JPS6121048A - 酸性豆乳飲料の製造方法 - Google Patents
酸性豆乳飲料の製造方法Info
- Publication number
- JPS6121048A JPS6121048A JP59142892A JP14289284A JPS6121048A JP S6121048 A JPS6121048 A JP S6121048A JP 59142892 A JP59142892 A JP 59142892A JP 14289284 A JP14289284 A JP 14289284A JP S6121048 A JPS6121048 A JP S6121048A
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- JP
- Japan
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- membrane
- acidic
- soybean milk
- less
- acid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は酸性豆乳飲料の製造方法に胸するものであ)、
詳しく紘、味覚の改善された高蛋白含有量の酸性豆乳飲
料の製造方法に関するものである。
詳しく紘、味覚の改善された高蛋白含有量の酸性豆乳飲
料の製造方法に関するものである。
従来より、豆乳は蛋白質に富んだアルカリ性錐康食品と
して注目されている食品であるが、その特有の臭気、味
を解消して飲用し易くするために、果汁やクエン酸等の
有機酸や炭酸などを配合することが行われている。
して注目されている食品であるが、その特有の臭気、味
を解消して飲用し易くするために、果汁やクエン酸等の
有機酸や炭酸などを配合することが行われている。
このような酸性豆乳飲料のPHは、酸味の効果を十分発
揮させるために、通例、4tty下とされる。一方、大
豆蛋白質の溶解性は、溶液のPHに強く依存し、例えば
、等電点のグ、λ付近ではその濃度t−/重盆囁程度に
まで低下しても蛋白質が分離・沈降して飲用に適した均
一溶液とならない。
揮させるために、通例、4tty下とされる。一方、大
豆蛋白質の溶解性は、溶液のPHに強く依存し、例えば
、等電点のグ、λ付近ではその濃度t−/重盆囁程度に
まで低下しても蛋白質が分離・沈降して飲用に適した均
一溶液とならない。
とのようなことから、従来の酸性豆乳飲料の製造におい
ては、溶液のPHが3゜!〜3.0となるように酸味成
分を添加したシ、或は、ペクチン等の糊料成分を蛋白質
の安定剤として併用添加することが行われている。
ては、溶液のPHが3゜!〜3.0となるように酸味成
分を添加したシ、或は、ペクチン等の糊料成分を蛋白質
の安定剤として併用添加することが行われている。
しかしながら、糊料成分を併用したものは、飲用した時
に糊っぽい等の独特の質感がおって清涼感に欠け、また
、糊料成分を併用しないものけ、前記所望範囲のPHに
調製するために相当量の酸味成分の添加を必要とするか
ら、酸味が強過ぎる。など、味覚上十分であることは言
えなho 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、上記〒情に鑑み、従来の酸性豆乳飲料の味覚
を改善するためになされたものであル、その技術的手段
は、酸性豆乳飲料の原料となる大豆蛋白水溶液を膜処理
する点に存する。
に糊っぽい等の独特の質感がおって清涼感に欠け、また
、糊料成分を併用しないものけ、前記所望範囲のPHに
調製するために相当量の酸味成分の添加を必要とするか
ら、酸味が強過ぎる。など、味覚上十分であることは言
えなho 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、上記〒情に鑑み、従来の酸性豆乳飲料の味覚
を改善するためになされたものであル、その技術的手段
は、酸性豆乳飲料の原料となる大豆蛋白水溶液を膜処理
する点に存する。
以下、本発明の詳細な説明する。
抽出処理して得られる豆乳水m液が用いられるが、その
他いわゆる分離蛋白、#縮大豆蛋白を溶解して得られる
各種の大豆蛋白水溶液を用いることができる。
他いわゆる分離蛋白、#縮大豆蛋白を溶解して得られる
各種の大豆蛋白水溶液を用いることができる。
膜処理は、それ自体、蛋白食品、主に乳業関連分野で分
離、精製、濃縮手段として広く採用され、また、大豆蛋
白への応用も検討されつつある公知の技術である。具体
的には、逆浸透膜又は限外濾過膜及びθ、/μ程度の多
孔質支持体の表面にコロイド状物質(例えばコロイド状
シリカ)等を加圧下で動的に付着させた屑繭ダイナミッ
ク膜等が挙げられるが、本発明において特に好ましい膜
処理は、逆浸透膜又は限外濾過膜による処理である。
離、精製、濃縮手段として広く採用され、また、大豆蛋
白への応用も検討されつつある公知の技術である。具体
的には、逆浸透膜又は限外濾過膜及びθ、/μ程度の多
孔質支持体の表面にコロイド状物質(例えばコロイド状
シリカ)等を加圧下で動的に付着させた屑繭ダイナミッ
ク膜等が挙げられるが、本発明において特に好ましい膜
処理は、逆浸透膜又は限外濾過膜による処理である。
大豆蛋白水溶液を逆浸透膜又は限外濾過膜で処理するこ
とは、例えば、特公昭!j”−1jθ6j号公報に記載
されている。該公報には豆乳成分中の背豆臭、刺激臭、
酸味、バターワックス臭を 等の異臭成分グ選択的に除去するために、食塩排除率!
