JPS6119818B2 - - Google Patents

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JPS6119818B2
JPS6119818B2 JP53022326A JP2232678A JPS6119818B2 JP S6119818 B2 JPS6119818 B2 JP S6119818B2 JP 53022326 A JP53022326 A JP 53022326A JP 2232678 A JP2232678 A JP 2232678A JP S6119818 B2 JPS6119818 B2 JP S6119818B2
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JP
Japan
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engine
state
throttle valve
circuit
rotation speed
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JP53022326A
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JPS54114641A (en
Inventor
Motoharu Sueishi
Masumi Kinugawa
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車エンジンのアイドル時等の回転
速度をエンジン状態等を検出する各センサの出力
により制御するエンジン回転速度制御装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来例えばアイドル時のエンジン回転速度制御
装置には、スロツトル弁をバイパスする補助空気
導管にエンジン温に応じて補助空気量を制限する
補助空気制御弁を設け、回転速度を制御する構成
であつた。例えば特公昭49−40886号公報のも
の。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この従来の装置では、常時閉ループ制御である
ため、例えばアイドル中でなく負荷運転中には、
エンジン回転速度を下げようとして補助空気制御
弁を閉じる方向に作動させる。この状態でアイド
ル運転となると補助空気量が少なくなつてしまつ
ているためエンジン回転が低下してしまつたり、
ストールを起こしてしまうという不具合を生ず
る。また始動時には、常時閉ループ制御を行なう
と補助空気制御弁を開く方向に作動させるため、
空燃比が薄くなりすぎたりして始動が不調になる
という不具合があつた。
従つて、本発明の目的とすることは、上記問題
点を解決して、負荷運転からアイドル運転への移
行をスムーズなものとし、また始動性を良好なも
のとするエンジン回転速度制御装置を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、本発明におい
ては、 エンジンへスロツトル弁をバイパスして補助空
気を供給する導管と、電磁機構を有し前記導管を
通過する補助空気の量をこの電磁機構への通電時
間により制御する補助空気制御弁と、エンジン回
転に同期した信号を出力する回転速度センサとを
有し、エンジンの回転速度をエンジン状態に応じ
た目標回転速度に閉ループ制御するエンジン回転
速度制御装置において、 スロツトル弁の開閉状態を検出する開閉状態検
出手段と、 エンジンの始動状態を検出する始動状態検出手
段と、 エンジンの減速状態を検出する減速状態検出手
段と、 前記開閉状態検出手段にてスロツトル弁の閉状
態が検出され、かつ、前記始動状態検出手段にて
エンジンが始動状態でないことが検出され、 かつ前記減速状態検出手段にてエンジンが減速
状態でないことが検出された時のみ前記閉ループ
制御を実行するよう切換えると共に、前記開閉状
態検出手段にてスロツトル弁の閉状態が検出され
るか、または、前記始動状態検出手段にてエンジ
ンが始動状態にあることが検出されるか、また
