JPS61201740A - 粉粒状鉱石あるいは金属の塊成方法 - Google Patents

粉粒状鉱石あるいは金属の塊成方法

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JPS61201740A
JPS61201740A JP4154785A JP4154785A JPS61201740A JP S61201740 A JPS61201740 A JP S61201740A JP 4154785 A JP4154785 A JP 4154785A JP 4154785 A JP4154785 A JP 4154785A JP S61201740 A JPS61201740 A JP S61201740A
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JP
Japan
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binder
metal
ore
mixture
briquettes
Prior art date
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Pending
Application number
JP4154785A
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English (en)
Inventor
Jutaro Yoshimori
吉森 寿太郎
Seishiro Matsuzuka
松塚 征四郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Jiryoku Senko Co Ltd
Original Assignee
Nippon Jiryoku Senko Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は鉄鉱石の粉粒状体や、各種スラブから回収され
る微細な金属粒等を製銑、製鋼の原料その他に有効利用
する為に取扱い易い形態となす方法に関するものである
〈従来の技術〉 ダライ粉等の繊維状あるいは線状の物はそれらを単に圧
縮成型するのみで塊状物となるので、そのま−加圧成型
し製鋼原料に用いられているが、もっと小さい粉粒状の
金属クズや製銑製鋼工程に於ける各種のスラグから破砕
、磁選処理を施して回収された微細金属はそれらを単に
圧縮成型するのみでは成型されず、高温・高圧下でも相
当な温度と高い圧力を要する。
又微細金属を缶の中に収納した状態で成型しても該成型
物体内に空隙が多く、空気が存在しサビ発生の原因とな
るし、更には溶湯中に投入すると存在する空気あるいは
サビから発生するガスが急激に膨張し、突沸現象を起こ
す欠点がある。
そこで、これら微細金属をバインダーによって塊状化す
る方法が開発されている。その方法として (1) 、セメントやベントナイト等の無機バインダー
を用いる方法。
(2)、ポリウレタン系の熱硬化性樹脂を用いろ方法。
(3) 、ポリビニールアルコール(pvA)やカルボ
キシメチルセルローズ(CMC)を用いる方法。
(4)フェノール系樹脂を用いる方法。
があるが、いずれの方法も一長一短がある。即ち(1)
の方法はバインダー量を約10重量%位と多量で、水を
加えて混練し、高圧成型する方法であるが、バインダー
量が多いので金属品位が低下すると共に8分が増加する
難点があり、更にはバインダーは水和反応で固まってい
る為に溶湯中に投入すると瞬間的に粉化し塊状化の効果
が少ない。又、この方法による塊状物は落下強度が小で
約3mの高さから落下すると割れたり粉化したりしてそ
の取扱いが不便である。
次に(2)の方法は原料を180〜200℃に加熱し、
バインダーを約10重量%添加混合し成型するものであ
り、(4)、S、P等の有害成分を殆ど含まない点は望
ましいがバインダーが高価な事、加熱に手間と費用を要
する事等実操業上の問題がある。又(3)の方法は少量
(約0,5重量%)のバインダーを添加し、散水し乍ら
混合し常温常圧下で成型する事により重合反応によって
塊状化でき、原料表面をこのバインダーがコーティング
してその後の酸化を防止できるが、やはりバインダーが
高価過ぎる事と得られる塊状物の落下強度が小であると
いう問題がある。
更に(4)の方法はバインダーを05〜1.0重量%添
加して混練し、高圧団鉱機にて約3.5t/c−程の高
圧をかけて成型する方法で、設備投資も大きく、コスト
が高くなるという問題がある。
又粉粒状鉱石は一般にセメント又はセメントとベントナ
イト等をバインダーとして造粒又シよ団鉱機にて製団す
る方法が用いられてb)るが鉱石の品位の低下あるいは
鉱石は比重が重いので重量が太き(製団・造粒直後の落
下や積み変えによる破壊によるロスが大きく、かつ水分
の添加によるその後の乾燥操作、強度発現までの養生場
所等も必要でコスト高となる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明は上述の諸問題を解消し処理が簡単で、しかも十
分な強度が発現される様な方法を提供せんとするもので
ある。
