JPS61206714A - 送り装置 - Google Patents

送り装置

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JPS61206714A
JPS61206714A JP4610985A JP4610985A JPS61206714A JP S61206714 A JPS61206714 A JP S61206714A JP 4610985 A JP4610985 A JP 4610985A JP 4610985 A JP4610985 A JP 4610985A JP S61206714 A JPS61206714 A JP S61206714A
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JP
Japan
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pallet
ball screw
outside
cover
grease
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Application number
JP4610985A
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English (en)
Inventor
Toru Kamata
徹 鎌田
Kazuo Asakawa
浅川 和雄
Nobuhiko Onda
信彦 恩田
Tadashi Akita
正 秋田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61206714A publication Critical patent/JPS61206714A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G69/00Auxiliary measures taken, or devices used, in connection with loading or unloading
    • B65G69/18Preventing escape of dust
    • B65G69/185Preventing escape of dust by means of non-sealed systems
    • B65G69/186Preventing escape of dust by means of non-sealed systems with aspiration means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Reciprocating Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする問題点 問題点を解決するための手段(第1図)作用 実施例 (a)実施例全体構成の説明(第2図、第3図)(bl
lポールネジり機構の構成の説明(第4図、第5図) (01ボールネジ送り機構の動作の説明(第6図、第7
図) (d)組立ロボットへの通用例の説明(第8図)発明の
効果 〔概要〕 ボールネジ等の回転直進機構によって送り動作を行う送
り装置におけるゴミ、グリス等の外部への飛散を防止す
る装置であって、回転直進機構とそれによって送られる
可動部を覆うカバーと、カバー内を排気する排気手段と
を設けることにより、カバー内に発生するゴミ、グリス
が外部へ飛散することを防止するものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えばボールネジ送り機構等の回転直進機構
を用いた送り装置において、回転部の回転により生ずる
ゴミ、グリス等が外部へ飛散することを防止することの
できる送り装置に関し、特にクリーンルーム内の作業に
用いて好適な送り装置に関する。
一般に送り装置としては、動作が安定で且つ位置決め精
度の高いボールネジ送り機構が広く用いられている。
このようなボールネジ送り機構は、ボールネジと、ボー
ルネジを回転する駆動源と、ボールネジと係合するナツ
トを有する可動部とを備えており、ボールネジの回転に
より可動部をボールネジに沿って直進送りするものであ
る。
この可動部には被送り部材が支持され、例えばロボット
においては、ハンドの送りや、作業される部品等の送り
に利用される。
〔従来の技術〕
このようなボールネジ送り機構には一般に内部に異物が
落下すること及び人手が触れることを防止する意味でカ
バーが設けられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 一方、生産工程の自動化に伴ない種々の送り装置が利用
されている。特に、近年L S I  (LargeS
caled Integrated C1rcuit 
)の生産や磁気ディスク装置の生産の如く、クリーンル
ーム内のロボットの一部として送り装置を用いることが
望まれている。
クリーンルーム内では極端にゴミ等の飛散をきらい、極
めて清潔な環境が要求され、このような環境が維持され
ないと、十分な生産が困難となる。
しかしながら、ボールネジ送り機構は、可動部を有する
故にホコリ、ゴミ、金属粉が生じ易い上に、ボールネジ
やベアリング等のグリス付着物が回転により飛散しやす
く、従来の如く単なるカバーを設けるだけでは、ホコリ
、グリス、金属粉等が外部へ飛散し、クリーンルーム内
を汚染するという問題があり、安価で安定な送り動作を
行うボールネジ送り機構をクリーンルーム内で用いるこ
とができなかった。
本発明は、ボールネジ送り機構の動作によって生ずるホ
コリ、グリス等が外部へ飛散されることを防止しうる送
