JPS61204465A - 貫入タイルおよびその製造方法 - Google Patents

貫入タイルおよびその製造方法

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JPS61204465A
JPS61204465A JP4445085A JP4445085A JPS61204465A JP S61204465 A JPS61204465 A JP S61204465A JP 4445085 A JP4445085 A JP 4445085A JP 4445085 A JP4445085 A JP 4445085A JP S61204465 A JPS61204465 A JP S61204465A
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JP
Japan
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tile
glaze
penetrating
penetration
base
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JP4445085A
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大和田 清美
明 石井
片山 裕三
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Inax Corp
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Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、セラミック系タイルの施釉層の少なくも所望
の部分に貫入(施釉面に対し実質的に垂直方向に発生し
た微細なひび)を工業的に形成した買入タイルおよびそ
の製造方法に関する。
従来の技術 施釉タイルは、釉と素地の適合性が悪いと長年1月の経
過に伴ない、タイル表面に貫入が発生することがある。
従来この貫入は、その結果として汚れ等の見苦しさなど
によりタイルの欠点とされていた。従って、従来、タイ
ル施釉層(表面のガラス質の部分)に圧縮応力が発生す
るような釉薬を使用して、経時変化によって買入が発生
しないように対処されて来た◇すなわち、現状のセラミ
ック質タイルは貫入が入り難いように製造されている。
タイル表面に貫入模様を意図的に得ようとすると、従来
の方法によれば長年月、1+llえはlO〜15年から
長いもので20〜30年、の経時変化による自然発生な
待つ必要がめる0また。施釉層の所望の部分のみに貫入
模様を得ることは不可能である。このような人工的な貫
入模様は、一種のアンチック調の風格を有するので、デ
ザイン上好ましい効果を発揮する。
従って本発明の目的は、タイル表面に所望の貫入模様を
有する貫入タイルを提供することにある。
本発明の他の目的は、かかる貫入タイルを工業的に製造
する方法を提供することにおる。本発明の更に別の目的
H,jj入部分へ充填材を適用した。
貫入部の汚れ等を防止し或いはデザイン上特異な効果を
有する充填貫入タイルを提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明によって、セラミック系タイル表面の少なくとも
一部分に貫入を人工的に発生させた貫入タイルが提供さ
れる。
該買入タイルは、該タイル素地表面の少なくとも一部分
に該素地より熱膨脹率が大きい釉薬(貫入部)を適用し
1次いで焼成することにより製造される。
タイル表面に部分的に買入を有する態様はデザインの観
点および貫入釉層の強度の見地から一般に好ましい◎こ
の場合には2貫入を発生させない部分にタイル素地ヒ熱
膨脹率が同程度以下で好ましくは幾分低めの通常の釉薬
(以下に非買入釉ということがらる)を適用する。
上記のセラミック系タイル素地として、一般に土器質の
一部分、陶器質、せっ器質、磁器質の一部分が例示され
る。貫入を発生させ得る釉薬(貫入部)との接着性等の
観点から、陶器質又はせっ4質が一般的に好ましい。
なお、施釉面全体に貫入が存在する場合、タイルの四辺
の端部の釉が破損しやすいこともあるので、該端部にせ
まい幅(例えば5Ia1程度)にて非頁入釉層を設ける
のも好ましい一態様である。
上記の貫入発生部分に使用する貫入部は、その貫入釉層
が実用的強度を有するように、熱膨脹率が素地のそれの
通常約1.3〜約2.0倍、好ましくは約1.5〜約1
.7倍糧度の範囲である釉が使用される。代表的な貫入
部の組成例として、ゼーゲル式にて0゜14 K2O,
0,55Na2O、0,300a0 、 0.01 M
g0 、0.19AJL20g。
0.58 B2O3、1,998102が例示される。
該貫入部に顔料等を添加して着色貫入部としてもよい。
貫入部と非貫入部との境界又は二種類以上の着色貫入軸
部の境界をはっきりさせるためには、タイル素地表面に
凹凸状の区画を作るか、或いは該凹凸状の区画のかわり
に慣用のマスキングを用いて施釉すればよい01だ、該
素地表面に凹凸を設けずそしてマスキングを用いないで
二種類以上の釉を施釉することにより、境界にて二種類
の釉が混じり合ったぼかし模様を得ることができる。な
お、マスキングよりも凹凸状区画による方が、一般的に
境界が明りようである。従って、デザイン効果の見地か
ら、適宜に採用するのがよい。
施釉後の焼成は釉薬の熔融温度以上で行われる。
貫入を一層はっき9目立つように強調する場合。
防水もしくは防湿が必要な場合または貫入部がほこり等
で汚れるのを防ぐためには1貫入部に樹脂類、ワックス
、パラフィンlたは、無機系塗料等を充填して皮膜を形
成することができる。充填用の該樹脂としては、メジリ
フレ〔商品名、伊奈製陶(株)発売のアクリル系樹脂〕
が例示される。
また上記の無機系塗料としては2例えば水溶性アルカリ
金属珪坂塩系水溶液塗料(例えば特願昭57−2066
75号1j顧昭58−100034号参照)が例示され
る◇これらの充填材を着色しておくと、別の美的効果が
得られる。或いは該貫入部に、上記の貫入部よりも低熔
融温度で微細な非貫入釉薬を適用して再焼成してもよい
。両者の焼−成釉間に屈折率又は着色の差があると、デ
ザイン上特異なものが得られる。本明細誓では、これら
を総称して充填材という。
なお、上記のような充填処理をせずに貫入が露出してい
ても、水廻り場所のように常時水が掛かる所以外であれ
ば、jj人メタイル使用に大きな問題はない。
作用 貫入部の熱膨脹率がタイル素地のそれよりも大きいため
、該釉の1一部分に引張り応力が発生して。
該釉の1一部分に貫入が生じる。熱膨脹率がタイル素地
と同程度又はそれより低い通常の非貫入釉薬を施釉した
部分について框、応力が発生しないか或いは圧縮応力が
生じるため、買入は発生しない。
従って1質入部および非貫入釉の両者を使用すると2質
入部を施釉したタイル素地部分にのみ貫入が発生したタ
イルが得られる。
実施例 本発明の一具体例を、添付図面を参照して説明する。
陶器質のタイル素地(寸法: 150X150X10鴎
)を1150℃〜1200℃にて1.5時間焼成して得
た素焼素地4に、下記の質入部および通電軸を用いて施
釉し、第1〜4図に示す貫入タイルt’t 1/、 1
#を得た。
質入部 0.14に20. 0.55111L20. 
0.30(!ao、  324X10−’0.01Mg
0 、0.19A’120B、 0.58132o5゜
1.998102 通電軸 0.13に20.0.21Na20 、0.2
5C!ao、  164XHT″70.32ZnO,O
,0,9Mg0,0.2OA120B。
0.42B20S、3.86Si02゜タイル素地  
               、   194Xlf
’例1:第1図A、Bに示すように、上記の素焼素地4
にプリント晒5付けし、その上から上記の質入部2を施
釉し、  1100℃にて2時間焼成して、柄付は全表
面貫入タイル1を得た0 例2:第2図A、B/に示すように、上記の質入部に適
当な顔料を添7JOした三色の着色貫入:tdIza+
 2b。
2cをそれぞれ上記の素焼素地4のa、b、C部分に施
釉した後、上記と同様に焼成して三色着膨全表面貫入タ
イルlを得た。
例3:第3図A、Bに示すように、上記の例2の三色着
膨に当って、素焼素地40IL、  bm分にそれぞれ
着色質入部2a、 2bを、そしてC部分に着色した通
電軸3Cを施釉し、同様に焼成して着膨部分貫入タイル
1′を得た。
例4−:第4図A、Bに示すように、上記の質入部を用
いて同様にして焼成して得た全面貫入タイル1の表面に
、メジリフレ6 (アクリル系樹脂、伊奈製陶■発売)
を塗り付けて押え込み、該樹脂が乾燥しない間にタイル
表面をふき取って9貫入部10にのみ該樹脂が充填され
た充填貫入タイル1′を得た。
なお、第1図〜第3図の素焼素地は凹状または凸状の区
画を有しているが、これは単に施釉時の区画である。前
記のように、このような凹凸状の区画のない平面状の素
地も有利に便用できる。
発明の効果 本発明の代表的な効果を以下に列記する。■従来長年月
を経過して自然作用によってのみ得られた2貫入の入っ
たアンチック調のタイルが工業的に容易に得られる。■
通常釉と質入部とを部分的に塗りわける事により任意の
個所に買入のめるタイルを得る事が出来る。■貫入部を
樹脂皮膜、無機質塗料等で埋没させる事により、汚れ防
止および防水ができるとともに0貫入部を美しく着膨し
たデザインを有する貫入タイルを得る事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本発明によるプリント柄付は買入タイルの平
面図、そして第1図Bは該タイルの対角線方向の断面図
である。第2図Aは本発嬰による三色着膨買入タイルの
平面図、そして第2図B[該タイルの断面図でらる。第
3囚人は本発明による着膨部分貫入タイルの平面図、そ
して第3図Bは該タイルの断面図である。第4図AFi
本発明による充填買入タイルの平面図、そして第4図B
は該タイルの断面部分図である。 1・・・全表面貫入タイル、1′−・・部分貫入タイル
。 1′・・・充填貫入タイル#  2p 2&e 2b、
2C・・・貞入柚層、3c・・・通電軸f−24・・・
素焼素地、5・・・プリント柄、6・・・充填材、 1
0・・・質入部。 第1図  1 第3図  1・ 3c:A学釉眉 4  素少先常之 6、も−4材 101人使 第2図  1 第4図  1″

