JPS6121143Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6121143Y2 JPS6121143Y2 JP12784081U JP12784081U JPS6121143Y2 JP S6121143 Y2 JPS6121143 Y2 JP S6121143Y2 JP 12784081 U JP12784081 U JP 12784081U JP 12784081 U JP12784081 U JP 12784081U JP S6121143 Y2 JPS6121143 Y2 JP S6121143Y2
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- JP
- Japan
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- mold
- slab
- cooling
- foot roll
- shell
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000009749 continuous casting Methods 0.000 claims description 6
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 21
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 15
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 15
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 15
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 6
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は連続鋳造に用いる鋳型直下において鋳
型と一体に組込まれた鋳型直下における鋳片を支
持し、特に鋳型半径Ｒが小さい鋳型において有利
な彎曲型の鋳造用鋳型に関するものである。鋳型
は冷却銅板が冷却箱に取付けられており溶鋼が鋳
型内に注入されると溶鋼は冷却されて適当な厚さ
のシエルを形成し鋳型を出る。しかしながら、鋳
型直下のシエルの厚さは10mm程度であり、このま
まではシエルが破れて溶鋼が流出するブレークア
ウトという事故となる。このため鋳型直下にフツ
トロールを取付けシエルを支持する方法が公知で
ある。
型と一体に組込まれた鋳型直下における鋳片を支
持し、特に鋳型半径Ｒが小さい鋳型において有利
な彎曲型の鋳造用鋳型に関するものである。鋳型
は冷却銅板が冷却箱に取付けられており溶鋼が鋳
型内に注入されると溶鋼は冷却されて適当な厚さ
のシエルを形成し鋳型を出る。しかしながら、鋳
型直下のシエルの厚さは10mm程度であり、このま
まではシエルが破れて溶鋼が流出するブレークア
ウトという事故となる。このため鋳型直下にフツ
トロールを取付けシエルを支持する方法が公知で
ある。
前述のフツトロールは彎曲型の連続鋳造鋳型に
於いては彎曲中心点Ｏを通る半径上に配置される
ことが一般的である。この様に鋳型直下にフツト
ロールを一段又は二段組込むことにより、鋳型直
下でのブレークアウト防止に大きな効果を発揮し
ているが、この場合、比較的彎曲半径Ｒの小さい
場合においては、第１図に示すごとく鋳型１の冷
却箱３，３′にはフツトロール４，４′が鋳型の彎
曲半径中心Ｏを通る線上に配置されており、鋳片
１１の円弧外側に配置された第一段目のフツトロ
ール４と冷却鋼板２の下端との距離が鋳片１１
の円弧内側に配置された第一段目のフツトロール
４′と冷却銅板２′の下端との距離′に比べかな
り大きくなる。又鋳片１１のシエル１２の厚さも
10mm程度と薄いこと及び鋳片１１が彎曲しており
鋳片１１内の溶鋼１３の溶鋼静圧が鋳片１１の円
弧外側に加わりやすいことなどより、シエル１２
のふくれ（以下バルジングという）を生じること
になる。このバルジング量δBが大きくなると前
述したブレークアウトを生じることとなる。
於いては彎曲中心点Ｏを通る半径上に配置される
ことが一般的である。この様に鋳型直下にフツト
ロールを一段又は二段組込むことにより、鋳型直
下でのブレークアウト防止に大きな効果を発揮し
ているが、この場合、比較的彎曲半径Ｒの小さい
場合においては、第１図に示すごとく鋳型１の冷
却箱３，３′にはフツトロール４，４′が鋳型の彎
曲半径中心Ｏを通る線上に配置されており、鋳片
１１の円弧外側に配置された第一段目のフツトロ
ール４と冷却鋼板２の下端との距離が鋳片１１
の円弧内側に配置された第一段目のフツトロール
４′と冷却銅板２′の下端との距離′に比べかな
り大きくなる。又鋳片１１のシエル１２の厚さも
10mm程度と薄いこと及び鋳片１１が彎曲しており
鋳片１１内の溶鋼１３の溶鋼静圧が鋳片１１の円
弧外側に加わりやすいことなどより、シエル１２
のふくれ（以下バルジングという）を生じること
になる。このバルジング量δBが大きくなると前
述したブレークアウトを生じることとなる。
本考案は上述の欠点つまりバルジングの発生防
止の観点より鋳型下端と、第１段フツトロールの
間隙に鋳片１１を支持するための鋳片支持用グリ
ツド５を設けたものである。
止の観点より鋳型下端と、第１段フツトロールの
間隙に鋳片１１を支持するための鋳片支持用グリ
ツド５を設けたものである。
本考案を図面により詳細に説明する。
本考案は冷却箱３，３′の溶融金属接触面に冷
却銅板２，２′を張設し出側にフツトロール４，
４′を有する彎曲型連続鋳造鋳型の凹状に彎曲し
ている、冷却銅板２のみに、前記鋳型とフツトロ
ール４との間に鋳片１１を支持するための鋳片支
持用グリツド５を設けている。
却銅板２，２′を張設し出側にフツトロール４，
４′を有する彎曲型連続鋳造鋳型の凹状に彎曲し
ている、冷却銅板２のみに、前記鋳型とフツトロ
ール４との間に鋳片１１を支持するための鋳片支
持用グリツド５を設けている。
この鋳片支持用グリツド５は銅、銅合金或はそ
の他耐熱性材料を用いた複数のブロツクを適正な
間隔Ｐに配置し冷却箱３の下面に取付け、取外し
可能にボルト９及びキー６で固定されている。又
鋳片支持用グリツド５が鋳片１１を支持する接触
面は前記冷却銅板２と同一曲率で冷却銅板２の円
弧にならうように配置されている。
