する前記特許の他に、化合物のフラグ
メントの類似性により下記の特許が興味深い: 米国特許第3,282,933号明細書は、2価の−C
o−HN−3o2−基を含む第四級化置換基を有するポ
リメチン色素を開示している。
米国特許第4.374,196号及び同第4,423.
140号明細書は、加水分解前に環に含まれていた窒素
原子がアリル基(場合によりアルキル基、アルコキシ基
、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基又はアミノカ
ルボニル基で置換されていてよい)で置換されている、
加水分解され、第四級化された   ″カルコゲンアゾ
リウム塩がハロゲン化銀乳剤における有用な潜像安定化
剤であることを教示している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、かぶりレベルの低い写真画像を生じう
る感輻射線ハロゲン化銀乳剤を含む写真要素を提供する
ことである。本発明は、更に、構造のIf(11した公
知のかぶり抑制剤を含む写真要素より優れた感度/かぶ
り関係を実現しうる写真要素を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の目的は、炭素連鎖が式: %式%) 〔式中、Lは2価の結合基を表し、Rは炭化水素基又は
アミノ基を表し、Tはカルボニル基又はスルホニル基を
表し、1゛1はその都度、カルボニル基又はスルホニル
基を表し、そしてmは1〜3の整数を表す〕の2価の基
で遮断されている第四級化置換基を含む中間カルコゲン
の加水分解され、第四級化されたカルコゲンアゾリウム
塩の写真有効量を含むことを特徴とする写真要素によっ
て達成ぎれる。
ハロゲン化銀乳剤に混入された中間カルコゲンの種々の
第四級化カルコゲンアゾリウム塩の観察から、若干のも
のは有効なかぶり抑制剤であるが、他のものはオキサシ
リウム塩と同様に無効であることが判った。研究の後、
前記化合物のうちかぶり抑制剤として有効なものは、環
の1位と2位の間、即ち環のカルコゲン原子と、環のカ
ルコゲンと窒素原子の間に介在する炭素原子との間でカ
ルコゲンアゾリウム環を開環する加水分解を受けること
ができる。
詳述すれば、下記の一般式(1)の化合物を、加水分解
したときに、かぶり抑制剤として使用しうろことが判っ
た: 占 〔式中、R1は水素、炭素原子数1〜8のアルキル基又
は炭素原子数6〜10のアリール基を表し、R2及びR
3はそれぞれ独立に水素若しくは八口ゲン原子、場合に
より2価の酸素若しくは硫黄原子を介して結合された脂
肪族若しくは芳香族炭化水素基、シアノ基、アミノ基、
アミド基、スルホンアミド基、スルファモイル基、ウレ
イド基、チオウレイド基、ヒドロキシ基、−C(0)M
基又は−3(0)2M基(式中Mはアルデヒド、ケトン
、酸、エステル、チオエステル、アミド又は塩を完成す
るように選択されるか、又はR2及びR3は一緒に縮合
環を完成する原子を表し、Qは第四級化置換基を表し、
Xは中間カルコゲン原子を表し、Yは電荷を均衡させる
対イオンを表し、そしてnは0又は1の整数を表す〕。
従来、写真要素のハロゲン化銀乳剤層に混入したときに
自然に加水分解を受けることが判った中間カルコゲンの
第四級化カルコゲンアゾリウム塩だけが、かぶり抑制剤
として有用であることが判っていた。R1基のスイーピ
ング(sweeping)特性は公表されているが、実
際には、従来、水素又はメチル基以外のR11’換基は
使用させれてもほとんど成功しなかった。
かぶり抑制活性に対する環加水分解の重要性を認識する
ことによって、中間力ルコゲソの第四級化カルコゲンア
ゾリウム塩を計画的に加水分解することができる。R1
が水素及び若干の場合にはメチル基を表す場合には、開
環は、ハロゲン化銀乳剤中に一般式(1)の化合物を混
入した後、自然に起こる。しかしながら、ハロゲン化銀
乳剤のpHが開環加水分解には低すぎる場合には、ハロ
ゲン化銀乳剤中に混入する前に、塩基、例えばアルカリ
金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物又は水酸化ア
ンモニウムでの処理を使用することができる。
予備加水分解でも、或いはその場での自然加水分解でも
、一般式(1)の化合物の加水分解によって誘導されう
る有効なかぶり抑制化合物は、一般式(■): 〔式中、R1、R2、R3、Q、X及びnは前記のちの
を表し、そしてY2は電荷を均衡させる対イオンを表す
〕で表すことができる。
改良された感度/かぶり関係は、前記の方法で加水分解
を受けうる中間カルコゲンの第四級化されたカルコゲン
アゾリウム塩の第四級化置換基の変性によって実現する
ことができる。通常の第四級化置換基は、しばしば炭素
連鎖遮断基、例えばオキシ基、カルボキシ基、カルバモ
イル基又はスルホンアミド基を含む、場合により置換さ
れた炭化水素置換基である。一般式(■)ニ −T−(N−Tl )ITI− 〔式中、T及びT1はそれぞれ独立にカルボニル基(C
O)又はスルホニル基(S 02 ) ヲ表り、、mは
1〜3の整数を表す〕を満足する2価の基等有する第四
級化置換基を含めることによって感度/かふり関係を改
良しうろことは、本発明の特別の認識である。
特別の好ましい形態において、第四級化置換基、例えば
Qは、一般式(■): L  T  (N  T1)m−R(IV)〔式中、T
はカルボニル基又はスルホニル基を表し、T1はその都
度、独立にカルボニル基又はスルホニル基を表し、Lは
2価の結合基、例えば場合により置換された2価の炭化
水素基を表し、Rは場合により置換された炭化水素基又
はアミノ基を表し、そしてmは1〜3の整数を表す〕で
表される形態を取ることができる。
本発明の好ましい実施態様では、Tはカルボニル基であ
り、T1はスルホニル基である。しがしながら、T及び
T1の一方又は両方がカルボニル基又はスルホニル基で
あってもよい。更に、mが1より大きい場合には、T1
はその都度、他のT1とは独立にカルボニル基又はスル
ホニル基であってよい。
Lは炭素原子数1〜8のアルキレン基(即ち、アルカン
ジイル基)であるのが好ましい。本発明の特に好ましい