θ嗟以下の逆浸透膜又は分画分子量濡000以下の限外
濾過膜を用いて豆乳を処理する方法が記載されてbる。
とは、例えば、特公昭!j”−1jθ6j号公報に記載
されている。該公報には豆乳成分中の背豆臭、刺激臭、
酸味、バターワックス臭を 等の異臭成分グ選択的に除去するために、食塩排除率!
θ嗟以下の逆浸透膜又は分画分子量濡000以下の限外
濾過膜を用いて豆乳を処理する方法が記載されてbる。
本発明は、前述のような各種の膜を用いて処理された大
豆蛋白水溶液に、さらにrR味成分を見に基き完成され
たものであシ、上記公報の記載によって製造された豆乳
等は、本@明の酸性豆乳飲料の原料として好適に使用し
得る。従つ′て、本発明における膜処理の一例として上
記公報記載方法をそのまま適用できる。
豆蛋白水溶液に、さらにrR味成分を見に基き完成され
たものであシ、上記公報の記載によって製造された豆乳
等は、本@明の酸性豆乳飲料の原料として好適に使用し
得る。従つ′て、本発明における膜処理の一例として上
記公報記載方法をそのまま適用できる。
逆浸透膜処理に用いられる膜種としては、アセチルセル
ロース、ポリフッ化ビニリデン、ポリアクリロニトリル
等の任意の膜を用いることができ、また、限外濾過膜処
理に用いられる膜種としては、前記のセルロース糸、ビ
ニル系の膜種の他、ポリカーボネート、高分子電解質、
無機材料等で構成された各−の膜種のものを用いること
が可能であるが、アセチルセルロース系の膜勿用いるの
が好適である。
ロース、ポリフッ化ビニリデン、ポリアクリロニトリル
等の任意の膜を用いることができ、また、限外濾過膜処
理に用いられる膜種としては、前記のセルロース糸、ビ
ニル系の膜種の他、ポリカーボネート、高分子電解質、
無機材料等で構成された各−の膜種のものを用いること
が可能であるが、アセチルセルロース系の膜勿用いるの
が好適である。
なお、本発明において、膜処理時の温度は特に制限はな
く、北常、室温下で実施される。
く、北常、室温下で実施される。
本発明方法は、こうして膜処理された大豆蛋白水溶液に
酸味成分を添加して酸性豆乳飲料とするが、この際用い
られる酸味成分としては、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、
酒石酸、酢酸等の有機酸、塩酸、炭酸等の無機酸、また
は、前記有機酸を宮肩するオレンジジュース、リンゴジ
ュース、濃縮果汁ジュース等が単独又は適宜組合せて用
いられる。
酸味成分を添加して酸性豆乳飲料とするが、この際用い
られる酸味成分としては、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、
酒石酸、酢酸等の有機酸、塩酸、炭酸等の無機酸、また
は、前記有機酸を宮肩するオレンジジュース、リンゴジ
ュース、濃縮果汁ジュース等が単独又は適宜組合せて用
いられる。
更にまた、本発明方法においては、清涼感を損わない範
囲で糊料成分を添加することもでき、糊料成分としては
、例えば、ペクチン等が挙げられる。
囲で糊料成分を添加することもでき、糊料成分としては
、例えば、ペクチン等が挙げられる。
膜処理された大豆蛋白水溶液と前記添加成分との混合は
、公知の方法に従い、ホモミキサー等によって容易に実
施することができ、酸味成分の添加量は、その種類によ
っても異なるが、通常は大豆蛋白水溶液のPHが3゜!
〜3.0の範囲となる量から選択される。
、公知の方法に従い、ホモミキサー等によって容易に実
施することができ、酸味成分の添加量は、その種類によ
っても異なるが、通常は大豆蛋白水溶液のPHが3゜!
