JPS61204837A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents
磁気記録媒体の製造方法Info
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- JPS61204837A JPS61204837A JP4469185A JP4469185A JPS61204837A JP S61204837 A JPS61204837 A JP S61204837A JP 4469185 A JP4469185 A JP 4469185A JP 4469185 A JP4469185 A JP 4469185A JP S61204837 A JPS61204837 A JP S61204837A
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- JP
- Japan
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- bath
- magnetic
- pores
- coercive force
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「発明の目的」
産業上の利用分野
アルミニウム又はアルミニウム合金基板上の陽極酸化皮
膜細孔中に磁性物質を電解析出し磁気記録媒体を製造す
る方法。
膜細孔中に磁性物質を電解析出し磁気記録媒体を製造す
る方法。
従来の技術
アルミニウム又はアルミニウム合金に9いての硫酸又は
蓚酸などの浴中での処理による陽極酸化皮膜は基板面に
垂直な方向の細孔を有し、該細孔中に磁性物質を析出さ
せるとその磁性物質は大きな垂直方向磁気形状異方性を
帯び、基板面に垂直な方向に磁化容易軸が配向すること
は公知である。この垂直磁化性から近年斯かるアルミニ
ウム陽極酸化皮膜ポア内の磁性物質を垂直磁化記録媒体
として使用することが種々検討されているが、一般にこ
のようなポア内の析出磁性物質は磁気記録媒体としてそ
のまま用いるには媒体面に垂直な方向の抗磁力Hc1が
高すぎて書き込みが難しいため、とのH,c上を磁気記
録媒体として適当な値(Hは<10000e程度以下)
に下げる方法が提案されている。即ち陽極酸化皮膜形成
後2次電解などによりポア径を拡大してポア内に析出す
る磁性体の形状異方性を小さくシ、垂直方向磁化に対す
る抗磁力を低下するものであって、第1図に示すように
アルミニウムまだはアルミニウム合金基板3の表面に形
成された陽極酸化皮膜4において基板3面に垂直状態で
形成されたポア1内には析出磁性物質5が充填されてお
り、このようなポア1を中心として所定の径aを有する
セル2が形成されているものにおいて、前記した陽極酸
化皮膜4の形成後に化学溶解ないしは2次電解などの処
理を加えることにより、ポア1の孔径すを増大させ、該
ポア1中に析出した磁性物質5の抗磁力低下を図るもの
である。
蓚酸などの浴中での処理による陽極酸化皮膜は基板面に
垂直な方向の細孔を有し、該細孔中に磁性物質を析出さ
せるとその磁性物質は大きな垂直方向磁気形状異方性を
帯び、基板面に垂直な方向に磁化容易軸が配向すること
は公知である。この垂直磁化性から近年斯かるアルミニ
ウム陽極酸化皮膜ポア内の磁性物質を垂直磁化記録媒体
として使用することが種々検討されているが、一般にこ
のようなポア内の析出磁性物質は磁気記録媒体としてそ
のまま用いるには媒体面に垂直な方向の抗磁力Hc1が
高すぎて書き込みが難しいため、とのH,c上を磁気記
録媒体として適当な値(Hは<10000e程度以下)
に下げる方法が提案されている。即ち陽極酸化皮膜形成
後2次電解などによりポア径を拡大してポア内に析出す
る磁性体の形状異方性を小さくシ、垂直方向磁化に対す
る抗磁力を低下するものであって、第1図に示すように
アルミニウムまだはアルミニウム合金基板3の表面に形
成された陽極酸化皮膜4において基板3面に垂直状態で
形成されたポア1内には析出磁性物質5が充填されてお
り、このようなポア1を中心として所定の径aを有する
セル2が形成されているものにおいて、前記した陽極酸
化皮膜4の形成後に化学溶解ないしは2次電解などの処
