JPS61200118A - 光半導体封止用エポキシ樹脂組成物 - Google Patents
光半導体封止用エポキシ樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS61200118A JPS61200118A JP3886685A JP3886685A JPS61200118A JP S61200118 A JPS61200118 A JP S61200118A JP 3886685 A JP3886685 A JP 3886685A JP 3886685 A JP3886685 A JP 3886685A JP S61200118 A JPS61200118 A JP S61200118A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- epoxy resin
- resin composition
- transmittance
- curing agent
- epoxy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光透過性及び耐湿性さらには成形性のすぐれ
た可視光線又は(及び)近赤外線又は(及び)赤外線透
過用の光半導体封止用エポキシ樹脂組成物(=関するも
のである。
た可視光線又は(及び)近赤外線又は(及び)赤外線透
過用の光半導体封止用エポキシ樹脂組成物(=関するも
のである。
近年、オプトエレクトロニクス関連技術の進歩はめざま
しく、光半導体素子も広範な分野、場所で使用される様
になって来た。それに伴い耐湿性の要求は一段と厳しく
なって来ている。この分野では半導体対土用として、酸
無水物硬化タイプのビスフェノールAエポキシ樹脂組成
物が使用されている。しかし、従来のエポキシ樹脂組成
物の硬化物は、高温高湿雰囲気下では著しい吸水量の増
加(=伴い素子の劣化をきたし、耐湿性の要求される様
な用途には使用できない。
しく、光半導体素子も広範な分野、場所で使用される様
になって来た。それに伴い耐湿性の要求は一段と厳しく
なって来ている。この分野では半導体対土用として、酸
無水物硬化タイプのビスフェノールAエポキシ樹脂組成
物が使用されている。しかし、従来のエポキシ樹脂組成
物の硬化物は、高温高湿雰囲気下では著しい吸水量の増
加(=伴い素子の劣化をきたし、耐湿性の要求される様
な用途には使用できない。
本発明は従来の光半導体対土用樹脂では達成できなかっ
た高温高湿雰囲気下での耐湿性な得んとして研究した結
果、本発明のエポキシ樹脂組成物を用いる事により、高
温高湿雰囲気下での耐湿性が向上するとの知見を得、更
にこの知見に基づき種々研究を進めて本発明を完成する
に至ったものである。
た高温高湿雰囲気下での耐湿性な得んとして研究した結
果、本発明のエポキシ樹脂組成物を用いる事により、高
温高湿雰囲気下での耐湿性が向上するとの知見を得、更
にこの知見に基づき種々研究を進めて本発明を完成する
に至ったものである。
本発明は一般式
(式中Rはメチレン、エチレン等のアルキレン基又は単
結合を表す。)で示されるエポキシ樹脂をエポキシ樹脂
の全部もしくは一部として用いエポキシ樹脂・硬化剤・
硬化促進剤・滑剤等より成り、硬化した際に700〜1
000 um の波長範囲で透過率が70%以上であ
ることを特徴とする光半導体封止用エポキシ樹脂組成物
である。
結合を表す。)で示されるエポキシ樹脂をエポキシ樹脂
の全部もしくは一部として用いエポキシ樹脂・硬化剤・
硬化促進剤・滑剤等より成り、硬化した際に700〜1
000 um の波長範囲で透過率が70%以上であ
ることを特徴とする光半導体封止用エポキシ樹脂組成物
である。
本発明において用いられるエポキシ樹脂としては、ビス
フェノ−/l/ Aエポキシ樹脂、ノボラック型エポキ
シ樹脂、脂環式エポキシ樹脂等のタイプを使用し、これ
らのエポキシ樹脂は単独で使用しても、二種以上混合し
て使用してもよい。
フェノ−/l/ Aエポキシ樹脂、ノボラック型エポキ
シ樹脂、脂環式エポキシ樹脂等のタイプを使用し、これ
らのエポキシ樹脂は単独で使用しても、二種以上混合し
て使用してもよい。
硬化剤としては多塩基性カルボン酸無水物を単独もしく
は、二種以上混合して使用する。これらの例としては無
水フタル酸、無水へキサヒドロフタル酸、無水テトラヒ
ドロフタル酸、無水コノ・り酸、無水マレイン酸等があ
る。あるいは硬化剤として、フェノールノボラック樹脂
を使用してもよい。また硬化剤のエポキシ樹脂に配合す
る量は、lエポキシ当量に対して、0.5〜1.2当量
が望ましく、それ以外では成形性(二重犬な欠陥を起こ
す等がある。
は、二種以上混合して使用する。これらの例としては無
水フタル酸、無水へキサヒドロフタル酸、無水テトラヒ
ドロフタル酸、無水コノ・り酸、無水マレイン酸等があ
る。あるいは硬化剤として、フェノールノボラック樹脂
を使用してもよい。また硬化剤のエポキシ樹脂に配合す
る量は、lエポキシ当量に対して、0.5〜1.2当量
が望ましく、それ以外では成形性(二重犬な欠陥を起こ
す等がある。
硬化促進剤としては、
■第3級アミン又この誘導体
トリメチルアミン、トリエチルアミン、2.3.4.6
.7.8.9.10−オクタハイドロ−ビラミド(1,
2−a)アゼピン等又は、これらの第4アンモニウム塩 ■有機ホスフィン化合物 (a)第1、第2.第3ホスフィン:オクチルホスフィ
