JPS61200811A - 膜分離装置 - Google Patents

膜分離装置

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JPS61200811A
JPS61200811A JP4094385A JP4094385A JPS61200811A JP S61200811 A JPS61200811 A JP S61200811A JP 4094385 A JP4094385 A JP 4094385A JP 4094385 A JP4094385 A JP 4094385A JP S61200811 A JPS61200811 A JP S61200811A
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JP
Japan
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membrane
stage
membranes
water
clogging
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Application number
JP4094385A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Ishii
保彦 石井
Yasunobu Murakami
村上 恭庸
Kazuo Suzuki
和夫 鈴木
Shigeki Kayoshi
嘉義 茂樹
Mitsuharu Furuichi
光春 古市
Naoto Ichiyanagi
直人 一柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は膜分離装置に係り、特に、被処理水を膜分離処
理するための膜を多段に設けた膜分離装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
高度な膜分離処理水を得るための装置として、膜を多段
に設けた装置が公知である。
例えば、分画分子量の異なる限外濾過膜を1分画分子量
の大きい順に設置し、この順に通水するようにした装置
や、逆浸透膜を塩除去率の小さい順に設け、被処理水を
順次に低塩除去率側から高塩除去率側へ通水するように
した装置、限外濾過膜と逆浸透膜等異なる膜を組合せた
装置などが知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記公知の装置では、■除去率の異なる複数の膜もしく
は種類の異なる膜を用意せねばならない、■膜の種類が
異なる場合には洗浄方法も異なる、等のことから保守管
理が極めて煩雑である。
〔問題点を解決する為の手段〕
本発明は、膜を多段に設け、前段側の膜を透過した液を
後段側の膜に供給する様にした多段式の膜分離装置にお
いて、後段側の膜として、その前段側の膜よりも目詰り
の進行した膜を用いる様にしたものである。
〔作用〕
本発明者らは、膜を用いた水処理装置について種々研究
を重ねたところ、次の事項が認められた。
被処理水を膜分離処理すると、時間の経過と共に膜に目
詰りが生じ、次第に透過水量が減少する。一方において
、目詰りの進行に伴ないその膜の除去率が向上する0例
えば、目詰りが進行した限外濾過膜は、新品の限外濾過
膜や目詰りがまだそれ程進行していない限外濾過膜と比
べると、見掛は上、分画分子量が小さくなった挙動を示
す。
また、目詰りが進行した逆浸透膜は、同様に、見掛は上
、塩除去率が高くなった挙動を示す。
従って、本発明の様に、後段側の膜が、前段側の膜より
も目詰りの進行した膜を用いると、膜を除去率の小さい
順に設置し、この順に被処理水を通水して膜分離処理す
る装置と同様の多段膜処理を行なうことができ、処理水
の水質が向上するのである。
また、この様に目詰りの進行した膜を利用する場合には
、種類や除去率の異なる膜を必要とせず、一種類だけの
膜を用意しておくだけで良い。
〔実施例〕
以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本発明の実施例に係る膜分離装置の系統図であ
る0図中1は1段目の膜分離装置(本実施例においては
限外濾過膜分離装置)であって、その透過水は配管1a
を通って第2段目の限外濾過膜分離装置2に供給され−
る。第2段目の限外濾過膜分離装置の透過水は配管2a
から3段目の限外濾過膜分離装置3に送られる0図中1
b、2b、3bは、それぞれ、限外濾過膜分離装置1〜
3からの濃縮水を取り出すための配管である。
而して、各段の限外濾過膜分離装置(以下、単に装置と
いうことがある。)1,2.3に用いられている限外濾
過膜は、それぞれ新品時の分画分子量は同じであるが、
目詰りの進行度合が後段側になる程進行したものとされ
