JPS61206A - ペ−スト用塩化ビニル樹脂の製造法 - Google Patents
ペ−スト用塩化ビニル樹脂の製造法Info
- Publication number
- JPS61206A JPS61206A JP12128784A JP12128784A JPS61206A JP S61206 A JPS61206 A JP S61206A JP 12128784 A JP12128784 A JP 12128784A JP 12128784 A JP12128784 A JP 12128784A JP S61206 A JPS61206 A JP S61206A
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- vinyl chloride
- water
- chloride resin
- emulsifier
- vinyl
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ペースト加工用塩化ビニル樹脂中に含まれる
乳化剤もしくは乳化剤の吸収する水分の影響で発生する
成型品の白化、透明性の低下等が防止され、かつ、重合
安定性及び生産性の高いペースト加工用塩化ビニル樹脂
を製造する方法に関するものでをJる。
乳化剤もしくは乳化剤の吸収する水分の影響で発生する
成型品の白化、透明性の低下等が防止され、かつ、重合
安定性及び生産性の高いペースト加工用塩化ビニル樹脂
を製造する方法に関するものでをJる。
(従来の技術)
ペースト用塩化ビニル樹脂は、通常乳化重合。
播種乳化重合もしくは微細懸濁重合工程と噴霧乾燥工程
及び場合によっ−ではこれに組合わされる粉砕工程を経
て製造され平均粒径0.2〜2ミクロンの真球に近い一
次粒子が二次的に数十ミクロンの粒子径に集合したもの
であって、通常は粉体状で加工に供される。その加工に
際しては、まず、可塑剤中に塩化ビニル樹脂粉体を熱安
定剤、充填剤。
及び場合によっ−ではこれに組合わされる粉砕工程を経
て製造され平均粒径0.2〜2ミクロンの真球に近い一
次粒子が二次的に数十ミクロンの粒子径に集合したもの
であって、通常は粉体状で加工に供される。その加工に
際しては、まず、可塑剤中に塩化ビニル樹脂粉体を熱安
定剤、充填剤。
顔料その他の配合剤と共に混合分散することによってプ
ラスチゾルと称される樹脂組成物が得られる。こののシ
状の組成物は、その後注型成型、スラッジ−成型1回転
成型の様な凰成型、ナイフコートやロールコートの様な
スプレッドコート成型。
ラスチゾルと称される樹脂組成物が得られる。こののシ
状の組成物は、その後注型成型、スラッジ−成型1回転
成型の様な凰成型、ナイフコートやロールコートの様な
スプレッドコート成型。
あるいはスクリーン塗布成型等の成型法にょシ最終成型
品に加工される◇ これらのプラスチゾルの加工法、及びプラスチゾル中の
樹脂以外の配合成分の種類や量によっては、樹脂中に含
まれる乳化剤や微量の水分がプラスチゾル中の気泡とし
て残存し成型品にピンホールが発生したシ、成型品が水
分を吸収しやジく白化し′fc、シ透明性が悪くなった
シする。又残存する乳化剤が析出したシすることがある
。
品に加工される◇ これらのプラスチゾルの加工法、及びプラスチゾル中の
樹脂以外の配合成分の種類や量によっては、樹脂中に含
まれる乳化剤や微量の水分がプラスチゾル中の気泡とし
て残存し成型品にピンホールが発生したシ、成型品が水
分を吸収しやジく白化し′fc、シ透明性が悪くなった
シする。又残存する乳化剤が析出したシすることがある
。
このような欠点の改良の為に、使用する乳化剤量を減量
することが考えられるが、塊状物の発生や機械的安定性
が低下し生産性が著しく損なわれる。その為耐水性が良
好で析出の少ない塩化ビニル樹脂を得るために相溶性の
ある高分散性の乳化剤が所望袋れている。
することが考えられるが、塊状物の発生や機械的安定性
