JPS6119786B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6119786B2 JPS6119786B2 JP13256481A JP13256481A JPS6119786B2 JP S6119786 B2 JPS6119786 B2 JP S6119786B2 JP 13256481 A JP13256481 A JP 13256481A JP 13256481 A JP13256481 A JP 13256481A JP S6119786 B2 JPS6119786 B2 JP S6119786B2
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- JP
- Japan
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- angle
- plate
- shaped steel
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 26
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 26
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 16
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 6
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 3
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
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- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は既存送電線鉄塔を補強する装置に関
し、更に詳細には、鉄塔を構成するアングル主柱
材を補強するための装置に関するものである。
し、更に詳細には、鉄塔を構成するアングル主柱
材を補強するための装置に関するものである。
架渉線及び鉄塔自体の異常荷重〔設計値以上の
荷重〕により或る鉄塔が倒壊、傾斜、座屈等を起
すと、これが引金となつて連続に倒壊等する例が
あつた。
荷重〕により或る鉄塔が倒壊、傾斜、座屈等を起
すと、これが引金となつて連続に倒壊等する例が
あつた。
そして、前記の如きアクシデントを防止するに
は、充分なる安全率を見ての建替えを最善とし、
次いで強度不足部材の取替えが挙げられるが、こ
れ等の何れにおいても多額な費用と相当日数の工
期を必要とする。
は、充分なる安全率を見ての建替えを最善とし、
次いで強度不足部材の取替えが挙げられるが、こ
れ等の何れにおいても多額な費用と相当日数の工
期を必要とする。
本発明は叙上の点に着目して成されたもので、
その目的は、アングル主柱材の圧縮側を強固に補
強し、(なお、圧縮側というのは、第6図に示す
ように、ほぼ直角に折曲形成したアングル主柱材
に矢印イに示すように折曲外側より外力が作用し
た場合には、主柱材には圧縮応力が生じ、また矢
印ロ方向の外力が折曲内側より作用した場合に
は、主柱材には引張応力(破断応力)が生ずるこ
とから、折曲内側を意味する。そして、主柱材に
おいては矢印ロ方向の外力に比して矢印イ方向の
外力により座屈が生じ易いことが実験的に確めら
れている)、既存鉄塔の座屈、傾斜、倒壊等を極
力防止し得る送電線鉄塔の補強装置を提供するに
ある。
その目的は、アングル主柱材の圧縮側を強固に補
強し、(なお、圧縮側というのは、第6図に示す
ように、ほぼ直角に折曲形成したアングル主柱材
に矢印イに示すように折曲外側より外力が作用し
た場合には、主柱材には圧縮応力が生じ、また矢
印ロ方向の外力が折曲内側より作用した場合に
は、主柱材には引張応力(破断応力)が生ずるこ
とから、折曲内側を意味する。そして、主柱材に
おいては矢印ロ方向の外力に比して矢印イ方向の
外力により座屈が生じ易いことが実験的に確めら
れている)、既存鉄塔の座屈、傾斜、倒壊等を極
力防止し得る送電線鉄塔の補強装置を提供するに
ある。
本発明の他の目的は、鉄塔自体に何等の加工を
施すことなく、即ち現場において簡易迅速に補強
出来、又ステイツフナーを設けたことにより全体
的の強度を大にし得ると共にT型鋼の片寄りを良
く防止し得る送電線鉄塔の補強装置を提供するに
ある。
施すことなく、即ち現場において簡易迅速に補強
出来、又ステイツフナーを設けたことにより全体
的の強度を大にし得ると共にT型鋼の片寄りを良
く防止し得る送電線鉄塔の補強装置を提供するに
ある。
次に、上記の目的を達成し得る本発明の一実施
例を、添付図面について詳細に説明する。
例を、添付図面について詳細に説明する。
第1図は既存の送電線鉄塔の概念図で、同図に
おいて1は等辺山形鋼によるアングル主柱材、2
はアングル主柱材1,1間に施されたトラス構成
材が示されている。
おいて1は等辺山形鋼によるアングル主柱材、2
はアングル主柱材1,1間に施されたトラス構成
材が示されている。
第2図は要部の正面図、第3図は同上一部の拡
大正面図、第4図は同上−線の断面図で1は
アングル主柱材、2はトラス構成材、3は基板部
3aと基板部3aの中央部より直角に延びる突板
部3bより成るT型鋼、4はT型鋼3と一体的に
構成されたステイツフナー(Stiffener)(第5図
参照)、5は主柱材用当板、6はT型鋼用当板を
示し、前記の突板部3bの先端部3cはアングル
