JPS6120920B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6120920B2 JPS6120920B2 JP12015880A JP12015880A JPS6120920B2 JP S6120920 B2 JPS6120920 B2 JP S6120920B2 JP 12015880 A JP12015880 A JP 12015880A JP 12015880 A JP12015880 A JP 12015880A JP S6120920 B2 JPS6120920 B2 JP S6120920B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- vehicle
- pulse width
- sec
- vehicle sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、測定地点で検出された車速信号を
車速に反比例したパルス巾に変換して遠隔地点に
伝送する車輌感知器の改良に関するものである。
車速に反比例したパルス巾に変換して遠隔地点に
伝送する車輌感知器の改良に関するものである。
現在、車輌感知器としては、車輌感知領域に車
輌が存在した時間に比例する巾のパルスを出力と
する、超音波式やループ式の存在検出型や、車輌
の速度を非接触で検出できるレーダ方式やドツプ
ラ式等の速度検出型がある。
輌が存在した時間に比例する巾のパルスを出力と
する、超音波式やループ式の存在検出型や、車輌
の速度を非接触で検出できるレーダ方式やドツプ
ラ式等の速度検出型がある。
速度検出形の場合、検出した速度の信号出力形
態は、一般に2進化符号(バイナリーコード)、
あるいは2進化10進符号(BCDコード)による
ため、数ビツトの信号出力が必要である。この符
号によつて表わされた情報を、例えば中央の処理
装置で収集しようとする場合に用いられる伝送装
置としては、一定の直列符号に変換し、変調操作
した上で通信線で伝送し、中央ではこれを復調、
復号化する等の操作が必要となる。すなわち、数
ビツトの符号で表現された速度信号を中央の処理
装置まで伝送するには符号化、復号化等の比較的
複雑な装置が車輌感知器1台ごとに必要となる。
そこでより単純で、かつ経済的な伝送装置によつ
て速度信号を正確に伝送できる手段が要望されて
いる。
態は、一般に2進化符号(バイナリーコード)、
あるいは2進化10進符号(BCDコード)による
ため、数ビツトの信号出力が必要である。この符
号によつて表わされた情報を、例えば中央の処理
装置で収集しようとする場合に用いられる伝送装
置としては、一定の直列符号に変換し、変調操作
した上で通信線で伝送し、中央ではこれを復調、
復号化する等の操作が必要となる。すなわち、数
ビツトの符号で表現された速度信号を中央の処理
装置まで伝送するには符号化、復号化等の比較的
複雑な装置が車輌感知器1台ごとに必要となる。
そこでより単純で、かつ経済的な伝送装置によつ
て速度信号を正確に伝送できる手段が要望されて
いる。
一方、従来、パルス巾で出力が得られる存在検
出形車輌感知器の出力信号を伝送する有効な伝送
方式の一例として、パルス巾信号によつてFS変
調を行なつて50b/s程度の一般低速モデムで正
確に伝送することができ、また、FS変調等の操
作ををせず、直接直流伝送等で行う方法もあり、
伝送距離の短い場合に有効である。
出形車輌感知器の出力信号を伝送する有効な伝送
方式の一例として、パルス巾信号によつてFS変
調を行なつて50b/s程度の一般低速モデムで正
確に伝送することができ、また、FS変調等の操
作ををせず、直接直流伝送等で行う方法もあり、
伝送距離の短い場合に有効である。
このような、パルス巾信号による伝送上の利点
に着目し、速度検出形車輌感知器の出力をパルス
巾信号に変換して伝送するものがあり、その形態
は速い速度に対しては比較的長時間の、遅い速度
に対しては比較的短時間のパルス巾に変換され
る。さて、レーダ式車輌感知器、超音波ドツプラ
式車輌感知器等では車輌の走行方向に数mの車輌
感知領域を持つており、この感知領域内に2台以
上の車輌が存在した場合、最初に感知領域に入つ
た車輌がまだ存在しているならば後から感知領域
に入つた車輌に対しては速度の計測が行なうこと
ができない。また、パルス巾信号を外部に出力し
ている間は新たに感知領域に入つて来た車輌に対
して速度の計測をすることができない性質を持
つ。したがつて、速い速度に対し、比較的長時間
のパルス巾を出力した場合、車輌は感知領域を短
時間で通過してしまうため、前の車輌が感知領域
外に走り去つた後も暫くの間パルス巾信号が出力
されることとなり、新たな車輌の速度の計測が行
なわれず、車輌感知器の分解能を必要以上に悪く
するという欠点がある。
に着目し、速度検出形車輌感知器の出力をパルス
巾信号に変換して伝送するものがあり、その形態
は速い速度に対しては比較的長時間の、遅い速度
に対しては比較的短時間のパルス巾に変換され
る。さて、レーダ式車輌感知器、超音波ドツプラ
式車輌感知器等では車輌の走行方向に数mの車輌
感知領域を持つており、この感知領域内に2台以
上の車輌が存在した場合、最初に感知領域に入つ
た車輌がまだ存在しているならば後から感知領域
に入つた車輌に対しては速度の計測が行なうこと
ができない。また、パルス巾信号を外部に出力し