は、前記減速状態検出手段にてエンジンが減速状
態にあることが検出された時は前記閉ループ制御
を解除し、所定量の補助空気をエンジンへと供給
するよう切換える切換手段とを備えたことを特徴
とするエンジン回転速度制御装置としている。
〔実施例〕
以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。第1図において、エンジン10は、公知の4
サイクルレシプロ火花点火エンジンで、エアクリ
ーナ11、エアフローメータ12、吸気管13、
サージタンク14、各吸気分岐管15を経て主の
空気を吸入し、燃料、例えばガソリンは各吸気分
岐管15に設けられた電磁燃料噴射弁16から噴
射供給される。
エンジン10の主吸入空気量は、任意に操作さ
れるスロツトル弁17によつて調整され、一方燃
料噴射量は、電子燃料制御ユニツト20によつて
調整される。電子燃料制御ユニツト20は、回転
速度センサをなすデイストリビユータ18によつ
て検出される回転速度と、エアフローメータ12
によつて測定される吸入空気量とを基本パラメー
タとして燃料噴射量を決定する公知のもので、他
に暖機センサ19、スロツトルセンサ25等から
の信号を入力しており、これによつて燃料噴射量
の増減を行う。
空気導管21,22はスロツトル弁17をバイ
パスするように設けられ、両導管21,22の間
には空気制御弁30が設けられている。また、導
管21の一端は、スロツトル弁17とエアフロー
メータ12の間に設けられた空気導入口23に接
続され、導管22の一端は、スロツトル弁17の
下流部に設けられた空気導出口24に接続されて
いる。
空気制御弁30は、基本的にはダイヤフラム式
制御弁であつて、ハウジング31,32間に外周
が巻締めされたダイヤフラム33の変位を、シヤ
フト34を介して弁体35に伝達し弁座36を開
閉する形式のものである。ダイヤフラム33は、
室37,38間の圧力差によつて変位し、またば
ね受皿39を介して圧縮コイルばね40により付
勢され、弁体35の閉弁力を付与されている。
ハウジング31,32間にはダイヤフラム33
と共に保持プレート41が巻締め固定されており
この保持プレート41に設けられたスリーブ42
によりシヤフト34が気密的に案内されている。
また、保持プレート41には小孔43が形成され
ており、この小孔43を介して室37内に大気を
導入させている。
なお、弁体35はニードル弁であつて、弁座3
6との間で形成する流通面積をシヤフト34の変
位量に対して連続的に変化させる。
さらに、空気制御弁30は、弁体35の開度を
間接的に変化させる電磁機構50を備えている。
この電磁機構50は、樹脂製のボビンに巻装さ
れ、ハウジング31に固定された電磁コイル51
と、電磁コイル51の中心に配設された固定鉄心
52と、磁性体で形成され、ピン53でハウジン
グ31に固定された板ばね54と、板ばね54の
先端に対抗するよう設けられた管55,56とか
ら構成されている。そして、板ばね54は、電磁
コイル51が通電されないときは、自身のばね力
で管56を閉じ、電磁コイル51が通電されると
電磁力により管55を閉じる。ここで、管55
は、室38へ大気圧を導くため大気に開放されて
おり、一方管56は、室38へ吸気負圧を導くた
め管57を介してサージタンク14に接続されて
いる。
しかして空気制御弁30は室38内の圧力の大
きさによつて弁体35の開度(つまりスロツトル
弁17をバイパスさせる補助空気の量)を制御す
るもので、室38内の圧力の大きさは吸気負圧を
導く管56の開かれる時間割合つまりは電磁コイ
ル5―1に通電される時間割合で決定される。
電磁機構50は、電子空気制御ユニツト60に
よつて励磁が制御される。この電子空気制御ユニ
ツト60は、デイストリビユータ18、暖機セン
サ19、自動車のクーラー等の空調機用コンプレ
ツサ26とエンジン10の駆動軸を接続する電磁
クラツチ27をオン、オフする空調スイツチ2
8、並びにエンジンのスタータを切換えるスター
タスイツチ29が接続されており、エンジン回転
速度信号、冷却水温信号、スロツトル信号、空調
機のオン、オフ信号並びにスタータのオン、オフ
信号が入力される。
次に第2図により電子空気制御ユニツト60に
