JPS6120384B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6120384B2
JPS6120384B2 JP7678080A JP7678080A JPS6120384B2 JP S6120384 B2 JPS6120384 B2 JP S6120384B2 JP 7678080 A JP7678080 A JP 7678080A JP 7678080 A JP7678080 A JP 7678080A JP S6120384 B2 JPS6120384 B2 JP S6120384B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sand
water
kneaded sand
core box
hot air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7678080A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS574355A (en
Inventor
Nagato Unosaki
Kazuharu Matsui
Shigehiro Toyoda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINTO IND
Original Assignee
SHINTO IND
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Filing date
Publication date
Application filed by SHINTO IND filed Critical SHINTO IND
Priority to JP7678080A priority Critical patent/JPS574355A/ja
Publication of JPS574355A publication Critical patent/JPS574355A/ja
Publication of JPS6120384B2 publication Critical patent/JPS6120384B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Mold Materials And Core Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、小麦粉、とうもろこし粉、澱粉等の
水溶性糊を鋳物砂の粘結剤として用いた混練砂で
鋳型を造型するのに好適な造型方法に関する。 水溶性糊を鋳物砂の粘結剤にした鋳型は、従
来、乾燥硬化するまでに時間がかかるなどの理由
で、あまり採用されていなかつた。しかしなが
ら、近年、再使用不可能な鋳物砂の廃棄の問題、
合成樹脂系粘結剤の高謄などの世情変化に伴つ
て、水溶性糊が鋳物砂の粘結剤として再び見なお
されるようになり、この結果、その粘結剤を用い
た造型方法について研究・改良がなされてきてい
るが、造型時間の短縮についてはもう一歩の感が
ある。すなわち、例えば特開昭52−120225号公報
では、鋳物砂に水分80%を含む澱粉糊を5%配合
混練し、これを保温予熱タンクに入れ、蒸気加熱
して100℃とし、この砂を50〓mm×50mm寸法の木
型に急速充填して直ちに真空タンクに入れ減圧し
ながらマイクロ波で急加熱したが、完全乾燥まで
に5分かかつている。 本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、混練砂の硬化時間を大巾に短縮
することが可能であると共に混練砂を中子箱等の
製品空洞部内に手込めによらず機械的に充填でき
る水溶性糊鋳型の造型方法を提供するにある。以
下、100〓mm×100mmの中子の造型を例にとり、図
面に基づき詳細に説明する。まず、上向きシリン
ダ1をもつて昇降可能とされた昇降テーブル2の
上面中央部に、上下に貫通する排気用小孔を穿設
した定盤3を載置し、該定盤3上には製品空洞部
4を備えた中子箱5を載せ、続いて昇降テーブル
2を上昇させて中子箱5をブローヘツド6の下面
に当接させ、ブローヘツド6と定盤3とで中子箱
5をクランプする。該ブローヘツド6は図示され
ない三方口方向切換弁を介して圧縮空気源と大気
とに連通可能とされており、中子箱5がクランプ
されたのち切換弁を操作して、圧力が4〜5Kg/
cm2で常温の圧縮空気をブローヘツド6内に供給す
ると、適宜の手段により所定の温度に予熱されて
いる水溶性糊含有の混練砂が製品空洞部4内に吹
き込まれる(第1図参照)。圧縮空気をもつて混
練砂を空洞部4に吹き込むことにより混練砂は空
洞部4内に適確に充填されると同時に、混練砂を
吹き込んだ圧縮空気が混練砂を貫流して定盤3の
小孔から排出されることにより混練砂中の水分が
ある程度蒸発除去されて混練砂の硬化が促進され
る。混練砂の充填完了後、図示されない方向切換
弁を操作してブローヘツド6への圧縮空気の供給
を停止すると共にブローヘツド6内の残留圧縮空
気を大気中に排出させる。次いで昇降テーブル5
を下降させて中子箱5のクランプ状態を解いたの
ち、第2図に示すようにブローヘツド6を中子箱
5の上方から移動させると共に中子箱5の上方に
供給ヘツド7を移動させ、続いて昇降テーブル2
を上昇させて中子箱5を供給ヘツド7に当接さ
せ、供給ヘツド7と定盤3とで中子箱5をクラン
プする。該供給ヘツド7の内部には配管8を介し
て熱風発生装置9と連通可能な中空室10が形成
され、且つ供給ヘツド7の下面中央部には中空室
10に至る供給孔11が透設されており、供給ヘ
ツド7と定盤3とで中子箱5がクランプされる
と、供給孔11から空洞部4内に熱風が供給され
る。空洞部4に供給された熱風は混練砂中を貫流
して定盤3の小孔から排出され、その結果、空洞
部4内の混練砂はその水分が完全に蒸発除去せし
められて硬化する。混練砂の硬化完了後、熱風の
供給を停止すると共に、昇降テーブル2を下降さ
せて中子箱5のクランプ状態を解き、定盤3上か
ら中子箱1を下し、その後、中子箱5を開いて硬