ている間は新たに感知領域に入つて来た車輌に対
して速度の計測をすることができない性質を持
つ。したがつて、速い速度に対し、比較的長時間
のパルス巾を出力した場合、車輌は感知領域を短
時間で通過してしまうため、前の車輌が感知領域
外に走り去つた後も暫くの間パルス巾信号が出力
されることとなり、新たな車輌の速度の計測が行
なわれず、車輌感知器の分解能を必要以上に悪く
するという欠点がある。
この欠点も改善するものとして速度情報と、走
行速度に逆比例したパルス巾信号、すなわち負の
比例係数を持つ一次式で表わされるパルス巾信号
に変換して出力する方法が知られており、その一
例を第1図と式(1)に示す。
行速度に逆比例したパルス巾信号、すなわち負の
比例係数を持つ一次式で表わされるパルス巾信号
に変換して出力する方法が知られており、その一
例を第1図と式(1)に示す。
Pw=P(V)=AV+B …(1)
ただしPwはパルス巾、Vは車輌速度、Aは比例
係数で負の数、Bは定数である。
係数で負の数、Bは定数である。
さて、車輌感知器から出力されたパルス巾信号
を直接または伝送装置を介して中央の処理装置で
再び速度情報として再生する場合に、誤差として
中央の処理装置に入力されるパルス巾信号に対す
るサンプリング誤差、あるいは伝送系での変復調
誤差等が考えられ、これらの誤差の絶対値はパル
ス巾に関係ないと考えられる。
を直接または伝送装置を介して中央の処理装置で
再び速度情報として再生する場合に、誤差として
中央の処理装置に入力されるパルス巾信号に対す
るサンプリング誤差、あるいは伝送系での変復調
誤差等が考えられ、これらの誤差の絶対値はパル
ス巾に関係ないと考えられる。
ここで、第1図および式(1)で表わされる変換方
法においてサンプリング誤差の例をとつて考え
る。たとえば中央の処理装置のサンプリング周期
が5〔m sec〕であつたとすると誤差の絶対値
の最大は5〔m sec〕となる。今、速度100
〔Km/h〕に相当するパルス巾500〔m sec〕が車
輌感知器から出力され中央の処理装置でサンプリ
ング誤差が生じ505〔m sec〕のパルス巾となつ
た場合、中央の処理装置では走行速度99〔Km/
h〕と判断し速度誤差として1%の誤差となる。
次に10〔Km/h〕の時に同様のことが生じたと考
えると950〔m sec〕のパルス巾が955〔m
sec〕となり、この場合は中央の処理装置では9
〔Km/h〕と判断し速度誤差は10%となり100〔Km/
h〕の時の誤差とくらべ10倍の大きさとなるとい
う問題があつた。
法においてサンプリング誤差の例をとつて考え
る。たとえば中央の処理装置のサンプリング周期
が5〔m sec〕であつたとすると誤差の絶対値
の最大は5〔m sec〕となる。今、速度100
〔Km/h〕に相当するパルス巾500〔m sec〕が車
輌感知器から出力され中央の処理装置でサンプリ
ング誤差が生じ505〔m sec〕のパルス巾となつ
た場合、中央の処理装置では走行速度99〔Km/
h〕と判断し速度誤差として1%の誤差となる。
次に10〔Km/h〕の時に同様のことが生じたと考
えると950〔m sec〕のパルス巾が955〔m
sec〕となり、この場合は中央の処理装置では9
〔Km/h〕と判断し速度誤差は10%となり100〔Km/
h〕の時の誤差とくらべ10倍の大きさとなるとい
う問題があつた。
この発明の目的は、速度が比較的小さい領域で
も、サンプリングや伝送系による誤差のために生
じる速度誤差が大きくならず、しかもこのために
必要とする演算回路、あるいはソフトウエアも簡
単な速度検出形の車輌感知器を提供することであ
る。
も、サンプリングや伝送系による誤差のために生
じる速度誤差が大きくならず、しかもこのために
必要とする演算回路、あるいはソフトウエアも簡
単な速度検出形の車輌感知器を提供することであ
る。
次に、この発明の車輌感知器の実施例を第2図
を参照しながら説明する。速度検出形車輌感知器
で検出された車速は、デイジタル―アナログ変換
器やマイクロコンピユータ等による周知の手段で
パルス巾信号に変換される。そしてこのパルス巾
信号に変換される前の車速をVとし、またパルス
巾をPwとしたとき、この両者の関係が第2図お
よび次の(2)式の関係を満足するように変換され
る。この(2)式は負の比例係数を持つ複数の一次式
で表わされ、走行速度が大きくなるにつれて、そ
の比例係数の絶対値が段階的に小さくなるように
設定されている。
を参照しながら説明する。速度検出形車輌感知器
で検出された車速は、デイジタル―アナログ変換
器やマイクロコンピユータ等による周知の手段で
パルス巾信号に変換される。そしてこのパルス巾
信号に変換される前の車速をVとし、またパルス
巾をPwとしたとき、この両者の関係が第2図お
よび次の(2)式の関係を満足するように変換され
る。この(2)式は負の比例係数を持つ複数の一次式
で表わされ、走行速度が大きくなるにつれて、そ
の比例係数の絶対値が段階的に小さくなるように
設定されている。
ここでA1,A2,A3は比例係数で負の数であ
り、|A1|>|A2|>|A3|を満足する。Bは
定数である。
り、|A1|>|A2|>|A3|を満足する。Bは
定数である。
今、ここで中央の処理装置のサンプリング周期
が5〔m sec〕と仮定し、最大5〔m sec〕の
サンプリングでの誤差が生じるとすると、車輌感