ついて詳細に説明する。100はF―V変換回路
で点火用デイストリビユータ18からのエンジン
回転に同期した断続信号が入力され、この信号は
抵抗101,102,103,104、コンデン
サ106、トランジスタ108よりなる波形成形
部で第3図Aの如く波形成形された後、コンデン
サ107,111、ダイオード109,110、
抵抗105によつてエンジン回転速度に比例した
電圧とエンジン回転(断続信号)に同期した鋸歯
状波電圧とを重畳した第3図Bに示す電圧を端子
Bより出力する。200は関数電圧発生回路で、
暖機センサ19の出力信号と空調スイツチ28の
オンオフ信号とが入力され、暖機センサ19の出
力は公知の増幅回路201で増幅されエンジン暖
機状態に応じた電圧信号となる。この電圧信号は
抵抗202、ダイオード203を介して、また空
調スイツチ28からのオンオフ信号は抵抗20
4、ダイオード205を介して後述の第1比較回
路300に出力され、第1比較回路300の比較
レベルDを与える。第1比較回路300は、抵抗
301,302,303、比較器304、並びに
比較器304の反転入力端と出力端との間に接続
されたトランジスタ305からなり、F―V変換
回路100の出力電圧と関数電圧発生回路200
の関数電圧とを比較する。関数電圧発生回路20
0の出力特性は第4図に示すようにエンジン温が
低くなる程出力電圧は大きく空調スイツチ28が
オフのときは第4図の実線に示す如くであり、空
調スイツチ28がオンのときは第4図の破線に示
す如く出力電圧は大きくなる。比較回路300で
はF―V変換回路100の出力電圧が関数電圧発
生回路200の関数電圧により決まる比較レベル
Dより低い期間だけ第3図Cの如く“1”レベル
となる信号Cを出力する。400は積分回路で、
この信号Cに応じてコンデンサ401を定電流充
電若しくは定電流放電するもので、定電流回路4
02並びに403、ダイオード404並びに40
5を備えている。この積分回路400は第3図E
の破線で示すように比較回路300の出力信号C
が“1”レベルの間はコンデンサ401が定電流
放電されるため出力電圧Eが上昇し、出力信号が
“0”レベルのときはコンデンサ401が定電流
放電されて出力電圧Eが低下するようになつてい
る。500は第3図Eの実線で示すように一定周
期の三角波状の電圧Fを出力する公知の発振器で
ある。600は積分回路400の出力電圧Eと発
振器500の三角波状電圧Fとが入力され、両電
圧を比較する第2比較回路で、抵抗601、比較
器602よりなり第3図Gの如く積分回路400
の出力電圧Eの方が大きい期間だけ“1”レベル
となるパルス信号Gを出力する。700はこの第
2比較器600の信号Gを反転増幅する反転増幅
器701を用いた増幅回路で、増幅後の出力は前
記空気制御弁30の電磁機構50の電磁コイル5
1に供給される。900は第3比較回路でF―V
変換回路100の出力電圧を入力するもので、抵
抗901,902,904、コンデンサ903、
比較器905とから構成されており、関数電圧発
生回路200の関数電圧(つまり第1比較回路3
00の比較レベルDを与える電圧)より、抵抗9
02,904によつて所定値だけ高く設定した電
圧HとF―V変換回路100の出力電圧とを比較
する。なおコンデンサ903は比較回路作動の応
答性を遅らすものである。しかしてこの第3比較
回路900はF―V変換回路100の出力電圧が
比較電圧Hより高いときつまりエンジン回転速度
がこの比較電圧Hに対応する比較回転速度より大
きいときは比較器905の出力が“1”レベルと
なり、低いとき“0”レベルとなる。800は切
換手段をなす切換指令回路で、前記スロツトルセ
ンサ25からの信号のうち、スロツトル弁17が
閉じられたとき“0”レベル、開かれたとき
“1”レベルとなる信号が入力され、更にエンジ
ン10を始動するためスタータが駆動中のみ
“1”レベル信号が出力されるスタータスイツチ
29の出力信号並びに前記第3比較回路900の
出力信号が入力されている。この切換指令回路8
00は抵抗801,802,803,805,8
06、トランジスタ804からなり、トランジス
タ804のコレクタは抵抗805を介して第1比
