JPS61206303A - 光検出回路 - Google Patents
光検出回路Info
- Publication number
- JPS61206303A JPS61206303A JP4776585A JP4776585A JPS61206303A JP S61206303 A JPS61206303 A JP S61206303A JP 4776585 A JP4776585 A JP 4776585A JP 4776585 A JP4776585 A JP 4776585A JP S61206303 A JPS61206303 A JP S61206303A
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- Japan
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- photodiode
- transistor
- diode
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- circuit
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
この発明はフォトインタラプタや赤外および可視光の受
光素子として使用されるフォトダイオードを用いた光検
出回路に係り、特にフォトダイオードのリーク電流成分
を削減して光電流を効率良く電圧に変換できる光検出回
路に関する。
光素子として使用されるフォトダイオードを用いた光検
出回路に係り、特にフォトダイオードのリーク電流成分
を削減して光電流を効率良く電圧に変換できる光検出回
路に関する。
[発明の技術的背景]
フォトダイオードはフォトカプラ、フォトインタラプタ
等の物体検出回路や赤外および可視光を検出する光検出
回路等において受光素子として広く用いられている。
等の物体検出回路や赤外および可視光を検出する光検出
回路等において受光素子として広く用いられている。
ところで、受光素子としてフォトダイオードを用いた光
検出回路では、微少な光を検出するために光電流から電
圧への変換効率が高いことが要求される。この電流−電
圧変換効率を高めるため、従来の光検出回路では第4図
に示すように、フォトダイオードにおける検出電流をト
ランジスタおよび抵抗を用いて増幅するようにしている
。すなわち、第4図においてフォトダイオード1のカソ
ード、アノードはnpn型のトランジスタ2のベース、
エミッタ間に接続されている。上記トランジスタ2のエ
ミッタは接地されており、コレクタには定電流源3が接
続されている。そしてトランジスタ2のコレクタ、ベー
ス間には負荷用の抵抗4が接続されてる。
検出回路では、微少な光を検出するために光電流から電
圧への変換効率が高いことが要求される。この電流−電
圧変換効率を高めるため、従来の光検出回路では第4図
に示すように、フォトダイオードにおける検出電流をト
ランジスタおよび抵抗を用いて増幅するようにしている
。すなわち、第4図においてフォトダイオード1のカソ
ード、アノードはnpn型のトランジスタ2のベース、
エミッタ間に接続されている。上記トランジスタ2のエ
ミッタは接地されており、コレクタには定電流源3が接
続されている。そしてトランジスタ2のコレクタ、ベー
ス間には負荷用の抵抗4が接続されてる。
このような接続の従来の光検出回路において、トランジ
スタ2のコレクタ、エミッタ間電圧VCEは、トランジ
スタ2のベース、エミッタ間電圧をV BE 、フォト
ダイオード1で検出される光電流をIp、このときトラ
ンジスタ2に流れるベース電流をIB、抵抗4の値をR
Lとすると、次の第1式で与えられる。
スタ2のコレクタ、エミッタ間電圧VCEは、トランジ
スタ2のベース、エミッタ間電圧をV BE 、フォト
ダイオード1で検出される光電流をIp、このときトラ
ンジスタ2に流れるベース電流をIB、抵抗4の値をR
Lとすると、次の第1式で与えられる。
VOE=VRE+RL (Ig+Ip)・・・ 1
ここで上記定電流源3の出力電流■はトランジスタ2の
コレクタ電流Ic、ベース電流Igおよびフォトダイオ
ード1の光電流Ipの和であるから、この電流Iは次の
第2式で表わされる。
コレクタ電流Ic、ベース電流Igおよびフォトダイオ
ード1の光電流Ipの和であるから、この電流Iは次の
第2式で表わされる。
1=Ic+Ip+Ip
=IB(1+hpE)+Ip ・・・ まただし、
上記第2式においてhFEはトランジスタ2の電流増幅
率である。
上記第2式においてhFEはトランジスタ2の電流増幅
率である。
上記第1式および第2式により、VCEはざら・・・