ン、ジフェニルホスフィン、ブチルフェニルホスフィン
、トリシクロヘキシルホスフィン、トリフェニルホスフ
ィン等、 (b)有機第3ホスフインとπ結合を有する化合物のベ
メイン型付加物:無水マレイン酸−トリフェニルホスフ
ィン付加物、チオイソシアネート−トリフェニルホスフ
ィン付加物、ジアゾジフェニルメタン−トリフェニルホ
スフィン付加物等(C)有機ホスホニウム塩:〔φ、P
CH2φ〕■C1e、〔φ、PE t )■IO1〔φ
、PEt)■BrQetc■有機アルミニウム化合物 (a) AA!(OR)s (R: H17ル# )v
基、アリール基、アリール基含有炭化水素基〕ニアルミ
ニウムインプロポキシド、アルミニウムn−ブトキシド
、アルミニウムtert−ブトキシド、アルミニウム5
ec−ブチレート、アルミニウムベンゾエート等、(b
)アルミニウムのβジケトン錯体(アルミニウムキレー
ト)ニアルミニウムアセチルアセトナト、アルミニウム
トリフルオロアセチルアセトナト、アルミニウムペンタ
フルオロアセチルアセトナト等、 ■チタン化合物 ブチルチタネート、チタン白等、 ■酸 類 パラトルエンスルホン酸 等をあげることができる。
.7.8.9.10−オクタハイドロ−ビラミド(1,
2−a)アゼピン等又は、これらの第4アンモニウム塩 ■有機ホスフィン化合物 (a)第1、第2.第3ホスフィン:オクチルホスフィ
ン、ジフェニルホスフィン、ブチルフェニルホスフィン
、トリシクロヘキシルホスフィン、トリフェニルホスフ
ィン等、 (b)有機第3ホスフインとπ結合を有する化合物のベ
メイン型付加物:無水マレイン酸−トリフェニルホスフ
ィン付加物、チオイソシアネート−トリフェニルホスフ
ィン付加物、ジアゾジフェニルメタン−トリフェニルホ
スフィン付加物等(C)有機ホスホニウム塩:〔φ、P
CH2φ〕■C1e、〔φ、PE t )■IO1〔φ
、PEt)■BrQetc■有機アルミニウム化合物 (a) AA!(OR)s (R: H17ル# )v
基、アリール基、アリール基含有炭化水素基〕ニアルミ
ニウムインプロポキシド、アルミニウムn−ブトキシド
、アルミニウムtert−ブトキシド、アルミニウム5
ec−ブチレート、アルミニウムベンゾエート等、(b
)アルミニウムのβジケトン錯体(アルミニウムキレー
ト)ニアルミニウムアセチルアセトナト、アルミニウム
トリフルオロアセチルアセトナト、アルミニウムペンタ
フルオロアセチルアセトナト等、 ■チタン化合物 ブチルチタネート、チタン白等、 ■酸 類 パラトルエンスルホン酸 等をあげることができる。
尚、本発明の一般式で表わされるエポキシ樹脂を用いる
量はエポキシ樹脂全体の好ましくは30重量%以上更に
好ましくは50重量%以上用いる事がのぞましい。
量はエポキシ樹脂全体の好ましくは30重量%以上更に
好ましくは50重量%以上用いる事がのぞましい。
このようなエポキシ樹脂を用いる事により高いガラス転
移点を有する高温高湿雰囲気下での吸水量の小さいエポ
キシ樹脂、11を酸物を得る事ができる。
移点を有する高温高湿雰囲気下での吸水量の小さいエポ
キシ樹脂、11を酸物を得る事ができる。
これを光半導体封止用途に用いた場合、扁温高湿雰囲気
下でも素子の劣化を防止する事ができるのである。
下でも素子の劣化を防止する事ができるのである。
このよう(二本発明方法に従うと、成形性、透過特性(
二優れ、かつ高温高湿雰囲気下での耐湿性に優れる光半
導体封止用エポキシ樹脂組成物を得る事ができる。特に
、より一層の耐湿性が要求されている今日においては、
本発明の産業的意味役割は非常に太きい。
二優れ、かつ高温高湿雰囲気下での耐湿性に優れる光半
導体封止用エポキシ樹脂組成物を得る事ができる。特に
、より一層の耐湿性が要求されている今日においては、
本発明の産業的意味役割は非常に太きい。
以下、光半導体封止用成形材料での検討例で説明する。
例で用いた部は全て重量部である。本発明による実施例
は従来の技術による比較例に比べ成形性、耐湿性等の点
で優れており工業的に利用できる高付加価値を有してい
る。
は従来の技術による比較例に比べ成形性、耐湿性等の点
で優れており工業的に利用できる高付加価値を有してい
る。
実施例で用いたエポキシ樹脂とは次の通りである。
エポキシ樹脂A:YL−933(油化シェルエポキシ製
) エポキシ樹脂B : EPPN−501(日本化薬製)
〔標準構造式〕 実施例1〜3 エポキシ樹脂Axji置部、ビスフェノールAエポキシ
樹脂(エポキシ当量490 ) 100− x重量部に
無水テトラヒドロフタル酸30重量部、2−メチルイミ
ダゾールを2重量部よりなる混合物を加熱溶融混合した
のち、冷却固化、粉砕して、粉末成形材料を得た。これ
らの成形材料の成形性、成形品の耐湿性を測定した結果
、表のように比較例に比べて優れることがわかった。又
、エポキシ樹脂Aが多い程耐湿性が優れることがわかっ
た。
) エポキシ樹脂B : EPPN−501(日本化薬製)
〔標準構造式〕 実施例1〜3 エポキシ樹脂Axji置部、ビスフェノールAエポキシ
樹脂(エポキシ当量490 ) 100− x重量部に
無水テトラヒドロフタル酸30重量部、2−メチルイミ
ダゾールを2重量部よりなる混合物を加熱溶融混合した
のち、冷却固化、粉砕して、粉末成形材料を得た。これ
らの成形材料の成形性、成形品の耐湿性を測定した結果
、表のように比較例に比べて優れることがわかった。又
、エポキシ樹脂Aが多い程耐湿性が優れることがわかっ