態様では、Lはメチレン基(−CH2)又はエチレン、
基(−CH2CH2−)である。
Rは、第−級若しくは第二級アミノ基、炭素原子数1〜
8のアルキル基(例えばメチル基、エチ/L4、プロピ
ル基、i−プロピル基、n−7’チル基、i−ブチル基
、t−ブチル基、ネオ−ペンチル基又はn−オクチル基
)又は炭素原子数6〜10のアリール基(例えばフェニ
ル基又はナフチル基)であるのが好ましい。Rが第二級
アミンを完成する場合には、Rは場合により置換された
炭化水素基、好ましくは前記の炭素原子数1〜8のアル
キル基又は炭素原子数6〜10のアリール基で置換され
ていてよい。Rを、必要に応じてビス化合物を完成する
ように選択しうろことも判る。
例えば、RはLと同様の形態を取ることができ、加水分
解されたカルコゲンアゾリウム環をLに結合させ、これ
によって第二の加水分解されたカルコゲンアゾリウム環
をかぶり抑制剤中に組み込むことができる。
mは、本発明の好ましい形態では、整数1である。
一般式(1)及び(If)に関連して、R1の好ましい
ものを記載したが、R1は、前記の方法でカルコゲンア
ゾリウム塩の開環加水分解と趣容性の他の任意の置換基
の形態を取ることができるものとする。一般に、前記の
ように、R1の形態が簡単である程、加水分解は容易に
達成される。逆に、R1はカルボシアニン又はヘミカル
ボシアニン色素を完成することができない。それという
のは、意図する方法での開環加水分解は達成されないか
らである。R1は、ハロゲン化銀乳剤被膜中で第四級化
されたカルコゲンアゾリウム塩の自然な加水分解を許さ
ない置換基を含んでいてよいことが特に認識される。
X5R2及びR3は一緒に、任意の好ましいカルコゲン
アゾリウム核又は加水分解されたカルコゲンアゾリウム
核を完成することができるが、カルコゲン原子は中間カ
ルコゲン原子である。中間カルコゲン原子は、硫黄、セ
レン及びテルルであり、これらは、元素の周期律表の■
族における、原子番号の最も高い元素及び最も低い元素
を除く原子をであるから、“中間”カルコゲン原子と言
われる。中間カルコゲン原子の代わりに、酸素を使用す
る場合には、かぶり抑制活性は十分に存在しない。
Xが硫黄又はセレンを表す場合には、R2及びR3は公
知のチアゾリウム環及びセレナゾリウム環を含む核に見
られる形態を取ることができる。
R2及びR3は、それぞれ独立に水素又はハロゲン原子
;炭化水素基(例えばアルキル基、了り−ル基、アルカ
リール基又はアラルキル基)又は2価の酸素若しくは硫
黄原子を介して結合された炭化水素基(例えばアルコキ
シ基、アリールオキシ基、アルカリールオキシ基、アラ
ルコキシ基、アルキルチオ基、了り−ルチオ基、アルカ
リールチオ基又はアラルキルチオ基);シアノ基;第一
級、第二級及び第三級アミノ基を含めてアミノ基;アミ
ド基(例えばアセトアミド基及びブチルアミド基);ス
ルホンアミド基(例えばアルキル又はアリールスルホン
アミド基);スルファモイル基(例えばアルキル又はア
リールスルファモイル基);ウレイド基(例えば1−ウ
レイド基、3−フェニル−1−ウレイド基又は3−メチ
ル−1−ウレイド基);チオウレイド基(例えば上に例
示したウレイド基に対応するチオウレイド基):ヒドロ
キシ基;又は−G (0)M基若しくは−S(0)2M
基〔式中Mはアルデヒド、ケトン、酸、エステル、チオ
エステル、アミド、又は塩(例えば、−C(0)H,−
C(0)CH3、 −C(0)OH,−C(0)SCH3、C(0)OCH
3、−C(0)NH2、−C(0)ONa、−3(0)
20H1−3(0)20CH2C@ Hs 、 S (
0)2NH2、又は−3(0)zOLt)を完成するよ
うに選択される〕の形態を取ることができる。
アルキル基及び他の基のアルキル部分は、好ましくは1
〜8個の炭素原子を含み(例えばメチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基、アミル基、ヘキシル基又はオク
チル基)、最も好ましくは1〜4個の炭素原子を含み、
更に他の基、例えばハロゲン、シアノ基、アリ−、ル基
、カルボキシ基、アルキルカルボニル基、アリールカル
ボニル基、及びアミノカルボニル基で置換されていても
よい。
アリール基及び他の基の了り−ル部分は、好ましくは6
〜10個の炭素原子を含み(例えばフェニル基又はナフ
チル基)、置換又は非置換の基を含む。有用な置換基は
、ハロゲン、シアノ基、アルキル基、カルボキシ基、ア
ルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、アルコキ
シカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、及びア
ミノカルボニル基を含む。
好ましい形態では、R2及びR3は一緒に1個以上の縮
合炭素同素環式芳香族環、例えばベンゾ環又はナフト環
を形成し、そのどちらも場合により置換されていてよい
。Xが硫黄又はセレンである場合、塩はベンゾチアゾリ
ウム塩、ベンゾセレナゾリウム塩、α若しくはβ−ナフ
トチアゾリウム塩、又はα若しくはβ−ナフトセレナゾ
リウム塩、例えば第四級化されているが、非置換の塩又
は縮合炭素同素環式環が置換されている塩であってよい
。縮合炭素同素環式環の置換基は、これが存在する場合
、R2及びR3について独立の置換基として記載したも
ののうちから選択することができる。一般に、縮合炭素
同素環式環の置換基は、これが存在する場合、シアニン
色素、メロシアニン色素及びヘミシアニン色素中の匹敵
する核中に存在する置換基のうちから選択することがで
きる。
Xで表される中心カルコゲンがテルルである場合には、
R2及びR3は一緒に炭素同素環式芳香族環、例えば縮
合ベンゾ環又はα若しくはβ−ナフト環を形成する。縮
合炭素同素環式芳香族環は置換されていないか、又は場
合により2価の酸素若しくは硫黄原子、アミノ基、アミ
ド基、スルホンアミド基、スルファモイル基、ウレイド
基、チオウレイド基、ヒドロキシ基、C(0)M基、及
び502M基(式中Mは酸、エステル、チオエステル又
は塩を完成するように選択される)を介して結合される
