JPS61201929A - クラツチ - Google Patents

クラツチ

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Publication number
JPS61201929A
JPS61201929A JP4233985A JP4233985A JPS61201929A JP S61201929 A JPS61201929 A JP S61201929A JP 4233985 A JP4233985 A JP 4233985A JP 4233985 A JP4233985 A JP 4233985A JP S61201929 A JPS61201929 A JP S61201929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
clutch outer
shaft
clutch inner
pulley half
Prior art date
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Pending
Application number
JP4233985A
Other languages
English (en)
Inventor
Takushi Matsuto
卓志 松任
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP4233985A priority Critical patent/JPS61201929A/ja
Publication of JPS61201929A publication Critical patent/JPS61201929A/ja
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  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は両可変プーリ間に巻き掛けられる巻掛伝動部材
疋よ゛つて、駆動軸と被動軸との間の動力伝達が行なわ
れる動力伝達装置のクラッチに関するO 〔従来の技術およびその問題点〕 従来、この種クラッチとして第11!1rK示すものが
知られている。このクラッチは特公昭44−20687
号公報忙も記載されている、いわゆるシエータイプクラ
ッチと呼ばれるものであり、これKついて説明すると、
図中符号lで示す駆動軸にはプーリ2が一体的に取り付
けられ、このプーリ2はVベルト等の巻掛伝動部材3を
介して被動側ブーI74に連続されている。駆動側プー
リ4は被動軸5に回転自在に取り付けられており、その
図中下側には回転プレート6が円筒体7を介してプーリ
4と一体的に回転するように取り付けられている回転プ
レート6にはクラッチシュー8がその一端をピン支持さ
れて周方向に複数設けられており、これらクラッチシュ
ー8の自由端側はスプリング9によって径方向内方へ付
勢されている。
またクラッチシュー8の外側にはクラッチアウタ10が
被動軸5と一体的に回転するように設けられている。
そして、上記クラッチでは、駆動軸5の回転が両プーリ
2,4、巻掛伝動部材3、回転プレート6等を介してク
ラッチシュー8に伝達されるが、駆動軸5が所定回転数
以上になると、クラッチシュー8の自由端側は遠心力に
よってスプリング9の付勢力に打ち勝ち径方向外方へ移
動してクラッチアウタ10に強(当接し、それと摩擦係
合する。
この結果、駆動軸1の回転は被動軸5に伝達される。他
方、駆動軸5が所定回転数まで達しない場合には、クラ
ッチシュー8に働く遠心力が小さいため、クラッチシュ
ー8の自由端側はスプリング9により径方向内方へ戻さ
れて、クラッチアウタ10との摩擦係合が解かれる。こ
のため、駆動軸lの回転は被動軸5まで伝達されない。
ところで、上記型式のクラッチに゛あっては、クラッチ
シュー8の一端な回動固定端とし、自由端側を回動させ
てその外周部分をクラッチアウタに係合させる構造であ
るため、クラッチシュー8の外周のうち一部しか摩擦係
合面とすることができず、摩擦係合面を広く採ることが
できないという問題があった。
一方、特公昭48−24104号公報には他の型式のク
ラッチとして、円盤状に形成した摩擦板を駆動軸に、ま
た同摩擦板の両側に配した円盤状のクラッチ板を被動軸
にそれぞれ連結し、両クラッチ板で摩擦板を挾持したり
その挟持を解除したりして、駆動軸と被動軸との間の動
力伝達の断・続を行なうものが記載されている。しかし
ながら、このような型式のクラッチにあっても、摩擦係
合面が摩擦板やクラッチ板の径によって定まってしまい
、あまり広く採ることができないという問題がある。ま
た、このような型式のクラッチにおいて摩擦板やクラッ
チ板を大径化して摩擦係合面を広く採ることも考えられ
るが、この場合、装置が大型化してしまうという新たな
問題が生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、装置全体を
小型に保ったまま、摩擦係合面を必要に応じて広く採る
ことができ、負荷容量を太き(採ることができるクラッ
チを提供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明では、駆動軸と被動軸