り装置の飛散防止装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手I&) 第1図は本発明の原理説明図である。
図中、1はボールネジ送り機構であり、10はその可動
部であり、ボールネジと係合するナツトを有するもの、
11はボールネジであり、図示しない駆動源により回転
され、可動部10をボールネジ11に沿って直進送りす
るもの、12.13はガイドであり、可動部10の下部
両端をガイドするもの、4は被送り部材であり、可動部
10に支持され、例えば物品搭載台で構成され、物品が
搭載されるもの、2a、2b、2cはカバーであり、可
動部10及びボールネジ11を覆うもの、3は排気管で
あり、真空ポンプ等の排気手段に接続されカバー2a、
2b、2C内を排気するものである。
このカバー2a、2b、2Cは、ボールネジ11の回転
によって生ずる飛散物(例えばグリス)が外部へ飛散し
ないように構成されている。
尚、上述の例では、ボールネジ11を回転する場合で説
明しているが、ナンド側を回転するようにしてもよい。
〔作用〕
本発明では、カバー2a、2b、2cがボールネジ11
の回転により生ずる飛散物が外部へ飛散しないように構
成し、飛散を防止するとともに、内部のゴミやグリスを
排気管3によって強制排気して、内部からゴミ、グリス
等が外部へ流出しないようにしている。
一般に、ボールネジ11やベアリングの回転による遠心
力でグリス等が回転の接線方向へ飛び出すごとから、第
1図(B)の如く、ボールネジ11やベアリングの回転
の接線方向の延長線は必ずカバー内面に到るようにカバ
ー’la、 2b、2Cを構成することによって、回転
の遠心力による飛散物の外部への直接飛散を防止できる
。又、強制排気によって図の矢印a s b 、C% 
dの如くカバーの間から空気がカバー内部に流入し排気
管3より排気されるから、外部から内部への気流を生ぜ
しめ、内部のゴミ、グリス等は排気管3により外部へ流
出しないで回収される。
〔実施例〕
(a)実施例構成の説明。
第2図は本発明の一実施例全体構成図、第3図は第2図
構成の内部構成図である。
図中、第1図で示したものと同一のものは同一の記号で
示してあり、14は駆動モータであり、ボールネジ11
を回転させるもの、15aはモータ支持板であり、駆動
モータが取付けられるもの、15b、15cはベアリン
グハウジングであり、ボールネジ11の両端をベアリン
グで支えるもの、16はベアリングカバーであす、ベア
リンクハウジング15cのベアリングを覆うもの、17
はカップリングであり、モータ14の軸とボールネジ1
1とを結合するもの、18はフラットケーブルであり、
可動部IQと図示しない制御回路とを電気的に接続する
もの、2d、2eは側板であり、L字形のカバー2a、
2cが取付けられるもの、20.21.22.23.2
4.25.26はチューブ継手であり、所定の間隔を置
いて側板2eに設けられ、カバー内と連通ずるもの、3
o、31.32.33.34.35.36は排気チュー
ブであり、各々一端がチューブ継手20〜26に接続さ
れ、他端は真空ポンプに接続されるものである。
50は搬送ベルトであり、後述する物品搭載台(パレッ
ト)を搬送するための歯溝が形成されているもの、51
.52はレールであり、搬送ベルト50によって搬送さ
れるパレットのためのレールである。
第3図に示す如く、ボールネジ1.1は一対のベアリン
グハウジング15b、15C間にベアリングで支持され
て設けられ、且つカップリング17を介しモータ14の
軸に連結されている。従って、モータ14の駆動によっ
てボールネジ11が回転し1.可動部10がガイド12
.13にガイドされて、一対のベアリングハウジング1
5b、15C間を移動する。
このボールネジ11及び可動部10は側板2d、2eに
設けられたカバー23.2C及びハウジング15b、1
5C間に設けられたセンターカバー2bで覆われており
、両端はベアリングハウジング15b、15cで閉鎖さ
れている。
従って、これらカバー2a% 2b% 2C%側板2d
、2e、ベアリングハウジング15b、15Cによって
ボールネジ11及び可動部10は四方及び上部が覆われ
、下方はフロア(床)であるから、ボールネジ11及び
ガイド12.13上のグリス及び内部のホコリが外部へ
飛散せず、又、第1図(B)で説明した如くボールネジ
11の回転に対する接線方向の延長は全てカバー2 a
s 2 bs2C及び側板2d、2eに行きつき、回転
による飛散物の外部への直接飛散も防止できる。
一方、係る内部は側板2eに設けられたチューブ継手2
0〜26を介し排気チューブ30〜36により真空ポン
プに連通しており、常時真空ポンプによって内部排気が
行われ、外部から内部への気流をつくり、発生したホコ
リ、グリス、金属粉等の外部への流出を防ぐ。即ち、排
気によって内部圧力を下げ、ゴミ、グリス等の流出を防
ぐことができる。
又、排気チューブ20〜26を複数設けることによって
、可動部10の高速移動による内部の圧力分布の変動に
よって、可動部10より発生するグリス等の分布が激し
く変化し、瞬間的に高圧力になっても、複数の分散した
場所で排気することで、外部へ気流が発生することを防
いでいる。
更に、排気チューブ30〜36を側板2eに、例えばボ
ールネジ11及びリニアベアリングの高さに設け、発生
源であるボールネジ11及びベアリング等のグリス付着
物から近距離に設けて、グリス等が拡散する前に吸引す
る効果を増している。
又、ベアリングもカバー16で覆い、モータ14もカバ
ーで覆うことによってこれらが外部に露出することなく
、グリス等の飛散防止を高めている。
後述する如くこのボールネジ送り機構1の可動部10は
、パレットを支持し、パレットを送り、パレット上の搭
載物への作業のため所望の位置に位置決めされるもので
あり、パレットは搬送ベルト50によってレール51.
