JPS6120069B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6120069B2 JPS6120069B2 JP52094551A JP9455177A JPS6120069B2 JP S6120069 B2 JPS6120069 B2 JP S6120069B2 JP 52094551 A JP52094551 A JP 52094551A JP 9455177 A JP9455177 A JP 9455177A JP S6120069 B2 JPS6120069 B2 JP S6120069B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- dropout
- time
- circuit
- dropout detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 238000012850 discrimination method Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はビデオ再生機に適用されるドロツプア
ウト検出方式に関する。
ウト検出方式に関する。
ビデオデイスクプレーヤ、ビデオテープレコー
ダ等のビデオ再生機においては、ビデオ信号は
FM記録されており、それから再生されるFM再
生信号にはビデオ信号の欠除したドロツプアウト
が存在する可能性がある。そこで、従来のこの種
機器においてはドロツプアウトの生じた区間を検
出してその区間に代用信号を間挿する補償方法を
採用していた。一般的な検出方式はFM再生信号
のエンベロープを検出するものであるが、ビデオ
デイスクプレーヤの如くその内外周での再生出力
に差があるものに対しては、ドロツプアウト検出
のためにのみ設けた位相比較型FM復調回路を使
つて、その出力を適当なスライスレベルでスライ
スして弁別する周波数弁別方式も利用されてい
る。
ダ等のビデオ再生機においては、ビデオ信号は
FM記録されており、それから再生されるFM再
生信号にはビデオ信号の欠除したドロツプアウト
が存在する可能性がある。そこで、従来のこの種
機器においてはドロツプアウトの生じた区間を検
出してその区間に代用信号を間挿する補償方法を
採用していた。一般的な検出方式はFM再生信号
のエンベロープを検出するものであるが、ビデオ
デイスクプレーヤの如くその内外周での再生出力
に差があるものに対しては、ドロツプアウト検出
のためにのみ設けた位相比較型FM復調回路を使
つて、その出力を適当なスライスレベルでスライ
スして弁別する周波数弁別方式も利用されてい
る。
本発明はこれら方式とは異なり、所定値以上の
ドロツプアウトを正確に検出することができる斬
新なドロツプアウト検出方式、すなわち、記録媒
体からのFM再生信号と、この信号を一定時間遅
延した遅延再生信号とを、イクスクルシブオア回
路に供給してドロツプアウト検出信号を得るよう
にしたドロツプアウト検出方式を提供せんとする
ものである。
ドロツプアウトを正確に検出することができる斬
新なドロツプアウト検出方式、すなわち、記録媒
体からのFM再生信号と、この信号を一定時間遅
延した遅延再生信号とを、イクスクルシブオア回
路に供給してドロツプアウト検出信号を得るよう
にしたドロツプアウト検出方式を提供せんとする
ものである。
第1図は本発明方式の回路例を示したものであ
る。リミタ機能を持つテレフンケン社製IC(品
番TBA120S)1の14番ピンに、ビデオデイスク
から抽出したFM再生信号を、適宜前処理をして
供給する。このICの10番ピンからリミタを施し
たFM再生信号を導出し、その信号はFM復調回
路2に供給される。一方、前記ICの6番ピンか
らのリミタ作用を施されたFM再生信号は2分さ
れ、一方は遅延時間がτ1なる遅延回路3を介し
て、また他方は直接に、イクスクルシブオア回路
4に供される。その排他的論理和出力はドロツプ
アウト検出信号として端子5を通じてドロツプア
ウトスイツチ回路(図示省略)に供される。
る。リミタ機能を持つテレフンケン社製IC(品
番TBA120S)1の14番ピンに、ビデオデイスク
から抽出したFM再生信号を、適宜前処理をして
供給する。このICの10番ピンからリミタを施し
たFM再生信号を導出し、その信号はFM復調回
路2に供給される。一方、前記ICの6番ピンか
らのリミタ作用を施されたFM再生信号は2分さ
れ、一方は遅延時間がτ1なる遅延回路3を介し
て、また他方は直接に、イクスクルシブオア回路
4に供される。その排他的論理和出力はドロツプ
アウト検出信号として端子5を通じてドロツプア
ウトスイツチ回路(図示省略)に供される。
前記遅延時間τ1は、本実施例ではFM偏移
(TED方式では、2.8MHz〜4.2MHz)の中心周波
数f0(=3.5MHz)の半波長に相当する時間すな
わち約143ナノ秒(nS)に選ばれているが、以下
の説明から判るようにFM偏移域の周波数の半波
長に相当する時間に選定すれば良い。尚最も望ま