の他耐熱性材料を用いた複数のブロツクを適正な
間隔Ｐに配置し冷却箱３の下面に取付け、取外し
可能にボルト９及びキー６で固定されている。又
鋳片支持用グリツド５が鋳片１１を支持する接触
面は前記冷却銅板２と同一曲率で冷却銅板２の円
弧にならうように配置されている。
又フツトロール４は鋳型１とを一体化させるた
めに冷却箱３の下端に設けたブラケツト１０を介
して取付てあり、第３図に示すごとく鋳片支持用
グリツド５のブロツク間の隙間及フツトロール４
との隙間にスプレイノズル７，８が設けられてお
り鋳片１１を冷却している、なお鋳片１１の円弧
内側には従来と同じようなスプレイノズル７′が
設けられている。
めに冷却箱３の下端に設けたブラケツト１０を介
して取付てあり、第３図に示すごとく鋳片支持用
グリツド５のブロツク間の隙間及フツトロール４
との隙間にスプレイノズル７，８が設けられてお
り鋳片１１を冷却している、なお鋳片１１の円弧
内側には従来と同じようなスプレイノズル７′が
設けられている。
本考案は上述のように構成されることより、溶
鋼を鋳型１内の冷却銅板２，２′間に注入し、冷
却銅板２，２′接触面より冷却されて、シエル１
２が形成され鋳片１１として冷却銅板２，２′に
そつて下方に移動し、冷却銅板２，２′から引抜
かれる。この時円弧半径Ｒが小さい場合鋳片１１
の曲りが大きくなり、冷却銅板２とフツトロール
４との距離が鋳片１１の円弧内側と外側で著しく
異ること及び鋳片１１のシエル１２の厚さが10mm
程度と薄いことより鋳片１１の円弧外側にバルジ
ングを生じやすかつたが本考案では、円弧外側の
冷却銅板２の下端に鋳片支持用グリツド５が設け
てあるため、溶鋼静圧がシエル１２に加わり発生
するバルジングを確実に防止する。
鋼を鋳型１内の冷却銅板２，２′間に注入し、冷
却銅板２，２′接触面より冷却されて、シエル１
２が形成され鋳片１１として冷却銅板２，２′に
そつて下方に移動し、冷却銅板２，２′から引抜
かれる。この時円弧半径Ｒが小さい場合鋳片１１
の曲りが大きくなり、冷却銅板２とフツトロール
４との距離が鋳片１１の円弧内側と外側で著しく
異ること及び鋳片１１のシエル１２の厚さが10mm
程度と薄いことより鋳片１１の円弧外側にバルジ
ングを生じやすかつたが本考案では、円弧外側の
冷却銅板２の下端に鋳片支持用グリツド５が設け
てあるため、溶鋼静圧がシエル１２に加わり発生
するバルジングを確実に防止する。
又本考案は冷却銅板２とフツトロール４との距
離を鋳片支持用グリツド５の大きさを変化させ
ることにより所望の長さとすることが出来る。要
するに鋳片支持用グリツド５の大きさを適宜に選
択して設ければシエル１２の厚みに適する鋳片支
持用グリツド５を使用しバルジングの発生を十分
防止することができる。
離を鋳片支持用グリツド５の大きさを変化させ
ることにより所望の長さとすることが出来る。要
するに鋳片支持用グリツド５の大きさを適宜に選
択して設ければシエル１２の厚みに適する鋳片支
持用グリツド５を使用しバルジングの発生を十分
防止することができる。
第１図は従来の連続鋳造用鋳型の断面図、第２
図は本考案実施の１例を示す断面図、第３図は同
上の側面図である。 １は鋳型、２，２′は冷却銅板、３，３′は冷却
箱、４，４′はフツトロール、５は鋳片支持用グ
リツド、６はキー、７，７′，８はスプレイノズ
ル、９はボルト、１０はブラケツト、１１は鋳
片、１２はシエル、１３は溶鋼。
図は本考案実施の１例を示す断面図、第３図は同
上の側面図である。 １は鋳型、２，２′は冷却銅板、３，３′は冷却
箱、４，４′はフツトロール、５は鋳片支持用グ
リツド、６はキー、７，７′，８はスプレイノズ
ル、９はボルト、１０はブラケツト、１１は鋳
片、１２はシエル、１３は溶鋼。
Claims (1)
- 出側にフツトロールを有する彎曲型連続鋳造鋳
型の凹状に彎曲している側のみに、前記鋳型とフ
ツトロールとの間に、複数条の鋳片支持面を有
し、該鋳片支持面間の空間にスプレーノズルを配
設した鋳片支持用グリツドを設けたことを特徴と
する彎曲型連続鋳造用鋳型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12784081U JPS5833149U (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 彎曲型連続鋳造用鋳型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12784081U JPS5833149U (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 彎曲型連続鋳造用鋳型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5833149U JPS5833149U (ja) | 1983-03-04 |
| JPS6121143Y2 true JPS6121143Y2 (ja) | 1986-06-25 |
Family
ID=29921554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12784081U Granted JPS5833149U (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 彎曲型連続鋳造用鋳型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5833149U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5927031A (ja) * | 1982-08-02 | 1984-02-13 | Masayuki Kurose | 斜面の安定化工法及び同工法に用いるアンカ−ロツド |
| JPS6111752U (ja) * | 1984-06-26 | 1986-01-23 | 株式会社 栗本鉄工所 | 高炉の鉱石受金物保護ライナ− |
-
1981
- 1981-08-31 JP JP12784081U patent/JPS5833149U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5833149U (ja) | 1983-03-04 |
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