較回路300のトランジスタ305に接続されて
おり、スロツトルセンサ25、スタータスイツチ
29、若しくは第3比較回路900から“1”レ
ベル信号が入力されるとトランジスタ804が導
通して第1比較回路300のトランジスタ305
を導通させる。このため第1比較回路300の比
較器304はインピーダンス変換器として動作せ
られる。
次に上記構成装置の作動を説明する。エンジン
10がスロツトル弁17が閉じられアイドル運転
されている場合において、アイドル回転速度が電
子空気制御ユニツト60の関数電圧発生回路20
0により決定される第1比較回路300の比較レ
ベルDに対応した設定回転速度より低いときはF
―V変換回路100の出力もこの比較レベルDに
対し低下する。このため第3図Bの中央部に示す
ようなF―V変換回路100の出力は比較レベル
Dより常に低いか、高くなるとしても僅かの間で
あり、従つて第1比較回路300の出力信号は第
3図Cの中央部に示すように常に“1”レベル
か、“0”レベルとなるとしても、“0”レベルの
期間はごく小さく、この結果積分回路400の出
力電圧Eは第3図Eの中央部の破線に示すごとく
上昇していく。このため第2比較回路600で
は、発振器500の三角波状の電圧Fより積分電
圧Eが大きくなる期間T(比較器602が“1”
レベルとなる期間)が増加し、空気制御弁30の
電磁機構50の電磁コイル51に通電される時間
割合は増加し、つまりは空気制御弁30の開度が
大きくなりスロツトル弁17をバイパスする補助
空気の量が増加し、エンジン10の回転速度を上
昇させる。反対になエンジン回転速度が設定回転
速度以上のときはF―V変換回路100の出力は
第3図Bの右側に示すように設定回転速度を与え
る比較レベルDより常に高くなるか、低くなると
しても僅かの間であり、第1比較回路300の出
力信号は第3図Cの右側に示すように常に“0”
レベルから“1”レベルになるとしても“1”レ
ベルの期間はごく小さく、この結果積分回路40
0の出力電圧Eは第3図Eの右側の破線に示すご
とく下降していく。このため第2比較回路600
では発振器500の三角波状の電圧Fより積分電
圧Eが大きくなる期間T(つまり比較器602が
“1”レベルとなる期間)が減少し、空気制御弁
30の電磁機構50の電磁コイル51に通電され
る時間割合は減少し、つまり空気制御弁30の開
度が小さくなり、スロツトル弁17をバイパスす
る補助空気の量が減少し、エンジン10の回転速
度を減少させる。
このようにしてエンジン回転速度は、スロツト
ル弁17が閉じられたアイドル時には電子空気制
御ユニツト60によつて関数電圧発生回路200
の出力で決まる比較レベルDに対応した設定回転
速度に制御される。しかしてこの設定回転速度を
決定する比較レベルDは暖機センサ19の出力に
応じて第4図の実線で示す如くエンジン温が低い
程高くなるもので、暖機運転時にはエンジン温に
応じて回転速度を高め得るため安定にアイドル運
転を維持でき、更に自動車用クーラ等のコンプレ
ツサ26がエンジン10に接続され駆動される空
調スイツチ28がオンのとき、この空調スイツチ
28のオン信号が関数電圧発生回路200に入力
されこの回路200によつて第4図の破線に示す
ごとく比較レベルDがもち上げられるため設定回
路速度を高く切換えでき、従つてコンプレツサ2
6の能力を損うといつた問題或いはエンジンスト
ールを引き起すといつた問題もなくなる。
次にエンジン10がスロツトル弁17が開かれ
ることによつてアイドル運転から負荷運転に移行
されると、切換指令回路800のトランジスタ8
04が導通し、第1比較回路300のトランジス
タ305を導通させるため、第1比較回路300
の比較器304はインピーダンス変換器として作
動する。このため関数電圧発生回路200の出力
電圧つまり比較レベルDがそのままインピーダン
ス変換器から出力され、積分回路400の出力電
圧も比較レベルDに近い値となり、この結果、第
2比較回路600は関数電圧発生回路200の比
較レベルDに応じた一定のパルス幅のパルス信号
Gを出力し、従つて空気制御弁30はエンジン温
に応じた一定の所定量の補助空気をスロツトル弁
