JPS61210008A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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JPS61210008A
JPS61210008A JP5085185A JP5085185A JPS61210008A JP S61210008 A JPS61210008 A JP S61210008A JP 5085185 A JP5085185 A JP 5085185A JP 5085185 A JP5085185 A JP 5085185A JP S61210008 A JPS61210008 A JP S61210008A
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skin
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residue
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hydroquinone
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智久 浅原
Shinji Tobe
信治 戸辺
Shintaro Abe
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Shiseido Co Ltd
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は使用性良好で、安定性良く、かつ保湿効果にも
優れた皮膚外用剤に関する。
[従来の技術] 化粧料や医薬部外品、医薬品などの皮膚外用剤において
は、系の粘度を上げて安定性を保ったり、コクのある使
用感を出したり、手に取りやすくまた流れに<<シたり
、あるいは皮膚に対する保湿作用を期待したり、さまざ
まな目的で水溶性高分子が配合されている。
しかしながら、水溶性高分子は優れた作用を有する反面
、使用感触がべたついたものになりやすいことや、皮膚
に塗布したときに上滑りする感じがあるなどの理由から
、ともすれば消費者から嫌われることが多く、皮膚外用
剤、とくに化粧料に配合するには難点となっていた。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明者らはこのような事情にかんがみて水溶性高分子
が有する使用感触上のべたつきや上滑り感を改善するこ
とを目的に鋭意検討した結果、水溶性高分子とともに特
定のハイドロキノンの配糖体を配合すると、上記問題が
解決することを見いだし、本発明を完成するに至った。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本発明は、水溶性高分子と下記一般式(目で
表されるハイドロキノンの配糖体とを含有することを特
徴とする皮膚外用剤である。
(式(1)中、Rは豆炭糖残基、六炭糖残基、アミノ糖
残基、ウロン酸残基またはそれらのメチル化物を示す。
) 本発明で用いる水溶性高分子は、化粧料、医薬部外品、
医薬品などの皮膚外用剤で一般的に用いられる水溶性高
分子であり、具体例としては、たとえばアラビアゴム、
トラガントガム、カラギーナン、ペクチン、クインスシ
ード(マルメロ)抽出物などの植物系水溶性高分子、キ
サンタンガム、プルランなどの微生物系水溶性高分子、
コラ、−ゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチンなどの
動物系水溶性高分子、カルボキシメチルデンプン、メチ
ルヒドロキシデンプンなどのデンプン系水溶性高分子、
メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロースなどのセル
ロース系水溶性高分子、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルピロリドン、カルボキシビニルポリマーなどのビニ
ル系水溶性高分子、ポリアクリル酸およびその塩、ポリ
アクリルイミドなどのアクリル系水溶性高分子あるいは
アルギン酸などが挙げられる。
配合量は皮膚外用剤全量中の0.01〜5重量%が一般
的であり、好ましくは0.1〜1重量%である。
本発明において、水溶性高分子とともに皮膚外用剤中に
配合され、水溶性高分子のべたつきあるいは上滑りをお
さえるハイドロキノンの配糖体は下記一般式(I)で表
される。
(式(j)中、Rは豆炭糖残基、六炭糖残基、アミノ糖
残基、ウロン酸残基またはそれらのメチル化物を示す。
) 式(1)中でRはL−アラビノース、D−アラビノース
、D−キシロース、D−リボース、L−キシルロース、
L−リキソース、D−リブロースなどの豆炭糖の残基、
D−グルコース、D−ガラクトース、L−ガラクトース
、D−マンノース、D−クロース、D−フルクトース、
し−ソルボース、D−タガトース、D−プシコースなど
の六炭糖の残基、D−グルコサミン、D−ガラクトサミ
ン、シアル酸、アミノウロン酸、ムラミン酸などのアミ
ノ糖の残基、D−クル々ロン酸、D−ガラクツロン酸、
D−マンヌロン酸、L−イズロン酸、L−グルロン酸な
どのウロン酸の残基またはそれらのメチル化物を示す。
これらの中では、RがD−グルコースの残基の場合、と
くにハイドロキノンにD−グルコース残基がβ結合した
、すなわち、ハイドロキノン−β−D−グルコース(一
般名;アルブチン)が、もっとも好ましい。
ハイドロキノンの配糖体の配合量は、皮膚外用剤全量中
の0.1〜30重量%、好ましくは6〜20重量%であ
る。
水溶性高分子および上記ハイドロキノンの配糖体を配合
できる皮膚外用剤は、通常の皮膚外用剤、たとえば、水
溶液系、可溶化系、乳化系、粉末分散系、水−油2層系
、水−油一粉末3層系など、どのような基剤でもよく、
用途も化粧水、乳液、クリーム、パンクなどの基礎化粧
料、口紅、ファンデーションなどのメーキャップ化粧料
、シャンプー、リンス、ヘアトニックなどの頭髪化粧料
などの化粧料、医薬部外品など多岐にわたる。
本発明の皮膚外用剤には必要に応じて、本発明の効果を
損なわない範囲で、保湿剤、増粘剤、防腐剤、乳化剤、
酸化防止剤、金属イオン封鎖剤、紫外線吸収剤、粉末、
顔料、薬剤、色素、香料などを配合できる。
[発明の効果] 本発明の皮膚外用剤は、水溶性高分子を配合して安定性
、使用感あるいは皮膚に対する保湿作用などに優れてい
るにもかかわらず、水溶性高分子特有のべたつきや上滑
り感がなく、かつ安全性も良好で優れた皮膚外用剤であ
る。
[実施例] つぎに実施例により本発明をさらに詳細に説明する。本
発明は、これによって何ら限定されるものではない。
実施例1 化粧水 エタノール           20.01.3−ブ
チレングリコール   5.0カルボキシビニルポリマ
