JPH04167Y2 - - Google Patents

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JPH04167Y2
JPH04167Y2 JP1984037782U JP3778284U JPH04167Y2 JP H04167 Y2 JPH04167 Y2 JP H04167Y2 JP 1984037782 U JP1984037782 U JP 1984037782U JP 3778284 U JP3778284 U JP 3778284U JP H04167 Y2 JPH04167 Y2 JP H04167Y2
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opening
ventilation
underfloor space
floor
piece
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JP1984037782U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、風圧により移動する遮蔽具を具え、
床下空間に、雨、雪等の侵入を防止するようにし
た布基礎開口部の構造に関する。
〔背景技術〕
従来布基礎には、床下空間の換気のために通気
口を有する換気板が取付けられる。又ときに、横
移動により通気口を閉止しうるスライド板を隣設
したものも用いられている。
前者の、通気口を常に開放しておくものは、と
くに風を伴う降雨、降雪時には、通気口から容易
に床下空間内部に雨、雪等が侵入し、床下地面を
湿潤させ、床下内の湿気を増大し、床下空間の腐
蝕を招き、又湿気が上昇し、居住性を損なう。さ
らに床下空間の湿気は、該床下空間を囲む床体下
面などで結露し、前記腐蝕等を促進するという問
題点が伴う。後者のスライド板を具えるものは、
開閉が手間である他、閉じ忘れ、開き忘れ等が生
じ易く、問題点を充分には解決しえない。
〔考案の目的〕
本考案は、とくに風を伴う降雨、降雪等におい
て、通気口を閉止でき、雨、雪等の床下空間への
吹き込みを防止しうる布基礎開口部の構造の提供
を目的としている。
〔考案の開示〕
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
第1〜3図において、布基礎開口部の構造は、
布基礎2の開口部3に通気口4を有する換気板5
を取付けるとともに、風圧によって移動し前記通
気口4を閉じる遮蔽具6を設けている。
布基礎2は、地中に埋設したフーチング部11
上に立上げ部12を立設しており、該布基礎2
は、床体14下方の床下空間7を囲んでいる。な
お床体14は、束材を介して支承した大引15に
架設する根太16上に架け渡される。
また布基礎2は、その天端で固定した断面L字
の土台金具19の立片によって、例えば乾式工法
の家屋で壁体として用いる壁パネルP下端を支承
する。
又布基礎2には、適宜ピツチを隔てて、床下空
間7および屋外を導通させる矩形の前記開口部3
をその立上げ部12に形成する。
開口部3に取付く前記換気板5は、本実施例で
は、上下に分割した換気板片21,22からな
り、各換気板片21,22は、開口部3を横切る
長さの脚片23,23を具える。各脚片23は、
開口部3の上面、下面で夫々埋着する一方、脚片
23,23の向き合う端部には、床下空間7に向
かつてのびる水平片25,25を設け、該水平片
25,25との間で、水平かつ同間隔でのびる前
記通気口4を形成する。
通気口4は遮蔽具6によつて遮蔽しうる。
遮蔽具6は、本例では、開口部3をほぼ横切り
かつ通気口4の高さよりも直径寸度が大である円
柱体からなり、各種の発泡合成樹脂などの軽量材
を用いて形成される。なお遮蔽具6は、薄板金
属、合成樹脂等を用いた中空体にも形成でき、又
必要によりその両端を閉止することもできる。
又遮蔽具6は、囲い具27内に収納される。
囲い具27は、開口部3の屋外面近傍に位置
し、該開口部3を例えば垂直に覆う前片31の上
下縁に、前記水平片25,25に向かつてのびる
比較的緩やかな傾斜の斜片32,33を設けると
ともに、該斜片32,33の後端に、水平片2
5,25に沿う嵌入片34,35を設ける一方、
該嵌入片34,35の後端および囲い具27の側
部は、夫々垂直片36,側片37によつて遮蔽さ
れる。又囲い具27は、防虫網を用いて形成さ
れ、又その内部に前記遮蔽具6を収納することに
より、該遮蔽具6は、開口部3に向かつて吹く風
の風圧により、斜片33上を移動し前記嵌入片3
4,35と当接し、通気口4を閉じうる。
然して、降雨、降雪時において、開口部3に向
く風が弱いときには、遮蔽具6は殆ど移動するこ
となく、通気口4を開放状態に保つ一方、風の風
圧が高まる場合には、その風圧により遮蔽具6が
斜片33上を転がつて移動し、通気口4を閉じ、
床下空間7内への風、雪の侵入を妨げうる。
このように、遮蔽具6として円柱状体を用いる
ことにより、その製作が簡便となり又囲い具27
が防虫網を用いて形成されることによって防虫で
き、又ごみ等の侵入を阻止できる。
〔考案の効果〕
叙上のごとく本考案の布基礎開口部の構造は、
布基礎の通気口を、風圧により移動する遮蔽具に
よつて閉止可能としているため、緩風時には床下
空間を換気する一方、強風時には遮蔽具により閉
止できる。従つて強風を伴う降雨、降雪時には、
通気口を遮蔽し、雨、雪等の床下空間内部への侵
入を防ぐ。又床体下面に付着する結露を防ぎ床体
の腐蝕を減じ家屋の耐久性を高めうる。さらに遮
蔽具として風圧により転がって移動する円柱状体
を用いるため、枢支部がなく構造が簡易である
他、枢支部の汚損等による作動不良などをも防
ぎ、保守を容易とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
〜3図はその作用を示す断面図である。 2……布基礎、3……開口部、4……通気口、
5……換気板、6……遮蔽具、7……床下空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 家屋の床下空間を囲む布基礎に形成した開口部
    に通気口を有する換気板を取付けるとともに、前
    記開口部に、該開口部に向かつて吹く風の風圧に
    より転がつて移動し前記通気口を閉止する円柱状
    の遮蔽具を設けてなる布基礎開口部の構造。
JP3778284U 1984-03-15 1984-03-15 布基礎開口部の構造 Granted JPS60150207U (ja)

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JP3778284U JPS60150207U (ja) 1984-03-15 1984-03-15 布基礎開口部の構造

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JP3778284U JPS60150207U (ja) 1984-03-15 1984-03-15 布基礎開口部の構造

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Publication Number Publication Date
JPS60150207U JPS60150207U (ja) 1985-10-05
JPH04167Y2 true JPH04167Y2 (ja) 1992-01-07

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ID=30544182

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JP3778284U Granted JPS60150207U (ja) 1984-03-15 1984-03-15 布基礎開口部の構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63251548A (ja) * 1987-04-03 1988-10-19 ナショナル住宅産業株式会社 換気装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5456960U (ja) * 1977-09-29 1979-04-19
JPS58131332U (ja) * 1982-02-27 1983-09-05 日本軽金属株式会社 換気装置

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JPS60150207U (ja) 1985-10-05

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