炭化水素基からなる脂肪族若しくは芳香族基で置換され
ていてもよい。特に好ましいベンゾ又はナフト環置換基
は、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基及びヒ
ドロキシ基であり、その際アルキル基は好ましくは1〜
8個の炭素原子、最も好ましくは1〜4個の炭素原子を
含む。
Yl及びY2は、電子的に中性の化合物を生ずるために
、一般式(夏)及び(n)に含まれる。
Yl及びY2は、ハロゲン化銀乳剤と相溶性であること
の知られている広範な公、知陰イオン及び陽イオンから
選択することができる。カルコゲンアゾリウム塩又は加
水分解されたカルコゲンアゾリウム塩がベタインである
場合には、電荷を均衡する対イオンは必要でないので、
nはゼロであってよい。イオン化した置換基が存在しな
い場合、一般式(T)の第四級化されたカルコゲンアゾ
リウム塩は1価の正電荷を有し、Ylは酸の陰イオン、
例えばハライド又はp−トルエンスルホネートである。
イオン化した置換基が存在しない場合、一般式(U)の
加水分解され、第四級化されたカルコゲンアゾリウム塩
は1価の負電荷を有し、Y2は陽イオン、例えば加水分
解を行うため使用する塩基によって提供されろ陽イオン
、例えばアルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン
又はアンモニウムイオンである。
加水分解され、第四級化されたカルコゲンアゾリウム塩
かぶり抑制剤は、露光及び処理前、例えば製造の時点で
、保護すべき写真要素中に混入する。加水分解され、第
四級化されたカルコゲンアゾリウム塩かぶり抑制剤を保
護すべきハロゲン化銀乳剤層中に混入することが必須で
ある。加水分解され、第四級化されたカルコゲンアゾリ
ウム塩を保護すべきハロゲン化銀乳剤中に、乳剤の沈澱
後で、被覆前の任意の時期に便利に混入することができ
る。
かぶりを抑制するのに有効な量の、加水分解され、第四
級化されたカルコゲンアゾリウム塩を使用することがで
きる。特定の用途に最適な量のかぶり抑制剤は、通常、
濃度を変動することによって実験的に測定される。この
ような試験は、最適なかぶり抑制濃度又はかぶり抑制と
他の効果、例えば写真感度の低下との最適バランスを確
認することによるのが典型的である。下記の試験に基づ
いて、第四級化されたカルコゲンアゾリウム塩をハロゲ
ン化銀乳剤中に被覆前に銀1モル当たり約10.0〜0
.01ミリモル、好ましくは銀1モル当たり2.0〜0
゜015ミリモルの濃度で混入する。
もちろん、従来のかぶり抑制剤、例えば前記のRe5e
arch Disclosure 、 Item 17
643、セクション■に記載されているものを、本発明
の実施の際に加水分解され、第四級化されたカルコゲン
アゾリウム塩と組み合わせて使用することができる。か
ぶり抑制剤は種々の異なるメカニズムによって作用する
ので、加水分解され、第四級化されたカルコゲンアゾリ
ウム塩と従来のかぶり抑制剤の併用によって生ずる効果
は、著しく相互に依存する程度から独立に相加的程度に
及ぶが、いずれにしても最適濃度は実験的に測定するこ
とができる。
かぶり抑制剤の他に、本発明は更に、感輻射線ハロゲン
化銀乳剤を含む写真要素を必要とする。
これらのハロゲン化銀乳剤は、臭化銀、塩化銀、沃化銀
、塩臭化銀、塩沃化銀、臭沃化銀、塩臭沃化銀又はその
混合物を含んでいてよい。乳剤は、任意の常用の形又は
寸法のハロゲン化銀粒子を含むことができる。特に、乳
剤は等軸晶形(例えば立方体又は八面体)又は異形(例
えば多重にねじれた形又は円筒形)の結晶形の粗大、中
程度又は微細なハロゲン化銀粒子を含んでいてよい。最
近開発された高いアスペクト比の平板状粒子を含む乳剤
、例えば米国特許第4,434,226号、同第4.4
14,310号、同第4,399.215号、同第4,
433.048号、同第4,386.156号、同第4
,504,570号、同第4.400,463号、同第
4,414,306号及び同第4.435.501号明
細書に記載されている乳剤が特に考えられる。増感化合
物、例えば銅、タリウム、鉛、ビスマス、カドミウム及
び■族の貴金属を、ハロゲン化銀乳剤の沈澱の間、米国
特許第1.195,432号、同第1,951,933
号、同第2.448,060号、同第2.628.16
7号、同第2.950.972号、同第3.488.7
09号及び同第3,737,313号明細書に記載され
ているように存在させることができる。
ハロゲン化銀乳剤は、沈澱時に単分散又は多分散であっ
てよい。乳剤の粒径分布は、ハロゲン化銀粒子の分離技
術又は種々の粒径のハロゲン化銀乳剤を混合することに
よって調節することができる。乳剤は、Glafkid
es著、ハ虹■■吐旦り煕1目±ゴー、1巻(ロンドン
のFountain Press)、1958年、36
5〜368頁及び301〜304真に記載されているよ
うなりツブマン(Lippa+ann)乳剤及びアンモ
ニア性乳剤; G、 F、 I)uffin著、Pho
to raphic Emulsion Chemis
tr  %  (ロンドンのFocal Press 
Ltd、) 、1966年、60〜72真に記載されて
いるような過剰のハロゲンイオン熟成乳剤;米国特許第
3.320.069号明細書に記載されているようなチ
オシアネート熟成乳剤;米国特許第3.271,157
号、同第3.574.62B号及び同第3.737.3
13号明細書に記載されているようなチオエーテル熟成
乳剤又は米国特許第3.784.381号明細書及びR
e5earch Disclosure −、134巻
1975年6月、Item 13452に記載されてい
るような弱ハロゲン化銀溶剤、例えばアンモニウム塩を
含む乳剤を含むことができる。
乳剤は、米国特許第2.456.953号、同第2.5
92.250号、同第3.206.313号、同第3,
317.322号、同第3.447.927号、同第3
.761,276号、同第3.917,485号、同第
3,979,213号及び同第3.767.413号明
細書に記載されているような、表面感光性乳剤(即ち、