が低下し生産性が著しく損なわれる。その為耐水性が良
好で析出の少ない塩化ビニル樹脂を得るために相溶性の
ある高分散性の乳化剤が所望袋れている。
又、工業的な塩化ビニル樹脂の製造においては、形
固孕分濃度が高く、かつ塊状物が少なく機械的安定性の
高いラテックスを得ることが生産性の面で重要視される
。
高いラテックスを得ることが生産性の面で重要視される
。
(発明が解決しようとする問題点)
j 本発明者は、脱泡性、耐水性、耐プル”−
ム性。
ム性。
透明性良好なプラスチゾルからの成型品を与え、かつ重
合反応が安定で生産性の良好なベースト用塩化ビニル樹
脂の製造方法を開発すべく鋭意研究した結果、本発明を
見出すに至った。
合反応が安定で生産性の良好なベースト用塩化ビニル樹
脂の製造方法を開発すべく鋭意研究した結果、本発明を
見出すに至った。
(問題点を解決するだめの手段)
すなわち本発明は、塩化ビニル又は塩化ビニルと共重合
しうるビニル化合物の混合物を、水溶性重合触媒下又は
水溶性還元剤及び有機・・イド口・ぐ−オキサイドより
なる酸化還元重合触媒下、水性媒体中で重合するに際し
、乳化剤として、スルホン酸塩、エーテル型の硫酸エス
テル塩及び炭素数8〜22の高級脂肪酸塩から選ばれる
少なくとも−mとマレイン酸共重合体塩との混合物を単
量体に対し暑0.05〜2.0重量%使用し、かつ水性
媒体のPHを6以」二とすることを特徴とするペースト
用塩化ビニル樹脂の製造法に関するものでおる。
しうるビニル化合物の混合物を、水溶性重合触媒下又は
水溶性還元剤及び有機・・イド口・ぐ−オキサイドより
なる酸化還元重合触媒下、水性媒体中で重合するに際し
、乳化剤として、スルホン酸塩、エーテル型の硫酸エス
テル塩及び炭素数8〜22の高級脂肪酸塩から選ばれる
少なくとも−mとマレイン酸共重合体塩との混合物を単
量体に対し暑0.05〜2.0重量%使用し、かつ水性
媒体のPHを6以」二とすることを特徴とするペースト
用塩化ビニル樹脂の製造法に関するものでおる。
本発明における塩化ビニルと共重合しうるビニル化合物
トld:、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル。
トld:、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル。
ミリスチン酸ビニル、オレイン酸ビニル、 安息香酸ビ
ニル等のビニルエステル類;アクリル酸、メタクリル酸
、マレイン酸、フマル酸、桂皮酸等の不飽和カルボン酸
又はその無水物;アクリル酸のメチル、エチル、ブチル
、オクチル、ベンジル等のエステル、メタクリル酸のメ
チル、エチル、ブチル、オクチル、ベンジル等のエステ
ル、マレイン酸エステル、フマル酸エステル、桂皮酸エ
ステル等の不飽和カルボン酸エステル類;メチル−。
ニル等のビニルエステル類;アクリル酸、メタクリル酸
、マレイン酸、フマル酸、桂皮酸等の不飽和カルボン酸
又はその無水物;アクリル酸のメチル、エチル、ブチル
、オクチル、ベンジル等のエステル、メタクリル酸のメ
チル、エチル、ブチル、オクチル、ベンジル等のエステ
ル、マレイン酸エステル、フマル酸エステル、桂皮酸エ
ステル等の不飽和カルボン酸エステル類;メチル−。
エチル−、ブチル−、オクチル−、ミリスチル−ビニル
エーテル等のビニルエーテル類:エチレン。
エーテル等のビニルエーテル類:エチレン。
プロピレン、ブテン、ペンテン等のモノオレフィン類;
塩化ビニリデン、スチレン及びその誘導体。
塩化ビニリデン、スチレン及びその誘導体。
アクリロニトリル、メタクリロニトリル等り塩化ビニル
とラジカル共重合しうる通常のビニル化合物の一往以上
のことであって、塩化ビニルとの混合物中、通常は50
重量%までの範囲で使用することができる。
とラジカル共重合しうる通常のビニル化合物の一往以上
のことであって、塩化ビニルとの混合物中、通常は50
重量%までの範囲で使用することができる。
本発明における水溶性重合触媒とは、過硫酸アンモニウ
