JPS61201013A - 中空芯鞘型繊維 - Google Patents

中空芯鞘型繊維

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JPS61201013A
JPS61201013A JP60038416A JP3841685A JPS61201013A JP S61201013 A JPS61201013 A JP S61201013A JP 60038416 A JP60038416 A JP 60038416A JP 3841685 A JP3841685 A JP 3841685A JP S61201013 A JPS61201013 A JP S61201013A
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JP
Japan
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oil
core
fiber
polymer
sheath
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Pending
Application number
JP60038416A
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English (en)
Inventor
Makoto Sasaki
誠 佐々木
Jun Yoshida
純 吉田
Yoshishige Shimizu
喜茂 清水
Eiji Kinoshita
木下 栄二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し差業上の利用分野〕 本発明は敷布団、掛布団、枕、クッション及び縫ぐるみ
等の詰綿並びに毛布のパイル糸、カーペットのループ糸
或いはカットパイル糸に混綿することにより、こnらの
製品に耐久性のある「快適睡眠効果Jt付与することが
可能な寝装並びにインテリア分野に好適な繊維に関する
し従来の技術〕 香料に精神的又は生理的な作用があることは従来からよ
く知らnており、特に植物精油が何らかの生理活性とそ
れに伴う心身への影響があることが近時間らかになりつ
つらる。こうし几香料の効用を見厘して、芳香植物、生
薬等の精油又は抽出物の嗅覚刺激によって特定の精神的
な病気會治丁という新しい治療法が「アロマテラピー」
として確立さnてお9、−例として薫香を嗅ぐことによ
る精神的効用に看目し友心身症治療への導入を挙げるこ
とができる。この植物精油香料上寝装、インテリア或い
に住居の内装材・屋内装置品に適用して居ながらにして
、「アロマテラピー」と同様の健康の几めになる効果を
得ようとする試みが種々行ゎnてきたが、(1)  ア
ロマテラピーに利用される植物精油成分物質は極めて多
くの種類の化合物から構成さnており、アロマテラピー
効果を真に得ようとするならば、特定の天然精油及び天
然精油から単離される成分を組合せて使用する必要があ
る、 (2)天然精油成分のほとんどが沸点150〜190℃
のモノテルペン或いにジテルペン化合物であり、空気中
への揮散が早くアロマテラピー効果が長持ちしない、 (3)  特に繊維製品に適用した場合、水洗い或いは
洗濯により天然精油成分が脱落する 等の欠点を有するものであつ友。
〔発明が解決しようとする問題点J 本発明は、上記(1)、 (2)、 (3)の問題点を
解決せんとするものであり、■特定の天然精油及び天然
精油から単離される成分のうちから選ばnる数種類以上
の天然精油及び天然精油゛から単離される成分上組合せ
て使用し、アロマテラピー効果のな力為でも特に梢神鎮
靜及び快適睡眠の効果を得んとすること、並びに■中量
芯鞘型繊維の芯部會構成する重合体に天然精油並びに天
然精油から単離される成分會繊維に含有せしめ、香りに
耐久性會与えんとすることにある。
〔問題点上解決するための手段〕
本発明の要旨とするところは、繊維横断面の中IL?に
中空部分會有する芯鞘型複合繊維の芯部tagする重合
体に下記の天然精油及び天然精油から単離される成分を
各々(1)〜(6)式に示す範囲の重量比で配合した精
油混合物を重量比で0.1〜10.0%含有せしめ、繊