理を加えることにより、ポア1の孔径すを増大させ、該
ポア1中に析出した磁性物質5の抗磁力低下を図るもの
である。
発明が解決しようとする問題点
しかしこの方法では陽極酸化皮膜の有孔率が増大するこ
とによって皮膜の硬度が低下し耐摩耗性が低下する欠点
がある。
とによって皮膜の硬度が低下し耐摩耗性が低下する欠点
がある。
即ち一般に記録再生磁気ヘッド(以下ヘッドという)と
磁気記録媒体とを構成部とする磁気記憶装置の記録再生
方法には、操作開始時にヘッドと磁気記録媒体面とを接
触状態でセットした後、該記録媒体面に所要の回転を与
えることによりヘッドと磁気記録媒体面との間に空気層
分の空間を作り、この状態で記録再生をなし、さらに操
作終了時には磁気記録媒体の回転を止め、ヘッドと磁気
記録媒体面とは操作開始時と同様に接触状態とする方法
(コンタクト・スタート・ストップ方式:以下C8s方
式という)である。斯様な状態における操作開始時或い
は終了時に生ずるヘッドと磁気記録体の間の摩擦力はヘ
ッドおよび磁気記録媒体を1M粍させ、遂にはヘッドお
よび磁性被膜媒体に傷を生じ略せる。又このような接触
摩擦状態においてヘッドの僅かな姿勢変化がヘッドに掛
る荷重を不均一にし、ヘッドおよび磁気記録媒体面に疵
を作る。
磁気記録媒体とを構成部とする磁気記憶装置の記録再生
方法には、操作開始時にヘッドと磁気記録媒体面とを接
触状態でセットした後、該記録媒体面に所要の回転を与
えることによりヘッドと磁気記録媒体面との間に空気層
分の空間を作り、この状態で記録再生をなし、さらに操
作終了時には磁気記録媒体の回転を止め、ヘッドと磁気
記録媒体面とは操作開始時と同様に接触状態とする方法
(コンタクト・スタート・ストップ方式:以下C8s方
式という)である。斯様な状態における操作開始時或い
は終了時に生ずるヘッドと磁気記録体の間の摩擦力はヘ
ッドおよび磁気記録媒体を1M粍させ、遂にはヘッドお
よび磁性被膜媒体に傷を生じ略せる。又このような接触
摩擦状態においてヘッドの僅かな姿勢変化がヘッドに掛
る荷重を不均一にし、ヘッドおよび磁気記録媒体面に疵
を作る。
更に記録再生中ヘッドが突発的に磁気記録媒体に接触し
、ヘッドと磁気記録媒体間に大きな摩擦力が作用してそ
れらが破損する。このようなヘッドと磁気記録媒体間の
接触摩擦、接触摩耗および接触破壊からヘッドおよび磁
気記録媒体を保護するためには磁気記録媒体に好ましい
強度を与えることが必要であるし、又垂直磁化記録にお
いては前記C16方式よりも常時記録媒体とヘッドとが
接触している方が望ましいとされているから記録媒体に
求められる耐摩耗性はより大きいものとなるが、上述し
たような陽極酸化膜の有孔率増大は斯様な要請に反する
こととならざるを得ない。
、ヘッドと磁気記録媒体間に大きな摩擦力が作用してそ
れらが破損する。このようなヘッドと磁気記録媒体間の
接触摩擦、接触摩耗および接触破壊からヘッドおよび磁
気記録媒体を保護するためには磁気記録媒体に好ましい
強度を与えることが必要であるし、又垂直磁化記録にお
いては前記C16方式よりも常時記録媒体とヘッドとが
接触している方が望ましいとされているから記録媒体に
求められる耐摩耗性はより大きいものとなるが、上述し
たような陽極酸化膜の有孔率増大は斯様な要請に反する
こととならざるを得ない。
又陽極酸化皮膜ポア内の析出磁性物質を記録媒体とする
場合の最小記録単位は1個セルと考えることができるが
、高密度化をねらってセル径を小とすると皮膜のポア径
も小となり、従ってポア内析出磁性体の抗磁力が犬とな
って磁気記録媒体として使用することが難かしくなる。
場合の最小記録単位は1個セルと考えることができるが
、高密度化をねらってセル径を小とすると皮膜のポア径
も小となり、従ってポア内析出磁性体の抗磁力が犬とな
って磁気記録媒体として使用することが難かしくなる。
更に斯様な微小セルにおいてはセル壁厚も薄く、抗磁力
低下目的でポア径拡大処理することはそのようなセル壁
を一層薄くすることとなって媒体の耐摩耗性低下は著し
いこととならざるを得ない。
低下目的でポア径拡大処理することはそのようなセル壁
を一層薄くすることとなって媒体の耐摩耗性低下は著し
いこととならざるを得ない。
「発明の構成」
問題点を解決するための手段
アルミニウム又はアルミニウム合金基板上に形成された