主としてハロゲン化銀粒子の表面上に潜像を形成する乳
剤)又は内部潜像形成乳剤(即ち、主としてハロゲン化
銀粒子の内部に潜像を形成する乳剤)であってよい。
乳剤は、米国特許第2,563.785号、同第3.7
61.276号、同第2,456,953号及び同第3
.511,662号明細書に記載されているような、ネ
ガ型乳剤、例えば表面感光性乳剤若しくはかぶりのない
内部潜像形成乳剤、又はかぶりのない内部潜像形成型の
直接ポジ型乳剤(均一な露光を用いるか又は核形成剤の
存在で現像を実施したときにポジ型となる)であってよ
い。
米国特許第2.996,382号、同3,397.98
7号、同第3,705,858号及び同第3,695,
881号明細書、並びにRe5earch Discl
osure s 134巻1975年6月、Item 
13452、Defensive Publicati
on T −904017,1972年4月21日及び
Re5earchDisclosure −、122巻
1974年6月、I tem12233に記載されてい
るように、表面感光性乳剤及び内部にかぶりを起こす、
内部潜像形成乳剤の混合物を使用することができる。
加水分解され、第四級化されたカルコゲンアゾリウム塩
は、好ましくはネガ型ハロゲン化銀乳剤、最も好ましく
は露光したときに表面潜像を形成するハロゲン化銀粒子
を含む乳剤におけるかぶりを抑制するため使用する。
ハロゲン化銀乳剤の表面を増感することができる。貴金
属(例えば金)、中間カルコゲン(例えば硫黄、セレン
若しくはテルル)及び還元増感剤を単独で又は組み合わ
せて使用することが特に考えられる。典型的化学的増感
剤は、前記のRe5earch Disclosure
 s Item 17643、セクション■に挙げられ
ている。
ハロゲン化銀乳剤をポリメチン色素類を含めて種々の類
の色素でスペクトル増感することができる。ポリメチン
色素類は、シアニン類、メロシアニン類、錯体シアニン
類及びメロシアニン類(皿ち、トリー、テトラ−及びポ
リー核シアニン類及びメロシアニン類)、オキソノール
類、ヘミオキソノール類、スチリル類、メロスチリル類
及びストレプトシアニン類を含む。詳細なスペクトル増
感色素は、前記のRe5earch Disclosu
re 、 Iten+17643、セクション■に開示
されている。
本発明の写真要素のハロゲン化銀乳剤及び他の層は、ビ
ヒクルとして親木コロイドを単独で又は他のポリマー物
質(例えばラテックス)と組み合わせて含んでいてもよ
い。適当な親水性物質は、天然物質、例えば蛋白質、蛋
白質誘導体、セルロース誘導体、例えばセルロースエス
テル、ゼラチン、例えばアルカリで処理したゼラチン(
ウシ、骨又は牛皮ゼラチン)又は酸で処理したゼラチン
(豚の皮ゼラチン)、ゼラチン誘導体、例えばアセチル
化ゼラチン、フタル化ゼラチン等、多Ii類、例えばデ
キストラン、アラビアゴム、ゼイン、カゼイン、ペクチ
ン、コラーゲン誘導体、コロジオン、寒天、アロールー
ト及びアルブミンを含む。
ビヒクルを常法で硬化することができる。ビヒクル及び
硬化剤に関する更に詳細なことは、前記のRe5ear
ch DiscloSure 、、 Item 176
43、セクション■及びXに記載されている。
本発明のハロゲン化銀写真要素は、写真の分野で常用の
他の添加剤を含んでいてよい。常用の添加剤は、例えば
前記のRe5earch Disclosure −。
Item 17643に記載されている。他の常用の有
用な添加剤は、減感剤、カプラー(例えば色素形成カプ
ラー、マスキングカプラー及びDIRカプラー)。
DIR化合物、スティン防止剤、画像色素安定剤、吸収
剤、例えはフィルター色素及びUV吸収剤、光散乱物質
、帯電防止剤、塗布助剤、可塑剤及び滑剤等を含む。
本発明の写真要素は、ハロゲン化銀乳剤層を支持する支
持体を含む単純な白黒又はモノクローム要素であるか、
又は多層及び/又は多色要素であってよい。写真要素は
、例えばグラフィックアーツにおけるハーフトーン像を
作成するため使用されるもののように、低コントラスト
から極めて高いコントラストに及ぶ画像を生ずる。これ
らの要素を別個の溶液での処理用、又はカメラ内処理用
に設計することができる。後者の場合には、写真要素は
、例えば前記のRe5earch Disclosur
e sItem 17643、セクションxxmに記載
されているように、常用の画像転写特性を有することが
できる。多色要素は、三つの主要スペクトル範囲のそれ
ぞれに対して感受性の色素像形成ユニットを含む、各ユ
ニットは所定のスペクトル範囲に対して感受性のただ一
つの乳剤層又は多数の乳剤層を含むことができる。画像
形成ユニットの層を含めて、要素の層は、公知の種々の
順序で配列することができる。別の構造として、1種又
は複数の乳剤を例えば米国特許第4.387,154号
明細書に記載されているように、微小容器又はマイクロ
セルを使用して、1個以上の区分された層として沈着さ
せることができる。
本発明による好ましいカラー写真要素は、黄色色素形成
カプラーが組み合わさった少なくとも1層の青感性ハロ
ゲン化銀乳剤層、マゼンタ色素形成カプラーが組み合わ
さった少なくとも1層の緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び
シアン色素形成カプラーが組み合わさった少なくとも1
層の赤感性ハロゲン化銀乳剤層を有する支持体を含み、
ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層は加水分解され、
゛第四級化されたカルコゲンアゾリウム塩かぶり抑制化
合物を含む。
本発明の要素は、写真要素に常用の付加的層、例えば上
塗層、スペーサ層、フィルタ層、ハレーション防止層、
スカベンジャ一層等を含んでいてよい。支持体は、写真
要素と共に使用される任意の適当な支持体であってよい
。典型的支持体は、ポリマーフィルム、紙(ポリマー被
覆紙を含む)、ガラス等である。本発明の写真要素の支
持体及び他の層に関する詳細は、前記のRe5earc
hDisclosure % Item 17643、
セクションX■に記載されている。
