JPS6120908Y2 - - Google Patents

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JPS6120908Y2
JPS6120908Y2 JP4364180U JP4364180U JPS6120908Y2 JP S6120908 Y2 JPS6120908 Y2 JP S6120908Y2 JP 4364180 U JP4364180 U JP 4364180U JP 4364180 U JP4364180 U JP 4364180U JP S6120908 Y2 JPS6120908 Y2 JP S6120908Y2
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JP
Japan
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piece
ceiling material
ceiling
operating shaft
restraining
Prior art date
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JP4364180U
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JPS56143418U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、天井材の浮上り防止装置に関し、そ
の要旨とするところは、断面略H形の構造材1の
一対の縦片1aの下端から外側方へ延出した水平
支持片1bの上面に天井材2の端縁を載置し、構
造材1の主水平片1cに上下に摺動自在に操作軸
3を挿通し、構造材1の縦片1a間の内寸よりも
幅狭の矩形片4を操作軸3の上端部に設けると共
に下端つまみ5を設け、上記主水平片1c上面と
矩形片4下面との間に圧縮ばね6を介装し、矩形
片4の両側部に基端を螺着した抑止片7の先端部
を天井材2の端縁上面近くまで延出して成る天井
材の浮上り防止装置に係るものである。
従来の乾式天井施工法(天井材乗せかけ方式)
にあつては、天井材は構造材に単に載置されてい
るだけで全く固定されていないか、あるいは一枚
の天井材を除き全ての天井材を構造材に固定して
しまつていた。したがつて前者にあつては、地下
鉄駅舎やビル風除室等の風の強い所では風に吹か
れて天井材が浮上つたり、落下したり、ずれたり
するという危険があつた。また後者にあつては天
井裏の点検時には固定されていない一枚の天井材
(特別な点検口)を開き、そこから天井裏へ登つ
て天井裏を這つて目的箇所まで移動しなければな
らないという欠点があつた。
本考案は叙上の従来例の欠点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、施錠時に
は天井材は抑え片により抑えられていて風が吹い
ていても天井材が浮上つたり、落下したり、ずれ
たりすることがなく、しかも天井の下方から操作
軸を下方に引くことにより解錠できて任意の箇所
の天井材を開くことができて天井裏に登ることな
く天井裏の点検等を行なうことができる天井材の
浮上り防止装置を提供するにある。
以下本考案を添付図により詳述する。1は断面
略H形の構造材であり、一対の縦片1a間を主水
平片1cで区切つて上溝8aと下溝8bとを形成
してあり、両縦片1aの下端からは外側方及び内
側方に向けて水平支持片1bを延出してある。し
かしてこの構造材1は天井部に縦横に格子状に横
架され、構造材1の水平支持片1b上面に天井材
2の端縁が載置されるものである。9は浮上り防
止金具であり、第3図に示すように中央の矩形片
4の幅Sは縦片1a間の内寸、すなわち上溝8a
の溝幅よりも狭く、中央には丸孔10を穿孔し
てあり、矩形片4の両側部にはピン11により
夫々抑止片7の基端を回動自在に螺着してある。
抑止片7は段状に折曲されたものであり、その基
部中央部分を切欠してあつて矩形片4との間で浮
上り防止金具9に開口部12を設けてある。しか
して浮上り防止金具9の幅は縦片1a間の外寸よ
りも大きなものとしてある。3は断面円形の操作
軸であり、第4図に示すように操作軸3の上端部
にはやや大径の頭部3aを設け、頭部3aの上面
には一方向に長い八角形の補助抑止板13を固着
してあり、操作軸3の下端には上方へ向けて割溝
3bを穿設してある。頭部3aは矩形片4の丸孔
10よりも大径であり、補助抑止板13は長円形
でも良いがその長軸方向の長さfの下限は浮上り
防止金具9の開口部12の縁の間の距離gとほぼ
等しい程度である。しかして、第1図又は第5図
aに示すよう、構造材1の適所の上に浮上り防止
金具9を被せるように跨がせ、矩形片4の丸孔1
0に上方から操作軸3を挿通し、操作軸3に圧縮
ばね6を介挿した後、更に操作軸3を構造材1の
主水平片1cにあけた通孔14に挿通し、台形板
状乃至三角形板状の大きなつまみ5を主水平片1
cの下方から割溝3bに嵌め、割りピン15で固
定してある。ここに大きなつまみ5とはいつて
も、下溝8b内にほぼ納まり、下溝8b内で自由
に回転する程度のものである。第5図aに示す施
錠状態にあつては、つまみ5は下溝8b内に納ま
つて主水平片4下面に係止し、矩形片4は上溝8
a外にあつて補助抑止片13は構造材1と直角方
向を向き、抑止片7は自重で下方へ下がつてその
先端部は天井材2の端縁上面と近接している。し
かして天井材2が浮上がろうとすると、天井材2
の端縁が抑止片7の先端部に当たつて浮上りが阻
止されるのであり、たとえ強い力で天井材2が浮
上がらされて抑止片7が上方へ跳ね上げられても