陽極酸化皮膜におけるポア中に磁性物質を電解析出せし
めて磁気記録媒体を製造するに当り、前記電解析出をな
一層ための浴中に錯化剤又は還元剤の何れか一方又は双
方を添加しポア内析出磁性物質層の抗磁力を制御するこ
とを%徴とする磁気記録媒体の製造方法。
陽極酸化皮膜におけるポア中に磁性物質を電解析出せし
めて磁気記録媒体を製造するに当り、前記電解析出をな
一層ための浴中に錯化剤又は還元剤の何れか一方又は双
方を添加しポア内析出磁性物質層の抗磁力を制御するこ
とを%徴とする磁気記録媒体の製造方法。
作用
磁性物質をポア中に電解析出するに当って該処理浴中に
添加された錯化剤又は還元剤により前記ポア内に析出し
た磁性物質の抗磁力を制御することができる。
添加された錯化剤又は還元剤により前記ポア内に析出し
た磁性物質の抗磁力を制御することができる。
従って従来のようにポア径拡大による抗磁力低下処理を
必要としないで磁気記録媒体として好ましい抗磁力を得
ることができる。
必要としないで磁気記録媒体として好ましい抗磁力を得
ることができる。
実施例
上記したような本発明について更に説明すると、本発明
者等は上記したような従来のものの問題点を解消するよ
うに検討を重ねた結果、前記した2次電解等でポア径を
拡大処理することなく、あるいは拡大処理を行ったとし
てもそれを最小限におさえ、即ち陽極酸化皮膜本体の硬
度及び耐摩耗性を低下させることなく、するいは硬度及
び耐摩耗性の低下を有効に回避せしめ、磁性物質電解析
出浴の組成を変化させることによって、析出磁性体の抗
磁力Hc土を磁気記録に適幽な範囲に制御しながら磁気
記録媒体を製造することに成功した。
者等は上記したような従来のものの問題点を解消するよ
うに検討を重ねた結果、前記した2次電解等でポア径を
拡大処理することなく、あるいは拡大処理を行ったとし
てもそれを最小限におさえ、即ち陽極酸化皮膜本体の硬
度及び耐摩耗性を低下させることなく、するいは硬度及
び耐摩耗性の低下を有効に回避せしめ、磁性物質電解析
出浴の組成を変化させることによって、析出磁性体の抗
磁力Hc土を磁気記録に適幽な範囲に制御しながら磁気
記録媒体を製造することに成功した。
即ち前記した第1図に示すような従来法によるものでは
陽極酸化皮膜の硬度低下が不可避であることから本発明
者等は検討を重ね、前記ポア中に磁性物質を電解析出す
る処理浴中に錯化剤又は還元剤の何れか一方又は双方を
添加し、ポア内析出磁性物層の抗磁力を制御することに
想到した。
陽極酸化皮膜の硬度低下が不可避であることから本発明
者等は検討を重ね、前記ポア中に磁性物質を電解析出す
る処理浴中に錯化剤又は還元剤の何れか一方又は双方を
添加し、ポア内析出磁性物層の抗磁力を制御することに
想到した。
斯様な本発明方法によるときは磁性物質の電解析出処理
工程自体で該磁性物質の抗磁力低下が図られるわけであ
るから、特別なポア径拡大処理工程を不要としてこの釉
磁気記録媒体の製造工程簡素化を図り得る。又このよう
なポアを中心として形成されるセル径を更に小とする場
合に有利であって高密度記録を適切に得しめることがで
きる。
工程自体で該磁性物質の抗磁力低下が図られるわけであ
るから、特別なポア径拡大処理工程を不要としてこの釉
磁気記録媒体の製造工程簡素化を図り得る。又このよう
なポアを中心として形成されるセル径を更に小とする場
合に有利であって高密度記録を適切に得しめることがで
きる。
本発明に用いられるアルミニウム材としては特にその揮
類を限定するものではないが、陽極酸化皮膜が良くかか
る材質、例えば純アルミニウム系、5×××糸、6××
×糸等が好ましい。
類を限定するものではないが、陽極酸化皮膜が良くかか
る材質、例えば純アルミニウム系、5×××糸、6××
×糸等が好ましい。
陽極酸化処理の電解浴は、硫酸、シュウ酸、クロム酸若
しくはこれらの酸を主体とした浴、又はスルホサリチル
酸等の有機酸に無機酸を添加した浴を用いることができ
、またリン酸ナトリウム等を主成分としたアルカリ浴を
用いることも可能である。
しくはこれらの酸を主体とした浴、又はスルホサリチル
酸等の有機酸に無機酸を添加した浴を用いることができ
、またリン酸ナトリウム等を主成分としたアルカリ浴を
用いることも可能である。
これら浴の組成と浴温度を適宜選択し、0.1〜3.