3 ここで第4図の回路において光電流Ipが0がらIpに
変化するときにVCEが VCE+ΔVCHに変化した
とすると、ΔVCEは次の第”Rtrp
・・・ 4 すなわち、光電流IPの変化はトランジスタ2により増
幅され、ざらに抵抗4によって電圧ΔVCEに変換゛さ
れて出力される。
3 ここで第4図の回路において光電流Ipが0がらIpに
変化するときにVCEが VCE+ΔVCHに変化した
とすると、ΔVCEは次の第”Rtrp
・・・ 4 すなわち、光電流IPの変化はトランジスタ2により増
幅され、ざらに抵抗4によって電圧ΔVCEに変換゛さ
れて出力される。
[背景技術の問題点]
従来の光検出回路ではΔVCEはほぼRtIpとなるが
、光電流の代わりにフォトダイオード1のリーク電流成
分IRが加わった場合に上記ΔVCEは次の第5式のよ
うに表わされる。なお、このリーク電流成分IRは、フ
ォトダイオード1のカソードがトランジスタ2のベース
、エミッタ間電圧VBEでバイアスされることによって
発生するものである。
、光電流の代わりにフォトダイオード1のリーク電流成
分IRが加わった場合に上記ΔVCEは次の第5式のよ
うに表わされる。なお、このリーク電流成分IRは、フ
ォトダイオード1のカソードがトランジスタ2のベース
、エミッタ間電圧VBEでバイアスされることによって
発生するものである。
ΔVcEWRt (IP十IR) = 5ところ
で、フォトダイオード1のリーク電流成分IRはおおむ
ね次の第6式で与えられる。
で、フォトダイオード1のリーク電流成分IRはおおむ
ね次の第6式で与えられる。
この第6式から明らかなように、リーク電流成分IRは
絶対温度Tや逆電圧VRに大きく影響され、これは光電
流のS/N比にも影響を与える。
絶対温度Tや逆電圧VRに大きく影響され、これは光電
流のS/N比にも影響を与える。
また、電流Isの値はフォトダイオードの受光面積によ
り決定されるが、その大小はS/N比にさほど影響を与
えるものではない。いま、半導体材料としてシリコンを
用いたバイポーラプロセスにおける上記リーク電流成分
IRの典型的な値は約32.6rLAである。これに対
して、実用上では光電流Ipの値が50rLA程度とな
る場合もあり、ざらに高温状態ではリーク電流成分IR
が増加する。このため、従来の光検出回路ではフォトダ
イオードのリーク電流成分の存在により、S/N比が悪
化するという欠点がある。
り決定されるが、その大小はS/N比にさほど影響を与
えるものではない。いま、半導体材料としてシリコンを
用いたバイポーラプロセスにおける上記リーク電流成分
IRの典型的な値は約32.6rLAである。これに対
して、実用上では光電流Ipの値が50rLA程度とな
る場合もあり、ざらに高温状態ではリーク電流成分IR
が増加する。このため、従来の光検出回路ではフォトダ
イオードのリーク電流成分の存在により、S/N比が悪
化するという欠点がある。
[発明の目的]
この発明は上記のような事情を考慮してなされたもので
おりその目的は、十分高いS/N比で光電流の増幅を行
なうことができる光検出回路を提供することにある。
おりその目的は、十分高いS/N比で光電流の増幅を行
なうことができる光検出回路を提供することにある。
[発明の概要]
上記目的を達成するためこの発明の光検出回路にあって
は、トランジスタのベース、エミッタ間にフォトダイオ
ードを挿入し、さらに上記トランジスタのベースとフォ
トダイオードとの間に順方向にダイオードを挿入するこ
とによって、トランジスタのベース、エミッタ間電圧に
よりフォトダイオードに印加される電圧をキャンセルす
るようにしている。
は、トランジスタのベース、エミッタ間にフォトダイオ
ードを挿入し、さらに上記トランジスタのベースとフォ
トダイオードとの間に順方向にダイオードを挿入するこ
とによって、トランジスタのベース、エミッタ間電圧に
よりフォトダイオードに印加される電圧をキャンセルす
るようにしている。
[発明の実施例コ
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図はこの発明にかかる光検出回路の一実施例の構成
を示す回路図である。この実施例回路が前記第4図の従
来回路と異なっているところは、フォトダイオード1に
対してダイオード5が順方向に直列に接続されているこ
とにある。しかもこのフォトダイオード1およびダイオ
ード5からなる直列回路は、ダイオード4がトランジス
タ2のベース側となるようにトランジスタ2のべ−ス、
エミッタ間に挿入されている。この実施例回路では、新
たに追加したダイオード5の順方向電圧を利用して、ト