ム、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウムなどの過硫酸塩
や過酸化水素等であシ、−この触媒の使用量は単量体に
対し、0.005〜1重量%である。
ム、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウムなどの過硫酸塩
や過酸化水素等であシ、−この触媒の使用量は単量体に
対し、0.005〜1重量%である。
水溶性還元剤とは、エチレンジアミン四酢酸。
そのナトリウムあるいはカリウム塩、エチレンジアミン
四酢酸、又はそのナトリウムもしくはカリウム塩と鉄、
銅、クロムなどの重金属との錯化合物、スルフィン酸、
そのナトリウムあるいはカリウム塩、/−−アスコルビ
ン酸、そのナトリウム。
四酢酸、又はそのナトリウムもしくはカリウム塩と鉄、
銅、クロムなどの重金属との錯化合物、スルフィン酸、
そのナトリウムあるいはカリウム塩、/−−アスコルビ
ン酸、そのナトリウム。
カリウムあるいはカルシウム塩、ビロリン酸第−鉄、硫
酸第一鉄、硫酸第一鉄アンモニウム、亜硫酸ナトリウム
、重亜硫酸ナトリウム、ホルムアルデヒドスルフオキシ
ル酸ナトリウム及び還元糖類力と、水に可溶な通常のラ
ジカル酸化還元重合触媒成分として用いられる還元剤類
の少なくとも一種のことである。この還元剤の使用量は
、単量体に対し、通常0.00001〜5重量%であシ
、この範囲をはずれると、スムースな重合反応を行うこ
とができない。還元剤の添加は重合の初期とされる。
酸第一鉄、硫酸第一鉄アンモニウム、亜硫酸ナトリウム
、重亜硫酸ナトリウム、ホルムアルデヒドスルフオキシ
ル酸ナトリウム及び還元糖類力と、水に可溶な通常のラ
ジカル酸化還元重合触媒成分として用いられる還元剤類
の少なくとも一種のことである。この還元剤の使用量は
、単量体に対し、通常0.00001〜5重量%であシ
、この範囲をはずれると、スムースな重合反応を行うこ
とができない。還元剤の添加は重合の初期とされる。
本発明における有機ハイドロI?−オキサイドとしては
、例えば、ターシャリ−アミルハイドロパーオキサイド
、ターシャリ−ブチルハイドロパーオキサイド、イソゾ
ロビルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロノや一
オキサイド、バラサイメンハイドロノ臂−オキサイド、
ターシャリーブチルイソゾロビルベンゼンハイドロパー
オキサイド。
、例えば、ターシャリ−アミルハイドロパーオキサイド
、ターシャリ−ブチルハイドロパーオキサイド、イソゾ
ロビルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロノや一
オキサイド、バラサイメンハイドロノ臂−オキサイド、
ターシャリーブチルイソゾロビルベンゼンハイドロパー
オキサイド。
ジイソプロピルベンゼン/Sイドロバ−オキサイド。
パラメンタンハイドロパーオキサイド及びデカリンハイ
ドロA−オキサイド等が挙げらレル。コレらは併用成分
として二種以上使用することもできる。有機ハイドロパ
ーオキサイドの使用量は、単量体に対し通常Q、001
〜5重量%である。
ドロA−オキサイド等が挙げらレル。コレらは併用成分
として二種以上使用することもできる。有機ハイドロパ
ーオキサイドの使用量は、単量体に対し通常Q、001
〜5重量%である。
本発明における乳化剤の第一成分のうちのヌルホン酸塩
としてハ、アルキルベンゼンスルホネート、ジアルキル
スルホサクシネート、アルキルジフェニルエーテルジス
ルホン酸等のアルキル又ハアルキルエーテルスルホン酸
のナトリウム、カリウム及びアンモニウム塩等が挙げら
れる。なお、該アルキル基の炭素数は6以上である。ま
た、エーテル型の硫酸エステル塩としては、ポリオキシ
エチレンアルキルサルフェート、ポリオキシプロぎレン
アルキルナルフェート等のアルコキシアル(“′す7”
−ト等のナトリウ”・カリウ4及びアンモニウム塩等が
