JPS61207821A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

内燃機関の吸気装置

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JPS61207821A
JPS61207821A JP4642285A JP4642285A JPS61207821A JP S61207821 A JPS61207821 A JP S61207821A JP 4642285 A JP4642285 A JP 4642285A JP 4642285 A JP4642285 A JP 4642285A JP S61207821 A JPS61207821 A JP S61207821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resonance
pressure
box
engine
boxes
Prior art date
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Pending
Application number
JP4642285A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Takemura
信一 竹村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、共鳴過給方式の内燃機関の吸気装置に関す
る。
[従来技術] 従来、内燃機関の出力向上の一方法として共鳴過給方式
の吸気装置が提案されている(日産ディーゼル技報19
83’?46第84頁参照)。共鳴過給方式の吸気装置
は、例えば6気筒機関では吸気行程がオーバラップしな
い、即ち、吸気が相互に千gしない3気筒づつを一つに
まとめた共鳴箱を2個設け、これらに夫々共鳴管を接続
したうえダンピングタンクに接続したものである。
このような構成の吸気系は共鳴箱により共鳴点付近で圧
力が上昇し過給による吸気が行なわれる。
この為、共鳴点付近ではダンピングタンク内は、圧力の
変動が殆どないにかかわらず、共鳴箱内では圧力が大き
く変動する。もし吸気弁が圧力のピークとなったところ
で閏じれば結局は、その圧力で吸気行程が行なわれたこ
とになる。このように共鳴過給方式では、圧力波を変動
させてピーク圧力のところで機関の吸入空気量を増大さ
せ、出力向上を図らんとするものである。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来の共鳴過給方式の吸気装
置にあって′は、ターボチャージャなどの過給機付内燃
機関に適用する場合には、共鳴時のピーク圧力が高くな
り過ぎるため、異常燃焼などを抑えるべく点火時期を遅
らせなければならず、このため、それほどピーク圧力の
高くない仕様の機関と比べると、ある運転範囲では逆に
トルクが低下したり、同等のトルクでも燃費が悪化した
りするという問題点があった。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、共鳴過給方式の利点を維持しつつ、ピーク圧
力の高過ぎるところを抑え、もって広い範囲での機関の
出力向上を図ることを目的としている。
E問題を解決するための手段1 この発明は前記目的を達成するため、共鳴箱に圧力変動
により移動する仕切部材を設けると共に、該仕切部材の
移動を運転条件に応じて拘束する制御機構を設けたもの
である。
[作用] 所定の過給圧以上のピーク圧力が発生する運転範囲では
仕切部材の拘束を制御機構が開放するので、共鳴箱内圧
力変動に応じて仕切部材が左右に移動し共鳴箱の容積を
変えピーク圧力の上昇を抑える。
また、上記運転範囲以外のところでは、制御機構により
仕切部材が固定拘束されるので所望の共鳴過給を行なう
[実施例] 第1図〜第5図は、この発明の一実施例を示す図である
。まず構成を説明すると、6気筒の内燃機関1は右方(
F)から左方に向って1番から6番までライン上に気筒
があり、1番から3番までの気筒グループは共鳴箱2に
3個のブランチ8で夫々接続し、4番から6番までの気
筒グループは他の共鳴箱3に同様に3個のブランチ9で
接続する。なおこれらグループ内の気筒は相互に吸気干
渉せず、オーバラップはしない。即ち点火順序が通常の
とおり1−5−3−6−2−4と右と左が交互に起り従
って吸気行程も交互に行なわれるのである。共鳴箱2と
3は夫々共鳴管4と5に接続し、これら共鳴管4と5は
ダンピングタンク7に接続する。ダンピングタンク7は
左方に吸入管6を有し、この吸入管6は図示していない
が、適宜ターボチャー″ジャのコンプレッサに接続する
ものとする。
i鳴箱2と3は互いに連通ずる1個の筒体(連通部)1
0を有し、この中に、両共鳴箱を仕切る仕切部材として
仕切板13を備える。仕切板13は右及び左の2枚1組
で、両者は連結棒14で一体に結合してあり、従って一
体として筒体10内を右又は左に自由に摺動可能で、ま
た、シール性も良いものである。
カム15などからなる制御機構12は第2図に示すよう
に、カム15を回転する軸11と、これを駆動するモー
タ等のアクチュエータ16と、このアクチュエータを制
御するコントロールユニット17とからなり、コントロ
ールユニット17は機関回転数などの信号を入力するこ
とにより、運転条件に応じた信号をアクチュエータ16
に出力し仕切板13の移動を拘束又は開放制御する。
次に作用を説明する。
通常は、第1図に示すように2個のカム15共にそのノ
ーズが仕切板13の裏側に当接しているので、仕切板1
3は右左には全く動かない。従つて普通の共鳴過給方式
の吸気系と同じように、例えば右方の気筒グループを例
にとると、1−3−2−1の順序で吸気行程が行なわれ
ると、空気が矢印のように吸入管6に入って共鳴管4で
共鳴し圧力上昇して共鳴箱2に送られ、吸気弁の開弁に
よりすの気筒に過給されるのであり、共鳴箱2はこれら
の行程ごとに圧力変動を生ずる。よって、適度の過給に
より機関の出力を向上する。  、次に、共鳴により所
定の過給圧以上に圧力変動が大きくなり過ぎた場合の作
用を説明する。このような場合は、機関回転数、機関負
荷などの信号を入力することにより予測できるので、制
御機構12はかかる運転条件でモータ16にコントロー
ルユニット17からアクチュエータ16に指令を送る。
アクチュエータ16はこれにより軸11でもって、カム
15を回転し、第2図のように仕切板13との当接を解
除しその左右方向への移動を自由とする。