しくは、FM偏移の上、下限周波数をそれぞれ
f1、f2とした場合に、f3=2f1・f2/f1+f2な
る周波数(上記 の例では3.36MHz)の半波長に相当する時間、
すなわち約149nSにすることである。それは、ド
ロツプアウトパルスの分離がより簡単となるから
である。
(TED方式では、2.8MHz〜4.2MHz)の中心周波
数f0(=3.5MHz)の半波長に相当する時間すな
わち約143ナノ秒(nS)に選ばれているが、以下
の説明から判るようにFM偏移域の周波数の半波
長に相当する時間に選定すれば良い。尚最も望ま
しくは、FM偏移の上、下限周波数をそれぞれ
f1、f2とした場合に、f3=2f1・f2/f1+f2な
る周波数(上記 の例では3.36MHz)の半波長に相当する時間、
すなわち約149nSにすることである。それは、ド
ロツプアウトパルスの分離がより簡単となるから
である。
次に、本発明の動作を第2図に示したタイムチ
ヤートを参考にして説明する。第2図a,b,c
はそれぞれ異なる周波数に対するイクスクルツシ
ブオア回路への入出力信号波形を示し、aは上限
周波数の4.2MHz、bは中心周波数の3.5MHz、
cは下限周波数の2.8MHzであり、また、各記号
に付したサフイツクス1,2及び3はそれぞれ
FM再生信号、遅延FM信号(遅延時間は約
143nS)、及びドロツプアウト検出信号を示して
いる。
ヤートを参考にして説明する。第2図a,b,c
はそれぞれ異なる周波数に対するイクスクルツシ
ブオア回路への入出力信号波形を示し、aは上限
周波数の4.2MHz、bは中心周波数の3.5MHz、
cは下限周波数の2.8MHzであり、また、各記号
に付したサフイツクス1,2及び3はそれぞれ
FM再生信号、遅延FM信号(遅延時間は約
143nS)、及びドロツプアウト検出信号を示して
いる。
記号dはドロツプアウト成分である。
図より明らかなように、波形a及びbにおいて
はドロツプアウト以外にもパルス幅がそれぞれτ
2、τ3であるにせのドロツプアウトパルスが生
じている。各パルス幅は、τ2=(1/3.5・1/2
−1/4.2・ 1/2)×103≒24nS、τ3=(1/2.8・1/2−
1/3.5・1/2)×103≒ 36nSである。このように、にせのドロツプアウ
トパルスはその幅が高々40nSである。
はドロツプアウト以外にもパルス幅がそれぞれτ
2、τ3であるにせのドロツプアウトパルスが生
じている。各パルス幅は、τ2=(1/3.5・1/2
−1/4.2・ 1/2)×103≒24nS、τ3=(1/2.8・1/2−
1/3.5・1/2)×103≒ 36nSである。このように、にせのドロツプアウ
トパルスはその幅が高々40nSである。
一方、ドロツプアウトパルスの幅は最も短かい
ものでも最低偏移周波数の半波長に相当する時間
即ち178.6nS以上、又は最高偏移周波数の半波長
に相当する時間である119nS以下である。けれど
も、復調されたビデオ信号には最高偏移周波数以
上の信号成分などは含まれるはずがないからその
周波数以上のドロツプアウト検出は無意味であ
り、無視できる。従つて、ドロツプアウトパルス
は178.6nS以上のものと規定してよい。
ものでも最低偏移周波数の半波長に相当する時間
即ち178.6nS以上、又は最高偏移周波数の半波長
に相当する時間である119nS以下である。けれど
も、復調されたビデオ信号には最高偏移周波数以
上の信号成分などは含まれるはずがないからその
周波数以上のドロツプアウト検出は無意味であ
り、無視できる。従つて、ドロツプアウトパルス
は178.6nS以上のものと規定してよい。
しかるに前述の如く本方式によるにせのドロツ
プアウトパルスはその幅が高々40nSであるか
ら、この両者を区別するのは極めて容易である。
たとえば、フイルタ或いは単安定マルチバイブレ
ータなどを用いることによつて幅のせまいパルス
を除去することができる。また、かかる回路を付
設するまでもなく、イクスクルツシブオア回路を
構成する現実のナンドゲートはたとえばM5340の
場合、20〜40nSの立上り時間の遅れがあるため
上記にせのパルスのように速いパルスには元々応
答しない。よつて、上記回路出力にはにせのドロ
ツプアウトパルスは出てこないとしても誤まりで
はない。
プアウトパルスはその幅が高々40nSであるか
ら、この両者を区別するのは極めて容易である。
たとえば、フイルタ或いは単安定マルチバイブレ
ータなどを用いることによつて幅のせまいパルス
を除去することができる。また、かかる回路を付
設するまでもなく、イクスクルツシブオア回路を
構成する現実のナンドゲートはたとえばM5340の
場合、20〜40nSの立上り時間の遅れがあるため
上記にせのパルスのように速いパルスには元々応
答しない。よつて、上記回路出力にはにせのドロ
ツプアウトパルスは出てこないとしても誤まりで
はない。
また遅延回路3の遅延時間を中心周波数f0では
なく、上記周波数f3に相当したもの、即ち上述の
如く約149nSにすることにより、上記τ2及びτ
3に相当するにせのドロツプアウトパルスはその