た。
実施例4〜6
エポキシ樹脂By重量部、ビスフェノールAエポキシ樹
脂(エポキシ当1490 ) 100−Y1jX量部に
無水テトラヒドロフタル酸30重量部、2−メチルイミ
ダゾールを2重量部よりなる混合物を加熱溶融混合した
のち、冷却同化、粉砕して、粉末成形材料を得た。これ
らの成形材料の成形性、成形品の耐湿性を測定した結果
、表のように比較例に比べて優れることがわかった。又
、エポキシ樹脂Bが多い程耐湿性が優れることがわかっ
た。
脂(エポキシ当1490 ) 100−Y1jX量部に
無水テトラヒドロフタル酸30重量部、2−メチルイミ
ダゾールを2重量部よりなる混合物を加熱溶融混合した
のち、冷却同化、粉砕して、粉末成形材料を得た。これ
らの成形材料の成形性、成形品の耐湿性を測定した結果
、表のように比較例に比べて優れることがわかった。又
、エポキシ樹脂Bが多い程耐湿性が優れることがわかっ
た。
比較例
ビスフェノールAエポキシ樹脂(エポキシ当量490
) 100重量部、無水テトラヒドロフタル酸30重量
部、2メチルイミダゾ一ル2重量部を実施例と同様に材
料化した。この材料の成形品の耐湿性は表の通りで実施
例に比べて大幅に劣る。
) 100重量部、無水テトラヒドロフタル酸30重量
部、2メチルイミダゾ一ル2重量部を実施例と同様に材
料化した。この材料の成形品の耐湿性は表の通りで実施
例に比べて大幅に劣る。
また実施例、比較例とも成形品の700〜1000 u
mの波長域での透過率は70%以上であった。
mの波長域での透過率は70%以上であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rはメチレン、エチレン等のアルキレン基又は単
結合を表す。)で表されるエポキシ樹脂をエポキシ樹脂
の全部もしくは一部として用いエポキシ樹脂・硬化剤・
硬化促進剤・滑剤等より成り、硬化した際に700〜1
000umの波長範囲で透過率が70%以上であること
を特徴とする光半導体封止用エポキシ樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3886685A JPS61200118A (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 | 光半導体封止用エポキシ樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3886685A JPS61200118A (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 | 光半導体封止用エポキシ樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61200118A true JPS61200118A (ja) | 1986-09-04 |
Family
ID=12537127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3886685A Pending JPS61200118A (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 | 光半導体封止用エポキシ樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61200118A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58198526A (ja) * | 1982-05-17 | 1983-11-18 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 耐熱性エポキシ樹脂組成物 |
JPS59129222A (ja) * | 1983-01-14 | 1984-07-25 | Matsushita Electric Works Ltd | エポキシ樹脂成形材料 |
JPS59136321A (ja) * | 1983-01-26 | 1984-08-04 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 光半導体封止用エポキシ樹脂組成物 |
-
1985
- 1985-03-01 JP JP3886685A patent/JPS61200118A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58198526A (ja) * | 1982-05-17 | 1983-11-18 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 耐熱性エポキシ樹脂組成物 |
JPS59129222A (ja) * | 1983-01-14 | 1984-07-25 | Matsushita Electric Works Ltd | エポキシ樹脂成形材料 |
JPS59136321A (ja) * | 1983-01-26 | 1984-08-04 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 光半導体封止用エポキシ樹脂組成物 |
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