主柱材1の内側曲折部と同一形状の山形状に形成
されている。
大正面図、第4図は同上−線の断面図で1は
アングル主柱材、2はトラス構成材、3は基板部
3aと基板部3aの中央部より直角に延びる突板
部3bより成るT型鋼、4はT型鋼3と一体的に
構成されたステイツフナー(Stiffener)(第5図
参照)、5は主柱材用当板、6はT型鋼用当板を
示し、前記の突板部3bの先端部3cはアングル
主柱材1の内側曲折部と同一形状の山形状に形成
されている。
ステイツフナー4はT型鋼3の長さ方向(注、
上下方向)において、所望の間隔を存して複数段
に亘り突板部3bの両側と、基板部3aの内側に
溶接されている。又ステイツフナー4の先端部4
aははアングル主柱材1の内側面に当接されるよ
うに傾斜状に形成されている。主柱材用当板5は
アングル主柱材1の外側面に当接可能に形成さ
れ、且つ両端にはボルト挿入用フランジ5aが形
成されている。又T型鋼3の長さは、トラス構成
材2のうちの符号2aで示された斜桁のアングル
主柱材への取付部の間隔より小さいことが望まし
いが、前記ステイツフナー4を取付部より外れる
ようにすれば適宜長さのものを使用することも可
能である。T型鋼用当板6はT型鋼3を形成する
基板部3aの外側に当接し、かつ基板部3aを抱
持するように両端に曲折板部6bを形成すると共
に、該曲折板部6bに連続してボルト挿入用フラ
ンジ6aが形成されている。
上下方向)において、所望の間隔を存して複数段
に亘り突板部3bの両側と、基板部3aの内側に
溶接されている。又ステイツフナー4の先端部4
aははアングル主柱材1の内側面に当接されるよ
うに傾斜状に形成されている。主柱材用当板5は
アングル主柱材1の外側面に当接可能に形成さ
れ、且つ両端にはボルト挿入用フランジ5aが形
成されている。又T型鋼3の長さは、トラス構成
材2のうちの符号2aで示された斜桁のアングル
主柱材への取付部の間隔より小さいことが望まし
いが、前記ステイツフナー4を取付部より外れる
ようにすれば適宜長さのものを使用することも可
能である。T型鋼用当板6はT型鋼3を形成する
基板部3aの外側に当接し、かつ基板部3aを抱
持するように両端に曲折板部6bを形成すると共
に、該曲折板部6bに連続してボルト挿入用フラ
ンジ6aが形成されている。
そして、T型鋼3の突板部3bの先端部3cを
アングル主柱材1の内側曲折部に当接すると共に
ステイツフナー4の傾斜状をなす先端部4aをア
ングル主柱材1の内側面に当接させ、又主柱材用
当板5をアングル主柱材1の外側に当接し、換言
すれば重合し、更にT型鋼用当板6をT型鋼3を
形成する基板部3aの外側に当接し、主柱材用当
板5のボルト挿入用フランジ5aと、T型鋼用当
板6のボルト挿入用フランジ6aに頭部ボルト7
を挿入しナツト7aで緊締めして成るものであ
る。
アングル主柱材1の内側曲折部に当接すると共に
ステイツフナー4の傾斜状をなす先端部4aをア
ングル主柱材1の内側面に当接させ、又主柱材用
当板5をアングル主柱材1の外側に当接し、換言
すれば重合し、更にT型鋼用当板6をT型鋼3を
形成する基板部3aの外側に当接し、主柱材用当
板5のボルト挿入用フランジ5aと、T型鋼用当
板6のボルト挿入用フランジ6aに頭部ボルト7
を挿入しナツト7aで緊締めして成るものであ
る。
叙上のように成る本発明装置によれば、鉄塔を
構成するアングル主柱材1の内側曲折部にT型鋼
3を形成する突板部3bの先端部3cが当接され
ると共にアングル主柱材1の内側面にステイツフ
ナー4の傾斜状先端部4aが多段的に当接され、
アングル主柱材1とT型鋼3とが主柱材用当板5
とT型鋼用当板6を介してボルトナツトで緊締め
されていることにより、アングル主柱材1の圧縮
側(注、内側)を強固に補強出来、従つて既存鉄
塔の座屈、傾斜、倒壊等を極力防止し得られ、又
鉄塔自体に何等の加工を施すことなくして、例え
ば溶接の前段処理としての防錆塗料の脱取、次い
で溶接或はボルト用孔の穿設等の加工を施すこと
なくして、現場において簡易迅速に補強出来、又
ステイツフナー4を有することにより全体的の強
度を大にし得ると共に、ステイツフナー4の傾斜
状先端部4aがアングル主柱材1の内面に密着状
態で当接し、かつT型鋼用当板6が基板部3aを
抱持することによりT型鋼3の片寄りを良く防止
し得る等の効果を奏し得るものである。
構成するアングル主柱材1の内側曲折部にT型鋼
3を形成する突板部3bの先端部3cが当接され
ると共にアングル主柱材1の内側面にステイツフ
ナー4の傾斜状先端部4aが多段的に当接され、
アングル主柱材1とT型鋼3とが主柱材用当板5
とT型鋼用当板6を介してボルトナツトで緊締め
されていることにより、アングル主柱材1の圧縮
側(注、内側)を強固に補強出来、従つて既存鉄
塔の座屈、傾斜、倒壊等を極力防止し得られ、又
鉄塔自体に何等の加工を施すことなくして、例え
ば溶接の前段処理としての防錆塗料の脱取、次い
で溶接或はボルト用孔の穿設等の加工を施すこと
なくして、現場において簡易迅速に補強出来、又
ステイツフナー4を有することにより全体的の強
度を大にし得ると共に、ステイツフナー4の傾斜
状先端部4aがアングル主柱材1の内面に密着状
態で当接し、かつT型鋼用当板6が基板部3aを
抱持することによりT型鋼3の片寄りを良く防止
し得る等の効果を奏し得るものである。
第1図は既存の送電線鉄塔の概念図、第2〜5
図は本発明装置の一実施例を示し、第2図は要部
の正面図、第3図は同上一部の拡大正面図、第4
図は同上−線の断面図、第5図はT型鋼とス
テイツフナーの斜視図、第6図はアングル主柱材