挙げられる。該アルキル基の炭素数は8以上である。さ
らに、炭素数8〜22の高級脂肪酸塩としては、オクチ
ル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルぼチン酸、ステ
アリン酸。
としてハ、アルキルベンゼンスルホネート、ジアルキル
スルホサクシネート、アルキルジフェニルエーテルジス
ルホン酸等のアルキル又ハアルキルエーテルスルホン酸
のナトリウム、カリウム及びアンモニウム塩等が挙げら
れる。なお、該アルキル基の炭素数は6以上である。ま
た、エーテル型の硫酸エステル塩としては、ポリオキシ
エチレンアルキルサルフェート、ポリオキシプロぎレン
アルキルナルフェート等のアルコキシアル(“′す7”
−ト等のナトリウ”・カリウ4及びアンモニウム塩等が
挙げられる。該アルキル基の炭素数は8以上である。さ
らに、炭素数8〜22の高級脂肪酸塩としては、オクチ
ル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルぼチン酸、ステ
アリン酸。
オレイン酸、イソステアリン酸、ベヘン酸などが挙げら
れるが、塩としては耐水性の点でアンモニウム塩が好ま
しい。これらの乳化剤の第一成分は二種以上併用するこ
とも可能である。使用量は単量体に対して通常0.01
〜1.0重量%の範囲である。
れるが、塩としては耐水性の点でアンモニウム塩が好ま
しい。これらの乳化剤の第一成分は二種以上併用するこ
とも可能である。使用量は単量体に対して通常0.01
〜1.0重量%の範囲である。
0.01重量%未満であると塊状物が多量に発生し、1
0重量%を越えると重合体の耐水性が低下する。
0重量%を越えると重合体の耐水性が低下する。
本発明における乳化剤のもう一方の成分であるマレイン
酸共重合体塩(以下、第二成分ということがある)とし
ては、マレイン酸もしくは無水マレイン酸と、スチレン
、エチレン、プロピレン。
酸共重合体塩(以下、第二成分ということがある)とし
ては、マレイン酸もしくは無水マレイン酸と、スチレン
、エチレン、プロピレン。
酢酸ビニル、メチルビニルエーテル、ブタジェン等の共
重合体のモノあるいはジアンモニウム、ナトリウム、カ
リウム塩などを例示することができる。該共重合体中の
マレイン酸もしくは、無水マレイン酸の共重合割合は1
0〜90モルチ好ましくは30〜60モルチである。こ
のマレイン酸共重合体塩の使用量は、重合反応の安定性
の点から年月・体に対して、0.04〜1.5重量%と
することが必要でちる。004M量チより少ない場合に
は塊状物が多量に発生し、1.5重量%よシ多い場合に
は、重合反応速度が大幅に遅延し、かつ、重合体の耐水
性が低下する。
重合体のモノあるいはジアンモニウム、ナトリウム、カ
リウム塩などを例示することができる。該共重合体中の
マレイン酸もしくは、無水マレイン酸の共重合割合は1
0〜90モルチ好ましくは30〜60モルチである。こ
のマレイン酸共重合体塩の使用量は、重合反応の安定性
の点から年月・体に対して、0.04〜1.5重量%と
することが必要でちる。004M量チより少ない場合に
は塊状物が多量に発生し、1.5重量%よシ多い場合に
は、重合反応速度が大幅に遅延し、かつ、重合体の耐水
性が低下する。
また、乳化剤の第一成分と第二成分との合計量は、単量
体に対して005〜2.0重量%とされる。この割合が
005重量φ未満であると塊状物の発生量が多く、20
0重量%越えると重合体の耐水性が不良となる。
体に対して005〜2.0重量%とされる。この割合が
005重量φ未満であると塊状物の発生量が多く、20
0重量%越えると重合体の耐水性が不良となる。
さらに、乳化剤の第一成分と第二成分との使用割合はM
量比で好ましくは1730以上、さらに好ましくはIA
〜5である。この比が1/30未満であると、塊状物の
発生、ラテックスの機械的安定性の低下又は重合反応速
度の低下などの点で問題がある。