52に沿って送り機構1まで搬送された後、可動部10
で支持され、ボールネジ送り機構で所望の位置に位置決
めされる。
(b)ボールネジ送り機構の構成の説明。
第4図は第3図構成のボールネジ送り機構の詳細構成図
であり、第4図(A)はその斜視図、第4図(B)は第
4図(A)のA−A’断面図である。
図中、第3図で示したものと同一のものは同一の記号で
示してあり、100は可動フレームであり、後述する各
部を支持するためのもの、101.102.103.1
04は各々ピンガイドであり、解放型リニアベアリング
で構成され、可動フレーム100上の四隅に設けられる
もの、105.106.107.108はリニアベアリ
ングであり、可動フレーム100下部の四隅に設けられ
、ガイド12.13と係合する移動ガイドの役目を果た
すもの、109はナツトであり、ボールネジ11と係合
するべく、フレーム100に設けられるもの、111.
112.113.114は各々ピンであり、各々ピンガ
イド101.102.103.104に上下動可能には
め合わされるもの、115.116はピン支持ぼりであ
り、中央にナツト115a、116aを有し、各々ピン
111と113.112と114と両端で連結して支持
するもの、117.118は走行レールであり、ピンガ
イド101〜104の両側に設けられ、後述するパレッ
トの走行のためのもの、120.121はピン駆動ボー
ルネジであり、ピン支持ぼり115.116のナツト1
15a、116aと係合して、回転によりピン支持ばり
115.116を上下動せしめ、これによってピン11
1〜114を上下動するもの、122はピン駆動モータ
であり、モータ固定部126a、126bによってフレ
ーム100の下部に固定され、ジヨイント124によっ
てピン駆動ボールネジ120と連結され、ピン駆動ボー
ルネジ120を回転させるもの、128はフラットケー
ブル用コネクタであり、フラットケーブル18の接続の
ためのものである。尚、ピン駆動ボールネジ121に対
してもフレーム100下部にモータ固定部127a、1
27bによって固定されたピン駆動モータ123にジヨ
イント125によって連結される。
従って、可動部10は、フレーム100のナツト109
がボールネジ11に係合し、ボールネジ11の回転によ
って直進するとともに、フレーム100下部のリニアベ
アリング105,106がガイド12.13と係合して
、直進動作を円滑にガイドする。又、フレーム100下
部のピン駆動モータ122.123の回転によってピン
支持ばり115.116を上下動し、これによってピン
111〜114が上下動する。これによって搬送ベルト
50’Cより搬送されているパレット4をとらえ(キャ
ッチし)、ベルト50から解放し、またベルト50へ戻
すようにする。
第5図は、係るパレット4の詳細構成図である。
図中、第4図で示したものと同一のものは同一の記号で
示されており、40はパレットフレームであり、後述す
るパレット板を支持するためのもの、41a〜41dは
テーバ穴であり、パレットフレーム40の四隅に設けら
れ、ピン111〜114と係合するテーパを持つ穴で構
成されるもの、42a〜42dはパレット固定用アング
ルであり、パレットフレーム40の四隅に設けられ、パ
レット4が可動部10にとらえられた時に可動部10の
走行レール117.118と係合してパレット4を可動
部10上で固定するためのもの、43a〜43dは車輪
であり、パレットフレーム40の四隅にパレット固定用
アングル428〜42dとの間に設けられ、レール51
.52上をパレットフレーム40が走行するためのもの
、448〜44dは間隔管であり、パレットフレーム4
0とパレット固定用アングル428〜42dとの間隔を
保ち、車輪43a〜43dの回転を保証するためのもの
、45a〜45dはボルトであり、パレット固定用アン
グル42a〜42dを間隔管44a〜44dを介しパレ
ットフレーム40に取付けるためのもの、46a〜46
dはパレット板固定用ネジ穴であり、パレット板をパレ
ットフレーム40に取付けるためのもの、47はパレッ
ト板であり、物品が搭載されるもの、48はベルト結合
金臭であり、パレット板47の側部に設けられ、搬送ベ
ルト50の歯溝と係合することによって、搬送ベルト5