の圧縮側の説明図である。 1……アングル主柱材、3……T型鋼、3a…
…基板部、3b……突板部、3c……先端部、4
……ステイツフナー、5……主柱材用当板、6…
…T型鋼用当板。
図は本発明装置の一実施例を示し、第2図は要部
の正面図、第3図は同上一部の拡大正面図、第4
図は同上−線の断面図、第5図はT型鋼とス
テイツフナーの斜視図、第6図はアングル主柱材
の圧縮側の説明図である。 1……アングル主柱材、3……T型鋼、3a…
…基板部、3b……突板部、3c……先端部、4
……ステイツフナー、5……主柱材用当板、6…
…T型鋼用当板。
Claims (1)
- 1 基板部と該基板部の中央部より直角に延び、
先端部を山形状に形成した突板部より成るT型鋼
の長さ方向に、所望の間隔を存して先端部を傾斜
状に形成したステイツフナーを複数段一体的に設
け、アングル主柱材の内側曲折部に前記の突板部
の先端部を当接すると共にステイツフナーの先端
部をアングル主柱材の内側面に当接し、更にアン
グル主柱材の外側に主柱材用当板を重合すると共
に前記基板部の外側にT型鋼用当板を当接し、主
柱材用当板とT型鋼用当板をボルトナツトで緊締
して成ることを特徴とする送電線鉄塔の補強装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13256481A JPS5837268A (ja) | 1981-08-26 | 1981-08-26 | 送電線鉄塔の補強装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13256481A JPS5837268A (ja) | 1981-08-26 | 1981-08-26 | 送電線鉄塔の補強装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5837268A JPS5837268A (ja) | 1983-03-04 |
JPS6119786B2 true JPS6119786B2 (ja) | 1986-05-19 |
Family
ID=15084245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13256481A Granted JPS5837268A (ja) | 1981-08-26 | 1981-08-26 | 送電線鉄塔の補強装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5837268A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63113998U (ja) * | 1987-01-16 | 1988-07-22 | ||
JP2018080482A (ja) * | 2016-11-15 | 2018-05-24 | 株式会社アイ・ティ・シ・コンサルティング | 付帯設備取付装置 |
WO2020090370A1 (ja) * | 2018-11-01 | 2020-05-07 | 株式会社アイ・ティ・シ・コンサルティング | 既設構造物の補強装置および付帯設備取付装置 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4600164B2 (ja) * | 2005-06-07 | 2010-12-15 | 東京電力株式会社 | 鉄塔補強工法 |
JP4919406B2 (ja) * | 2006-11-09 | 2012-04-18 | 株式会社フジタ | 鋼構造の補強構造 |
JP2008291620A (ja) * | 2007-05-24 | 2008-12-04 | Keigo Ishii | 補強金物 |
KR101019425B1 (ko) * | 2008-09-26 | 2011-03-07 | 한국전력공사 | 압축좌굴내력 보강기구 및 이의 체결 방법 |
JP6223027B2 (ja) * | 2013-07-11 | 2017-11-01 | 株式会社アイ・ティ・シ・コンサルティング | 鉄塔の補強装置 |
-
1981
- 1981-08-26 JP JP13256481A patent/JPS5837268A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63113998U (ja) * | 1987-01-16 | 1988-07-22 | ||
JP2018080482A (ja) * | 2016-11-15 | 2018-05-24 | 株式会社アイ・ティ・シ・コンサルティング | 付帯設備取付装置 |
WO2020090370A1 (ja) * | 2018-11-01 | 2020-05-07 | 株式会社アイ・ティ・シ・コンサルティング | 既設構造物の補強装置および付帯設備取付装置 |
RU2754690C1 (ru) * | 2018-11-01 | 2021-09-06 | АйТиСи КОНСАЛТИНГ ИНК. | Устройство для усиления существующей конструкции и устройство для крепления дополнительного оборудования |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5837268A (ja) | 1983-03-04 |
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