JPS61198826A - スペ−スダイバ−シテイ受信装置 - Google Patents
スペ−スダイバ−シテイ受信装置Info
- Publication number
- JPS61198826A JPS61198826A JP60036629A JP3662985A JPS61198826A JP S61198826 A JPS61198826 A JP S61198826A JP 60036629 A JP60036629 A JP 60036629A JP 3662985 A JP3662985 A JP 3662985A JP S61198826 A JPS61198826 A JP S61198826A
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- JP
- Japan
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- frequency
- phase shifter
- signal
- phase
- output signal
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- Radio Transmission System (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
干渉波が少なくなるように、位相制御を行って合成する
出力合成型スペースダイバーシティ受信装置に於いて、
周波数変換器と移相器との間に飽和増幅器を接続し、移
相器出力信号のレベル変動を抑圧して、合成出力信号の
振幅特性を改善したものである。
出力合成型スペースダイバーシティ受信装置に於いて、
周波数変換器と移相器との間に飽和増幅器を接続し、移
相器出力信号のレベル変動を抑圧して、合成出力信号の
振幅特性を改善したものである。
本発明は、マイクロ波、ミリ波等の超高周波無線通信方
式に於いて、干渉波が少なくなるように、主受信信号と
副受信信号との位相差を制御して合成出力するスペース
ダイバーシティ受信装置に関するものである。この際、
制御の安定の為、合成前の受信信号のレベルは安定して
いることが望まれている。
式に於いて、干渉波が少なくなるように、主受信信号と
副受信信号との位相差を制御して合成出力するスペース
ダイバーシティ受信装置に関するものである。この際、
制御の安定の為、合成前の受信信号のレベルは安定して
いることが望まれている。
ディジタル無線通信方式に於けるスペースダイバーシテ
ィ受信装置は、例えば、第6図に示す構成を有するもの
であり、21.22はアンテナ、23.24は高周波増
幅器、25.26は周波数変換器、27.28は中間周
波増幅器、29は合成器、30は帯域通過フィルタ、3
1はマイクロプロセッサ、32は局部発振器、33は移
相器である。
ィ受信装置は、例えば、第6図に示す構成を有するもの
であり、21.22はアンテナ、23.24は高周波増
幅器、25.26は周波数変換器、27.28は中間周
波増幅器、29は合成器、30は帯域通過フィルタ、3
1はマイクロプロセッサ、32は局部発振器、33は移
相器である。
アンテナ21.22は、適度な空間的間隔をおいて配置
されており、それぞれ異なる径路を経て受信される一方
の主受信信号と他方の副受信信号とは、それぞれ低雑音
の高周波増幅器23.24によって増幅され、増幅出力
信号は周波数変換器25.26に加えられ、局部発振器
32からの局部発振信号と混合されて、中間周波信号が
出力され、この中間周波信号は、中間周波増幅器27゜
28により増幅され、合成器29によって合成されて出
力される。
されており、それぞれ異なる径路を経て受信される一方
の主受信信号と他方の副受信信号とは、それぞれ低雑音
の高周波増幅器23.24によって増幅され、増幅出力
信号は周波数変換器25.26に加えられ、局部発振器
32からの局部発振信号と混合されて、中間周波信号が
出力され、この中間周波信号は、中間周波増幅器27゜
28により増幅され、合成器29によって合成されて出
力される。
この合成出力信号の一部は、帯域通過フィルタ30に加
えられる。この帯域通過フィルタ30は、帯域内の中央
