JPS61213340A - 希土類磁石の製造方法 - Google Patents

希土類磁石の製造方法

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JPS61213340A
JPS61213340A JP5286785A JP5286785A JPS61213340A JP S61213340 A JPS61213340 A JP S61213340A JP 5286785 A JP5286785 A JP 5286785A JP 5286785 A JP5286785 A JP 5286785A JP S61213340 A JPS61213340 A JP S61213340A
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JP
Japan
Prior art keywords
alloy
rare earth
sintering
magnet
powder
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Pending
Application number
JP5286785A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Saito
誠 斉藤
Takeshi Anpo
安保 武志
Takashi Furuya
古谷 嵩司
Norio Yoshikawa
紀夫 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
発明の目的 [産業上の利用分野1 本発明は、希土類磁石の製造力、法の改良に関する。 [従来の技術] 焼結による希土類磁石の製造に当って、磁気特性のすぐ
れた製品を得るためには、焼結体は空孔ができるだけ少
ない、密度の大きいものとする必要がある。 焼結作業
の面から見れば、これは約1200℃の高温で行なわれ
るので、この温度を、または時間を短縮することができ
れば、熱エネルギーの節約や設備の寿命などの点で有利
である。 このような観点からの改良は、これまで種々試みられ、
かなりの水準の製品を得るに至っているが、なお完全に
満足できるものではなく、いっそうの開発が要望されて
いる。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、このような状況にかんがみ、密度の高
い磁石の焼結体を、より穏和な焼結条件で製造できる方
法を提供することにある。 発明の構成 [問題点を解決するための手段] 本発明の希土類磁石の製造方法は、基本的には、希土類
元素およびYから選んだ1種または2種以上の元素を2
0〜35%、Cuを最終的に2〜15%およびFeを1
0〜70%含有し、残部COからなる合金の焼結による
希土類磁石の製造方法において、上記の組成からCuの
全部または1部を除いた組成の合金を溶製して粉末化し
たものに、残りの量のC0の粉末を混合して成形し、焼
結することを特徴とする。 好ましい態様においては、上記の合金の溶製に当って、
Ti 、Zr、Hf、Nb、B、Or。 NiおよびMnから選んだ1種または2種以上の元素を
20%以下含有させる。
【作 用】
合金粉末と混合されたQu単独の粉末は、焼結条件下で
溶融状態になり液相焼結が行なわれる。 このCuは、合金中に拡散して行くので、最終的には目
的とする組成をもった均質な合金粉末の焼結体が得られ
る。 このようにして焼結が容易に進行するから、焼結体の密
度を高めることができ、その結果得られた磁石の磁気特
性が改善される。 Quの溶融点が1083℃であり、
これ以上の温度に加熱すれば液相焼結が行なわれるので
、焼結温度を従来の1200℃から100℃またはそれ
以上ひき下げても従来と同じような焼結が実現し、12
00℃から30〜70℃低い温度ならば、密度の高い焼
結体ができる。 結局従来より低い焼結温度で、密度の
より高い焼結体が得られるわけである。 本発明が対象とする希土類磁石合金の組成は、従来から
知られたものであるが各成分元素の作用と成分範囲の限
定理由を示せば、つぎのとおりである。 希土類元素およびYから選んだ1種または2種以上の元
素(R):20〜35% 15MGOe以上の高いBHIIlaxを得るためには
最低20%が必要でおるが、多量に添加するとBrが低
下し、その結果BHIIl、xも減少するので、35%
を上限とした。 Fe:10〜70% R−GO−Cu−Fe系の磁石ですぐれたBrを得るた
めに10%以上添加することが必要である。 多すぎる
と1−1cが急激に低下するので、70%を上限とした
。 Cu:2〜15% Cuの添加量を増すと1−1cは増大するが、Brは減
少する。 両者のバランスを考慮してこの成分範囲とし
た。 Ti 、Zr、Hf、Nb、B、Cr、Ni 、Mn、
から選んだ1種または2種以上の元素:20%以下 これらの元素を1種または2種以上添加すると、Cuと
同様にHCを顕著に増大ざぜる。 あまり多量に添加す
ると、3rだけでなくHCも大きく減少させるので、上
限を20%におさえた。 [実施例] 焼結に先立つ粉末の成形は、既知の技術に従って行なえ
ばよい。 磁場中で磁性材料粒子を配向させながら成形
すれば、磁気特性の高い磁石が得られるので好ましい。 焼結もまた、既知の技術に従えばよい。 温度はCuの
融点の直前からそれより少し高い程度の範囲がよい。
【実施例】
第1表に示すA〜Fの組成の合金を アルゴン雰囲気下
のボタンアーク溶解炉で溶製した。 各合金をショーク
ラッシャーで粗粉砕しジェットミルで微粉砕して、平均
粒径が合金Aは3.1μ、合金B、D、E、Fは3.2
μ、合金Cは3.4μの粉末とした。 各合金の粉末に、粒径1,5μのCu粉末を種々の割合
で加えた。 加えたCuの量を合金にはじめから存在す
るCuの量とともに示せば第2表のとおりである。 それぞれの粉末を、いずれも10KOeの磁場中でプレ
ス成形した後、第3表に示す温度で1時間の焼結を行な
い、時効処理を施して磁石を製造した。 これらの磁石
の磁気特性を測定して得た結果を焼結体の密度とともに