ー    0.3POE (ポリオキシエチレン、 以下同じ、15モル) オレイルエーテル   0.8 エチルパラベン         0.1アルブチン 
          6.0精製水         
    残余(製法)  エタノールの一部にPOEオ
レイルエーテルおよびエチルパラベンを溶解する。べつ
に精製水とエタノールの残部に1,3−ブチレングリコ
ール、カルボキシビニルポリマーおよびアルブチンを熔
解する。エタノール相を水相中に添加、可溶化して化粧
水を得た。
実施例2 実施例1のアルブチンを0.5重量%に減量した他は実
施例1に準じて、実施例2を得た。
比較例1 実施例1のアルブチンを除いた他は実施例1に準じて、
比較例1を得た。
実施例1〜2、比較例1の使用性(べたつき)を女性美
容専門パネルの実使用試験によって判定、評価した。
(判定) A;べたつかない。
B;わずかにべたつくが、使用性上問 題のない範囲である。
C;べたつく。
D;著しくべたつく。
結果を表−1に示す。
アルブチンが、水溶性高分子のべたつきを防止している
ことが明らかである。
表−1 実施例3 クレンジングクリーム (A)セタノール            2.01?
−、Z、ワックス         1・0固形パラフ
イン         1.0ステアリン酸     
     2.0ワセリン            1
0.0流動パラフイン         35.0PO
E(20) ソルビタンステアレート)2.4 ジグワセリンジステアレート2.6 プロビルパラベン        0.3香料    
          0.3(B)クインスシード抽出
物      1.0ハイドロキノン−β −D−アラビノース    1.5 ジプロピレングリコール     5.0水酸化カリウ
ム         0.08精製水        
     残余(製法)  (A)の油相部と(B)の
水相部を別々に加熱攪拌溶解する。油相部を水相部中に
添加し、乳化、冷却してクリームを得た。
実施例4 栄養乳液 (A)ピースワックス         1.0ワセリ
ン             2.0脱臭ラノリン  
        1.5ホホバ油          
  6.0セチルイソオクタノエート4.0 POE−2−オクチル ドデカノール    2.0 エチルパラベン         0.2ブチルパラベ
ン         0.1香料          
    0.3(B)ヒドロキシプロピルセルロース 
 0.2キサンタンガム          0.5ア
ルブチン           1.0ジプロピレング
リコール     2.OL−アルギニン      
   0.2精製水             残余(
製法) 実施例3に準じる。
比較例2 実施例4からハイドロキノン−β−D−グルコサミンを
除いたほかは実施例4と同様にして、比較例2を得た。
実施例4、比較例2の使用部(上滑り感)を女性美容専
門パネルの実使用試験によって判定、評価した。
(判定)  Ai上滑りせず、肌になじむ。
B;わずかに上滑りするが、とくに気になる程ではない
C;上滑りする。
D;著しく上滑りし、肌になじまない。
結果を表−2に示す。
アルブチンが、水溶性高分子の上滑り感を防止している
ことが明らかである。
表−2 実施例5 ファンデーション (A)セタノール            3.5ステ
アリン酸          2.0脱臭ラノリン  
        5.0ワセリン          
  2.0スクワラン           8.0グ
リセリルモノオレート     2.5POE(10)
ベヘニルアルコール 0.5エチルパラベン     
    0.2ブチルパラベン         0.
2(B)ポリビニルピロリドン      0.05ハ
イドロキノン−β− D−アラビノース      0.5 1.3−ブチレングリコール   2.0調合粉末* 
           15.0トリエタノールアミン
       0.25精製水           
  残余調合粉末*・・・・酸化チタン5.0、カオリ
ン3.0、タルク5.0、酸化鉄2.0よりなる粉末。
(製法) 実施例3に準じる。
実施例6 化粧水 (A)精製水       全体が100になる量グリ
セリン          2.0カルボキシビニルポ
リマー    0.2アルブチン          
 15.01.3−ブチレングリコール   2.0(
B)エタノール           15.0精製レ
シチン          0.02POE(60)硬
化しマシ油    1.0香料           
   0.05メチルパラベン         0.
1(製法)  (A)の水相部および(B)のアルコー
ル部をそれぞれ均一溶解した後、水相部にアルコール部
を加えて可溶化し、化粧水を得た。
実施例7 水性エツセンス (A)精製水       全体が100になる量1.
3−ブチレングリコール  10.0マルチトール  
        2.0アルギニン         
  0.1コラーゲン            0.1
カルボキシメチルポリマー    0.1アルブチン 
          1.0ジプロピレングリコール 
    5.0CB)エタノール          
  5.0POE(60)硬化ヒマシ油    1.0
ビタミンEアセテート0.1 香料              0.05オレイルア
ルコール       0.2メチルパラベン    
     0.2(C)水酸化カリウム       
  0.1(製法)  (A)の水相部および(B)の
アルコール部をそれぞれ均一溶解した後、水相部にアル
コール部を加えて混合可溶化し、ついで(C)の水酸化
カリウムを加えてエツセンスを得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水溶性高分子と下記一般式( I )で表されるハ
    イドロキノンの配糖体とを含有することを特徴とする皮
    膚外用剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) {式( I )中、Rは五炭糖残基、六炭糖残基、アミノ
    糖残基、ウロン酸残基またはそれらのメチル化物を示す
    。}
JP5085185A 1985-03-14 1985-03-14 皮膚外用剤 Granted JPS61210008A (ja)

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JP5085185A JPS61210008A (ja) 1985-03-14 1985-03-14 皮膚外用剤

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JPH0481963B2 JPH0481963B2 (ja) 1992-12-25

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