及びその両側等の所定の周波数成分を抽出できるフィル
タを含むものであり、それぞれ抽出された周波数成分は
マイクロプロセッサ31に加えられる。このマイクロプ
ロセッサ31は、例えば、特開昭56−72548号公
報に示されているように、帯域内振幅平坦化方式に対応
した処理プログラムを有するもので、そのプログラムに
従って移相器33の移相量の制御が行われる。この移相
器33は、例えば、sin θ、 cos θの制御信
号による合成ベクトル位相で移相制御する無限移相器を
用いることができるものである。
えられる。この帯域通過フィルタ30は、帯域内の中央
及びその両側等の所定の周波数成分を抽出できるフィル
タを含むものであり、それぞれ抽出された周波数成分は
マイクロプロセッサ31に加えられる。このマイクロプ
ロセッサ31は、例えば、特開昭56−72548号公
報に示されているように、帯域内振幅平坦化方式に対応
した処理プログラムを有するもので、そのプログラムに
従って移相器33の移相量の制御が行われる。この移相
器33は、例えば、sin θ、 cos θの制御信
号による合成ベクトル位相で移相制御する無限移相器を
用いることができるものである。
この移相器33により、局部発振器32からの局部発振
信号のうち、周波数変換器26に入力される局部発振信
号の位相が、合成出力信号中の干渉波が少なくなるよう
に制御されるものである。
信号のうち、周波数変換器26に入力される局部発振信
号の位相が、合成出力信号中の干渉波が少なくなるよう
に制御されるものである。
前述の従来例のスペースダイバーシティ受信装置は、局
部発振信号の位相を制御して帯域内振幅平坦化方式によ
る合成を行うものである。これに対して、周波数変換器
26の出力信号の位相を制御して合成する方式も知られ
ている。しかし、この方式は、主信号である周波数変換
器の出力信号の位相を移相器によって直接制御するもの
であるから、その移相器の振幅特性が直接主信号に影響
を与える欠点があり、更に、1種類の移相器で主信号の
周波数が異なる複数の機器を総てカバーすることは困難
である。
部発振信号の位相を制御して帯域内振幅平坦化方式によ
る合成を行うものである。これに対して、周波数変換器
26の出力信号の位相を制御して合成する方式も知られ
ている。しかし、この方式は、主信号である周波数変換
器の出力信号の位相を移相器によって直接制御するもの
であるから、その移相器の振幅特性が直接主信号に影響
を与える欠点があり、更に、1種類の移相器で主信号の
周波数が異なる複数の機器を総てカバーすることは困難
である。
一方、第6図に示す従来のスペースダイバーシティ受信
装置は、局部発振信号の位相を制御するものであるから
、移相器の振幅特性が直接主信号に影響を与えない利点
がある。しかし、マイクロ波帯、ミリ波帯のスペースダ
イバーシティ受信装置に於いては、局部発振信号の位相
を制御する場合でも、主信号の周波数が異なる複数の機
器を1種類の移相器でカバーしようとする場合は、移相
器の振幅特性が周波数変換器の変換損失に影響を与えて
、主信号の振幅特性に悪影響を与える欠点が生じるもの
である。
装置は、局部発振信号の位相を制御するものであるから
、移相器の振幅特性が直接主信号に影響を与えない利点
がある。しかし、マイクロ波帯、ミリ波帯のスペースダ
イバーシティ受信装置に於いては、局部発振信号の位相
を制御する場合でも、主信号の周波数が異なる複数の機
器を1種類の移相器でカバーしようとする場合は、移相
器の振幅特性が周波数変換器の変換損失に影響を与えて
、主信号の振幅特性に悪影響を与える欠点が生じるもの
である。
第7図は移相器33の位相損失特性曲線図であり、0〜
2πの回転位相に対して移相器33の通過損失が変化し
、その変動幅はΔLφとなる。又第8図は回転位相をπ
とした時の移相器33の周波数損失特性曲線図を示すも
のであり、中心周波数近傍で最も小さい損失となるが、
信号帯域内での損失の変動幅はΔLfとなる。このよう
な移相器33の損失の変化によって、局部発振器32か
ら周波数変換器26に加えられる局発電力が変化するこ
とになる。
2πの回転位相に対して移相器33の通過損失が変化し
、その変動幅はΔLφとなる。又第8図は回転位相をπ
とした時の移相器33の周波数損失特性曲線図を示すも