17をバイパスさせて供給するにとどまり、エン
ジン回転速度制御は行わないことになる。このよ
うに一定所定量の補助空気をスロツトル弁をバイ
パスさせて供給することは以下の効果を発揮す
る。つまり一般にエンジンの負荷運転中はアイド
ル運転時より回転速度が大きいため、仮に切換指
令回路800を設けずエンジン回転速度制御を行
つていると補助空気導管21,22は閉じられつ
まり補助空気が供給されないように作用するた
め、負荷運転からアイドル運転へ移行する際、回
転速度が一旦設定回転速度以下に落ちてしまいエ
ンジンストールを引き起したり、或いは設定回転
速度に収束するまでエンジン回転が不安定である
といつた問題があるが、この実施例のものではス
ロツトル弁17が開かれるような負荷運転時にも
エンジン状態(この実施例ではエンジン温)に応
じた一定量の補助空気を供給しているためこのよ
うな問題がないという利点をもつ。
またスロツトル弁17が閉じていて、エンジン
が高回転を維持している状態のとき、例えば下り
坂をエンジンブレーキを使用して減速走行してい
て、エンジン回転速度がアイドル状態のように安
定した状態にないようなときは、つまりエンジン
回転速度が第3比較回路900の比較電圧Hによ
り決まる比較回転速度より大きいときは、第3の
比較回路900の出力が“1”レベルとなるため
切換指令回路800のトランジスタ804が導通
し第1比較回路300の比較器304をインピー
ダンス変換器として作動させ前述のスロツトル弁
17が開かれたときの作動で説明したと同様に一
定の所定量の補助空気をスロツトル弁17をバイ
パスさせて供給し前記回転速度制御つまり閉ルー
プ制御を停止させる。この結果スロツトル弁17
が閉じられる上述の減速走行時において前記回転
速度制御した場合に発生する不具合は防止でき
る。
またこの実施例のものではエンジン始動のため
スタータが駆動されると、スタータスイツチ29
より“1”レベル信号が出力され、この場合も上
述のスロツトル弁17が開かれた場合同様、切換
指令回路800のトランジスタ804が導通して
切換指令作動するため積分回路400の出力は関
数電圧発生回路の出力に近い値となり、つまり第
2比較回路600はエンジン状態(エンジン温)
に応じた一定なパルス幅のパルス信号を出力し、
空気制御弁30の状態つまり補助空気の量をエン
ジン状態に応じた一定なものとしてエンジン始動
性を向上させ得る。
なお、上記実施例では電磁機構50によりダイ
ヤフラム弁を作動させる形式の空気制御弁を用い
たが、電磁機構50の電磁力により直接弁体を作
動させる電磁式の空気制御弁を用いてもよい。
また、暖機センサとして冷却水温センサを用い
たが、エンジンの油温センサ、ブロツク温度セン
サ、あるいはバイメタルと電熱ヒータを用いたタ
イマー等を用いてもよい。
また、関数電圧の要素として、エンジンの暖機
状態、コンプレツサの接続状態を適用したが、他
のエンジン運転状態によつて関数電圧を発生させ
るようにしてもよい。。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、 エンジンへスロツトル弁をバイパスして補助空
気を供給する導管と、電磁機構を有し前記導管を
通過する補助空気の量をこの電磁機構への通電時
間により制御する補助空気制御弁と、エンジン回
転に同期した信号を出力する回転速度センサとを
有し、エンジンの回転速度をエンジン状態に応じ
た目標回転速度に閉ループ制御するエンジン回転
速度制御装置において、 スロツトル弁の開閉状態を検出する開閉状態検
出手段と、 エンジンの始動状態を検出する始動状態検出手
段と、 エンジンの減速状態を検出する減速状態検出手
段と、 前記開閉状態検出手段にてスロツトル弁の閉状
態が検出され、かつ、前記始動状態検出手段にて
エンジンが始動状態でないことが検出され、 かつ前記減速状態検出手段にてエンジンが減速
状態でないことが検出された時のみ前記閉ループ
制御を実行するよう切換えると共に、前記開閉状
態検出手段にてスロツトル弁の開状態が検出され
るか、または、前記始動状態検出手段にてエンジ
ンが始動状態にあることが検出されるか、また
は、前記減速状態検出手段にてエンジンが減速状