写真要素を、電磁スペクトルの紫外、可視及び赤外領域
並びに電子ビーム及びβ線、γ線、X線、α粒子、中性
子線、及び他の、レーザーによって作られるような、干
渉性(ランダム位相)又は干渉性(規則的位相)の微粒
子及び波状輻射エネルギーの形を含む、種々のエネルギ
ーで像状に露光することができる。写真要素をX線で露
光する場合には、写真要素はRe5earch Dis
closure % 184巻、1979年8月、It
e+w 18431に記載されているような、常用の放
射線写真要素に見られる特性を含むことができる。
像状に露光された写真要素の処理は、任意の便利な常法
で達成することができる。処理操作、現像剤及び現像円
節剤は、それぞれ前記のRe5earchDisclo
sure s Item 17643、セクションXI
X、XX及びXXIに記載されている。増感色素又はフ
ィルター色素に起因する残留する色素汚染は、約5のp
nに緩衝された水性アルカリ金属亜硝酸塩浴中で処理す
ることにうて除去することができる。
第四級化チアゾリウム及びセレナゾリウム塩、例えば一
般式(1)の塩は、まず、対応するプロトン化されたチ
アゾリウム塩又はセレナゾリウム塩を製造することによ
って製造することができる。
後者は、購入するか、又は米国特許第2,131.03
8号明細書に記載されているような、周知の操作によっ
て製造することができる。第四級化は、Ct−Q又はB
r−Q(式中Qは本発明の要件を満たすように選択する
)を使用することによって達成することができる。この
ような化合物は、米国特許第3.282.933号明細
書に開示されている。プロトン化されたテルラゾリウム
塩の好適な製造法は、公開された欧州特許出願第0.1
36,847号及び同第0、137.600号明細書に
教示されている。
〔実施例〕
下記の実施例は、本発明を更に説明するものである。本
発明のかぶり抑制剤及び対照のかぶり抑制剤の構造は、
第1表に記載されている。文字Eは、本発明によるかぶ
り抑制剤を示すために使用し、文字Cは対照のかぶり抑
制剤を示すために使用する。
第、■表 FIA−CI   CHs             
 HHHpts”FIA−C2CH3HHCH3pts
eFIA−C3CHs             OC
L  0CHs  H9tSeFIA−C4CHs  
            HCI   CH2ptse
FIA−(:5   (CHt) xsOseHHH−
FIA−C6(CHz)3sOseOC1h’OC■、
F4−FIA−C7(C1h)ssOseII    
CI   CHj3   −FIA−C8CHtCH(
QSOie)CHzO5OseHCI   CHz  
 NHe’FIA−C9CHzCtl(QSOie)C
Hse[I    CI   CHs    −FIA
−CIO(CHz)zPo(OH)g        
HII   HBreFIA−C1l  (CHz)2
PO(OH)g        HHHBreFIA−
C12CHzCl(ollcllgotl      
  ’A    ’A   ii    BreFIA
−C13CHj              H503
eC1lz   −FIA−C14CHtCH2Sow
eHCL    −ヒー  (C[It) +6−− FIA−CI7   CHtCONHt       
   HHHIeFIA−C18CHiCONHz  
       HHCH31eFIA−C19CIIz
CONIh          HHHBF#e−ム FIA−El   (CHs)tcONHsOgcHz
     HHHBreFIA−E2   (CHz)
zcONH5O*c)li    OCH30CHz 
  H3reFIA−E3   (CII*)tcON
HsOgcHz     HCI   CHi   0
reFIA44   CHgC0NIISOJHz  
    HCI   CH3pt!reFIA−E5 
  CHzCONH3,0JHCOCHffHCI  
 CH3ptseFIA−[!6   CHtCONH
SOtNHCOCL   HHCH3ptse”pts
・!p−トルエンスルホネート以下余白 り 例1は、N−アルキル、N−スルホアルキル、N−ホス
ホノアルキル又はN−ヒドロキシアルキルベンゾチアゾ
リウム化合物と比較した場合に、本発明の要件を満足す
る化合物であるFIA−Elの優れた感度/かふり関係
を説明するものである。
酢酸セルロース支持体上に、平均粒径1,0μmの、表
面を化学増感された表面潜像形成高感度ネガ型臭沃化銀
乳剤(沃素5.8モル%)をへg4.89g/rrr、
ゼラチン11.1g/fflで被覆した。被覆をゼラチ
ン重量の0.27%のビス(ビニルスルホニルメチル)
エーテルで硬化した。第■表に示したようにかぶり抑制
剤を添加した。フィルムの試料を階段濃度タブレフトを
通して、イーストマンIBセンシトメーター中で550
0@にタングステン源に1/25秒露光し、コダックD
K−50(商標)現像剤で20℃で5分現像した。試料
を49℃、相対湿度(RH)50%で2週間保温し、同
様に露光し、処理した。相対感度及びかぶり値を第■表
に示す。
センシトメトリーの結果は、本発明の要件を満足するF
IA−Elが、活性な新品及び保温かぶり抑制剤である
ことを示す。更に、保温してFIA−Elで得られた感
度/かふり関係は、そのN−メチル類縁体、FIA−C
1;N−スルホプロピル類縁体、FIA−C5;N−ホ
スホノエチル類縁体、FIA−CIO;N−ホスホノプ
ロピル類縁体、FIA−C1l;又はN−ジヒドロキシ
プロピル類縁体、FIA−CI2を用いて得られるもの
より明らかに優れていた。
以下余白 第■表 1   なし          1000゜15  
14 1.252 PTA−CI  0.1 11B 
0.15 490.633  〃0.3 1100.1
4 950.334  〃1.0  390.11 3
60.155 FIA−C50,110? 0.13 
420.646  〃0.3 1000.09 680
.367  〃1.0 − − 830.168 FI
A−CIOO,1420,831000,639〃0.