のであり、中心周波数近傍で最も小さい損失となるが、
信号帯域内での損失の変動幅はΔLfとなる。このよう
な移相器33の損失の変化によって、局部発振器32か
ら周波数変換器26に加えられる局発電力が変化するこ
とになる。
周波数変換器25.26に於ける変換損失は、局発電力
に応じて変化し、成る局発電力の時に変換損失は最小と
なる。従って、移相器33の回転位相及び周波数に応じ
た損失変化によって周波数変換器26に加えられる局発
電力が変動し、それによって周波数変換器26の変換損
失が変動して、中間周波信号の振幅が変動することにな
る。従って、スペースダイバーシティによる合成特性が
劣化する欠点があった。
に応じて変化し、成る局発電力の時に変換損失は最小と
なる。従って、移相器33の回転位相及び周波数に応じ
た損失変化によって周波数変換器26に加えられる局発
電力が変動し、それによって周波数変換器26の変換損
失が変動して、中間周波信号の振幅が変動することにな
る。従って、スペースダイバーシティによる合成特性が
劣化する欠点があった。
本発明は、前述の従来の欠点を除去することを目的とす
るものである。
るものである。
本発明のスペースダイバーシティ受信装置は、第1図の
原理ブロック図を参照して説明すると、主受信信号及び
副受信信号と局部発振器7からの局部発振信号とをそれ
ぞれ混合して周波数変換する第1及び第2の周波数変換
器1.2と、これらの周波数変換器1.2により周波数
変換された中間周波信号を合成して出力する合成器3と
、周波数変換器1,2の少なくとも一方の周波数変換器
に加える局部発振信号の位相を制御する移相器4と、合
成器3による合成出力信号中の干渉波が少なくなるよう
に移相器4の移相量を制御するマイクロプロセッサ等か
らなる制御部6と、移相器4と周波数変換器との間に接
続された飽和増幅器5とを備えたものである。
原理ブロック図を参照して説明すると、主受信信号及び
副受信信号と局部発振器7からの局部発振信号とをそれ
ぞれ混合して周波数変換する第1及び第2の周波数変換
器1.2と、これらの周波数変換器1.2により周波数
変換された中間周波信号を合成して出力する合成器3と
、周波数変換器1,2の少なくとも一方の周波数変換器
に加える局部発振信号の位相を制御する移相器4と、合
成器3による合成出力信号中の干渉波が少なくなるよう
に移相器4の移相量を制御するマイクロプロセッサ等か
らなる制御部6と、移相器4と周波数変換器との間に接
続された飽和増幅器5とを備えたものである。
移相器4の回転位相や周波数による損失変化によって、
周波数変換器に加えられる局部発振信号の振幅変化が生
じても、飽和増幅器5は飽和状態で増幅作用を行うもの
であるから、振幅変化を抑圧することができ、それによ
って、周波数変換器に於ける変換損失の変動を少なくす
ることができるものである。
周波数変換器に加えられる局部発振信号の振幅変化が生
じても、飽和増幅器5は飽和状態で増幅作用を行うもの
であるから、振幅変化を抑圧することができ、それによ
って、周波数変換器に於ける変換損失の変動を少なくす
ることができるものである。
以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明
する。
する。
第2図は本発明の一実施例のブロック図であり、第1図
と同一符号は同一部分を示し、8,9はアンテナ、10
.11は低雑音の高周波増幅器、12.13は中間周波
増幅器、14は帯域通過フィルタ、15はマイクロプロ
セッサ(MPtJ)、16はバイアス端子、17は電源
端子である。又飽和増幅器5に於けるQlはFET (
電界効果トランジスタ)、R1−R4は抵抗、01〜C
4はコンデンサ、Ml、M2はマイクロ波整合回路、L
l、L2はマイクロ波チッーク回路である。
と同一符号は同一部分を示し、8,9はアンテナ、10
.11は低雑音の高周波増幅器、12.13は中間周波
増幅器、14は帯域通過フィルタ、15はマイクロプロ
セッサ(MPtJ)、16はバイアス端子、17は電源
端子である。又飽和増幅器5に於けるQlはFET (
電界効果トランジスタ)、R1−R4は抵抗、01〜C
4はコンデンサ、Ml、M2はマイクロ波整合回路、L
l、L2はマイクロ波チッーク回路である。