第5図aの想像線のように抑止片7の基部が補助
抑止片13に当接して抑止片7が上方へ回動して
しまうことが阻止され、決して天井材2が水平支
持片1bから浮上つて外れることがないようにし
てある。
第2図のようにつまみ5は天井下面の下溝8b
内に露出しているので、解錠して天井材2を開こ
うとする場合には、第5図bのようにその箇所の
つまみ5を下溝8b内で回して補助抑止片13で
構造材1と平行な向きに回転させ、そのままつま
み5を圧縮ばね6の弾発力に抗して下方へ引くと
第5図cのように矩形片4が上溝8a内へ沈んで
縦片1aの上端により抑止片7が押し上げられて
上方へ回動し、天井材2は自由に上方へ外せるよ
うになるものであり、更につまみ5を回して第5
図dのように水平保持片1b下面に係止すると解
錠状態にロツクされるのである。この解錠ロツク
時には補助抑止片13は開口部12に挿通してお
り、したがつて補助抑止片13はこのとき上溝8
a内で回転させられる長さをその長軸方向の長さ
fの上限とする。
逆に再び施錠するには上記と逆の操作を行なう
と抑止片7が自重で下方へ下がつて施錠状態にな
る。
第6図に示すものは本考案の他例であり、矩形
片4上面と補助抑止片13下面との間に緩衝用の
コイルばね16を介挿したものであり、コイルば
ね16のばね圧は圧縮ばね6のばね圧よりも大き
なものである。而して本実施例ではコイルばね1
6が下方に矩形片4を押圧することにより天井材
2に抑止片7を密着させ、天井材2の浮上りの一
層の防止が図れるのである。
本考案は叙述の如く断面略H形の構造材の一対
の縦片の下端から外側方へ延出した水平支持片の
上面に天井材の端縁を載置し、構造材の主水平片
に上下に摺動自在に操作軸を挿通し、構造材の縦
片間の距離よりも幅狭の矩形片を操作軸の上端部
に設けると共に下端につまみを設け、上記主水平
片上面と矩形片下面との間に圧縮ばねを介装し、
矩形片の両側部に基端を螺着した抑止片の先端部
を天井材の端縁上面近くまで延出しているから、
この施錠時には天井材が水平支持片から浮上ろう
とすると挿止片の先端部に当接して浮上りを阻止
され、風が吹いていても天井材が浮上つたり、落
下したり、ずれたりすることがないという利点が
あり、天井材を傷付けることなく固定でき、特に
地下鉄駅舎やビル風除室等の風の強い所での乾式
施工法の天井や天井材浮上り等を防止し、このよ
うな場所で乾式施工法を実用化できるようにする
ものである。しかも天井材の下面側からつまみを
把んで操作軸を下方へ引き矩形片を下降させると
縦片の上端によつて抑止片が上方へ押し上げられ
て回動し解錠され、したがつてこのように解錠す
ることによつて任意の箇所の天井材を開くことが
できる利点があり、天井裏の点検時には目的の箇
所の天井材を開いて点検でき、特別の点検口が不
要で天井裏を這つたりする必要がないのである。
更に施錠時には圧縮ばねにより自動的に施錠でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部切欠した
斜視図、第2図は同上の装置を用いた天井を下方
から見上げたときの斜視図、第3図a,bは同上
の浮上り防止金具の正面図及び平面図、第4図
a,b,cは同上の操作軸の正面図、側面図及び
平面図、第5図a,b,c,dは同上の装置の作
用説明のための断面図、第6図は本考案の他例を
示す一部切欠した正面図である。 1…構造材、1a…構造材の縦片、1b…構造
材の水平支持片、1c…構造材の主水平片、2…
天井材、3…操作軸、4…矩形片、5…つまみ、
6…圧縮ばね、7…抑止片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面略H形の構造材の一対の縦片の下端から外
    側方へ延出した水平支持片の上面に天井材の端縁
    を載置し、構造材の主水平片に上下に摺動自在に
    操作軸を挿通し、構造材の縦片間の内寸よりも幅
    狭の矩形片を操作軸の上端部に設けると共に下端
    につまみを設け、上記主水平片上面と矩形片下面
    との間に圧縮ばねを介装し、矩形片の両側部に基
    端を螺着した抑止片の先端部を天井材の端縁上面
    近くまで延出して成る天井材の浮上り防止装置。
JP4364180U 1980-03-31 1980-03-31 Expired JPS6120908Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4364180U JPS6120908Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4364180U JPS6120908Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56143418U JPS56143418U (ja) 1981-10-29
JPS6120908Y2 true JPS6120908Y2 (ja) 1986-06-23

Family

ID=29638957

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JP4364180U Expired JPS6120908Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31

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JPS56143418U (ja) 1981-10-29

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