0によるパレット4の搬送を行わしめるものである。
従っテ、パレット4は、パレット板47のベルト結合金
具48によって搬送ベルト50と結合して、且つ車輪4
3a〜43dによってレール51.52上を搬送ベルト
50によって走行し、且つパレットフレーム40のテー
バ穴41a〜41dにピン111〜114が係合してパ
レットフレーム40が持ち上げられ、可動部10にパレ
ット4がとらえられ、搬送ベルト50とベルト結合金具
48との係合が解かれ、ボールネジ送りが可能となる。
(Clボールネジ送り機構の動作の説明。
第6図は第4図及び第5図構成の動作説明図、第7図は
第6図におけるボールネジ送り機構の送り動作説明図で
ある。
第2図及び第3図で説明した如く、搬送ベルト50は常
時図の左方向に移動しており、パレット4はベルト結合
金具48が搬送ベル)50の歯溝と係合しているから、
この係合によりパレット4はレール51.52上を第6
図(A)の如く走行して搬送が行われる。
一方、可動部10は第4図(A)の如くモータ14側で
ある右端に位置し、パレット4の到着を待つ。
更に、パレット4が搬送ベルト50によって搬送され、
可動部10の待期位置に到達し、可動部10のレール1
17.118上を走行する。
パレット4が可動部10の所定位置に搬送されたことを
可動部10に設けられた図示しないセンサーが検出する
と、ピン駆動モータ122.123が駆動され、ビン駆
動ボールネジ120.121を回転させてピン支持ばり
115.116を上昇せしめる。これによってビン支持
ばり115.116の両側に設けられたピン111〜1
14が上昇する。
このため、第6図(B)及び第7図に示す如くピン11
1〜114がパレット4のパレットフレーム40のテー
パ穴412〜41dに挿入し、パレットフレーム40全
体を持ち上げ、パレット板47のベルト結合金具48を
搬送ベルト50から離し、接触を解除する。これととも
に、パレット固定用アングル42a〜42dが第7図の
如く可動部10のレール117.118の下面に接触し
、又車輪44a 〜44dはレール117.118上か
ら離れる。
これによってパレット4は可動部10上に支持固定され
る。この時ビン111〜114の先端がテーパ状に形成
されているため、ピン111〜114のチー)マ穴41
a〜41dへの挿入に時間差が生じて位置決め誤差が生
じても、これを吸収できる。又、パレット4のテーバ穴
41a〜41dに同率のテーパ形状を設けることにより
、ピン111〜114との間で水平方向に安定したパレ
ット4の保持ができる。
このようにしてパレット4が可動部10上に保持された
後、第6図(C)の如く位置決めモータ14が回転し、
ボールネジ11を回転せしめて可動部10をガイド12
.13に沿った所望の位置に位置決めする。例えば、作
業ロボットの位置にパレットの各部を位置決めし、その
部へ部品等の取付は又はパレット上の部品の取出しを行
わしめる。この作業ロボットを後述する如く第8図の垂
直方向(Y方向)及び上下方向(Z方向)の駆動ロボッ
トとすると、可動部10の移動はX方向となり、ロボッ
トのX方向移動を行うことになり、これによってロボッ
トはパレット4、即ち、それに搭載された部品の各部に
位置決めが可能となる。
例えば、第7図の如(パレット板47上の治具49の弾
性材49a上に設けられた磁気ディスク板60のハンド
による取り出しが行われる。尚、61はスペーサーであ
り、磁気ディスク板60の間隔を保つものである。
このようにして作業が終了すると、位置決めモータ14
の回転により、可動部10をベアリングハウジング15
c側である左端に移動せしめる。
次に、ピン駆動モータ122.123を逆回転せしめ、
ピン支持ばり115.116を下降せしめ、ピン111
〜114を下降させる。これによってパレット4は下降
し、パレットフレーム40のテーバ穴41a〜41dと
ピン111〜114との保合が解除され、車輪43a〜
43dがレール117.118に復帰し、パレット固定
用アングル42a 〜42dのレール117.118下
面との接触解除が行われ、パレット4は可動部10上で
フリー状態となる。従って、パレット4のベルト結合金
具48が搬送ベルト50の歯溝と係合して、パレット4