維横断面の中壁部分全通して上記天然精油及び天然精油
から単離される成分會徐放させるようにし次中空芯鞘型
繊維にある。
レモンオイル    10〜20チ  −(リペルガモ
ットオイル  5〜15チ  −(2)ラベンダーオイ
ル   2〜8%  −(5)レモングラスオイル 2
〜 El   −(41セダーウツドオイル 2〜8−
  −(5)ジャスミンアブソリュート α5〜t5%
     −(6)以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の繊維が耐洗濯性に優n、かつ長持ちするアロマ
テラピー効果を有する理由は次の通りである。即ち、本
発明に於いて天然精油及び天然精油から単離される取分
は重合体内部に分散混合もしくは溶解混合さnており、
そしてこの重合体は繊維横断面の中心に中空部分會有す
る芯鞘型複合繊維の芯部を構成している丸め・天然精油
及び天然精油から単離される成分は繊維横断面の中心に
繊維長手方向に沿って連らなる中量部分を介してのみ外
気へ揮散が可能であり、従って抜群の耐洗濯性を示すと
ともに、森林浴効果の長時間に亘る持続が得らnるので
ある。
本発明の中壁芯鞘型繊維の繊維横断面の具体例を第1図
に示すが、勿論こnに限定されるものでにない。繊維の
繊維性能、特に詰綿として使用した場合の嵩高性並びに
芯部會構成する重合体に含有せしめた天然精油及び天然
精油から単離される成分のスムースな揮散の点からは繊
維横断面は第1図(イ)に示すように、中空部分が真円
に近い万が好ましい。
繊維横断面に於ける中空部分の面積比、即ち中壁率は1
0チ以上が必要である。10−未満の場合、天然精油及
び天然精油から単離される成分の外気への揮散が小さく
、森林浴効果が不充分となる。中空気率に大きい程好ま
しいが、現実問題として50%以上にすることは、芯鞘
型の複合繊維の場合かなり難かしい。
中空芯鞘型繊維の芯部を構成する重合体は、湿式、乾式
、或いは溶融紡糸可能な重合体であnば、特に限定さn
ないが、工業的な製造の容易さからに溶融紡糸可能な熱
可塑性重合体であるのが好ましい。天然精油成分のほと
んどに、沸点150〜190℃のモノテルペン或いはジ
テルペン化合物て、耐熱性に劣り熱によって容易に蒸発
或いは分解する几め、熱可塑性重合体のなかでも特に融
点(軟化点)の低い重合体を用いて天然精油及び天然精
油から単離される成分を分散混合し、低い温度で複合溶
融紡糸するのが好ましい。また、この芯部全構成する熱
可塑性重合体は水分によって加水分解しない重合体であ
るのが好ましい。天然精油及び天然精油から単離される
成分を乾燥し、かつ乾燥状態を保ったまま重合体に分散
混合させることは工業的に極めて複雑な操作が必要であ
り、経済的でないからである。
このような重合体として最も好ましいのは、ポリエチレ
ン重合体、或いにポリエチレン共重合体である(以下、
総称してポリエチレン系重合体と略す)。
ポリエチレン重合体に低密度ポリエチレン、中密度ポリ
エチレン或いは高密度ポリエチレンのいずnであっても
差支えない。直鎖状の所謂リニアポリエチレン(多くの
場合、若干のC4又はC6共重合成分七含む)でも勿論
可能である。
又ポリエチレン共重合体としては、エチレンと酢酸ビニ
ルi95 : 5〜70:30の範囲で共重合したポリ
エチレンビニルアセテート或いはエチレンとエチルアI
I)V−)kg5:5〜70:30の範囲で共重合しt
ポリエチレンアクリレート等が使用可能である。
本発明の中空芯鞘型繊維の鞘部を構成する重合体として
は、芯部に熱可塑性重合体を配する場合には、同じく熱
可塑性重合体であるのが好ましく、通常合成繊維に賞月
さnているポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステル
等の重合体のなかから選べばよい。優n7te繊維性能
、特に詰綿にし几場合の嵩高性、腰の強さ、へ′!′c
vにくさからは、ポリエステルが推賞されるが、この場
合優nた繊維性能を充分に引出すために95モル嗟以上
がエチレンテレフタレートの繰返し単位から構成される
ポリエチレンテレフタレート重合体が最も望ましい。
本発明の中空芯鞘型繊維は次のようにして得ることがで
きる。第1図(イ)に示す繊維横断面を有する繊維を例
にと9以下説明する。即ち、第2図に示す複合紡糸口金