幅がともに30nSとなり、これを真のドロツプア
ウトから分離するためにフイルタ或いは単安定マ
ルチバイブレータの如く特別な回路を構成する必
要が生じた場合に、その分離がより簡単になる利
点がある。
なく、上記周波数f3に相当したもの、即ち上述の
如く約149nSにすることにより、上記τ2及びτ
3に相当するにせのドロツプアウトパルスはその
幅がともに30nSとなり、これを真のドロツプア
ウトから分離するためにフイルタ或いは単安定マ
ルチバイブレータの如く特別な回路を構成する必
要が生じた場合に、その分離がより簡単になる利
点がある。
叙上の如く本発明によれば、記録媒体からの
FM再生信号と、それを一定時間遅延した遅延
FM信号とをイクスクルツシブオア回路に入力す
ることにより、その出力として正確なドロツプア
ウト検出信号を得ることができるので、とくにビ
デオデイスクの如く内周と外周で記録波長が異な
り従つてピツクアツプ出力が異なる機器に適用し
て好適である。
FM再生信号と、それを一定時間遅延した遅延
FM信号とをイクスクルツシブオア回路に入力す
ることにより、その出力として正確なドロツプア
ウト検出信号を得ることができるので、とくにビ
デオデイスクの如く内周と外周で記録波長が異な
り従つてピツクアツプ出力が異なる機器に適用し
て好適である。
第1図は本発明方式の回路例を示し、第2図は
その動作説明用タイムチヤートを示したものであ
る。 1…リミタ機能を持つたIC、3…遅延回路、
4…イクスクルツシブオア回路。
その動作説明用タイムチヤートを示したものであ
る。 1…リミタ機能を持つたIC、3…遅延回路、
4…イクスクルツシブオア回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 記録媒体からのFM再生信号と、この信号を
一定時間遅延した遅延FM信号とを、4個のナン
ドゲートで形成されたイクスクルツシブオア回路
に供給して、ドロツプアウト検出信号を導出する
ようにしたドロツプアウト検出方式。 2 一定時間は、FM偏移のほゞ中心周波数の半
波長に相当する時間である特許請求の範囲第1項
記載のドロツプアウト検出方式。 3 一定時間は、FM偏移の上、下限周波数をそ
れぞれf1、f2とした場合にf3=f1・f2/f1+f2
×2、なる周 波数の半波長に相当する時間である特許請求の範
囲第1項記載のドロツプアウト検出方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9455177A JPS5428107A (en) | 1977-08-04 | 1977-08-04 | Drop-out detecting system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9455177A JPS5428107A (en) | 1977-08-04 | 1977-08-04 | Drop-out detecting system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5428107A JPS5428107A (en) | 1979-03-02 |
JPS6120069B2 true JPS6120069B2 (ja) | 1986-05-20 |
Family
ID=14113443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9455177A Granted JPS5428107A (en) | 1977-08-04 | 1977-08-04 | Drop-out detecting system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5428107A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58221608A (ja) * | 1982-06-17 | 1983-12-23 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 連続圧延ル−パ装置 |
JPS6046812A (ja) * | 1983-04-04 | 1985-03-13 | Nippon Steel Corp | 圧延機のテンシヨンメーター装置 |
JPS61970A (ja) * | 1984-06-13 | 1986-01-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 異常信号検出装置 |
-
1977
- 1977-08-04 JP JP9455177A patent/JPS5428107A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5428107A (en) | 1979-03-02 |
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