JPS6121200Y2 - - Google Patents

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JPS6121200Y2
JPS6121200Y2 JP14825682U JP14825682U JPS6121200Y2 JP S6121200 Y2 JPS6121200 Y2 JP S6121200Y2 JP 14825682 U JP14825682 U JP 14825682U JP 14825682 U JP14825682 U JP 14825682U JP S6121200 Y2 JPS6121200 Y2 JP S6121200Y2
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JP
Japan
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pressure
valve
pilot
slide
adjustment
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JP14825682U
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JPS5954200U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は機械プレスのスライドバランサの圧力
自動調整装置に関する。
機械プレスのスライドバランサ圧力の調整は、
従来では上型重量に応じてレギユレータを操作し
て手動にて調整していた。第1図において、1は
上型2を取付けられたスライド、3,4はスライ
ドバランスシリンダ、5は該スライドバランスシ
リンダ3,4は圧力空気を供給する空気タンク、
6は圧力調整用減圧弁であり、ゲージを見ながら
手動で該減圧弁6を操作してその出力圧力を所定
圧力に設定することにより空気タンク5を該所定
圧力に保持し、スライドバランスシリンダ3,4
の圧力を上型2の重量に応じた所定圧力に調整し
ていた。
また、最近では、圧力調整時間を早める目的で
第2図に示す回路も多く使用されており、空気タ
ンク5の圧力設定はパイロツト圧調整用減圧弁7
により圧力調整ユニツト8を介して行なわれる。
さらに詳述すると、圧力調整ユニツト8はメイン
圧調整用減圧弁9とマスターバルブ10とバラン
スバルブ11を有し、パイロツト圧調整用減圧弁
7の2次圧力をゲージを見ながら手動で所定圧力
に設定すると、メイン圧調整用減圧弁9の2次圧
力はパイロツト圧調整用減圧弁7の2次圧力と同
圧になり、マスターバルブ10に流入する。一方
パイロツト圧調整用減圧弁7の2次圧力の一部は
バランスバルブ11を通してマスターバルブ10
のパイロツト部に導かれ、マスターバルブ10を
ONにして空気タンク5に空気を導き、タンク5
の圧力はあらかじめメイン圧調整用減圧弁9によ
り設定されている所定圧力にまで達した後安定す
る。
次にパイロツト圧調整用減圧弁7をゲージを見
ながら手動で所定圧力にまで下げると、バランス
バルブ11のダイヤフラム下室の圧力が降下する
ため、バランスバルブ11の主弁11aが切換つ
てマスターバルブ10のパイロツト圧力は大気に
排気され、これによりマスターバルブ10は
OFFになつてタンク5内の圧力は大気に放出さ
れ、同時に切換えられたバランスバルブ11のパ
イロツト弁11bは、マスターバルブ10より放
出されて刻々に低下するタンク5内の圧力をバラ
ンスバルブ11のダイヤフラム上室に導く。この
ようにしてバランスバルブ11のダイヤフラム上
下室の圧力が同圧になるまでタンク5内の圧力が
下がると、バランスバルブ11は再び切換つても
とにもどり、マスターバルブ10をONにして、
新たに設定されたメイン圧調整用減圧弁9の設定
圧力をタンク5内に伝える。
いずれにしても、スライドバランサ圧力の調整
は、上型重量と圧力の換算表を見て手動により行
なわれていた。
本考案は上記パイロツト圧調整用減圧弁の手動
操作を無くし、スライドバランサ圧力の調整を自
動化できる機械プレスのスライドバランサ圧力自
動調整装置を提供することを目的とするものであ
る。
すなわち、本考案は、機械プレスのスライドバ
ランスシリンダのロツド部に取付けられた油圧式
ロツク装置と、前記ロツド部部に貼着された荷重
検出用のストレンゲージと、複数の、それぞれ異
なつた値に設定されたパイロツト圧調整用減圧弁
を、それぞれの下流に電磁弁を介在させて並列接
続してなる圧力設定用パイロツトバルブ装置と、
前記スライドバランスシリンダに圧力を供給する
タンクに、マスターバルブを接続するとともに、
その上流にメイン圧調整用減圧弁を配置し、さら
に前記圧が設定用パイロツトバルブ装置に連通す
る前記マスターバルブのパイロツト管に、該パイ
ロツト管と前記タンクの圧力差で作動するバラン
スバルブを介在させてなる圧力調整ユニツトとを
有し、前記ストレンゲージの計測値に応じて、前
記パイロツトバルブ装置の各電磁弁を選択して開
閉する構成にし、型交換後にスライドを上死点に
動かし、その位置でスライドバランスシリンダに
最大圧力を供給し、その時のストレンゲージの計
測値から上型の重量を検出し、該計測値に応じて
圧力設定用パイロツトバルブ装置でパイロツト圧
を選択し、該パイロツト圧とタンクの圧力差でバ
ランスバルブを作動させてメインバルブに供給さ
れるパイロツト圧を制御し、前記メインバルブの
開閉によりタンクの設定圧力を調整することによ
り、スライドバランサ圧力の調整を自動化できる
ものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。第3図において、第1図および第2図と同じ
部品に対しては同じ番号を使用し、その説明を省
略する。12,13はスライドバランスシリンダ
3,4のロツド部に取付けられた加圧ロツク式の
油圧式ロツク装置で、圧油14を印加することに
よりロツド部はロツクされ、スライドバランスシ
リンダ3,4のロツド部は固定される。15はス
ライドバランスシリンダ3,4のロツド部に貼着
された荷重検出用のストレンゲージであり、スラ
イド1に取付けられた上型2の重量を検出する。
パイロツト圧調整用減圧弁は複数個16−1,