装置から2植類の重合体1(芯部を構成する)及び2(
鞘部を構成する)を芯鞘型配置で紡出し、常法に従い冷
却用9気で冷却したあと油剤を付与し缶に振り込む。紡
糸口金の吐出孔及び2梅類の重合体の芯鞘型配置全第3
図に例示する。ここで紡糸口金の吐出孔形状は重要であ
り、繊維横町面の中空部分を真円にぜんとする場合は、
第4図(イ)。
(ロ)に例示するように円弧スリットの両端部に特別の
工夫を要する。第5図に例示する従来の吐出孔形状1有
する紡糸口金音用いた場合、得らnる繊維横断面は第6
図に示す工うな形状となり好ましくない。
ここで芯部を構成する重合体と鞘部全構成する重合体の
溶融吐出時の溶融粘度の差に本発明の中空芯鞘型繊維を
得る上で重要なポイントである。要扛株々の重合度の重
会体會組合せて試紡し、経験的に最も好ましい重合度の
組合せに決めnばよいが、特にポリエチレン系重合体を
芯部に配し、ポリエチレンテレフタレート重合体を鞘部
に配する場合は、ポリエチレン系重合体のM、工、(メ
ルトフローインデックス: ASTM試験法D1238
に拠る:単位に27分)は15〜25の範囲にあり、か
つポリエチレンテレフタレート重合体の相対粘度(メタ
クレゾール。
25℃)は1.55〜1.70の範囲にあることが必要
であり、上記範囲にない重合体の組合せでは全く中空部
分が形成さnないが、或いは中空部分は形成されるもの
の、中空率が極めて小さくなってしまい、本発明の中空
芯鞘型繊維は得らnない。即ち、2f+i類の重合体に
溶融吐出時に芯部重合体よりも鞘部重合体の万がやや溶
融粘度が高くなるように選ぶのがポイントであり鞘部重
合体の溶融粘度が芯部重合体の溶融粘度より相当に高い
場合に、第7図(イ)の如き繊維横断面となp、又鞘部
重合体の溶融粘度が逆に低い場合は第7図(ロ)の如き
繊維横断面となる。
本発明に於ける芯部及び鞘部を構成する重合体の比″4
に容積比で、芯部:鞘部が20:80〜50:50の範
囲であることか必要である。
芯部の比率が50’2越えると芯鞘構造tきnいにつく
るのが難しくなり、第8図に例示するような繊維横断面
が増加してくる。また芯部の比率が20未満の場合、芯
部重合体へ含有せしめる天然精油及び天然精油から単離
される成分の配会量が減ってアロマテラピー効果が不充
分となる。こnは芯部重合体へ含有せしめる天然精油及
び天然精油から単離される成分の1七むやみと増大させ
ることは溶融紡糸の安定性低下、特に発泡による単糸切
n増加を招来し好ましくないからである。
本発明の中空芯鞘型繊維に於いて、その芯部を構成する
重合体に含有せしめる天然精油及び天然精油から単離さ
れる成分の混合物(n油混合物)について説明すると、
まず レモンオイル0.emon 01l) ffXレモンの
果皮−果実の圧搾によって得らnる精油で、d−IJモ
ネン(90%)、シトラール、リナロール、オクタツー
ルを主要成分として含む。フレグランスジャーナルA6
5(1984年)、P、40「アロマテラピーの薬理的
効用」に゛レモンオイルに鎮痒作用、鎮痙作用及び気分
の清涼作用のあることが紹介さnている。本発明では精
油混合物にレモンオイル’t−10〜20重量%の範囲
で配合するのが好ましい。10重量−未満では効果が薄
く、20重量%を超えると、セル以上増量しても効果が
上がらない。
ベルガモツトオイル(Bergamot 01l)は、
ミカン科のベルガモツトの未熟果皮を圧搾して得らnる
精油で、酢酸リナリル(38〜44チ)、リナロール(
20〜5ob)、アンスラニル酸メチル、リモネン會主
要成分として含む。上記文献によnば、ベルガモツトオ
イルには憂うつな気分、落込んだ気分を直す効果のある
ことが記載さnている。
本発明では精油混合物にベルガモツトオイル15〜15
重量−の範囲で配合するのが好ましい。5重量−未満で
は効果が小さく、15重量SS超超ると、そn以上増量
しても効果が上がらない。
ラベンダーオイル0.avender 01l) u、
シソ科のラベンダーの死金水蒸気蒸留tし溶剤抽出して
得らnる精油で、酢酸リナリル(35〜55%)、リナ
ロール(15〜20%)、3−オクタノン、ラバンジュ
ロールを主要成分とする。
前出の文献によnば、ラベンダーオイルには不安な気分
、緊張した気分を鎮める効果のあることが記述さnてい