の一方に取り付けられる可変プーリを、軸線方向に移動
不能な固定プーリ半体と、軸線方向に移動可能な可動プ
ーリ半体によって構成し、可動プーリ半体の背部にクラ
ッチインチを一体的に設け、該クラッチインナの可動プ
ーリ半体に対する逆側にクラッチアウタを軸に対して一
体的に設け、クラッチインチとクラッチアウタとの係合
部分をそれぞれ互いに対応する円錐台状に形成した。
〔実施例〕。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第2図は本発明が小型自動二輪車の動力伝達系に適用さ
れた例を示しており、図中符号21はクランク軸(駆動
軸)、22は出力軸(被動軸)を示し、これら軸には可
変ブーIJ23,24が設けられ、両プーリ23,24
間にはVベルト(巻掛伝動部材)25が巻き掛けられて
いる。
前記クランク軸21側の可変プーリ23は、クランク軸
21にスプライン嵌合されてねじ止めされた固定プーリ
半体26と、クランク軸21に対し円筒部材27を介し
て軸線方向に移動自在にかつクランク軸21と一体的に
回転するように設けられた可動プーリ半体28とから構
成されている。
可動プーリ半体28の固定プーリ半体26に対する逆側
(図中上側)には回転プレート29がクランク軸21と
一体的に回転するようにかつ軸線方向に移動不能に設け
られている。可動プーリ半体28と回転プレート29と
は互いに傾斜されており、両者間の隙間が径方向外方へ
向かうに従い漸次狭くなっている。そして、その隙間に
はボール30が周方向に複数介装されている。
一方、出力軸22の外周には円筒状の回転体31がベア
リングを介して回転自在に取り付けられている。回転体
310図中上側には前記可変プーリ24の一構成部品で
ある固定プーリ半体32が溶接されている。回転体31
の外周には円筒状の摺動体33が嵌合されており、この
摺動体33の内周にはカム溝34が形成されている。カ
ム溝34には回転体31に植設されたピン35が嵌合さ
れており、ピン35がカム溝34内を移動する分だげ摺
動体33は回転体31に対して移動可能となっている。
摺動体33の外周には可動プーリ半体36が固定プーリ
半体32に対向するように溶接されており、同可動プー
リ半体36の背部にはクラッチインナ37が溶接されて
いる。クラッチインナ37と回転体31に固定されたス
トッパ38との間にはスプリング39が設げられており
、このスプリング39によってクラッチインナ37、可
動プーリ半体36等は図中入方向へ付勢されている。ま
た、出力軸22の図中下端にはクラッチアウタ40が出
力軸22と一体的に回転するように取り付けられている
。クラッチインナ37とクラッチアウタ40との係合部
分はそれぞれ互いに対応する円錐台状に形成され、クラ
ッチ板37に)まライニング材41が貼着されている。
次に、上記構成のクラッチの動作について説明する。ク
ラッチ軸21が所定回転数に達しない場合には、スプリ
ング39によってクラッチインナ37、可動プーリ半体
36が図中入方向に付勢されて、それらは図中実線で示
す如く、ピン35とカム溝34とで定まる入方向移動限
界位置まで移動している。したがって、この状態におい
てクランク軸21の回転はVベルト25等を介してクラ
ッチインナ37まで伝達されるものの、クラッチインナ
37がクラッチアウタ40に対して離間していることか
ら出力軸22までは伝達されない。
また、この状態において、Vベルト25は出力軸側の可
変プーリ24に大径部分で、またクランク軸側の可変プ
ーリ23に小径部分でそれぞれ係合しており、クランク
軸側の可動プーリ半体28は図中実線で示す如くへ方向
移動限界位置く位置している。
上述の状態からクランク軸210回転数が上がり所定の
回転数に達すると、ボール30にある値以上の遠心力が
働くためボール30は径方向外方に移動して、可動プー
リ半体28をスプリング39の付勢力に抗して矢印B方
向に移動させる。このため、Vベルト25は図中1点鎖
線で示す如くクランク軸21側の可変ブーIJ23に大
径部分で係合するとともに出力軸側の可変ブー1J24
に小径部分で係合する。このとき同時に、クラッチイン
ナ37は可動プーリ半体36と一体になって矢印B方向
に移動し、ライニング材41をクラッチアウタ40に当
接させる。
その後、クランク軸21の回転がさらに上がると、ボー
ル30に働く遠心力が増大することにより、クラッチイ
ンナ37のクラッチアウタ40に対する押圧力が上がり
、クラッチインナ37はクラッチアウタ40に強く当接
して摩擦係合し、クラッチアウタ40を一体的に回転さ
せる。この結果、クランク軸210回転は出力軸22に
伝達される。
ここで、クラッチインナ37とクラッチアウタ40との
摩擦係合面は、互いに円錐台状に形成されていて、周方
向全域に渡って係合面とされていることおよび互いに傾
斜されていることから、小径であるにもかかわらず、広
い面積が確保されている。このため、大きいトルクでも
充分伝達することができ、しかも面圧が低いため耐久性
を向上させることもできる。
また、上記実施例において、クラッチインナ37とクラ
ッチアウタ40との傾斜角度を変えたり、カム溝34の
形状を変えたり、ボール30の質量を変えたりするだけ