ている。
そして、後段側の装置の膜、例えば第2段目の装置2の
膜は、第1段目の装置1において用いられて目詰りが生
じ、予め設定された第1段目としての基準透過水量より
も透過水量が低下した膜が使用されている。同様に、第
3段目の装置3の膜は第2段目の装置2において用いら
れ、第2段目としての基準透過水量(これは第1段目の
装置基準透過水量よりも当然ながら小さく設定されてい
る。)を下まわる様になった膜が使用されている。
更に、本実施例においては、第3段目の装置3の膜が第
3段目の装置としての基準透過水量を下回った場合に、
この膜を洗浄し透過水量を回復させ、これを第1段目の
装置lの膜として用いている・ この様に、後段側になる程目詰りの進行した膜を用いる
ことにより、見掛は上、分画分子量が次第に小さくなる
膜を多段に設置した装置と同様の処理が行なわれるよう
になり、処理水の水質が向上する。
なお、第1図の実施例においては限外濾過膜分離装置が
3段設置されているが、これは2段でも良く、或いは4
段、以上であっても良い。
また、2段目以降においては、1段目よりも透過水量が
減少するので、図示の様に2段目以降を複数系統とし、
全体としての透過水量を維持するよう構成しても良い。
第2図は本発明の異なる実施例に係る膜分離装置の系統
図である。この第2図の実施例装置においては、1段目
の限外濾過膜分離装置1の上流側に廃水槽11が設置さ
れ、1段目の限外濾過膜分離装置lの濃縮水がこの廃水
槽11に循環される様に配管1bが接続されている。ま
た、限外濾過膜分離装置1.2の間に濾過水槽12が設
置されており、2段目の限外濾過膜分離装置2の濃縮水
がIJ水槽12に返送されるよう構成されている。(即
ち1本実施例においては、各段における濃縮水が、再度
、当該段の上流側に返送されて処理を受ける様になる。
)なお、廃水槽11、濾過水槽12を用いることなく、
a縮木取り出し用の配管1b、2bを直にその上流側の
配管11a、1aに接続するようにしても良い。
第3図は本発明の更に異なる実施例に係る膜分#装置の
系統図であって、各段の限外濾過膜分離装置1,2の濃
縮水をすべて最上流側の廃水槽11に戻すよう構成して
いる。
なお、第2図及び第3図の実施例装置においても、後段
側の限外濾過膜分離装置に用いられている膜は、その前
段側の膜分離装置において使用された目詰りが進行した
透過水量が各段の基準透過水量を下回る様になったもの
が用いられている。
また、第1図の装置と同様に、膜分離装置の設置段数ば
2又は4以上であってもよく、第2段目以後の処理系統
は2又はそれ以上としてもよい、さらに、最も後段側の
nIJ分離処理装置において用いられ、当該段において
予め設定された基準透過水量を下回る様になった膜は、
これを洗浄して透過水量を回復させ、第1段目の限外濾
過膜分離装置lの膜として用いることが出来る。
ト記の各実施例には、膜として限外濾過膜を用いた装置
が示されているが、本発明は逆浸透膜、精密濾過膜を用
いた装置であってもよい、この場合において、各段にお
いて用いる膜はそれぞれ同一種類(例えば限外濾過膜の
み、精密濾過膜のみ、若くは逆浸透膜のみ)とするのが
好ましい。
また、各段の除去率も新品時において同一のものを用い
る様にするのが好ましい0例えば、限外濾過膜の場合で
あれば、分画分子量が同じであるものを用い、逆浸透膜
であれば、塩除去率が同一であるものを用いるのである
。この様にすれば。
装置全体に用いられる膜が一種類で済む様になり、装置
の保守管理が容易になるのである。なお、第2段目以降
の膜への付着物は、これを容易に除去でき、洗浄が簡単
である。
第4図は、3台の膜分離装置A−Cを設置して本発明装
置を構成する場合の一例を説明するものである。(以下
、これらの膜分離装置A、B、Cを単にA、B、Cと称
する。) 第4図の(1)において、A、Bを直列に接続し、Cは
系列外に設置しておく。
また、A−Cにはそれぞれ新品の膜が装着されている。
運転を開始して、通水を継続すると、まずAに目詰りが
生じる。(第4図(2))、そこで、系列外にあったc
t−第1段目に入れ、第1段目のAを第2段目に移す、
そして、第2段目のBを系列外に置く(同(3))。
さらに通水を継続すると、第1段目のCの膜にも目詰り
が生じ、第2段目のAの目詰りが一層進行する。(1′
81(4))。
第1段目のCt−第2段目に移動する。そして、第2段
目のAを系列外に置く、系列外に置かれたAは、膜洗浄
処理する(同(5))。
通水を継続すると、@1段目のB、第2段目のCともに
目詰りが進行するので(同(8))、系列外にて膜洗浄
されたAを第1段目に入れ、第1゜段目′のBを第2段
目に移す、そして第2段目のCを系列外に移し、洗浄す
る。
以下、同様の手順を繰り返すことにより1本発明装置の
運転を継続できる。