3  210.93  B50.4710  〃1.0
  120.88 260.4611 FIA−CIl
  O,1390,61760,4912〃0.3  
140.94 940.4313  〃1.0  16
0.98 250.4214 FTA−C120,19
40,18780,4415〃0.3  830゜13
 710.3816  〃1.0  570.13 5
70.2217 PTA−El  O,11150,1
497G、4Q18  〃0.3 1180゜1212
30.2219  〃1.0  870.101100
.12例2は、例1のFIA−Elの5,6−ジメトキ
シ類縁体であるFIA−22を保温したときの感度/か
ふり関係を説明するものである。FIA−B2は、その
N−アルキル類縁体及びN−スルホアルキル類縁体に比
べて優れた保温感度/かふり関係を示す。かぶり抑制剤
を添加して、例1に記載したようにして被膜を製造し、
露光し、処理し、センシトメトリーの結果を第■表に示
す。
以下余白 第■表 1   なし       −1000,13270,
642〃−1000,15350,64 3FrA−C30,3B20.15 420.524 
  〃1.0 710.13 400.275   〃
2.0 690.10 470.146  FIA−C
60,3940,13350,627〃1.0 800
.14 380.468   〃2.0 760.14
 370゜389  FIA−B2  0.3  B2
0.15 420.4910  〃1.0 650.1
4 460.2511  〃2.0 670.01 5
20.13以下余白 ■ユ 例3は、本発明のF I A−Fi、 lの2−メチル
−5−クロロ類縁体である本発明のFIA−B3の新品
及び保温時の感度/かぶり関係及びFIA−Elに関す
る付加的データを示すものである。N−アルキル類縁体
及びスルホアルキル類縁体を用いて比較を行った。前記
の例と同様にして被膜を製造し、露光し、処理し、結果
を第■図に示す。
以下余白 第■表 1    なし      −1000,11360,
422なし           91 0.10  
35 0.423  FIA−C80,1910,09
430,314〃0.3 830.08 330.25
5   〃1.0 800.07 390.186  
FLA−C90,1950,09410,317〃0.
3 830゜08 710.198   〃1.0 5
90.06 480.099  FIA−C70,19
10゜09 680.2910  〃0.3 830.
08 6B 0.1911  〃1.0 630.0?
  360.1012 FIA−C40,1940,0
9650゜3013  〃0.3 800.09 48
0.1914  〃1.0 550.07 380.0
915 FIA−C20,11000゜10 350.
3616  〃0.3 950.09 350.301
7    〃1.0   870.08  76 0.
1718  FIA−C1Ool    91 0.0
9  65 0.2619    〃0.3   80
0゜08  62 0.1820    〃1.0  
 470.06  27 0.0921  FIA−E
3    0.1    B9 0.09  34 0
.2922   〃        0゜3   78
0.08  630゜1523    〃1.0   
63 0.06  35 0.0624  FIA−E
l     O,1870,09680,2425〃0
.3   80 0.0?   62 0.1326 
   〃1.0    ?3 0.07  47 0.
07似下余白) これらの結果は、本発明のF I A−E 1及びFI
A−E3の感度/かぶり関係が、N−アルキル類縁体及
びスルホアルキル類縁体を用いて得られるものと比べて
優れていることを示す。
■土 例4は、本発明のFIA−E3、アミノ置換類縁体FI
A−24並びにアセトアミド置換類縁体FIA−E5及
びFIA−E6の優れた感度/かぶり関係を示すもので
ある。
硬化剤の濃度をゼラチンの重量の1.75%に増加する
以外は、前記の例に記載したようにして、例4の被膜を
製造し、露光し、処理した。かぶり抑制剤の添加及びセ
ンシトメトリーの結果を第7表に示す。
(以下余白) 第7表 1    なし      −1000,06570,
252〃−1070,06780,19 3FIA−C40,11020,0,6890,144
〃0.3  850.05 730.095   〃1
.0  550.04 300.086  FIA−E
3 0.1 1200.05 820.147   〃
0.3 1100.05 730.128   〃1.
0  910.05 820.089  FIA−E4
 0.1  830.05 590.0910  〃0
.3  740.05 620.0811  〃1.0
   ?60.04 450.0812 FIA−E5
 0.1  940.05 690.1413  〃0
.3  800.05 630.0914  〃1.0
  760.05 350.0915 FIA−E6 
0.1 1050.05 5B 0.1516  〃0
.3  910.06 730.1117  〃1.0
  890.05 530.09結果は、本発明を満足
するFIA−E3、FIA−E4、FIA−E5及びF
IA−E6がFIA−C4より優れた感度/かぶり関係
を生ずることを示す。
肛 劃」」工 例5aは、この場合、分光増感した発色カプラーを含む
塩臭化銀乳剤系において、本発明を満足するFIA−E
lを用いると、そのN−メチル類縁体及びN−スルホア
ルキル類縁体に比べて優れた感度/かふり関係が得られ
ることを示す。FIA−E 1も、この乳剤系に関する
対照として使用した別のかぶり抑制剤組成物を用いるよ
り優れた結果を生じた。
樹脂で被覆した紙支持体上に、ゼラチンパッドを1.0
8g/rrf被覆した。この上に、最適に硫黄増感した
、塩素15%を含む、平均粒径約O03μmの立方体形
粒子表面潜像形成ネガ型塩臭化銀乳剤を、緑感性色素ア
ンヒドロ−5−クロロ−9−エチル−5′−フェニル−
3’−(3−スルホブチル’)−3−(3−スルホプロ