で、クラッチの伝達トルク容量を容易に変えたり、断・
続の切換ポイントを変えたりすることもできる。
加えて、上記実施例においては、クラッチインナ37、
クラッチアウタ40を出力軸22に、クラッチの断続の
切換を行なうボール30等の部品をクランク軸21にそ
れぞれ分けて配しているため、それら部品の配置スペー
スを容易に確保することができる。
さらに、クラッチライニング材41を貼着しているクラ
ッチインナ37(シュータイブのものではシューに相当
する)は、シュータイブの場合、ある程度の質量を確保
するために比較的重量の重いZnPCやFe材を用いる
必要があったが、本実施例の場合質量に関係なくAJD
C材等比熱の大きい材料を任意に選ぶことができ、ライ
ニング材41で発生する熱を効率よく発散し得て耐久性
をさらに向上することもできる。またさらに、図中2点
鎖線で示す如く、クラッチインナ37にフィン42を設
ける構成にすれば、放熱性をさらに向上させることがで
き、耐久性がより一層向上する0 なお、本発明は上記実施例に限られることなく適宜設計
変更可能であり、例えば前記ポール30をローラに変え
てもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、クラッチインチと
クラッチアウタとの係合部分をそれぞれ円錐台状に形成
したので、外径を小さく保ったまま摩擦係合面を必要に
応じて広(採ることができ、コンパクト化と負荷容量の
増大化を同時に満足することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はクラッチの一従来例を示す縦断面図、第2図は
本発明の一実施例を示す縦断面図である。 21・・・・・・クランク軸(駆動軸)、22・・・・
・・出力軸(被動軸)、23. 24・・・・・・可変
プーリ、25・・・・・・Vベルト(巻掛伝動部材)、
26・・・・・・固定プーリ半体、28・・・・・・可
動プーリ半体、3o・・・・・・ボール、32・・・・
・・固定プーリ半体、36・・・・・・可動プーリ半体
、37・・・・・・クラッチインナ、39・・・・・・
スプリング、40・・・・・・クラッチアウタ、41・
旧・・ライニング材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 両可変プーリ間に巻き掛けられる巻掛伝動部材によつて
    駆動軸と被動軸との間の動力伝達が行なわれる動力伝達
    装置のクラッチにおいて、前記2軸の一方に取り付けら
    れる可変プーリは、軸に対し回転自在かつ軸線方向に移
    動不能に取り付けられた固定プーリ半体と、同軸に対し
    回転自在かつ軸線方向に移動可能に取り付けられた可動
    プーリ本体とからなり、可動プーリ半体の背部にはクラ
    ッチインナが一体的に取り付けられ、該クラッチインナ
    の可動プーリ半体に対する逆側にはクラッチアウタが軸
    に一体的に設けられ、クラッチインナとクラッチアウタ
    との係合部分は、それぞれ互いに対応する円錐台状に形
    成され、前記クラッチインナは付勢部材によつてクラッ
    チアウタから離間する方向へ付勢されていることを特徴
    とするクラッチ。
JP4233985A 1985-03-04 1985-03-04 クラツチ Pending JPS61201929A (ja)

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JP4233985A JPS61201929A (ja) 1985-03-04 1985-03-04 クラツチ

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JP4233985A JPS61201929A (ja) 1985-03-04 1985-03-04 クラツチ

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JPS61201929A true JPS61201929A (ja) 1986-09-06

Family

ID=12633254

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4233985A Pending JPS61201929A (ja) 1985-03-04 1985-03-04 クラツチ

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JP (1) JPS61201929A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009090440A (ja) * 2007-10-12 2009-04-30 F C C:Kk 駆動力伝達用プーリの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009090440A (ja) * 2007-10-12 2009-04-30 F C C:Kk 駆動力伝達用プーリの製造方法

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