は再び搬送ベルト50によってレール51.52上を図
の左方に搬送される。
その後、可動部10はモータ14によって第6図(A)
の右端の位置に戻され次のパレットの到着を待つ。
このようにして、ボールネジ送り機構1は搬送ベルト5
0で送られてくるパレット4をキャッチし、搬送ベルト
50から解放し、所定の位置へ位置決めを行い、ロボッ
トの作業に供し、作業終了後、再び搬送ベル)50にパ
レット4を戻してパレット4を解放する。
上述の実施例ではベルトコンベアのラインを止めないで
、次々とパレットを流してボールネジ送り機構1で位置
決めを行うことにより、生産ラインにロボットを容易に
組込める。
この実施例の外に、搬送ベルト50、レール51.52
を設けず、ボールネジ送り電橋1のみを用いて、人手に
より可動部10にパレット4をセットしてボールネジ送
りによる位置決めを行ってもよく、更に予じめ可動部4
にパレット4を固定しておいてもよく、これらの場合ピ
ンの上下動機構は設けなくてもよい。
(d)組立ロボットへの通用例の説明。
第8図は本発明を適用した組立ロボットの構成図である
図中、la、lbはボールネジ送り機構(以下X軸モジ
ュールと称す)であり、前述のボールネジ送り機構1と
同一のもの、20.21は各々カバーであり、前述のカ
バー2a、2b、2Cと同一のものであり、各々X軸モ
ジュールla、lbを覆うもの、3a、3bは排気チュ
ーブであり、前述の排気チューブ3と同一のものであり
、各々カバー20.21内を排気するもの、4a、4b
はパレットであり、前述のパレット4と同一のものであ
り、50a、50bは搬送ベルトであり、前述の搬送ベ
ルト50と同一のものである。7は門型Y軸モジュール
であり、2軸モジユール(後述)をY軸方向に駆動する
もの、70.71は支持部であり、門型ロボットの支持
を行うもの、72はY軸モータであり、2軸モジユール
を図示しないボールネジによってY軸方向に駆動するも
の、73はY軸カバー用ジャバラであり、Y軸モジュー
ルのベア′リング、ボールネジを覆い、グリス等の飛散
を防止するためのもの、74.75は排気チューブであ
り、Y軸カバー用ジャバラ73内を両側から排気するも
の、76はコネクタボックスであり、電気的接続のため
のものである。
8は2軸モジユールであり、Y軸モジュール7によって
Y軸方向に駆動されるとともに後述するZ軸アームをZ
軸方向に駆動するもの、80はZ軸モータであり、Z軸
アームを図示しないボールネジによってZ軸方向に駆動
するもの、81はZ軸ブロックであり、Y軸上−タ72
のボールネジと係合し、Y軸方向に移動し、且つ2軸モ
ータ80及びZ軸ボールネジを支持するもの、82はZ
軸アームであり、Z軸モータ80によってボールネジを
介しZ軸方向に駆動されるもの、83はZ軸カバーであ
り、Z軸を覆うもの、84はγ軸モータであり、2軸ア
ーム82に取付けられ、吸着ハンド(後述)をZ軸回り
のγ軸に回転させるもの、85は力センサであり、吸着
ハンドへ付与される4方向の外力を検出するもの、86
は真空吸着ハンドであり、吸着面を有し、真空吸着によ
って部品を把持するもの、87は力センサであり、板バ
ネで構成され、2軸アーム82に取付けられ、電動ドラ
イバ(後述)を支持し、電動ドライバに付与される一方
向の外力を検出するもの、88は電動ドライバであり、
ねじ締め動作を行うものである。
この例では、Z軸モジュール8を有する門型のY軸モジ
ュール7に対し2つのライン(搬送ベルト50a、50
b)が設けられ、Y軸モジエール7の位置にX軸モジュ
ールla、lbが設けられテオリ、X軸モジュール1a
には組立用のパレット4aが、X軸モジュール1bには
部品用のバレン)4bが搬送ベルト50a、50bによ
ってセットされる0例えば、磁気ディスク装置の組立て
の例では、パレット4aには組立ベースであるディスク
エンクロージ中(以下ベースと称す)62が搭載され、
パレット4bには部品である前述の磁気ディスク60と
、スペーサー63と、スピンドルモータ64と、クラン
パ65と、取付けねじ66とが搭載される。
パレット4a、4bは搬送ベルト50a、50bによっ
て搬送され、X軸モジュールla、lbに前述の如く支