空間的間隔をおいて配置されたアンテナ8.9で受信さ
れた主受信信号と副受信信号とを高周波増幅器10.1
1で増幅し、周波数変換器1.2で周波数変換し、中間
周波信号を中間周波増幅器12.13で増幅し、増幅さ
れた中間周波信号を合成器3で合成して出力し、その合
成出力信号の一部を制御部6の帯域通過フィルタ14に
加えて所定の周波数成分を抽出し、マイクロプロセッサ
15により移相器4を制御して、合成出力信号中の干渉
波が少なくな葛ようにするものであり、このような動作
については、第7図の従来例に示す場合と同じである。
れた主受信信号と副受信信号とを高周波増幅器10.1
1で増幅し、周波数変換器1.2で周波数変換し、中間
周波信号を中間周波増幅器12.13で増幅し、増幅さ
れた中間周波信号を合成器3で合成して出力し、その合
成出力信号の一部を制御部6の帯域通過フィルタ14に
加えて所定の周波数成分を抽出し、マイクロプロセッサ
15により移相器4を制御して、合成出力信号中の干渉
波が少なくな葛ようにするものであり、このような動作
については、第7図の従来例に示す場合と同じである。
本発明に於いては、第1及び第2の周波数変換器1,2
の少なくとも一方に加える局部発振信号の位相を制御す
る移相器4を有し、その移相器4と周波数変換器2との
間に飽和増幅器5を接続したものであり、その飽和増幅
器5のバイアス端子16又は電源端子17に加える電圧
を設定して飽和増幅を行わせるものである。例えば、ゲ
ート電圧を一定とし、ドレイン電圧をVlll+ v
I12とすると、この飽和増幅器5の出力特性は、第3
図の出力特性曲線図に示すもの2なる。即ち、移相器4
0回転位相による通過損失の変動幅ΔLφに対応する入
力変化に対して、電源端子17からFETのドレインに
加えるドレイン電圧をVDIとした時、飽和増幅器5の
出力は、ΔPLφの変動幅となり、又ドレイン電圧をV
at (< Vat)とした時は、飽和状態で動作する
ことになるから、飽和増幅器5の出力は、ΔPLφ°(
<ΔPLφ)の変動幅となる。従って、飽和状態で動作
させることにより、移相器4の通過損失の変動幅ΔLφ
を抑圧することができることになる。
の少なくとも一方に加える局部発振信号の位相を制御す
る移相器4を有し、その移相器4と周波数変換器2との
間に飽和増幅器5を接続したものであり、その飽和増幅
器5のバイアス端子16又は電源端子17に加える電圧
を設定して飽和増幅を行わせるものである。例えば、ゲ
ート電圧を一定とし、ドレイン電圧をVlll+ v
I12とすると、この飽和増幅器5の出力特性は、第3
図の出力特性曲線図に示すもの2なる。即ち、移相器4
0回転位相による通過損失の変動幅ΔLφに対応する入
力変化に対して、電源端子17からFETのドレインに
加えるドレイン電圧をVDIとした時、飽和増幅器5の
出力は、ΔPLφの変動幅となり、又ドレイン電圧をV
at (< Vat)とした時は、飽和状態で動作する
ことになるから、飽和増幅器5の出力は、ΔPLφ°(
<ΔPLφ)の変動幅となる。従って、飽和状態で動作
させることにより、移相器4の通過損失の変動幅ΔLφ
を抑圧することができることになる。
又バイアス端子16からFETに加えるゲート電圧を設
定して、飽和状態で増幅動作するようにすることも可能
である。
定して、飽和状態で増幅動作するようにすることも可能
である。
又第4図は周波数変換器に於ける変換損失特性曲線図を
示し、局発電力の変動幅が移相器4の通過損失の変動幅
に対応してΔPLφであると、変換損失の変動幅はΔL
Iとなり、周波数による移相器4の通過損失に対応した
変動幅ΔPLfを含めると、変換損失の変動幅はΔL2
となる。しかし、飽和増幅器5の出力特性を、第3図の
VOZに設定した場合のように、ドレイン電圧又はゲー
ト電圧を設定して飽和状態とすると、移相器4の通過損
失の変動幅ΔLφに対して、飽和増幅器5の出力変動幅
はΔPLφ°となり、変動幅は非常に小さくなる。この
ように、周波数変換器2に加えられる局発電力の変化は
殆ど零となる。従って、移相器4の通過損失の変化が受
信信号の振幅特性に影響を及ぼさないものとなる。
示し、局発電力の変動幅が移相器4の通過損失の変動幅
に対応してΔPLφであると、変換損失の変動幅はΔL