る。本発明では精油混合物にラベンダーオイルt2〜8
重量−の範囲で配合するのが好ましい。2重量−未満で
は効果が不充分であり、8重量%’を超えるとそn以上
増量しても効果が上がらない。
レモングラスオイk 0.emon−gra、ae 0
1l) ff、 1イネ科のレモングラス(インド、中
国に植生)の葉を水蒸気蒸留して得らnる精油で、シト
ラール(75〜85% )、ゲラニオール、メチルへフ
チノン金主要成分とする。フレグランスジャーナル7j
i65(1984年)、P、46rアロマテラピーの効
用について」には、レモングラスオイルの主成分である
シトラールに血管拡張・血圧降下作用のあることが紹介
さnている。本発明では精油混合物にレモングラスオイ
ルt2〜8%の範囲で配合するのが好ましい。2チ未満
でに効果が薄く、8%’を超えると七n以上増量しても
そn程効果に増加しない。
セダーウッドオイル(Ceder−wood 01l)
 f@ 、北米に植生するヒノキ科のセダーウッド(エ
ンピッビヤクシン材)の樹幹・樹皮を水蒸気蒸留して得
らnる精油で、セドロール(3〜14チ)、セドレン(
8%)Ii−主要成分として含むOセダーウッドオイル
は森林中に発散さn標っている檜の香り’に7Kしてお
す、木の香りの気分鎮静効果がある。本発明では精油混
合物にセダーウッドオイルt2〜8重量%の範囲で配合
するのが好ましい。2重量%未満でに効果が小さく、8
重量%に超えると檜の香りがきわだって不自然になる。
なお、セダーウッド(エンピッビヤクシン材)の動物へ
の薬理作用については、フレグナンスジャーナル憲65
(1984年)、P、7[森林の生態と発散物質の作用
について」にある種の覚醒効果のあることが記述さnて
いる。
ジャスミンアブソリュート(Jasmin Ab50l
ute)に、モクセイ科のジャスミンの花から溶剤抽出
して得らnる精油で、ベンジルアセテート(65チ)、
リナロール(1s%)、ベンジルアルコール、ゲラニオ
ール(10チ)、Chis−ジャスモン(3%)t−主
要成分として含む。前出の7レグナンスジヤーナル46
5(1984年)、P。
40「アロマテラピーの薬理的効用」に工nばジャスミ
ンアブソリュートには過敏な気分、ヒステリーを鎮める
効果のあることが紹介さnている。本発明では精油混合
物にジャスミンアブソリュートをα5〜1.5重量%の
範囲で配合するのが好ましい。15重量−未満でに効果
が不充分であり、1.5重fk%を超えるとジャスミン
アブソリュートは高価なため、経済的に不利となる。
本発明で用いる精油混合物には上記6糧類の天然精油及
び天然精油から単離される成分に加え、他の天然精油及
び天然精油から単難される成分を混合することは勿論可
能であり、具体的には次の天然精油群から選ば扛る10
.!jないし2種以上の天然精油を混合するのが良い。
即ち、アンゲリカオイル(Angelica 01l)
 、アンプレットシードオイル(Ambrette−s
eea 01l)。
イランイランオイル(Ylang−ylangOll)
 、オリガナムオイル(Origanam 01l) 
、オリスオイル(Orris 01l) 、  カシ−
オイル(Caseiθ01l) 、カシ−オイル(Ca
nanga 01l) 、カモミルオイル(Cammo
mila 01l) 、カヤブチオイル((!ajup
utO1l) 、カシ−オイル(Calamue ot
x) 、ガルバナムオイ/L/ (Galbanum 
01l) 、グレープフルーツオイル(Grapefr
uit oll) @コスタスオイル(Oos−tus
 01l) 、サンダルウツドオイル(sandal−
wooaOll) 、シトロネラオイ# (C1ton
ella 01l) 、スィートオレンジオイル(f3
weet−orange 01l) 、スペアミントオ
イル(8peamint 01l) 、ダバナオイル(
Davana 01l) 、タンジーオイA/ (Ta
nsy 01l)。
チュベローズ花精油(Tuberose−floyer
 01l) 。
ネロリオイル(Neroli 01l) 、パチュリオ
イル(Patchouli 01l) 、Bつか油(J
apans se−mintOll) 、バニラ(va
ntlla) 、パル”vo−ザオイル(Palmar
ose 01l) 、ヒソツブオイル(Hya50pO