量比で好ましくは1730以上、さらに好ましくはIA
〜5である。この比が1/30未満であると、塊状物の
発生、ラテックスの機械的安定性の低下又は重合反応速
度の低下などの点で問題がある。
なお、乳化剤の第二成分として塩でないマレイン酸共重
合体を用いた場合には、多量の塊状物が発生するか、と
きには塊状物しか得られず、ラテックスを得ることが出
来ないこともある。
合体を用いた場合には、多量の塊状物が発生するか、と
きには塊状物しか得られず、ラテックスを得ることが出
来ないこともある。
本発明における重合は、塊状物の発生を抑制するために
、重合期間中水性媒体のpHを6以上とすることが必要
である。声の調製は通常アンモニア。
、重合期間中水性媒体のpHを6以上とすることが必要
である。声の調製は通常アンモニア。
水酸化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸アンモニ
ウム等によシなされる。
ウム等によシなされる。
本発明におりる樹脂の製造は、塩化ビニル又は塩化ビニ
ル及びこれと共重合しうるビニル化合物の混合物、乳化
剤、水1重合触媒、PH調節剤及び必穎に応じて連鎖移
動剤、シード等をあらかじめ全量反応器に入れるか、連
続添加して通常の条件で重合反応を行う乳化重合法もし
くは播種乳化重合法によシ行われる。マレイン酸共重合
体塩を重合途中で渉続的に添加した場合には、得られた
塩化ビニル樹脂のプラスチゾルは粘度が低く好適である
。また、取合温度は、重合安定性の点から35〜55℃
好1しくけ40〜50℃である。また、単量体/水の重
量比は通常の割合でよく、(13〜1.3好ましくは0
.6〜1.0である。
ル及びこれと共重合しうるビニル化合物の混合物、乳化
剤、水1重合触媒、PH調節剤及び必穎に応じて連鎖移
動剤、シード等をあらかじめ全量反応器に入れるか、連
続添加して通常の条件で重合反応を行う乳化重合法もし
くは播種乳化重合法によシ行われる。マレイン酸共重合
体塩を重合途中で渉続的に添加した場合には、得られた
塩化ビニル樹脂のプラスチゾルは粘度が低く好適である
。また、取合温度は、重合安定性の点から35〜55℃
好1しくけ40〜50℃である。また、単量体/水の重
量比は通常の割合でよく、(13〜1.3好ましくは0
.6〜1.0である。
本発明によシ調製された塩化ビニル樹脂エマルジョンか
ら塩化ビニル樹脂を回収する方法とじては、通常のペー
スト塩化ビニル樹脂の乾燥法を採用することができる。
ら塩化ビニル樹脂を回収する方法とじては、通常のペー
スト塩化ビニル樹脂の乾燥法を採用することができる。
その乾燥法としては、例えば多翼型回転ディスク式1円
盤型回転ディスク式。
盤型回転ディスク式。
ノズル式等の噴霧乾燥、無機塩やアルコールによるエマ
ルジョンの凝固破壊を経ての塩化ビニル樹脂の遠心脱水
乾燥、塩化ビニル樹脂エマルジョンの直接濾過脱水等が
挙げられる。場合によってはその後ニハンマーミル、ビ
ンミルタイゾ等公知のペースト用塩化ビニル樹脂の粉砕
法が組合わされる。
ルジョンの凝固破壊を経ての塩化ビニル樹脂の遠心脱水
乾燥、塩化ビニル樹脂エマルジョンの直接濾過脱水等が
挙げられる。場合によってはその後ニハンマーミル、ビ
ンミルタイゾ等公知のペースト用塩化ビニル樹脂の粉砕
法が組合わされる。
(実施例)
以下に本発明を実施例をもって説明する。
実施例1
13A’容量のステンVス製攪拌機及びジャケット付耐
圧反応器(以下反応器と略称)に、脱イオン水41.平
均粒径o、soミクロン、最小粒径0.35ミクロン、
最大粗0.55ミクロンの塩化ビニル樹脂1 3
0重量%を含むエマルジョン0.5kg、水酸化ナト・
1 リウム1g、過硫酸アンモニウム4gを仕込み、窒素置
換、減圧脱気をくシ返し脱酸素を行った後、塩化ビニル
3kl?を仕込み、PH10に調製された内容物を攪拌
しながらジャケットより加温し、50℃に温度を調節し
続けた。
圧反応器(以下反応器と略称)に、脱イオン水41.平