OA/6” (7) fi流ffl!、5〜80V(
711圧で陽極酸化処理を行い、次工程で磁性金属の析
出、充填が行い易く、又研削、研磨後に少くとも1μm
程度以上の膜厚を保てるようにするためには膜厚を2μ
m以上に生成させるのが好ましい。
OA/6” (7) fi流ffl!、5〜80V(
711圧で陽極酸化処理を行い、次工程で磁性金属の析
出、充填が行い易く、又研削、研磨後に少くとも1μm
程度以上の膜厚を保てるようにするためには膜厚を2μ
m以上に生成させるのが好ましい。
なお、この2μm程度に達しない膜厚では磁性物質が均
一に析出し難く、即ち一部で磁性物質が皮膜表面に出る
と、そこに電流が集中して他の部分の析出が阻害され、
このような部分では析出磁性物質がポアの上部まで充分
に充填しないこととならざるを得ない。
一に析出し難く、即ち一部で磁性物質が皮膜表面に出る
と、そこに電流が集中して他の部分の析出が阻害され、
このような部分では析出磁性物質がポアの上部まで充分
に充填しないこととならざるを得ない。
上記のように、陽極酸化皮膜を表向に形成し\、たアル
ミニウム材は、Fe、Co+NI等の磁性金属イオンを
含む水溶性塩、即ち、硫酸塩、スルファミン酸塩等を含
み、抗磁力を制御するために錯化剤、還元剤の1種以上
を浴中のモル数が磁性金属イオンのモル数00,01〜
2倍程度、望ましくは0.02〜1倍程度となるように
添加し、更に電解析出を容易にするために、電解される
ことのない硫酸マグネシウム等の支持電解質を刃口えた
浴中に浸漬し、グラファイト、ステンレス等の不溶性対
極との間に直流(アルミニウム材が陰極)、交流或いは
これらを重畳した電流等を通じてポア中に磁性金属を析
出、充填させる。
ミニウム材は、Fe、Co+NI等の磁性金属イオンを
含む水溶性塩、即ち、硫酸塩、スルファミン酸塩等を含
み、抗磁力を制御するために錯化剤、還元剤の1種以上
を浴中のモル数が磁性金属イオンのモル数00,01〜
2倍程度、望ましくは0.02〜1倍程度となるように
添加し、更に電解析出を容易にするために、電解される
ことのない硫酸マグネシウム等の支持電解質を刃口えた
浴中に浸漬し、グラファイト、ステンレス等の不溶性対
極との間に直流(アルミニウム材が陰極)、交流或いは
これらを重畳した電流等を通じてポア中に磁性金属を析
出、充填させる。
前記錯化剤としては、クエン酸、りんご酸、酒石酸、E
DTA塩、ロツセル塩、尿素、1−3−6ナフタリン・
トリスルホン酸、ピリジン、グリシン、トリエタノール
アミンおよびシスチン等が用いられ、又還元剤としては
アスコルビン酸、酸性フッ化アンモン、硫酸ヒドロキシ
ルアミン、塩酸ヒドロキシルアミン、硫酸とドラジン、
ホルマリンおよびカテコール等が使用できる。直流の場
合の電流密度は0.05〜1.5M甑2、交流の場合の
電圧は10〜20Vが好ましい。
DTA塩、ロツセル塩、尿素、1−3−6ナフタリン・
トリスルホン酸、ピリジン、グリシン、トリエタノール
アミンおよびシスチン等が用いられ、又還元剤としては
アスコルビン酸、酸性フッ化アンモン、硫酸ヒドロキシ
ルアミン、塩酸ヒドロキシルアミン、硫酸とドラジン、
ホルマリンおよびカテコール等が使用できる。直流の場
合の電流密度は0.05〜1.5M甑2、交流の場合の
電圧は10〜20Vが好ましい。
磁性物質析出のだめの電解条件の範囲を定める理由は、
以下の如くでおる。
以下の如くでおる。
■ 直流の場合二電流密度で範囲を規定したが、電流密
度が1.5 A/血2以上に太きくなると、電圧が上昇
して皮膜破壊が生ずることがある。
度が1.5 A/血2以上に太きくなると、電圧が上昇
して皮膜破壊が生ずることがある。
また0、05に/血2以下では、電解に生じる電圧が低
すぎて析出が進行し難くなる。
すぎて析出が進行し難くなる。
■ 交流の場合二通常アルマイトのバリヤ一層の電圧は
、陽極酸化時あるいは中間処理のバリヤ一層調整時に、
10〜20V程度になっており、電圧がその電圧より低
すぎると析出1・不良を生じ、高すぎると皮膜が破壊さ
れる。
、陽極酸化時あるいは中間処理のバリヤ一層調整時に、
10〜20V程度になっており、電圧がその電圧より低