化した中子を取り出して造型作業は終了する。 次に上述の造型作業を種々条件を変えて行つた
結果は、実施例1乃至実施例4に示すとおりであ
り、いずれの例においても乾燥時間が従来のもの
に比べ極端に短くなつていることが判る。 実施例 1 この例は、製品空洞部4内に供給する熱風の圧
力を2Kg/cm2にして、混練砂の水分量を変えた場
合で、下表のようになる。
【表】 この表からは、水分が多い程乾燥時間は長くな
るが、抗圧力は高くなることが判る。 なお、水分量2%、温度80℃の混練砂をブロー
イングすると、ブローヘツド内で混練砂が吹き込
み用圧縮空気により乾燥硬化してしまい、実用に
適しなかつた。水分量が3%および4%では、温
度が80℃でも問題なく混練砂をブローイングする
ことができた。 実施例 2 この例は、製品空洞部4内に供給する熱風の圧
力を2Kg/cm2にして、混練砂の温度を変えた場合
で、下表のようになる。
【表】 この表からは、砂温度が高い程乾燥時間は短く
なることが判る。しかし砂温度が高過ぎるとその
取り扱いが困難になるため30〜80℃の範囲がよ
い。 実施例 3 この例は、製品空洞部4内に供給する熱風の圧
力を2Kg/cm2にして、該熱風の温度を変えた場合
で下表のようになる。
【表】 この表からは、熱風温度が高い程乾燥時間が短
くなることが判る。しかし熱風温度が150℃以上
になると、木型を使用したときその反りが激しく
なり実用的でなく、また放熱も大となつて効率が
悪く、60〜150℃の範囲がよい。 実施例 4 この例は、製品空洞部4内に供給する熱風の圧
力を変えた場合で、下表のようになる。
【表】 この表からは、熱風の圧力が高い程、乾燥時間
が短くなることが判る。しかし熱風の圧力が4
Kg/cm2以上になると、木型を使用したとき安全上
問題があり、2〜4Kg/cm2程度がよい。 以上の説明からも明らかなように本発明は、30
〜80℃に予熱されていると共に水分量が2〜4%
である水溶性糊含有混練砂を、所定の圧力を有す
る常温の圧縮空気をもつて中子箱等の製品空洞部
内に吹き込み充填し、該製品空洞部に温度が80〜
150℃で圧力が2〜4Kg/cm2の熱風を供給して空
洞部内の混練砂中を貫流させ、該混練砂中の水分
を蒸発除去させて混練砂を乾燥硬化させる水溶性
糊鋳型の造型方法であるから、圧縮空気をもつて
混練砂を製品空洞部内に吹き込むことにより、混
練砂の硬化時間を大巾に短縮することが可能であ
ると同時に機械装置により混練砂を製品空洞部内
に適確に充填することができ、しかも水分量が2
〜4%の混練砂を吹き込むようにしたため、混練
砂は予熱されていてもブローヘツド内で吹き込み
用の圧縮空気により硬化することが全くないなど
の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の作動を説明するための工程図
で、第1図は中子箱がブローヘツドと昇降テーブ
ルとでクランプされたときの正面図、第2図は中
子箱が供給ヘツドと昇降テーブルとでクランプさ
れたときの正面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 30〜80℃に予熱されていると共に水分量が2
    〜4%である水溶性糊含有混練砂を、所定の圧力
    を有する常温の圧縮空気をもつて中子箱等の製品
    空洞部内に吹き込み充填し、該製品空洞部に温度
    が80〜150℃で圧力が2〜4Kg/cm2の熱風を供給
    して空洞部内の混練砂中を貫流させ、該混練砂中
    の水分を蒸発させて混練砂を乾燥硬化させること
    を特徴とする水溶性糊鋳型の造型方法。
JP7678080A 1980-06-06 1980-06-06 Molding method for water soluble paste mold Granted JPS574355A (en)

Priority Applications (1)

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JP7678080A JPS574355A (en) 1980-06-06 1980-06-06 Molding method for water soluble paste mold

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JP7678080A JPS574355A (en) 1980-06-06 1980-06-06 Molding method for water soluble paste mold

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS574355A JPS574355A (en) 1982-01-09
JPS6120384B2 true JPS6120384B2 (ja) 1986-05-22

Family

ID=13615103

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JP7678080A Granted JPS574355A (en) 1980-06-06 1980-06-06 Molding method for water soluble paste mold

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5979185U (ja) * 1982-11-19 1984-05-29 株式会社東洋製作所 パチンコ台ユニツト
JPS5993485U (ja) * 1982-12-07 1984-06-25 池田 寛 パチンコ球の結露防止装置
JP2009241135A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Mazda Motor Corp 水溶性鋳型の製造方法及びその装置

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JPS574355A (en) 1982-01-09

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