く問題点を解決する為の手段〉 本発明では上記目的達成の為に、鉱石ある0ζま金属の
粉粒体に、フェノール樹脂、ポリシアネート及び4フェ
ニルプロピルピリジンから成るバインダーを添加混合し
、型枠に流し込み振動を与えた後、5〜20分間静止す
ることを特徴とする粉粒状鉱石あるいは金属の塊成方法
を採用する。
〈実施例及び作用〉 以下本発明を開発するに際して行った試験及びその結果
を示す。即ち、製鋼スラグから回収した微細粒鉄、製銑
や脱硫スラグから回収した微細粒鉄、転炉から飛散した
ダストから回収した微細粒鉄、粉鉱石を原料とし、バイ
ンダーとして、フェノール樹脂系のAp−P2O3,ポ
リシアネート系の人、−1750、硬化剤として4フェ
ニルプロピルピリジンを添加混合し、成型型枠に詰めコ
ンクリート耐圧試験機で圧縮強度を変えて円柱状(32
mmφX 35mm)に成型し、空気中で養生後、経過
時間ごとに落下試験、圧壊試験を行った。又同様の操作
で混合後、型枠に入れて振動を与えて充填を良くし、そ
のま−静止しく約5〜20分間)でおくと硬化するので
成型し、空気中で養生後、経過時間ごとに落下試験等を
行い、前者との比較試験を行った。
第1表に使用原料の粒度分布を示す。
プレス成型、振動詰込みを行った結果を第2表に示す。
第2表 この第2表中硬化剤というのは4フェニルプロピルピリ
ジンの事である(以下同じ)。
又上記第2表中添加量は重量%で、又圧壊強度はkg/
個で示す。又Mol〜No6の試料は成型圧2t/ci
で成型したもの、N07の試料は型枠に流し込み3ca
+高さに持上げ5回とんとんと落下させた(以下振動詰
め込みという)ものを用いた。
以上の予備試験結果にもとづき、バインダーの組合せ関
係の試験を行い、第3.4表に示す。
上記の如くバインダーを配合後、混合し、プレス成型し
tコ場合と、振動詰め込みを行った場合につき比較試験
を行った。その結果、プレス成型を行うと長期強度、短
期強度共に高いが、振動詰め込みでも10分後には十分
な強度を有し、30分を経過すると2mの高さから落下
しても崩壊しない強度を示す。
次に上記第1表に示す微細粒鉄(A)に有機バインダー
を配合後、混合し、振動詰め込みを行った結果を第5表
に示す。
次に上記第3表〜第6表に示す成型物を、ハイアルミナ
ルツボに入れシリコニット電気にて昇温b 1580℃
まで上げ、1000℃以上からは100’e コとに鉄
棒にて圧縮したが、成型後5分以上経過したものは、鉱
石や鉄が溶解する温度、即ち鉱石は1390℃、鉄は1
560℃までは全く破壊しなかった。
又約160O℃に保持した溶湯中に投入する試験に於い
ては、セメントやベントナイトを用いたものは瞬間的に
破壊し飛散したのに対し、本発明方法によるものは静か
に溶解した。これはセメントやベントナイト添加のもの
はその添加量が多く水和反応で固まっているのに対し、
本発明方法によるものは有機バインダーにょる塊成化で
あり、かつ用いる有機バインダーの量も少量である為と
考えられる。
〈発明の効果〉 本発明によれば、高圧の成型機や団鉱機を用いる必要が
なく、又高温加熱をする必要がな(、少量のバインダー
を添加混合し、その後は型枠内へ詰め、振動を与えるか
又は圧縮するにしても小さな圧力で圧縮するかの簡単な
操作で十分な強度を有する塊状体が得られ、大規模な設
備や乾燥養生の為の広範な場所を必要としない。しかも
得られる塊状体はその表面が有機バインダーでコーティ
ングされている為にサビの発生を防げるので製銑、製鋼
用副原料として用いる場合のその後の取扱に便利である
と共に、塊状体そのものが比重が大である特性を利用し
板状に成型して電磁波速音板として直接的に利用する事
も可能である。
特許出願人 日本磁力選鉱株式会社 代 理 人 万古 教晴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、鉱石あるいは金属の粉粒体に、フェノール樹脂、ポ
    リシアネート及び4フェニルプロピルピリジンから成る
    バインダーを添加混合し、型枠に流し込み振動を与えた
    後、5〜20分間静止することを特徴とする粉粒状鉱石
    あるいは金属の塊成方法。
JP4154785A 1985-03-02 1985-03-02 粉粒状鉱石あるいは金属の塊成方法 Pending JPS61201740A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6220836A (ja) * 1985-07-20 1987-01-29 Neos Co Ltd スラグ回収粉鉄用結着剤
WO2007108984A3 (en) * 2006-03-13 2008-09-25 Univ Michigan Tech Production of iron using environmentally-benign renewable or recycled reducing agent
US7955412B2 (en) 2006-03-24 2011-06-07 Mesabi Nugget Llc Method for producing agglomerated material

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