16−2〜16−n用意され、それぞれのパイロ
ツト圧調整用減圧弁16−1,16−2〜16−
nに電磁弁17−1,17−2〜17−nを接続
し、これらを並列接続して圧力設定用パイロツト
バルブ装置18を構成する。前記電磁弁17−
1,17−2〜17−nはパイロツト圧調整用減
圧弁16−1,16−2〜16−nで設定される
所定圧力を択一的に選択し、圧力設定用パイロツ
トバルブ装置18はこの2次圧力をパイロツト圧
として圧力調整ユニツト8に導き、該圧力調整ユ
ニツト8は前述の如く空気タンク5の圧力を該パ
イロツト圧と同等の圧力に設定する。
次にその動作について説明する。先づ型の交換
は、スライド1を下死点に動かすことから始ま
る。この位置で上型2を取外し、その後スライド
1のみを上死点まで動かし、型の交換を行なう。
そしてスライド1を下死点に動かし、上型2をス
ライド1に取付け、さらにスライド1を上死点ま
で動かす。この時点で自動調整釦(図示せず)を
ONする。その後の動作フローは第4図に示され
る通りである。先づ電磁弁17−nが選択されて
Pmaxが採用される。次に圧油14が供給され、
油圧式ロツク装置12,13はロツクされる。そ
してその時の上型2の重量がストレンゲージ15
により計測され、計測値xに応じて所定圧力が決
定される。
例えば第5図に示すように、0≦x<w1の場
合は圧力P1が決定され、W1≦x<W2の場合は圧
力P2が決定される。一方、圧力設定用パイロツト
バルブ装置18のパイロツト圧調整用減圧弁16
−1,16−2〜16−nはそれぞれ2次圧力が
P1,P2〜Pmaxになるように段階的に設定されて
おり、計測値xが0≦x<W1の場合は電磁弁1
7−1がONされ、減圧弁16−1の2次圧力P1
が採用され、W1≦x<W2の場合は電磁弁17′
−2がONされ、減圧弁16−2の2次圧力P2
採用される。
前記圧力調整ユニツト8はメイン圧調整用減圧
弁9とマスターバルブ10とバランスバルブ11
で構成されているので、パイロツト圧に速かに応
動し、空気タンク5の圧力を該パイロツト圧と同
等の圧力に迅速に設定可能であり、また、圧力設
定用パイロツトバルブ装置18は電磁弁17−
1,17−2,17−nの動作によりパイロツト
圧調整用減圧弁16−1,16−2〜16−nの
設定圧力を択一的に選択できるので、ストレンゲ
ージ15の計測値により速やかに減圧弁16−
1,16−2〜16−nの1つを選択できパイロ
ツト圧として圧力調整ユニツト8に供給可能であ
る。
以上本考案によれば、スライドバランサ圧力を
上型重量に応じて自動的に変更できるので自動化
が可能となり、作業能率の向上をはかることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ従来のスライド
バランサ圧力調整装置の構成図、第3図は本考案
の一実施例を示す構成図、第4図はその動作フロ
ー図、第5図は上型重量に対する設定圧力特性図
である。 1……スライド、2……上型、3,4……スラ
イドバランスシリンダ、5……空気タンク、8…
…圧力調整ユニツト、9……メイン圧調整用減圧
弁、10……マスターバルブ、11……バランス
バルブ、12,13……油圧式ロツク装置、15
……ストレンゲージ、16−1,16−2〜16
−n……パイロツト圧調整用減圧弁、17−1,
17−2〜17−n……電磁弁、18……圧力設
定用パイロツトパルブ装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機械プレスのスライドバランスシリンダのロツ
    ド部に取付けられた油圧式ロツク装置と、前記ロ
    ツド部に貼着された荷重検出用のストレンゲージ
    と、複数の、それぞれ異なつた値に設定されたパ
    イロツト圧調整用減圧弁を、それぞれの下流に電
    磁弁を介在させて並列接続してなる圧力設定用パ
    イロツトバルブ装置と、前記スライドバランスシ
    リンダに圧力を供給するタンクに、マスターバル
    ブを接続するとともに、その上流にメイン圧調整
    用減圧弁を配置し、さらに前記圧力設定用パイロ
    ツトバルブ装置に連通する前記マスターバルブの
    パイロツト管に、該パイロツト管と前記タンクの
    圧力差で作動するバランスバルブを介在させてな
    る圧力調整ユニツトとを有し、前記ストレンゲー
    ジの計測値に応じて、前記パイロツトバルブ装置
    の各電磁弁を選択して開閉するように構成したこ
    とを特徴とする機械プレスのスライドバランサ圧
    力自動調整装置。
JP14825682U 1982-09-29 1982-09-29 機械プレスのスライドバランサ圧力自動調整装置 Granted JPS5954200U (ja)

Priority Applications (1)

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JP14825682U JPS5954200U (ja) 1982-09-29 1982-09-29 機械プレスのスライドバランサ圧力自動調整装置

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JP14825682U JPS5954200U (ja) 1982-09-29 1982-09-29 機械プレスのスライドバランサ圧力自動調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS5954200U JPS5954200U (ja) 1984-04-09
JPS6121200Y2 true JPS6121200Y2 (ja) 1986-06-25

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ID=30329446

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JP14825682U Granted JPS5954200U (ja) 1982-09-29 1982-09-29 機械プレスのスライドバランサ圧力自動調整装置

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