均粒径o、soミクロン、最小粒径0.35ミクロン、
最大粗0.55ミクロンの塩化ビニル樹脂1 3
0重量%を含むエマルジョン0.5kg、水酸化ナト・
1 リウム1g、過硫酸アンモニウム4gを仕込み、窒素置
換、減圧脱気をくシ返し脱酸素を行った後、塩化ビニル
3kl?を仕込み、PH10に調製された内容物を攪拌
しながらジャケットより加温し、50℃に温度を調節し
続けた。
一方、ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム(1
−L) 15 L メチルビニルニーテルト無水マレイ
ン酸との等モル共重合体のジアンモニウム塩(II−1
) 15 g及び水600gの混合水溶液を別途調製し
た。
−L) 15 L メチルビニルニーテルト無水マレイ
ン酸との等モル共重合体のジアンモニウム塩(II−1
) 15 g及び水600gの混合水溶液を別途調製し
た。
反応開始1時間後に上記乳化剤混合水溶液を40■儲間
の速度でプランジャ一式定量ポンプで、反応系中に導入
した。
の速度でプランジャ一式定量ポンプで、反応系中に導入
した。
かくして重合反応を16時間行い、重合転化率が約90
%に達した後、未反応単量体を除去した。
%に達した後、未反応単量体を除去した。
肴う
得られた塩化ビニル樹脂エマルジョンは、固型分I字、
!ri;濃度が37%、p!−1が8であった。これを
噴霧乾燥することによシ塩化ビニル樹脂を取シ出した。
!ri;濃度が37%、p!−1が8であった。これを
噴霧乾燥することによシ塩化ビニル樹脂を取シ出した。
なお、乾燥機の気流温度は入口及び出口でそれぞれ17
0℃、50℃であった。得られた塩化ビニル樹脂をハン
マーミルで粉砕し、試験に供した。
0℃、50℃であった。得られた塩化ビニル樹脂をハン
マーミルで粉砕し、試験に供した。
比較例】
実施例1の混合乳化剤のかわシにll−1,15gのみ
を用いた外は実施例1と同様の実験を行った。
を用いた外は実施例1と同様の実験を行った。
比較例2
実施例1の混合乳化剤のかわりに、ニー1.15gのみ
を用いた外は実施例1と同様の実験を行った。
を用いた外は実施例1と同様の実験を行った。
比較例3
水酸化す) IJウムを添加しないほかは実施例1と同
様の実験を行った。反応系のPHは、重合開始前5、重
合終了時3であった。
様の実験を行った。反応系のPHは、重合開始前5、重
合終了時3であった。
実施しIJ 2
水酸化ナトリウムの代シにピ四リン酸ナトリウム5gを
添加したほかは実施例1と同様の実験を行った◇反応系
のPHは重合開始前も終了時も7であった。
添加したほかは実施例1と同様の実験を行った◇反応系
のPHは重合開始前も終了時も7であった。
実施例3〜7
実施例1で用いた乳化剤I−1の代シにドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム(1−2)又はステアリン酸ア
ンモニウム(1−3)’を用い、がつ、■−1及びI−
2又はI−3の量を表に示すように変化させたほかは実
施例1と同様の実験を行った。
ンスルホン酸ナトリウム(1−2)又はステアリン酸ア
ンモニウム(1−3)’を用い、がつ、■−1及びI−
2又はI−3の量を表に示すように変化させたほかは実
施例1と同様の実験を行った。
実施例8.9 比較例4
実施例1で用いた乳化剤11−1の代わりに表に示すマ
レイン酸共重合体又はその塩を用いたほかは実施例1と
同様の実験を行った。
レイン酸共重合体又はその塩を用いたほかは実施例1と
同様の実験を行った。
実施例10
実施例1で用いた水41を3.66にし、又過硫酸アン
モニウムのかわシに、L−アスコルビン酸900m9.
第一鉄イオンのエチレンジアミン四酢酸ナトリウム錯塩
30mgを用い、別途調製したクメンハイドロパーオキ
サイドエマルジョンを25cc/vj間の速度でプラン
ジャ一式定量ポンプを通じて反応器に導入した。
モニウムのかわシに、L−アスコルビン酸900m9.