Iとなり、周波数による移相器4の通過損失に対応した
変動幅ΔPLfを含めると、変換損失の変動幅はΔL2
となる。しかし、飽和増幅器5の出力特性を、第3図の
VOZに設定した場合のように、ドレイン電圧又はゲー
ト電圧を設定して飽和状態とすると、移相器4の通過損
失の変動幅ΔLφに対して、飽和増幅器5の出力変動幅
はΔPLφ°となり、変動幅は非常に小さくなる。この
ように、周波数変換器2に加えられる局発電力の変化は
殆ど零となる。従って、移相器4の通過損失の変化が受
信信号の振幅特性に影響を及ぼさないものとなる。
第5図は本発明の他の実施例の要部ブロック図であり、
移相器4と周波数変換器2との間に接続した飽和増幅器
5をバイポーラトランジスタQ2によって構成した場合
を示すものである。同図に於いて、C5,C6はコンデ
ンサ、R5,R6は抵抗、M3.M4はマイクロ波整合
回路、L3゜L4はマイクロ波チョーク回路であり、電
源端子18に加える電圧を一定とし、抵抗R5,R6を
調整して飽和状態で動作するように設定するものである
。なお、バイアス電圧又はコレクタ電圧を設定して飽和
状態で動作させるようにすることも可能である。
移相器4と周波数変換器2との間に接続した飽和増幅器
5をバイポーラトランジスタQ2によって構成した場合
を示すものである。同図に於いて、C5,C6はコンデ
ンサ、R5,R6は抵抗、M3.M4はマイクロ波整合
回路、L3゜L4はマイクロ波チョーク回路であり、電
源端子18に加える電圧を一定とし、抵抗R5,R6を
調整して飽和状態で動作するように設定するものである
。なお、バイアス電圧又はコレクタ電圧を設定して飽和
状態で動作させるようにすることも可能である。
このようにトランジスタQ2を飽和状態で動作させるこ
とにより、移相器4の回転位相による通過損失の変動分
が抑圧されて、安定な局部発振信号を周波数変調器2に
加えることができることになる。
とにより、移相器4の回転位相による通過損失の変動分
が抑圧されて、安定な局部発振信号を周波数変調器2に
加えることができることになる。
以上説明したように、本発明は、第1及び第2の周波数
変換器1.2と、合成器3と、局部発振信号の位相を制
御する移相器4と、移相器4の移相量を制御する制御部
6と、移相器4と周波数変換器2との間に接続した飽和
増幅器5とを備えたものであり、移相器4の通過損失の
変動幅による局発電力の変動を飽和増幅器4の飽和状態
の増幅動作によって抑圧することができるから、主信号
の振幅特性を改善することができる利点がある。
変換器1.2と、合成器3と、局部発振信号の位相を制
御する移相器4と、移相器4の移相量を制御する制御部
6と、移相器4と周波数変換器2との間に接続した飽和
増幅器5とを備えたものであり、移相器4の通過損失の
変動幅による局発電力の変動を飽和増幅器4の飽和状態
の増幅動作によって抑圧することができるから、主信号
の振幅特性を改善することができる利点がある。
更に、高周波増幅段や中間周波増幅段の利得変化につい
ても抑圧できるので、スペースダイバーシティに於ける
合成制御を安定化させることができる利点がある。
ても抑圧できるので、スペースダイバーシティに於ける
合成制御を安定化させることができる利点がある。
第1図は本発明の原理ブロック図、第2図は本発明の一
実施例のブロック図、第3図は飽和増幅器の出力特性曲
線図、第4図は周波数変換器の変換損失特性曲線図、第
5図は本発明の他の実施例の要部ブロック図、第6図は
従来例のブロック図、第7図は移相器の位相損失特性曲
線図、第8図は移相器の周波数損失特性曲線図である。 1.2は第1及び第2の周波数変換器、3は合成器、4
は移相器、5は飽和増幅器、6は制御部、7は局部発振
器、8.9は空間的間隔をおいて配置されたアンテナ、
10.11は高周波増幅器、12.13は中間周波増幅
器、14は帯域通過フィルタ、15はマイクロプロセッ
サ、QlはFET、Ml、M2はマイクロ波整合回路、
Ll。 L2はマイクロ波チョーク回路、R1−R4は抵抗、0
1〜C4はコンデンサである。
実施例のブロック図、第3図は飽和増幅器の出力特性曲
線図、第4図は周波数変換器の変換損失特性曲線図、第
5図は本発明の他の実施例の要部ブロック図、第6図は