ピル)オキサカルボシアニンヒドロキシド、トリエチル
アミン塩240■/Agモルでスペクトル増感して、被
覆した。乳剤をAgO,32g/rd、ゼラチン1.6
6g/dで被覆した。乳剤は0.43g/rrlのマゼ
ンタ色素形成カプラーである1−(2,4,6−ドリク
ロロフエニル)−325(α−(3−t−ブチル−4−
ヒドロキシフェノキシ)テトラデカンアミドツー2−ク
ロロアニリノニー5−ピラゾロンを含んでいた。この乳
剤層上にゼラチン1゜08g/rrrを含む保護層を被
覆した。被膜をゼラチンの総重量のビス(ビニルスルホ
ニルメチル)エーテルで硬化した。かぶり抑制剤を第■
表に示したように乳剤に添加した。被膜試料をイースト
マンIB(商標)センシトメータ中で、マイナス青露光
を与えるラッテン(Wratten  :商標) W 
12+ 20フイルタで口先された3000”K源に1
/10秒間、階段(さびを通して露光した。次に、試料
をコダック・エクタプリント(KO口AK EKTAP
RINT:商標)中で2工程で、33℃で3%分現像し
て処理した。試料を49℃、RI(50%で2週間保温
し、同様に露光し、処理した。
得られた相対感度及びD−sin値を第■表に示す、保
温時のΔD−+winは、−18℃に保持した試料と比
較して測定した。データから、本発明を満足するFIA
−Elを用いると、FIA−C1(N−メチ、ル類縁体
) 、FIA−C5(N−スルホプロピル類縁体)又は
FIA−C15+FIA−C16のかぶり抑制剤組成物
と比較して、優れた新品時感度/かふり関係が得られる
ことを示す。
本発明を満足するかぶり抑制剤によれば、保温したとき
のD−Illinの増大の抑制が優れていることも明ら
かである。
(以下余白) 第、■表 I  FIA−C1O,0B  1000.12148
 +0.0852   〃0.34 1100.111
62 +0.0553   〃0.67 1120.1
0170 +0.024  FIA−C50,0997
0,12148+0.0955   〃0.34 10
20.12145 +0.0456   〃0.68 
 940.11132 +0.027  FIA−C1
5+C16 0,18+0.77820.10100 +0.028
  FIA−El  O,411230,10166+
0.039   〃0.55 1230.10174 
+0.01510   〃0.68 1290.101
78 +0.015以下余白 夕LL■ 例5bは、本発明の2−メチル−5−クロロ化合物であ
るFIA−E3のかぶり抑制作用が、そのN−メチル類
縁体及びN−スルホプロピル類縁体と比較して優れてい
ることを示す。付加的対照化合物として、5−及び6−
スルホ置換ベンゾチアゾリウム化合物を比較した。
例5aに記載したようにして被膜を製造し、露光し、処
理した。各かぶり抑制剤(FIA−C15+FIA−C
16を除いて)を、使用したかぶり抑制剤の量に対して
1当量の水酸化ナトリウムを含む水に溶かした。かぶり
抑制剤の添加及びセンシトメトリーの結果を第■表に示
す。
(以下余白) 第■表 I  FIA−C40,561000,12155+0
.0452   〃1.11 940.12135 +
0.023  FIA−C70,561120,111
48+0.0354   〃1.11 890.101
05 +0.0155  FIA−C100,5611
00,11138+0.0356   〃1.11 9
70.10110 +0.0157  FIA−C14
0,561070,11141+0.058   ’ 
  1.111100.11145 +0.0559 
  FIA=C15+C16 0,18+0.77760.09 95 +0.210
 FIA−E3 0.561230.09174 +0
.01511〃1゜111180.09151 +0.
015これらの結果は、本発明を満足する2−メチル−
5−クロロ化合物FIA−E3が1.N−メチル対照化
合物FIA−C4及びN−スルホプロピル対照化合物F
IA−C7に比べて、新品時にも、保温した場合にも、
優れた感度/かふり関係を生ずることを示す。FIA−
C4は、2種のベンゼン環スルホ置換化合物FIA−C
13及びFIA−C14より優れている。本発明を満足
する化合物は、別のかぶり抑制剤組成物FIA−C15
+FIA−C16より、感度/かふり関係において優れ
ている。
肛 例6は、本発明を満たすFIA−Elを用いれば、その
N−カルバモイル類縁体に比べて、優れた感度/かぶり
関係が得られることを示す。
例5aに記載したようにして被膜を製造し、試験した。
かぶり抑制剤を第1表に示したように添加した。すべて
のかぶり抑制剤を下記の例外を除いて乳剤に添加するた
め水に溶かした:FIA−C18は、かぶり抑制剤1モ
ル当たりNaOH1当量を添加して加水分解した。対照
のかぶり抑制剤FIA−C15はメタノールに溶かした
。対照のかぶり抑制剤FIA−C16は、可溶化のため
かぶり抑制剤1モル当たりNaOH1当量を添加した水
に溶かした。
被膜1及び2は、本発明を満足する化合物FIA−E1
を含む。被膜3及び4も、FIA−Elを含むが、FI
A−CI?及びFIA−C18の沃素逆イオンと比較す
るため、FIA−Elの1モルに対して1当量のKlを
添加した。被膜5及び6は、FIA−ElのN−カルバ
モイルメチル類縁体であるFIA−C17を含む。被膜
7及び8は、FIA−C17の2−メチルM縁体である
FIA−C18を含む。被膜9及び10は、FIA−C
17の沃素対イオンをテトラフルオロボレートで置換し
たFIA−C19を含む。最後に、被膜11及び12は
、例5a及び5bにおいても包含させたような対照かぶ
り抑制剤組成物FIA−C15+F IA−C16を含
む。
第1表 I  FIA−El  O,681000,11138
+0.022   〃0.821000.11138 
+0.023  FrA−E1+KI0.681100
.11155 +0.024〃0゜821200゜11
162 +0.0155  FIA−C170,687
30,10107+0.026   〃0.82 74
0.11107 +0.0157  FIA−C100
,69940,10132+0.0258   〃0.