第一鉄イオンのエチレンジアミン四酢酸ナトリウム錯塩
30mgを用い、別途調製したクメンハイドロパーオキ
サイドエマルジョンを25cc/vj間の速度でプラン
ジャ一式定量ポンプを通じて反応器に導入した。
なお、別途調製したクメンハイドロパーオキサイドエマ
ルジョンとは、クメンハイドロパーオキザイド400m
9.ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム(1−
1)0.5g、メチルビニルエーテルと無水マレイン酸
との等モル共重合体のジアンモニウム塩(II−1)0
.5g及び水400gを高速攪拌機で混合したものであ
る。
ルジョンとは、クメンハイドロパーオキザイド400m
9.ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム(1−
1)0.5g、メチルビニルエーテルと無水マレイン酸
との等モル共重合体のジアンモニウム塩(II−1)0
.5g及び水400gを高速攪拌機で混合したものであ
る。
上記以外は実施例1と同様の実験を行った。
次に各側で得られた塩化ビニル樹脂粉末300 、y。
Ba/Zn系安定剤6g及びフタール酸ジイソオクチル
180.Fを石川式らいかい機を用いて10分間混合し
、得られたゾラスチゾルを減圧下で脱気後25℃で1時
間熟成した。このグラスチゾルの諸特性を下記により測
定した。
180.Fを石川式らいかい機を用いて10分間混合し
、得られたゾラスチゾルを減圧下で脱気後25℃で1時
間熟成した。このグラスチゾルの諸特性を下記により測
定した。
(1)B型精度
東京計器製BM型粘度計(タイプ:BM4P4)使用。
ローター回転数:6rpm。
(2) セーバース粘度
カスターモーバース押出型粘度計Model A−10
0使用。
0使用。
ノズル: 500ミリ長、1.56ミリ径。
圧カニ 95 psi
(3ン 透明性
(上記で調製したシーを0.5−厚として190℃で1
0分加熱してシートとしたものについて積分球式分光光
度計で測定した。
0分加熱してシートとしたものについて積分球式分光光
度計で測定した。
(4)耐水性
透明性の測定に供したと同じシートを23℃の水中に浸
漬した後、曇価を測定した。
漬した後、曇価を測定した。
こIしらの諸特性を重合特性とともに表に示す。
衣より明らかなとおり、本発明によシ効率よく塩化ビニ
ル樹脂5が得られ、また生成したラテックスは安定性が
良好で塊状物の発生量が少なく、この樹脂から得られた
ゾラスチゾルは粘度特性、透明性及び耐水性が優れてい
る。
ル樹脂5が得られ、また生成したラテックスは安定性が
良好で塊状物の発生量が少なく、この樹脂から得られた
ゾラスチゾルは粘度特性、透明性及び耐水性が優れてい
る。
Claims (1)
- 塩化ビニル又は塩化ビニル及びこれと共重合しうるビニ
ル化合物の混合物を、水溶性重合触媒下又は水溶性還元
剤及び有機ハイドロパーキサイドよりなる酸化還元重合
触媒下、水性媒体中で重合するに際し、乳化剤として、
スルホン酸塩、エーテル型の硫酸エステル塩及び炭素数
8〜22の高級脂肪酸塩から選ばれる少なくとも一種と
マレイン酸共重合体塩との混合物を単量体に対して0.
05〜2.0重量%の範囲で使用し、かつ水性媒体のp
Hを6以上とすることを特徴とするペースト用塩化ビニ
ル樹脂の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12128784A JPS61206A (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | ペ−スト用塩化ビニル樹脂の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12128784A JPS61206A (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | ペ−スト用塩化ビニル樹脂の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61206A true JPS61206A (ja) | 1986-01-06 |
JPH059446B2 JPH059446B2 (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=14807520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12128784A Granted JPS61206A (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | ペ−スト用塩化ビニル樹脂の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61206A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5396086A (en) * | 1977-02-01 | 1978-08-22 | Kuraray Co Ltd | Preparation of synthetic resin emulsion |
JPS5643303A (en) * | 1979-09-19 | 1981-04-22 | Agency Of Ind Science & Technol | Production of latex |
JPS57179203A (en) * | 1981-04-27 | 1982-11-04 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Emulsion polymerization of vinyl monomer |
-
1984
- 1984-06-13 JP JP12128784A patent/JPS61206A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5396086A (en) * | 1977-02-01 | 1978-08-22 | Kuraray Co Ltd | Preparation of synthetic resin emulsion |
JPS5643303A (en) * | 1979-09-19 | 1981-04-22 | Agency Of Ind Science & Technol | Production of latex |
JPS57179203A (en) * | 1981-04-27 | 1982-11-04 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Emulsion polymerization of vinyl monomer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH059446B2 (ja) | 1993-02-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |