JPS6120883Y2 - - Google Patents

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JPS6120883Y2
JPS6120883Y2 JP1979009093U JP909379U JPS6120883Y2 JP S6120883 Y2 JPS6120883 Y2 JP S6120883Y2 JP 1979009093 U JP1979009093 U JP 1979009093U JP 909379 U JP909379 U JP 909379U JP S6120883 Y2 JPS6120883 Y2 JP S6120883Y2
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JP
Japan
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wall
air
synthetic resin
space
heat insulating
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JP1979009093U
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JPS55109710U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エアサイクル住宅に関し、内壁1と
外壁2との間にエアサイクル空間3を設けてエア
サイクル空間3にて小屋裏空間4と床下空間5と
を連通させたエアサイクル住宅において、凹凸状
の柔軟な凹凸状合成樹脂シート6の裏側に柔軟な
空気抜け防止用合成樹脂シート7を貼着して内部
に独立した多数の断熱空気層8を形成し、空気抜
け防止用合成樹脂シート7の裏側に柔軟な吸湿板
9を積層し、凹凸状合成樹脂シート6の表面に凹
凸に沿つて軟質の発泡層10を積層して柔軟な凹
凸状合成樹脂シート6、柔軟な空気抜け防止用合
成樹脂シート7、断熱空気層8、柔軟な発泡層1
0とで全体として柔軟性を有する断熱材11を形
成し、この柔軟な断熱材11を吸湿性シート9が
内壁1側に位置するように内壁1と外壁2との間
に配設し、断熱材11の表面の凹凸面と外壁2と
の間をエアサイクル空間3として成るエアサイク
ル住宅に係るものである。
エアサイクル住宅とは建物の内壁1と外壁2と
の間に例えば厚さ10〜20mmの空間を設けてこれを
エアサイクル空間3とし、エアサイクル空間3に
て、小屋裏空間4と床下空間5とを連結させ、冬
は小屋裏空間4に蓄えられた熱をエアサイクル空
間3を通じて壁内保温を計りながら床下空間5に
緩かい空気を導いて床下を保温し、又夏は床下空
間の冷気をエアサイクル空間3を通じて壁内を冷
やしながら小屋裏空間4に上昇させて、熱気のみ
を放出させるようになつている。第1図には冬に
おけるエアサイクルの状態が示してあり、冬にお
いては床下の換気口A及び小屋裏の換気口Bは閉
じてある。第1図中Cはストーブのような緩房器
具、第1図中太い矢印で示したイは太陽熱を示
し、太い矢印で示したロは北風を示したおり、第
1図の細い矢印で示すように空気が循環するよう
になつている。第2図には夏におけるエアサイク
ルの状態が示してあり、夏においては床下の換気
口A及び小屋裏換気口Bが開口してある。第2図
中Dはクーラのような冷房器具、第2図中太い矢
印で示したハは外気を示し、第2図の細い矢印で
示すように空気が流れるようになつている。とこ
ろで上記のようなエアサイクル住宅において、内
壁1と外壁2との間に断熱材としてグラスウール
を充填した場合、床下の湿つた空気が循環して壁
体中を通過する際に湿つた空気がグラスウール中
に入り込んでグラスウールが本来もつている断熱
性が劣化すると共に湿つた空気がグラスウール中
に入り込んで壁体内部は結露が生じるという問題
があり、更にエアサイクル住宅においては壁体内
にエアサイクル空間を設けて小屋裏空間4と床下
空間5とを連通させて空気を循環させることを目
的としているにもかかわらず、外壁2と内壁1と
の間にグラスウールを充填することにより空気の
流れが遮断され、エアサイクルのシステムとして
成じ立たなくなつた。そこで現在壁体内部に断熱
材を配設しても結露等によつて断熱性が低下せ
ず、また空気の流れを遮断したりしないエアサイ
クル住宅が望まれている。
本考案は上記の点に鑑みて考案したものであつ
て、その目的とするところは、断熱材の表面の凹
凸面と外壁との間をエアサイクル空間とすること
で、断熱材を内壁と外壁との間に充填しても確実
にエアサイクル空間を形成できてスムーズな空気
の流れが得られ、エアサイクルに支障をきたすこ
とがなく、しかも凹凸状合成樹脂シートに空気抜
け防止用合成樹脂シートを貼着して内部に独立し
た断熱空気層を形成すると共に凹凸状合成樹脂シ
ートの表面に発泡層を形成するので、断熱空気層
と発泡層とで2重に断熱ができ、しかも湿気をお
びた空気の流通によつても断熱空気層部分は湿気
によつておかされることがなく、断熱効果が低下
することがなく、また断熱材に柔軟性を有する吸
湿性シートを設け、吸湿性シートを内壁側に位置
させることで内壁と断熱材との層間に結露が発生
するのを防止でき、更に断熱材は全体が柔軟性を
有しているので内壁の形状に沿つて配設できると
共に一部を折り曲げてこれを固定片とすることが
できて施工が容易となり、また発泡層を形成した
といえども凹凸状合成樹脂シートの表面の凹凸に
沿つて積層するので、エアサイクル空間を確実に
形成できるエアサイクル住宅を提供するにある。
本考案を以下実施例により詳述する。図中6は
凹凸状の凹凸状合成樹脂シートであつて、この凹
凸状合成樹脂シート6の裏側に空気抜け防止用合
成樹脂シート7を貼り合せて内部に多数の独立し
た断熱空気層8を形成し、空気抜け防止用合成樹
脂シート7に吸湿性を有する吸湿性シート9が積
層してあり、凹凸状合成樹脂シート6の表面に凹
凸に沿つて軟質の発泡層10を積層して断熱材1
1が形成してある、ここで凹凸状合成樹脂シート
6及び空気抜け防止用合成樹脂シート7は例えば
ポリエチレンフイルムのような柔軟なシート状体
にて形成してある。また空気抜け防止用合成樹脂
シート7に接着する吸湿性シート9としてはクラ
フト紙、不織布、アスフアルトフエルト、タール
フエルト等の柔軟な吸湿シート等が用いられる。
凹凸状合成樹脂シート6の表面に凹凸に沿つて発
泡層10を積層するに当つては軟質ウレタン等を
発泡吹付けておこなうものである。ここで発泡層
10は独立発泡構造となつている。しかして上記
のような構成の断熱材11を吸湿性シート9が内
壁1側に位置するようにエアサイクル住宅の内壁
1と外壁2との間に配設し、断熱材11の表面の
凹凸面と外壁2との間をエアサイクル空間3とし
てある。図中17は胴縁である。この場合断熱材
11は柱12間に入れられるものであり、外壁2
は外壁下地である木ずり13上に防水紙14を取
付け、この上にラス15を取付け、更にモルタル
16を塗つて外壁2が形成されるものであり、図
の実施例においては断熱材11の凹凸面が外壁2
に直接接していないが、断熱材11の凹凸面が外
壁2に接した場合も外壁2と断熱材11の凹凸面
の凹部との間にエアサイクル空間3が形成される
ようになつている。かかる場合、断熱材11は柔
軟性を有しているので、内壁1側に凹部や凸部が
ある場合に、このような凹部及び凸部を吸収する
ことができ、しかも内壁及び外壁から成る壁自体
が曲がつている場合にもこの曲がりに沿つて断熱
材11を施工することができるものである。エア
サイクル空間3は小屋裏空間4と床下空間5との
連通しているものであつて、エアサイクル空間3
を通して小屋裏空間4と床下空間5との空気を循
環するものである。ところで断熱材11を柱12
間に入れて取付けるに当つては、第3図に示すよ
うに直接内壁1側に固定してもよいが、柔軟性を
有する断熱材11の両端部を柱12の側面に沿つ
て折り曲げてこの折り曲げ片を固片として釘のよ
うな止め具によつて柱12に固定するようにして
もよい。
本考案にあつては、叙述のように断熱材の表面
の凹凸面と外壁との間をエアサイクル空間とする
ことで断熱材を内壁と外壁との間に充填しても確
実にエアサイクル空間を形成できてスムーズな空
気の流れが得られ、湿気が内部にたまることがな
くて壁内での結露の発生が防止できると共に、エ
アサイクル空間での空気の流通がスムーズにでき
るので小屋裏空間と床下空間との空気の循環が支
障なくおこなえてエアサイクルに支障がないとい
う利点があり、また凹凸状合成樹脂シートに空気
抜け防止用合成樹脂シートを貼着して内部に独立
した断熱空気層を形成する共に凹凸状合成樹脂シ
ートの表面に発泡層を積層してあるので2重に断
熱ができ、また湿気をおびた空気の流通によつて
も断熱空気層がおかされることがなく、この部分
における断熱効果が低下することがなく、しかも
断熱材に吸湿性シートを設け、吸湿性シートを内
壁側に位置させてあるので内壁と断熱材との間の
湿気を吸湿性シートが吸湿するものであつて内壁
と断熱材との層間に結露が発生するのが防止でき
るものであつて、この結果結露によつて内壁がお
かされることがないという利点がある。更に吸湿
性シート及び発泡層も柔軟性とすることで断熱材
全体が柔軟性を有するから断熱材を取付けるに当
つては例えば断熱材の一部を柱の側面に沿つて折
り曲げて固定片とし、これを柱に固定することも
できるものであつて、断熱材の固定が容易にでき