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セラミック系タイルの施釉層の少くも一部分に、
    該タイルの素地よりも熱膨脹率が1.3〜2倍程度大き
    い釉を用いて工業的に形成した貫入を有することを特徴
    とする、貫入タイル。
  2. (2)該タイルの貫入部分へ充填材を適用した、特許請
    求の範囲第1項の貫入タイル。
  3. (3)セラミック系タイル素地表面の少なくとも一部分
    に該素地よりも熱膨脹率が1.3〜2倍程度大きい貫入
    釉を適用し、次いで該釉の熔融温度以上の温度で焼成す
    ることを特徴とする、貫入タイルの製造方法。
  4. (4)タイル素地表面の所望の部分に上記の貫入釉を適
    用しそして該所望の部分以外の部分に通常の非貫入性釉
    を適用する、特許請求の範囲第3項の方法。
JP4445085A 1985-03-06 1985-03-06 貫入タイルおよびその製造方法 Granted JPS61204465A (ja)

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JPH0361818B2 JPH0361818B2 (ja) 1991-09-24

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63291886A (ja) * 1987-05-26 1988-11-29 Nippon Chem Ind Co Ltd:The 亀甲状模様を有するセラミック建材の製造方法
JPS63291885A (ja) * 1987-05-26 1988-11-29 Nippon Chem Ind Co Ltd:The 亀甲状模様を有するセラミック建材の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63291886A (ja) * 1987-05-26 1988-11-29 Nippon Chem Ind Co Ltd:The 亀甲状模様を有するセラミック建材の製造方法
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