態にあることが検出された時は前記閉ループ制御
を解除し、所定量の補助空気をエンジンへと供給
するよう切換える切換手段とを備えたことを特徴
とするエンジン回転速度制御装置としたことか
ら、 スロツトル弁が閉じられ、かつ、エンジンが始
動状態でなく、かつ、エンジンが減速状態でない
時のみ、つまりエンジンの回転速度の状態が安定
した状態でエンジンの回転速度の閉ループ制御が
実行されるようになると共に、スロツトル弁が開
かれているか、あるいは、エンジンが始動状態で
あるか、あるいは、エンジンが減速状態である時
は前記閉ループ制御が解除され、エンジンへは所
定量の補助空気が供給されるようになり、従つ
て、減速状態からアイドル運転への移行の際のエ
ンジン回転の変動は充分に小さく抑えられて極め
てスムーズな運転状態の移行が実現でき、また始
動時においては、エンジン始動状態に適合した空
燃比を確保することが可能となつて始動性は良好
なものとできるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す構成図、
第2図は第1図図示の電子空気制御ユニツトを示
す電気回路図、第3図は第2図各部の信号波形
図、第4図は第1図に示す装置の作動説明に供す
る特性図である。 10…エンジン、17…スロツトル弁、18…
回転速度センサをなすデイストリビユータ、2
1,22…導管、26…コンプレツサ、30…空
気制御弁、50…電磁機構、100…F―V変換
回路、200…関数電圧発生回路、300…第1
比較回路、400…積分回路、500…発振器、
600…第2比較回路、700…増幅回路、80
0…切換手段をなす切換指令回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジンへスロツトル弁をバイパスして補助
    空気を供給する導管と、電磁機構を有し前記導管
    を通過する補助空気の量をこの電磁機構への通電
    時間により制御する補助空気制御弁と、エンジン
    回転に同期した信号を出力する回転速度センサと
    を有し、エンジンの回転速度をエンジン状態に応
    じた目標回転速度に閉ループ制御するエンジン回
    転速度制御装置において、 スロツトル弁の開閉状態を検出する開閉状態検
    出手段と、 エンジンの始動状態を検出する始動状態検出手
    段と、 エンジンの減速状態を検出する減速状態検出手
    段と、 前記開閉状態検出手段にてスロツトル弁の閉状
    態が検出され、かつ、前記始動状態検出手段にて
    エンジンが始動状態でないことが検出され、 かつ前記減速状態検出手段にてエンジンが減速
    状態でないことが検出された時のみ前記閉ループ
    制御を実行するよう切換えると共に、前記開閉状
    態検出手段にてスロツトル弁の開状態が検出され
    るか、または、前記始動状態検出手段にてエンジ
    ンが始動状態にあることが検出されるか、また
    は、前記減速状態検出手段にてエンジンが減速状
    態にあることが検出された時は前記閉ループ制御
    を解除し、所定量の補助空気をエンジンへと供給
    するよう切換える切換手段とを備えたことを特徴
    とするエンジン回転速度制御装置。
JP2232678A 1978-02-28 1978-02-28 Controller of speed of revolution of engine Granted JPS54114641A (en)

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JP2232678A JPS54114641A (en) 1978-02-28 1978-02-28 Controller of speed of revolution of engine

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JPS6119818B2 true JPS6119818B2 (ja) 1986-05-19

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