すぎると析出1・不良を生じ、高すぎると皮膜が破壊さ
れる。
以上のようにして得られた磁性皮膜は、水洗、乾燥して
仕上がりとすることもできるが、防食処理として常法で
熱水封孔するか、或いは乾式表面処理、例えば酸化ケイ
素のスパタリング等で、表面に極く薄い保論のだめのコ
ーティングを形成することもできる。
仕上がりとすることもできるが、防食処理として常法で
熱水封孔するか、或いは乾式表面処理、例えば酸化ケイ
素のスパタリング等で、表面に極く薄い保論のだめのコ
ーティングを形成することもできる。
本発明法により抗磁力HC1をコントロールできること
の仔細について充分解明することは困難でおるとしても
、上記した工うな錯化剤又は還元剤を用いることにより
ポア内析出磁性物質の径おるいは全長は同じであっても
磁性物質の長さ方向に磁区が細分されて、ポア内析出磁
性物質の形状異方性が低減されるためと考えられる。
の仔細について充分解明することは困難でおるとしても
、上記した工うな錯化剤又は還元剤を用いることにより
ポア内析出磁性物質の径おるいは全長は同じであっても
磁性物質の長さ方向に磁区が細分されて、ポア内析出磁
性物質の形状異方性が低減されるためと考えられる。
製造例I
JISAIlooのアルミニウム板(2(転)厚)をH
l 804180 tll、浴温20℃、電流警度1.
2A/dw”、電圧15Vで15分間陽極酸化処理を行
い、5.0μm厚の酸化皮膜を形成した。
l 804180 tll、浴温20℃、電流警度1.
2A/dw”、電圧15Vで15分間陽極酸化処理を行
い、5.0μm厚の酸化皮膜を形成した。
次いで、硫酸第1鉄100f/l、硫酸マグネシウム5
0 tll 、ホウ酸30 tll 、硫安20 tl
lの電解浴にりんご酸およびアスコルビンMを加エテ、
交流60 C/S、 15Vf30分間通電し磁性物質
としてFe を析出させた。
0 tll 、ホウ酸30 tll 、硫安20 tl
lの電解浴にりんご酸およびアスコルビンMを加エテ、
交流60 C/S、 15Vf30分間通電し磁性物質
としてFe を析出させた。
磁性物質を析出させたアルミニウム板を振動式磁化m1
1定装置で抗磁力を測定し、又ポア径を測定した結果を
要約して次の比較例1によるものと共に後述第1表に示
す。
1定装置で抗磁力を測定し、又ポア径を測定した結果を
要約して次の比較例1によるものと共に後述第1表に示
す。
比較例1
製造例1と同じ条件で酸化皮膜を形成したアルミニウム
板を、リン酸1.00 tll、浴温25℃のリン哨浴
に浸漬してポア径を拡大したのち、りんご酸おLびL・
アスコルビン酸を除いた以外は製造例1と同じ条件で磁
性物質を析出させ、抗磁力およびポア径を測定した。そ
の結果を第1表に示す。
板を、リン酸1.00 tll、浴温25℃のリン哨浴
に浸漬してポア径を拡大したのち、りんご酸おLびL・
アスコルビン酸を除いた以外は製造例1と同じ条件で磁
性物質を析出させ、抗磁力およびポア径を測定した。そ
の結果を第1表に示す。
第 1 表
註:ポア径は電子顕微鏡の同一視界に入った5〜15個
のポアについての範囲である。
のポアについての範囲である。
製造例2
JISAIlooのアルミニウム板(2m厚)をシュウ
酸301μ、浴温25℃、電流密度AZ♂、電圧35V
で20分間陽極酸化処理を行い、10μm厚の酸化皮膜
を形成した。
酸301μ、浴温25℃、電流密度AZ♂、電圧35V
で20分間陽極酸化処理を行い、10μm厚の酸化皮膜
を形成した。
次いで、硫酸、コバル) 100 f/L % a t
ll−マグネシウム80 tll 、ホウ[30tll
の電解浴に酒石酸お工び硫酸ヒドラジンを加えて、直流
0、2 AAで40分間通電し、磁性物質を析出させた
。
ll−マグネシウム80 tll 、ホウ[30tll
の電解浴に酒石酸お工び硫酸ヒドラジンを加えて、直流
0、2 AAで40分間通電し、磁性物質を析出させた
。
抗磁力およびポア径を測定した結果は次の比較例2によ
るものと共に後述第2表の通りでおる。
るものと共に後述第2表の通りでおる。
比較例2
製造例2と同じ条件で酸化皮膜を形成し九アルミニウム
板を、リン酸100t/A、浴温25℃のリン酸浴に浸