ll) 、ビターアーモンドオイA/ (Bitter
−almondOll) 、ビターオレンジオイル(B
itter−orangeOtl) 、ペパーミントオ
イル(Pepermint 01l) 。
ペニーロイヤルオイル(Penny−royaloil
) 、ペリラオイル(Perilla 01l) 、マ
ンダリンオイル(Mandarin Ol、l) 、ラ
バンジンオイル0.avandinOll) 、 0−
ズオイル(uoae 01l) * ローズマリーオイ
ル(Rosemary 01l)  等でおる。
本発明に於いて、繊維横断面の芯部t−′!Is成する
重合体に含有せしめる天然精油及び天然精油から単離さ
れる成分の精油混合物の量に0.1〜1α0重量%、好
ましくは05〜2−0重量%の範囲であることが必要で
ある。[10.重量%未満の場合、中空部分を通って外
気に揮散する天然精油及び天然精油から単離さn;b取
分の量が少なくなってアロマテラピー効果が不光分とな
る。
10重量%に超える場合に紡糸の安定性が低下し糸切n
が多発する。天然精油及び天然精油から単離さ扛る成分
を重合体に含有(yL会分散。
溶解混合)せしめる方法は現在工業的に利用さnている
多くの方法が利用可能であるが、例えば熱可塑性重合体
に含有せしめる方法としては第9図に示すようなV型プ
レンダーに粉体1粒状体等の重合体と所定量の精油混合
物を仕込み回転によって重合体の表面に精油混合物を均
一に付着させ友あと、第10図に示す複合溶融紡糸装置
に供給し、押出機での混練9を利用して重合体中に精油
混合物を混合分散させる方法がある。
以下、本発明を実施例にて説明する。
〔実施例〕
ウルトゼツクスポリエチレン(三井石油化学社製)45
70(M、工、 = 7.0 )に下記に示す重量比の
高砂香料工業社製精油混合物AromatheraPH
−8565@1重量%添加し、第9図に示すV型ブレン
ダーにてよく混合し、ポリエチレン ゛ビーズの上に精
油混合物を均一に付着させ友。
レモンオイル       15% ベルガモツトオイル    10% ラベンダーオイル      5% レモングラスオイル     5チ セダーウツドオイル     5% ジャスミンアブソリュー)   1 その他    59チ このポリエチレンビーズを芯部に乾燥し九ポリエチレン
テレフタレート(相対粘度1.6s )を鞘部に配する
ように第10図に示す複合溶融紡糸装置に供給し、第4
図(イ)に示す紡糸吐出孔2有する紡糸口金を装着し九
第2図に示す複合溶融紡糸装置から270℃で芯鞘型の
複合紡糸tした・吐出し交糸条扛冷却用窒気で冷却し几
あと油剤を付与し、しかるのち600m/分で引取って
缶に振り込んだ。
このようにして得几未延伸繊維は第1因(イ)に示す繊
維横断面を有するものであった。この未延伸繊維束を集
束し、80万デニルの未延伸糸スライバーとしたあと、
第10.図に示す横型の延伸装置に供給し、50m/分
で4.0倍に延伸し、非接触乾熱型の加熱ボックス(1
80℃)で熱処理したあと、機械m縮付与装置により1
0ケ/インチの捲縮を付与し、コンテナーに振り込んだ
コンテナーに振り込んだ芯鞘型複合繊維延伸トウは引続
きオートクレーブにて130℃で10分間熱処理し、こ
のちと641にカットして短繊維とした。短繊維のデニ
ルは154であった。
以上のようにして得た本発明の中空芯鞘型繊維の短繊維
tE菱レしヨン社製、詰綿ルナエースI、−556(l
X64■に30重f%混綿しカード開繊して得たシート
状ウェブを敷布団用詰綿に用い友ところ、アロマテラピ
ーの香りがする快適睡眠効果に優nる敷布団を得た。こ
の敷布団會ドライクリーニングしてもアロマテラピーの
香pは消えな210.1iつ九。ま九3ケ月経過しても
香りの強さに変化せず、耐久性を有するものであつ九。
〔発明の効果〕
以上の如く、本発明によnば耐洗濯性に優Cかつ徐放性
で長持ちするアロマテラピー効果を有する繊維ケ提供す
ることが可能であり、特に■ 敷布団及び掛布団の詰綿 ■ 杭用の詰綿 ■ クッション、縫ぐるみ用の詰綿 ■ 毛布のパイル糸 ■ カーペットのループ糸或はカットパイル糸■ カー
テン ■ 椅子用の詰綿 等の寝装、インテリア分野の製品に適用すると居ながら
にして精神の鎮静及び快適睡眠の効果?享受できるとい