従来例のブロック図、第7図は移相器の位相損失特性曲
線図、第8図は移相器の周波数損失特性曲線図である。 1.2は第1及び第2の周波数変換器、3は合成器、4
は移相器、5は飽和増幅器、6は制御部、7は局部発振
器、8.9は空間的間隔をおいて配置されたアンテナ、
10.11は高周波増幅器、12.13は中間周波増幅
器、14は帯域通過フィルタ、15はマイクロプロセッ
サ、QlはFET、Ml、M2はマイクロ波整合回路、
Ll。 L2はマイクロ波チョーク回路、R1−R4は抵抗、0
1〜C4はコンデンサである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 出力合成型スペースダイバーシティ受信装置に於いて、 主受信信号及び副受信信号と局部発振信号とをそれぞれ
混合して周波数変換する第1及び第2の周波数変換器(
1)、(2)と、 該第1及び第2の周波数変換器の出力信号を合成して出
力する合成器(3)と、 前記第1及び第2の周波数変換器の少なくとも一方の周
波数変換器に加える局部発振信号の位相を制御する移相
器(4)と、 前記合成器の出力信号中の干渉波が少なくなるように前
記移相器の移相量を制御する制御部(6)と、 前記移相器と前記周波数変換器との間に接続された飽和
増幅器(5)と を有することを特徴とするスペースダイバーシティ受信
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60036629A JPH0644732B2 (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | スペ−スダイバ−シティ受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60036629A JPH0644732B2 (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | スペ−スダイバ−シティ受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61198826A true JPS61198826A (ja) | 1986-09-03 |
JPH0644732B2 JPH0644732B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=12475120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60036629A Expired - Lifetime JPH0644732B2 (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | スペ−スダイバ−シティ受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0644732B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58181341A (ja) * | 1982-04-19 | 1983-10-24 | Nec Corp | ダイバ−シテイ信号合成方式 |
JPS59225628A (ja) * | 1983-06-07 | 1984-12-18 | Fujitsu Ltd | 位相器用制御回路 |
-
1985
- 1985-02-27 JP JP60036629A patent/JPH0644732B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58181341A (ja) * | 1982-04-19 | 1983-10-24 | Nec Corp | ダイバ−シテイ信号合成方式 |
JPS59225628A (ja) * | 1983-06-07 | 1984-12-18 | Fujitsu Ltd | 位相器用制御回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0644732B2 (ja) | 1994-06-08 |
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