持される。
そして、部品パレット4bはX軸モジュール1bによっ
てX軸方向に位置決めされ、吸着ハンド86がY軸方向
に位置決めされ、Z軸方向に駆動されて部品バレン)4
b上の部品を吸着取り出し、X軸モジュール1aによっ
てX軸方向に位置決めされたパレット4a上のベース6
2に取付ける。
一方電動ドライバ88は同様に部品バレン)4bの取付
けねじを吸着取り出し、パレット4aのベース62等に
ねじ締めを行う。
例えば、前述の磁気ディスク装置の組立てでは、吸着ハ
ンド86が先づパレット4bのスピンドルモータ64を
吸着取り出し、パレット4aのベース62に取付け、次
に電動ドライバ88がパレット4bの、取付けねじ66
を吸着取り出し、バレン)4a上でスピンドルモータ6
4をベース62にねじ締め固定し、次に吸着ハンド86
がパレット4bから磁気ディスク60、スペーサー63
の順で吸着取り出し、パレット4a上のベース62に取
付けられたスピンドルモータ64のスピンドルに磁気デ
ィスク60、スペーサー63をはめ込む。
最後に吸着ハンド86がパレット4bのクランパ65を
吸着取り出し、パレット4a上のスピンドルモータ64
のスピンドル上にはめ込み、電動ドライバ88が同様に
取付けねじ66によってクランパ65をスピンドルにね
じ締め固定して組立てを完了する。
このように組立てが完了すると、各パレット4a、4b
はX軸モジュールla、lbによって搬送ベル)50a
、50bに戻され、搬送が行われる。
このようなY軸及びZ軸モジュール7.8においても、
ジャバラ73や排気チューブ74.75によってそのボ
ールネジ送り機構の飛散防止が丘われ、又Z軸モータ8
0.r軸モータ84にもカバーが施され、飛散物の外部
への飛散防止が行われる。
磁気ディスク装置の如き起端密度を要するものは、クリ
ーンルーム内で組立てられるので、作業を行うこれらモ
ジュール全てが飛散防止構造が取られ、クリーンルーム
内に金属粉やグリスが飛散することを防いでいる。
以上本発明を一実施例により説明したが、本発明は本発
明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこ
れらを排除するものではない。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、送り機構内部の回
転、移動によるボールネジやリニアベアリング等から生
ずるグリス、金属粉等が直接外部へ飛散することが防止
できるという効果を奏し、更に排気によって外部からの
気流を生ぜしめ、グリス、金属粉等が内部圧力の変化で
外部へ流出することも防止できるという効果を奏し、外
部へ内部から飛散物が流出することを完全に防止でき、
特にクリーンルーム内の作業に係る安価で動作の安定し
ているボールネジ送り機構の使用を可能とし、作業自動
化に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の一実施例全体構成図、第3図は第2図
構成における内部構成図、第4図は第3図構成のボール
ネジ送り機構の詳細構成図、 第5図は第4図構成のためのパレットの詳細構成図、 第6図は第4図及び第5図構成の動作説明図、第7図は
第6図における送り動作説明図、第8図は本発明の適用
例としての組立ロボット構成図である。 図中、 1・−・ボ−ルネジ送り機構、 2 a s  2 b 、  ’l c−−−カバー、
3−排気チューブ(排気手段)、 10−可動部、 11−ボールネジ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 被送り部材を支持する可動部を回転直進機構により一方
    向送りして被送り部材を送る送り装置であって、 該回転直進機構及び該可動部を該回転直進機構の回転に
    より生ずる飛散物が外部へ飛散しないように覆うカバー
    部と、 該カバー部内を排気する排気手段とを設けたことを特徴
    とする送り装置。
JP4610985A 1985-03-08 1985-03-08 送り装置 Pending JPS61206714A (ja)

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