ここで、右及び左の共鳴箱2と3内には、吸気がオーバ
ラップしない3気筒づつに分けこれらをまとめてブラン
チ8で接続しである関係上、互いに逆位相の圧力波が交
互に発生ずる。この事と仕切板13が可動である事から
、仕切板13はその圧力変動に応じて連通部10の内壁
に沿って動き両共鳴箱2と3の容積を変え、交互に圧力
波の圧力振幅を抑える。この振幅の様子を第3図に示す
第3図において、横軸は時間、縦軸は圧力を示し、(a
)、(b)は従来のもの、(C)、■は本実施例のもの
を示す。従来のものは、共鳴点前後では圧力波形が(a
)に示すごとくベース圧力で収まっているが、共鳴点に
達すると圧力が激しく振動しくb)のようにその圧力が
大きなピーク圧力の波形となる。本来ならば、この高い
圧力を利用したいところであるが、火花点火機関の場合
、過剰の吸気を供給すると機関が異常燃焼を起す為に、
この高い圧力は用いられないので、本実施例では前述の
ようにピーク圧力を抑えるように処置した。その結果、
圧力波形は(C)に示すように仕切板13を固定した共
鳴点前後では従来のものの(a)と同じ波形であるが、
可動となる共鳴点に達した場合は■のようにピーク圧力
が(b)より低く抑えられた波形となる。
換言すれば、従来の機関運転条件に関係なく固定の共鳴
過給方式では、第4図点線に示すように、圧力振幅がP
CIに限定される結果、共鳴点にの前後の圧力が低下し
、トルクも第5図の点線「のように低下1′るが、本実
施例では実線り及びhに示すように、圧力振幅及びトル
クが共鳴点にの前後でふくらんだほぼ一定の高い値を維
持することになり、広い運転範囲で共鳴過給の効果を発
揮することができる。なお、第5図において曲線iは共
鳴過給なしの通常機関の場合を示す。
このようにして、本実施例は一種の可変機構を構成する
ことにより、機関の最適吸入圧力以上の圧力を最適値に
抑えることで、その前後の出力向上を図ることができる
ものである。
第6図には、他の実施例を示す。この実施例は前実施例
とは仕切板の制御方法が異なる例である。
仕切板13は3[IJのガイド18で左右が一体的に連
結して、かつ、材料は強磁性体で形成する。ガイド18
内には電磁石19を2個収納し、ラック軸20を電磁石
19と一体に結合する。ラック軸20は回転軸21のピ
ニオンにそのラックを噛合せる。回転軸21のモータ2
2と、電磁石19とはコントロールユニット17の指令
で作動し、これらは仕切板13の移動を制御する制御機
構12を構成する。
共鳴過給方式は吸気の脈動を利用して過給を行なうので
、極低速回転では吸気の慣性力が小さくそれほどの効果
はない。そこで本実施例では、コントロールユニット1
7は機関回転数、機関負荷などの信号を受は極低速回転
域と判断すると、電磁石19を消磁すると共に、モータ
20の回転軸21を回転し、M磁石19を互いに引寄せ
る。そして、交互に電磁石19に通m<磁化)と非通電
(消磁)とを繰返すことにより、仕切板13を右左に振
動させるようにする。この場合、その振動は弱いながら
も共鳴箱2及び3内で発生する圧力波に同調するよう位
相及び周波数を調整する。これにより、仕切板13は圧
力波を増大させるように右左に動く結果、極低速回転域
でも共鳴過給の効果を発揮させることができる。
次に、共鳴点前後では、電磁石19に通電し図のように
仕切板13を接着して固定し共鳴過給の実効を上げる。
また、共鳴点に達すると、電磁石19を仕切板13から
離し仕切板13を共鳴箱2及び3内を自由に移動できる
。ようにして、内部ピーク圧力を減少させる。かくして
、この実施例では極く低速回転域までも機関出力の向上
を図ることができるものである。
〔発明の効果] 以上説明してぎたように、この発明によれば、その構成
を共鳴箱内に仕切部材を設け、これを運転条件により拘
束又は移動可能にする制御機構を設ける構成としたため
、単なる共鳴過給吸気系に比較すると、共鳴過給の範囲
が広がり、その結果広い運転域での出力向上ができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図は要
部の拡大側断面図、第3図は圧力波形図、第4図は圧力
振幅性能曲線図、第5図はトルク性能曲線図、第6図は
他の実施例を示す要部断面図である。 図面に現われた符号の説明 1・・・内燃I11関    2,3・・・共鳴箱4.
5・・・共鳴管   7・・・ダンピングタンク10・
・・連通部    12・・・制御機構13・・・仕切
板(仕切部材) 14・・・連結棒    15・・・カム17・・・コ
ントロールユニット 19・・・電磁石 特許出願人    日産自動車株式会社第1図 一−F −第2因 19 ゛ 菓4図 機関図にヒ w!、5図 八

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 相互に吸気干渉しない気筒グループごとに共鳴箱を設け
    該共鳴箱に共鳴管を接続した内燃機関の吸気装置におい
    て、共鳴箱に圧力変動により移動する仕切部材を設ける
    と共に、該仕切部材の移動を運転条件に応じて拘束する
    制御機構を設けたことを特徴とする内燃機関の吸気装置
JP4642285A 1985-03-11 1985-03-11 内燃機関の吸気装置 Pending JPS61207821A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4642285A JPS61207821A (ja) 1985-03-11 1985-03-11 内燃機関の吸気装置

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JP4642285A JPS61207821A (ja) 1985-03-11 1985-03-11 内燃機関の吸気装置

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JPS61207821A true JPS61207821A (ja) 1986-09-16

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ID=12746711

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JP4642285A Pending JPS61207821A (ja) 1985-03-11 1985-03-11 内燃機関の吸気装置

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