第3表に示す。 第1表 3m  Fe  Cu    その仙    C0A 
 26.0 19.5 3.OZr1.5Ti i、o
  残余B  26.0 19.0 2.OZr1.5
Ti1.0  uB O,05 C25,514,54,OMnO,5Hf0.1  〃
Nb 0.2 Ni 0.5 D  22.0 19.0 −  Zr2.0CrO,
5〃十Pr4..O E  26.0 19.0 4.5  Zr1.5Ti
1.OuB O,05 F  25.0 14.0 2.OZr2.5Ti1.
0  〃+Y1.0 第2表 、。   Cu(%) 備考 合金中追加合計 比較例1  3.0  0   3.0  合金Aだけ
実施例13.0  0.5  3.5  合金A十Cu
l/2 3.0  1.0  4.0    、/# 
 3 3.0  1.5  4.5    //4 3
.0  2.0  5.On 〃5 3.0  2.5  5.5    N比較例2
 2.0  0   2.0  合金Bだけ実施例6 
2.0  2.5  4.5  合金B+Cu比校例3
4゜0  0   4.0  合金Cだけ実施例7 4
.0  0.5  4.5  合金C+Cu比較例40
   0   0   合金りだけ実施例8 0   
4.5  4.5  合金[)−+−Cu比較例5 4
.5  0   4.5  合金Eだけ実施例9 2.
0  3.0  5.0  合金F+CU第3表 、。    焼結温度    密  度      B
r(’C)    (’ii/cm3 >     (
G)比較例 1   1.230   8.28   
 11,500実施例 1   1.200   8.
33    11.650!12   1,180  
8.39    11.710!/3   1.170
  8.40   11.680!/4   1,15
0  8.40   11.630!15   1,1
40  8.40   11.520比較例 2   
1,210   8.25    11.600実施例
 6   1,160   8.37    11.7
00比較例 3   1,220   8.26   
 11.000実施例 7   1.170   8.
35    11.200比較例 4   1.220
   8.24    11.400実施例 8   
1.160   8.36    11.480比較例
 5   1,200’8.25    11.100
実施例 9   1,170   8.32    1
0,950BHc       IHCBHmax(O
e )      (Oe )     (MG−Oe
 )8.200   9,100   28.19.3
00  10,500   29.89.550  1
1,750   31.59.800  12,300
   30.49.840  12,800   29
.49.920  13,100   28.76.1
00   7,600   26.18.900  1
0.500   2−9.85.000   6,30
0   24.18.600   9,750   2
8.42.100   3.780   10.19.
300  11,200   29.27.100  
 8,600   26.59.150  11.50
0   28.1発明の効果 本発明の方法によれば、従来よりも低い焼結温度でより
高密度で磁気特性の向上した磁石が得られる。 また、
焼結に用いる設備の寿命が伸び、熱エネルギーを節約で
きる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)希土類元素およびYから選んだ1種または2種以
    上の元素を20〜35%、Cuを最終的に2〜15%お
    よびFeを10〜70%含有し、残部Coからなる合金
    の焼結による希土類磁石の製造方法において、上記の組
    成からCuの全部または一部を除いた組成の合金を溶製
    して粉末化したものに、残りの量のCuの粉末を混合し
    て成形し、焼結することを特徴とする方法。
  2. (2)最終的に含有されるCu量のうち、Cu単独の粉
    末として混合されるものが少なくとも1/10を占める
    特許請求の範囲第1項の方法。
  3. (3)希土類元素およびYから選んだ1種または2種以
    上の元素を20〜35%、Cuを最終的に2〜15%、
    Feを10〜70%ならびにTi、Zr、Hf、Nb、
    B、Cr、NiおよびMnから選んだ1種または2種以
    上の元素を20%以下含有し、残部Coからなる合金の
    焼結による希土類磁石の製造方法において、上記の組成
    からCuの全部または一部を除いた組成の合金を溶製し
    て粉末化したものに、残りの量のCuの粉末を混合して
    成形し、焼結することを特徴とする方法。
  4. (4)最終的に含有されるCu量のうち、Cu単独の粉
    末として混合されるものが少なくとも1/10を占める
    特許請求の範囲第3項の方法。
JP5286785A 1985-03-15 1985-03-15 希土類磁石の製造方法 Pending JPS61213340A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02173236A (ja) * 1988-12-26 1990-07-04 Aichi Steel Works Ltd 希土類磁石合金
JPH02259039A (ja) * 1989-03-31 1990-10-19 Aichi Steel Works Ltd 希土類磁石合金

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02173236A (ja) * 1988-12-26 1990-07-04 Aichi Steel Works Ltd 希土類磁石合金
JPH02259039A (ja) * 1989-03-31 1990-10-19 Aichi Steel Works Ltd 希土類磁石合金

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