82 950.11135 +0.029  FIA−
C190゜69 780.10112 +0.0151
0  〃0.82 740.11107 +0.021
1 FLA−C15+C16 0,18+0.77 580.11 68 +0.02
12  〃0.18+0.77 580゜10 71 
+0.015以下余白 得られた相対感度及びD−min値を第1表に示した。
本発明を満足する、0.68ミリモル/AgモルでFI
A−Elを含む被膜1の新品時感度を、100とした。
被膜3及び4においてKIを添加すると、感度が増加し
た。被膜1〜4と被膜5〜8を比較すると、F I A
−E 1が、特に当量の沃素を含む被膜を考慮したとき
に、FIA−C17及びFIA−C18より優れた新品
時及び保温時感度/かふり関係を有することが判る。F
IA−C19(BF4−)も、F I A−E 1より
感度/かぶり関係において明らかに劣っている。対照の
かぶり抑制剤組成物FIA−C15+FIA−C16は
、その感度/かぶり関係において劣っている。
〔発明の効果〕 前記の実施例は、本発明の要件を満足する加水分解され
、第四級化されたカルコゲンアゾリウム塩が低い最低濃
度レベルを維持し、好適な感度/かぶり関係を生ずるの
に有効であることを特徴する

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式: −L−T−(N−T^1)_m−R 〔式中、Lは2価の結合基を表し、Rは炭化水素基又は
    アミノ基を表し、T及びT^1はそれぞれ独立にカルボ
    ニル基又はスルホニル基を表し、そしてmは1〜3の整
    数を表す〕を有する第四級化置換基を含む中間カルコゲ
    ンの加水分解され、第四級化されたカルコゲンアゾリウ
    ム塩の写真有効量を含むことを特徴とする、感輻射線ハ
    ロゲン化銀乳剤を含む写真要素。
JP61057195A 1985-03-18 1986-03-17 写真要素 Pending JPS61213840A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US712495 1985-03-18
US06/712,495 US4578348A (en) 1985-03-18 1985-03-18 Hydrolyzed azolium speed enhancing/fog-inhibiting agents for silver halide photography

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61213840A true JPS61213840A (ja) 1986-09-22

Family

ID=24862352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61057195A Pending JPS61213840A (ja) 1985-03-18 1986-03-17 写真要素

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4578348A (ja)
EP (1) EP0195622B1 (ja)
JP (1) JPS61213840A (ja)
CA (1) CA1256731A (ja)
DE (1) DE3682925D1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4874866A (en) * 1983-09-06 1989-10-17 Eastman Kodak Company Photographically useful chalcogenazoles, chalcogenazolines, and chalcogenazolinium and chalcogenazolium salts
US4772715A (en) * 1985-02-19 1988-09-20 Eastman Kodak Company Isotelluroazolo[1,5-a]tellurazoles and processes for their preparation
EP0359169B1 (en) * 1988-09-14 1995-07-26 Eastman Kodak Company Photographic recording material comprising magenta coupler and a chalcogenazolium salt
US5807667A (en) * 1992-04-16 1998-09-15 Eastman Kodak Company Sensitization of selenium and iridium emulsions
US5411854A (en) * 1993-12-29 1995-05-02 Eastman Kodak Company Sensitivity increase from alkynylamineazole, sensitizing dye, and chalcogenazolium salt added before heat cycle
US5620837A (en) * 1995-12-28 1997-04-15 Eastman Kodak Company Color photographic element containing benzazolium compounds
US5691127A (en) * 1996-02-02 1997-11-25 Eastman Kodak Company Epitaxially sensitized ultrathin tabular grain emulsions containing stabilizing addenda
US6713240B2 (en) * 2002-07-11 2004-03-30 Eastman Kodak Company Black-and-white aqueous photothermographic materials containing mercaptotriazole toners

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US28668A (en) * 1860-06-12 Apparatus for vulcanizing rubber
US2131038A (en) * 1932-05-26 1938-09-27 Eastman Kodak Co Photographic emulsion containing alkyl quaternary salts of thiazoles and the like asantifoggants
BE569130A (ja) * 1957-07-05
USRE28668E (en) 1971-05-03 1975-12-30 Silver halide emulsions containing alkyl selenols and thiols as antifoggants
DE2940765A1 (de) * 1979-10-08 1981-04-23 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Substituierte alkylammoniumsalze, ihre herstellung, ihre verwendung zur regulierung des pflanzenwachstums und mittel dafuer
US4374196A (en) * 1981-02-20 1983-02-15 Eastman Kodak Company Silver halide emulsions containing latent image stabilizing compounds
US4423140A (en) * 1982-06-25 1983-12-27 Eastman Kodak Company Silver halide emulsions containing aromatic latent image stabilizing compounds

Also Published As

Publication number Publication date
EP0195622A2 (en) 1986-09-24
EP0195622B1 (en) 1991-12-18
CA1256731A (en) 1989-07-04
DE3682925D1 (de) 1992-01-30
EP0195622A3 (en) 1989-11-29
US4578348A (en) 1986-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000089405A (ja) 光吸収の増大した写真材料
JP2000089408A (ja) ハロゲン化銀写真材料
JP2000089406A (ja) ハロゲン化銀カラ―写真材料
EP0059144B1 (en) Silver halide emulsion containing latent image stabilizer and element
JP2000089407A (ja) ハロゲン化銀写真材料
JPS61213840A (ja) 写真要素
EP0098213B1 (en) Silver halide emulsion containing aromatic latent image stabilizing compound and element
US4040841A (en) Silver halide photographic emulsion
JP2001117191A (ja) ハロゲン化銀写真材料
JP2002031868A (ja) 高い光吸収および低い色素汚染を有する写真材料
EP0359169B1 (en) Photographic recording material comprising magenta coupler and a chalcogenazolium salt
US3930860A (en) Spectrally sensitized color photographic materials suitable for high temperature rapid development
JPH07199390A (ja) 写真要素及び写真方法
EP0196927B1 (en) Divalent chalcogenide fog-inhibiting agents for silver halide photography
JPH07306491A (ja) 写真要素
US3966477A (en) Spectrally sensitized silver halide photographic emulsion
USRE32195E (en) Silver halide emulsions containing aromatic latent image stabilizing compounds
JPH09203992A (ja) 増感色素含有写真要素
JPH07199391A (ja) アルキニルアミンドーピング剤含有写真要素
JPH08234341A (ja) 水性コーティング組成物及び写真要素
JPH02100045A (ja) ハロゲン化銀写真要素
JPS6169063A (ja) ハロゲン化銀乳剤の強色増感
CA1060698A (en) Blended internal latent image emulsions, elements including such emsulsions and processes for their use and preparation
EP0460157A1 (en) Improved performance of photographic emulsions at high silver ion activities
JPH0915780A (ja) 四核性メロシアニン増感剤を有する写真要素