この第4図においては、2機の装置を接続しているが、
3機以上を直列に接続する場合も本例と同様にして運転
できる。
また、第4図の実施例では、第3段目の装置を第1段目
、第2段目と切離しているが、第3段目は、膜洗浄時だ
け第2段目と切離し、その他の時は第2段目に接続して
おいても良い。
また、第4図の例では、各装置A−Cを移し替える操作
例が示されているが、第5図に示すようtデ    タ
 −k 5′# 九 慎 繍 十 裏 −一 麹氷 I
P+aン l、イ 和 −一 竺 ■ず  ← L1流
路選択を行うようにしても良い。
第5図を概略的に説明すると、第5図の(1)で、A−
+Bの順に通水されてAに目詰りが生じると(同(2)
)、c−p、の順に通水するよう流路選択しく同(3)
)、C,Aともに目詰りが進行すると(同(4))、8
4Cの順に通水し、Aは膜洗浄する(同(5))。
B、Cともに目詰りが進行すると(同(6))。
A−Hの順に通水し、Cは膜洗浄する。
以下この手順を繰り返す。
〔試験例〕
支え里1 第6図に示すように、直列に第1段目と第2段目の限外
濾過膜分離装置l、2を接続し、第2段目の濃縮水を上
流側の配管1aに戻すよう配管2bを接続した。
第1段目の装置1には限外濾過II(分画分子量200
00)を装着した。また、第2段目の装置2には、新品
時には第1段目の膜と同一除去率の限外濾過膜であった
が、目詰りを起し、透過水量が減少しているものを装着
した。(なお、第2段目の装置2の膜の純水の透過水量
は、1.90m″/IT1′/日であった。) 温度25℃、入口圧力2.0kg/Crn′、循環水量
5501 / Hrとして通水を行ったときの結果を第
1表に示す、なお、第1表中、透過水量、CODMIk
及び色度は、いずれも、第2段目の膜についての値であ
る。
之較l 上記本発明例において、第2段目の装置2の膜を、第1
段目の装置lの膜と同一除去率の新品の膜とした。(な
お、第2段目の装置2の膜の純水の透過水量は7 、0
3m″/rrf7日であった。)このときの処理結果を
第1表に併せて示す。
第1表より、新品時の分画分子量が同じである限外濾過
膜であっても、目詰りが進行し、例えば純水透過量が低
下するようになった膜は。
COD!!1及び色度の除去率が向上し、見掛は上。
分画分子量が小さくなった挙動をすることが認められる
そして、このような挙動により、本発明装置による処理
水の水質は、極めて優れたものになっていることも認め
られる。
〔効果〕
以上詳述した通り、本発明は、膜を多段に設置した膜分
離装置において、後段程目詰りの進行した膜を用いる様
にしたものであり、使用する膜を1種類にでき、しかも
膜を再生するための洗浄回数が少なくて足り、装置の保
守管理が極めて容易になる。しかも、得られる処理水は
、除去率の小さい順に設置された多段膜処理を受けた場
合と同様の極めて優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図の各図は、本発明の実施例に係る膜
分離装置の系統図である。また、第6図は、試験例にお
いて用いた装置の系統図である。 l・・・1段目の限外濾過膜分離装置、2・・・2段目
の限外濾過膜分離装置、3・・・3段目の限外濾過膜分
離装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被処理水を膜分離処理するための膜を多段に設け
    、前段側の膜の透過水を後段側の膜に供給する様にした
    膜分離装置において、後段の膜として、その前段側の膜
    よりも目詰りの進行した膜が用いられていることを特徴
    とする膜分離装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項の装置において、各段の膜
    は新品時に同一除去率の膜であることを特徴とする膜分
    離装置。
  3. (3)特許請求の範囲第1項又は第2項の装置において
    、前段に設けられて目詰りした膜が後段の膜として用い
    られていることを特徴とする膜分離装置。
  4. (4)特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか1
    項に記載の装置において、前段に用いられている膜は、
    後段に用いられていたものを洗浄して透過水量を回復さ
    せたものであることを特徴とする膜分離装置。
JP4094385A 1985-03-01 1985-03-01 膜分離装置 Pending JPS61200811A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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