う格別の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の中空芯鞘型繊維の1例の繊維横断面
図、第2図は溶融複合紡糸装置のノズル部の1例の縦断
面図、第5図に紡糸吐出孔に対する芯及び鞘部を構成す
る重合体の配置図、第4図は、第1図に示す繊維横断面
形状を得る友めの紡糸吐出孔スリット形状図、第5図は
、中受繊維製造用に通常用いらnる紡糸吐出孔スリット
形状図、第6図は、第5図の紡糸吐出孔スリット力為ら
製造される中空芯鞘型の繊維横断面図、第7図は芯及び
鞘部上構成する重合体の溶融粘度の差が不適酒な場合に
得らnる繊維横断面図、第8図は、芯及び鞘部を構成す
る重合体の比率が不適邑な場合に得らnる繊維横断面図
、第9図は、V型プレンダーの概略図、第10図は、本
発明の中空芯鞘型繊維に製造するのに用いる夜会溶融紡
糸装置の1例の概略図、第10.図は、同じく延伸装置
の1例の概略図である。 1・・・芯 部、    2・・・鞘 部、3・・・中
空部分、   4・・・押出機、5・・・紡糸頭、  
  6・・・口金装置、7・・・オイリングローラ−1 8・・・引取りローラー、 9・・・缶、    10・・・削 板、10.−・−
0金板、 12・・・中受繊維用吐出孔スリット、13・・・延伸
ローラ一群、14・・・乾熱加熱面、15・・・引取り
ローラ一群、 16・・・機械捲縮用クリンパ−o −ル、17・・・
機械捲縮用クリンパ−ボックス、18・・・トウコンテ
ナー。 ・\ 代理人 弁理士  吉 沢 敏 夫:、、、’、’S)
ゝ−+;10. 不 1回 率2図 卒3日 (イ)      (ロ) 第4 図 早5図 第 G 図 第7 図 第8 何 席 9 日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、繊維横断面の中心に中空部分を有する芯鞘型複合繊
    維の芯部を構成する重合体に下記の天然精油及び天然精
    油から単離される成分を各々(1)〜(6)式に示す範
    囲の重量比で配合した精油混合物を重量比で0.1〜1
    0.0%含有せしめたことを特徴とする中空芯鞘型繊維
    。 レモンオイル10〜20%−(1) ベルガモツトオイル5〜15%−(2) ラベンダーオイル2〜8%−(3) レモングラスオイル2〜8%−(4) セダーウツドオイル2〜8%−(5) ジヤスミンアブソリユート0.5〜1.5%−(6)2
    、少なくとも70モル%以上がエチレンの繰返し単位か
    ら構成されるポリエチレン系重合体を芯部に配すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の繊維。 3、少なくとも95モル%以上がエチレンテレフタレー
    トの繰返し単位から構成されるポリエチレンテレフタレ
    ート重合体を鞘部に配することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項及び第2項記載の繊維。 4、繊維横断面に於ける中空部分の面積比(中空率)が
    10%以上であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項、第2項又は第3項記載の繊維。 5、芯部を構成する重合体と鞘部を構成する重合体の比
    率が容積比で、芯部:鞘部=20:80〜50:50の
    範囲であることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第
    2項、第3項又は第4項記載の繊維。 6、芯部を構成するポリエチレン系重合体のM.I.(
    メルトフローインデックス)が0.5〜25であり、か
    つ鞘部を構成するポリエチレンテレフタレート重合体の
    相対粘度が1.55〜1.70であることを特徴とする
    特許請求の範囲第3項、第4項又は第5項記載の繊維。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100402715C (zh) * 2005-04-27 2008-07-16 天津工业大学 一种功能纤维及其制造方法

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