漬してポア径を拡大してから、酒石酸および硫酸ヒドラ
ジンを除いた以外は製造例2と同じ条件で磁性物質を析
出させ、次いで抗磁力お工びポア径を測定した。その結
果は第2表の如くである。
板を、リン酸100t/A、浴温25℃のリン酸浴に浸
漬してポア径を拡大してから、酒石酸および硫酸ヒドラ
ジンを除いた以外は製造例2と同じ条件で磁性物質を析
出させ、次いで抗磁力お工びポア径を測定した。その結
果は第2表の如くである。
第 2 表
註:ポア径の測定は第1表に同じ、。
図面は本発明の技術的内容を示すもので、第1図はこの
褌磁気記録媒体の断面構成についての拡大説明図である
。 然してこの図面において、1はポア、2はセル、3はア
ルミニウム又はアルミニウム合金基板、4は陽極酸化皮
膜、5は磁性物質を示すものである。 特許出願人 日本軽金属株式会社 発 明 者 平 山 良 大同
岡 安 大同
岩 佐 博 文手続
補正書 昭和 印1.5.ワ9 日
褌磁気記録媒体の断面構成についての拡大説明図である
。 然してこの図面において、1はポア、2はセル、3はア
ルミニウム又はアルミニウム合金基板、4は陽極酸化皮
膜、5は磁性物質を示すものである。 特許出願人 日本軽金属株式会社 発 明 者 平 山 良 大同
岡 安 大同
岩 佐 博 文手続
補正書 昭和 印1.5.ワ9 日
Claims (1)
- アルミニウム又はアルミニウム合金基板上に形成された
陽極酸化皮膜におけるポア中に磁性物質を電解析出せし
めて磁気記録媒体を製造するに当り、前記電解析出をな
すための浴中に錯化剤又は還元剤の何れか一方又は双方
を添加しポア内析出磁性物質層の抗磁力を制御すること
を特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4469185A JPS61204837A (ja) | 1985-03-08 | 1985-03-08 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4469185A JPS61204837A (ja) | 1985-03-08 | 1985-03-08 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61204837A true JPS61204837A (ja) | 1986-09-10 |
Family
ID=12698443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4469185A Pending JPS61204837A (ja) | 1985-03-08 | 1985-03-08 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61204837A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102014116574A1 (de) | 2013-11-25 | 2015-05-28 | Suzuki Motor Corporation | Struktur im Fahrzeuginnenraum |
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JPS5594468A (en) * | 1979-01-08 | 1980-07-17 | Nec Corp | Nonelectrolytic plating bath |
JPS57140869A (en) * | 1981-02-24 | 1982-08-31 | Nec Corp | Electroless plating bath |
JPS59229738A (ja) * | 1983-06-10 | 1984-12-24 | Nippon Light Metal Co Ltd | 磁気記録用アルミニウム材の製造法 |
-
1985
- 1985-03-08 JP JP4469185A patent/JPS61204837A/ja active Pending
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