知器が走行速度100〔Km/h〕に相当する167〔m
sec〕のパルス巾を出力した場合に中央の処理
装置では、172〔m sec〕のパルス巾を受信し98
〔Km/h〕と判断する。このとき速度誤差は2
〔Km/h〕/100〔Km/h〕=2〔%〕である。同様
に10〔Km/h〕に相当する850〔m sec〕のパル
ス巾を出力した場合は855〔m sec〕で受信し、
97〔Km/h〕と判断し、このときの速度誤差は0.3
〔Km/h〕/10〔Km/h〕=3(%)となり100〔Km/
h〕のときと比べ誤差は5割しか大きくならず、
従来のものと比べて低速時の計測誤差が格段に小
さくなる。
が5〔m sec〕と仮定し、最大5〔m sec〕の
サンプリングでの誤差が生じるとすると、車輌感
知器が走行速度100〔Km/h〕に相当する167〔m
sec〕のパルス巾を出力した場合に中央の処理
装置では、172〔m sec〕のパルス巾を受信し98
〔Km/h〕と判断する。このとき速度誤差は2
〔Km/h〕/100〔Km/h〕=2〔%〕である。同様
に10〔Km/h〕に相当する850〔m sec〕のパル
ス巾を出力した場合は855〔m sec〕で受信し、
97〔Km/h〕と判断し、このときの速度誤差は0.3
〔Km/h〕/10〔Km/h〕=3(%)となり100〔Km/
h〕のときと比べ誤差は5割しか大きくならず、
従来のものと比べて低速時の計測誤差が格段に小
さくなる。
以上、説明したように、この発明における車輌
感知器においては、低速側ほどパルス巾への変換
係数が大きくなるように構成されているので、伝
送方式の簡単なパルス巾信号伝送方式を使用して
も、低速度における伝送誤差やサンプリング誤差
が大幅に改善され、実用上非常に効果のある車輌
感知器を提供できる。
感知器においては、低速側ほどパルス巾への変換
係数が大きくなるように構成されているので、伝
送方式の簡単なパルス巾信号伝送方式を使用して
も、低速度における伝送誤差やサンプリング誤差
が大幅に改善され、実用上非常に効果のある車輌
感知器を提供できる。
第1図は従来の車輌感知器による走行速度に対
するパルス巾の関係を示す図、第2図は本発明の
一実施例における走行速度に対するパルス巾の関
係を示す図である。
するパルス巾の関係を示す図、第2図は本発明の
一実施例における走行速度に対するパルス巾の関
係を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 非接触形車速検出部からの車輌走行速度検出
出力をパルス幅信号に変換して伝送するよう構成
された車輌感知器において、車輌走行速度検出出
力をVo、パルス巾をPwとし、Aoを負数、Bを
定数としたとき、 〔An…A1,A2,A3|A1|>|A2|>|A3
|,Vo…Vp,V1,V2,V3V0<V1<V2<V3〕 なる関係に基づいて変換することを特徴とする車
輌感知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12015880A JPS5745699A (en) | 1980-08-30 | 1980-08-30 | Vehicle sensor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12015880A JPS5745699A (en) | 1980-08-30 | 1980-08-30 | Vehicle sensor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5745699A JPS5745699A (en) | 1982-03-15 |
JPS6120920B2 true JPS6120920B2 (ja) | 1986-05-24 |
Family
ID=14779382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12015880A Granted JPS5745699A (en) | 1980-08-30 | 1980-08-30 | Vehicle sensor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5745699A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0185521U (ja) * | 1987-11-27 | 1989-06-07 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008070358A (ja) * | 2007-08-08 | 2008-03-27 | Hitachi Ltd | 車両の走行制御装置 |
-
1980
- 1980-08-30 JP JP12015880A patent/JPS5745699A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0185521U (ja) * | 1987-11-27 | 1989-06-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5745699A (en) | 1982-03-15 |
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