ランジスタ2のベース、エミッタ間電圧によりフォトダ
イオード1に印加される電圧をキャンセルして、フォト
ダイオード1のリーク電流成分の発生を押さえるように
したものである。
を示す回路図である。この実施例回路が前記第4図の従
来回路と異なっているところは、フォトダイオード1に
対してダイオード5が順方向に直列に接続されているこ
とにある。しかもこのフォトダイオード1およびダイオ
ード5からなる直列回路は、ダイオード4がトランジス
タ2のベース側となるようにトランジスタ2のべ−ス、
エミッタ間に挿入されている。この実施例回路では、新
たに追加したダイオード5の順方向電圧を利用して、ト
ランジスタ2のベース、エミッタ間電圧によりフォトダ
イオード1に印加される電圧をキャンセルして、フォト
ダイオード1のリーク電流成分の発生を押さえるように
したものである。
すなわち、上記ダイオード5の順方向電圧をVFとする
と、フォトダイオード1のカソード、7ノ一ド間の電圧
VRは次の第7式で与えられる。
と、フォトダイオード1のカソード、7ノ一ド間の電圧
VRは次の第7式で与えられる。
VR=Vs E −VP −7ここでト
ランジスタ2におけるVBEとダイオード5におけるV
pそれぞれの値は適度に設定が可能であるため、フォト
ダイオード1のカソード、アノード間の電圧VRの絶対
値はVBHに対して十分率さなものにできる。この結果
、フォトダイオード1におけるリーク電流成分IHの発
生原因となっているカソード、アノード間の電圧が小さ
くされるので、このリーク電流成分IRの値は従来回路
よりも大幅に低減させることができる。リ一り電流成分
IRが低減されるので、この実施例回路では十分高いS
/N比で光電流の増幅を行なうことができる。
ランジスタ2におけるVBEとダイオード5におけるV
pそれぞれの値は適度に設定が可能であるため、フォト
ダイオード1のカソード、アノード間の電圧VRの絶対
値はVBHに対して十分率さなものにできる。この結果
、フォトダイオード1におけるリーク電流成分IHの発
生原因となっているカソード、アノード間の電圧が小さ
くされるので、このリーク電流成分IRの値は従来回路
よりも大幅に低減させることができる。リ一り電流成分
IRが低減されるので、この実施例回路では十分高いS
/N比で光電流の増幅を行なうことができる。
第2図はこの発明回路におけるフォトトランジスタの温
度Ta(’C)に対するリーク電流(IR)特性を従来
回路のものとあわせて示す特性図でおり、実線はこの発
明のものを、破線は従来回路のものをそれぞれ示す。こ
こで、ダイオード5の素子面積を小ざくした方が効果が
大きくなり、この特性図の場合にはダイオード5の素子
面積をトランジスタ2よりもわずかに大きくしている。
度Ta(’C)に対するリーク電流(IR)特性を従来
回路のものとあわせて示す特性図でおり、実線はこの発
明のものを、破線は従来回路のものをそれぞれ示す。こ
こで、ダイオード5の素子面積を小ざくした方が効果が
大きくなり、この特性図の場合にはダイオード5の素子
面積をトランジスタ2よりもわずかに大きくしている。
そして、ダイオード5とトランジスタ2の素子面積の設
定により、リーク電流の値を適度に下げることができる
。
定により、リーク電流の値を適度に下げることができる
。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものでなく種
々の変形が可能でおることはいうまでもない。例えば上
記実施例では増幅用のトランジスタとしてnpn型のト
ランジスタ2を用いる場合について説明したが、これは
第3図の実施例回路で示すようにpnp型のトランジス
タ6を用いて構成するようにしてもよい。なお、この実
施例の場合、前記のような流し出しの定電流源3から流
し込みの定電流源7に変更する必要があり、フォトダイ
オード1およびダイオード4の接続も図示のように変更
する必要がある。
々の変形が可能でおることはいうまでもない。例えば上
記実施例では増幅用のトランジスタとしてnpn型のト
ランジスタ2を用いる場合について説明したが、これは
第3図の実施例回路で示すようにpnp型のトランジス
タ6を用いて構成するようにしてもよい。なお、この実
施例の場合、前記のような流し出しの定電流源3から流
し込みの定電流源7に変更する必要があり、フォトダイ
オード1およびダイオード4の接続も図示のように変更
する必要がある。
また上記ダイオード5としてはダイオードそのものを使
用する他に、ベース、エミッタ間を短絡したトランジス
タや、温度補償を考慮して電界効果トランジスタを使用
してもよい。
用する他に、ベース、エミッタ間を短絡したトランジス