〜3.0の範囲となる量から選択される。
本発明方法における、大豆蛋白水溶液の膜処理の作用に
ついては必ずしも明らかではないが、その作用が逆浸透
膜、限外濾過膜又はこれらと同様の機能を発揮するダイ
ナミック膜のいずれにも見られることから、膜処理によ
って、添加される酸味成分と相互作用しそのPR低下を
妨害するある種の不純物が除去されると推定されるO 〔実施例〕 以下、本発明を実施例によシ更に詳細に説明する。
ついては必ずしも明らかではないが、その作用が逆浸透
膜、限外濾過膜又はこれらと同様の機能を発揮するダイ
ナミック膜のいずれにも見られることから、膜処理によ
って、添加される酸味成分と相互作用しそのPR低下を
妨害するある種の不純物が除去されると推定されるO 〔実施例〕 以下、本発明を実施例によシ更に詳細に説明する。
実施例/、コ及び比較例/、−
常法によシ、大豆を除皮、磨砕、遠心分離して得られた
大豆蛋白水溶液を食塩排除率30嘔の逆浸透膜(酢酸セ
ルロース膜)を用いて、温度−2t℃、流速/、Om
/ sea、圧カブθに9/Cdの条件で処理した。次
いで、表−70配合処法に従って酸性豆乳飲料を製造し
、パネラ−ぶ人で香味についての官能テストを行いその
結果を同表に示した。なお、官能テストは/(最良)〜
J′(不良)の!段評圃によって実施した。
大豆蛋白水溶液を食塩排除率30嘔の逆浸透膜(酢酸セ
ルロース膜)を用いて、温度−2t℃、流速/、Om
/ sea、圧カブθに9/Cdの条件で処理した。次
いで、表−70配合処法に従って酸性豆乳飲料を製造し
、パネラ−ぶ人で香味についての官能テストを行いその
結果を同表に示した。なお、官能テストは/(最良)〜
J′(不良)の!段評圃によって実施した。
また、比sueのために、逆浸透膜処理を行わずに製造
した酸性豆乳飲料についても同様の官能テストを行囚、
その結果を併記した。
した酸性豆乳飲料についても同様の官能テストを行囚、
その結果を併記した。
表 −/
なお、衣記のM味成分の悉加量はPRを3.3に合わせ
るための蓋とした。
るための蓋とした。
実施例3
実施例/の方法において、逆浸透膜による処理に代えて
、限外濾過膜処理を行った他は、同様にしてオレンジ果
汁による酸性豆乳飲料を製造して官能テストを行った。
、限外濾過膜処理を行った他は、同様にしてオレンジ果
汁による酸性豆乳飲料を製造して官能テストを行った。
限外濾過膜処理は、分画分子量zoooの酢酸セルロー
ス膜を用い、23℃、−00m/sea 。
ス膜を用い、23℃、−00m/sea 。
jkg/crAの条件で実施した。
大豆蛋白水溶液のPHを31.2に調整するのに必要な
オレンジ果汁の濃度はjJ重量優であシ。
オレンジ果汁の濃度はjJ重量優であシ。
官能テストの評価は/であった。
以上説明した本発明方法によれば、簡単な膜処理の採用
によって、味覚の改善された酸性豆乳飲料が得られ、従
って、本発明方法は健康食品の分野に寄与するところ大
である。
によって、味覚の改善された酸性豆乳飲料が得られ、従
って、本発明方法は健康食品の分野に寄与するところ大
である。
Claims (2)
- (1)大豆蛋白水溶液を膜処理したのち酸味成分を添加
することを特徴とする酸性豆乳飲料の製造方法。 - (2)膜処理が食塩排除率50%以下の逆浸透膜又は分
画分子量が5,000以下の限外ろ過膜を用いて行われ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59142892A JPS6121048A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 酸性豆乳飲料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59142892A JPS6121048A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 酸性豆乳飲料の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6121048A true JPS6121048A (ja) | 1986-01-29 |
Family
ID=15326018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59142892A Pending JPS6121048A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 酸性豆乳飲料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6121048A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01112947A (ja) * | 1987-10-28 | 1989-05-01 | Meiji Seika Kaisha Ltd | 醗酵乳の製造方法 |
US7651720B2 (en) * | 2000-11-13 | 2010-01-26 | Nippon Suisan Kaisha, Ltd. | EPA and/or DHA-containing acidic milks |
-
1984
- 1984-07-10 JP JP59142892A patent/JPS6121048A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01112947A (ja) * | 1987-10-28 | 1989-05-01 | Meiji Seika Kaisha Ltd | 醗酵乳の製造方法 |
US7651720B2 (en) * | 2000-11-13 | 2010-01-26 | Nippon Suisan Kaisha, Ltd. | EPA and/or DHA-containing acidic milks |
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