るものであり、また内壁の形状が平面でない場
合、例えば曲面や凹凸面となつていても断熱材を
内壁に確実に沿わせることができるものである。
更にまた凹凸状合成樹脂シートの表面に凹凸に沿
つて発泡層を形成してあるので、凹凸状合成樹脂
シートの表面が発泡層によつて保護され、施工時
などにおいて凹凸状合成樹脂シートが破れないも
のであつて、いつそう断熱効果の低下を防ぐこと
ができるものであり、また発泡層を形成したとい
えども凹凸状合成樹脂シートの表面の凹凸に沿つ
て積層するので、エアサイクル空間が確実に形成
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はエアサイクル住宅の冬におけるエアサ
イクルの説明図、第2図はエアサイクル住宅の夏
におけるエアサイクルの説明図、第3図は本考案
の壁部分の横断面図、第4図は同上に用いる断熱
材の断面図であつて、1は内壁、2は外壁、3は
エアサイクル空間、4は小屋裏空間、5は床下空
間、6は凹凸状合成樹脂シート、7は空気抜け防
止用合成樹脂シート、8は断熱空気層、9は吸湿
性シート、10は発泡層、11は断熱材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内壁と外壁との間にエアサイクル空間を設けて
    エアサイクル空間にて小屋裏空間と床下空間とを
    連通させたエアサイクル住宅におい、凹凸状の柔
    軟な凹凸状合成樹脂シートの裏側に柔縄な空気抜
    け防止用合成樹脂シートを貼着して内部に独立し
    た多数の断熱空気層を形成し、空気抜け防止用合
    成樹脂シートの裏側に柔縄な吸湿性シートを積層
    し、凹凸状合成樹脂シートの表面に凹凸に沿つて
    軟質の発泡層を積層して、柔軟な凹凸状合成樹脂
    シート、柔軟な空気抜け防止用合成樹脂シート、
    断熱空気層、柔軟な発泡層とで全体として柔軟性
    を有する断熱材を形成し、この柔軟な断熱材を吸
    湿性シートが内壁側に位置するように内壁と外壁
    との間に配設し、断熱材の表面の凹凸面と外壁と
    の間をエアサイクル空間として成るエアサイクル
    住宅。
JP1979009093U 1979-01-27 1979-01-27 Expired JPS6120883Y2 (ja)

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JP1979009093U JPS6120883Y2 (ja) 1979-01-27 1979-01-27

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JP1979009093U JPS6120883Y2 (ja) 1979-01-27 1979-01-27

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JPS55109710U JPS55109710U (ja) 1980-08-01
JPS6120883Y2 true JPS6120883Y2 (ja) 1986-06-23

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ID=28819227

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JP1979009093U Expired JPS6120883Y2 (ja) 1979-01-27 1979-01-27

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS549092A (en) * 1977-06-22 1979-01-23 Inoue Japax Res Inc Device for controlling temperature of processing liquid for electric processors

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS549092A (en) * 1977-06-22 1979-01-23 Inoue Japax Res Inc Device for controlling temperature of processing liquid for electric processors

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JPS55109710U (ja) 1980-08-01

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