タや、温度補償を考慮して電界効果トランジスタを使用
してもよい。
[発明の効果]
以上説明したようにこの発明によれば、十分高いS/N
比で光電流の増幅を行なうことができる光検出回路を提
供することができる。
比で光電流の増幅を行なうことができる光検出回路を提
供することができる。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図、第2
図は上記実施例を説明するための特性図、第3図はこの
発明の他の実施例の構成を示す回路図、第4図は従来回
路の回路図である。 1・・・フォトダイオード、2,6・・・トランジスタ
、3.7・・・定電流源、4・・・抵抗、5・・・ダイ
オード。 第1図 一+Ta (’c ) 第3図 第4図
図は上記実施例を説明するための特性図、第3図はこの
発明の他の実施例の構成を示す回路図、第4図は従来回
路の回路図である。 1・・・フォトダイオード、2,6・・・トランジスタ
、3.7・・・定電流源、4・・・抵抗、5・・・ダイ
オード。 第1図 一+Ta (’c ) 第3図 第4図
Claims (1)
- トランジスタと、このトランジスタのベース、エミッタ
間に挿入されるフォトダイオードと、上記トランジスタ
のベースと上記フォトダイオードとの間に順方向に挿入
されるダイオードとを具備したことを特徴とする光検出
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4776585A JPS61206303A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | 光検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4776585A JPS61206303A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | 光検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61206303A true JPS61206303A (ja) | 1986-09-12 |
Family
ID=12784460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4776585A Pending JPS61206303A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | 光検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61206303A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1990012452A1 (en) * | 1989-04-13 | 1990-10-18 | Northern Telecom Limited | Optical receivers |
US5023951A (en) * | 1989-04-14 | 1991-06-11 | Northern Telecom Limited | Optical receivers |
JP2013065941A (ja) * | 2011-09-15 | 2013-04-11 | Toshiba Corp | 受光回路 |
-
1985
- 1985-03-11 JP JP4776585A patent/JPS61206303A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1990012452A1 (en) * | 1989-04-13 | 1990-10-18 | Northern Telecom Limited | Optical receivers |
US5023951A (en) * | 1989-04-14 | 1991-06-11 | Northern Telecom Limited | Optical receivers |
JP2013065941A (ja) * | 2011-09-15 | 2013-04-11 | Toshiba Corp | 受光回路 |
US8884208B2 (en) | 2011-09-15 | 2014-11-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Light receiving circuit |
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