JPS61197307A - 孔あきエンドレスベルトとその製造方法 - Google Patents

孔あきエンドレスベルトとその製造方法

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JPS61197307A
JPS61197307A JP3952385A JP3952385A JPS61197307A JP S61197307 A JPS61197307 A JP S61197307A JP 3952385 A JP3952385 A JP 3952385A JP 3952385 A JP3952385 A JP 3952385A JP S61197307 A JPS61197307 A JP S61197307A
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belt
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cores
endless
tensile strength
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Yasuyuki Matsunaga
松永 靖之
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Bando Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、特に搬送用ベルトとして有用なスチールコー
ドなど複数本の抗張力芯体がベルト長手方向に埋設され
た孔あきエンドレスベルトならびにその製造方法の改良
に関する。
(従来技術) 従来、ガラスファイバーコード、スチールコードなど複
数本の抗張力芯体コードがベルト長手方向に埋設された
孔あきエンドレスベルトはつぎの(alならびに(bl
に記載するような方法により製造されている。
(al所定間隔をおいた一対の支持ロール間に連続した
一本の抗張力芯体コードをコイル状に巻き、その両面か
らカバーゴム層で被覆する方法により製造する。
山)一旦、有端の抗張力芯体入すベルトを作成しておい
てから、これを必要長さ分だけ裁断してその両端部を常
法によりエンドレス加工(たとえば、両端の接合個所の
芯体を剥ぎ出して、両端から芯体を入れ千成に組み合わ
せてから、接着用未加硫ゴムを介してカバーゴム層を貼
り合わせて加硫接合する)する方法により製造する。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述の(alならびに(b)に記載の製
造法あるいはこれらの方法により製造されるベルトには
つぎのような欠点があった。
まず、(a)の方法では、抗張力芯体がコイル状に巻い
であるので、必然的にベルト長手方向に対して斜行した
状態で抗張力芯体が配列されることになり、たとえば、
バケットなどの係止片をベルト表面に取り付けるために
ベルト表面へ孔開は加工する場合、抗張力芯体がスチー
ルコードであれば、同コードがある部分では孔の打抜き
が不可能であるので、同コード部分を避けて孔の打抜き
をしようとすれば孔をベルト全周にわたって直線状に設
けることはできず、どうしても、同コードと同様、斜行
した状態でしか孔あけができなかった。したがって、そ
の孔に取り付けられる係止片も斜行した状態にしか取り
付けできないという不都合があった。一方、抗張力芯体
がガラスファイバーコードであれば、同コード部分を打
ち抜いて直線的な孔あけ加工は可能であるが、孔あけ部
分の断面で芯体コードが露出しているので、水分などの
侵入により芯体コード切欠部からの剥離などが生じ、ベ
ルト寿命が短くなる欠点があった。
また、(b)の方法によれば、直線的に整列した孔を設
けることができる反面、エンドレス加工部が本体部に比
べて接合効率が低いので、早期に屈曲疲労して短寿命と
なる。さらに、エンドレス加工部で芯体コードが入り千
秋でコード本数が倍増しているので、剛性が増し、各抗
張力芯体間の間隔が狭くなり、かつ芯体コードも曲折し
ており、同個所の厚みも分厚くなるうえ、コードのピッ
チ・寸法精度もでにくいことから走行時にベルトの蛇行
などがおこり、安定走行しにくいなどの欠点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上述の問題点に鑑み、発明されたものであっ
て、ベルトのどの個所でも屈曲強度など強度的に変わら
ず、しかも係止片取り付は用などのために使用する孔を
ベルト長手方向に直線的に整然と設けた孔あきエンドレ
スベルトを提供しようとするものである。
以下、本発明の構成について説明する。
すなわち、本発明の構成要旨とするところは、複数本の
抗張力芯体が長手方向に埋設された −エンドレスベル
トにおいて、抗張力芯体の両端部の各接合個所をベルト
全周にわたり間隔をおいて分散させ、同一幅方向には複
数個の接合部が存在しないようにするとともに抗張力芯
体の配列間に長手方向に複数の孔を穿設したことを特徴
とする孔あきエンドレスベルトを第1の発明とし、また
、所定間隔をおいて配設した一対の支持ロール間に抗張
力芯体を懸架して、その両端を接合rることにより複数
本のエンドレス芯体を形成し、前記支持ロール上でエン
ドレス芯体を適当長さずつ、移動して該エンドレス芯体
の接合部を全周にわたり分散させて同一幅方向に存在し
ないようにしてから、該エンドレス芯体の両面へ常法に
よりカバーゴム層を設け、抗張力芯体の配列間に長手方
向へ複数の孔を穿設することを特徴とする孔あきエンド
レスベルトの製造方法を第2の発明とする。
つぎに、本発明の実施例を添附図面について説明する。
第1図は、本発明ベルトの幅方向断面図、第2図は同平
面図、第3図は歯付きエンドレスベルトに本発明を適用
したベルトの幅方向断面図、第4図は同側面図、第5図
は同斜視図、第6図は本発明ベルトに係止片としてパケ
ットを取り付けた場合の側面図、第7図は第1図(ある
いは第3図)に記載のベルトの一部切欠平面図、第8図
は本発明ベルトに係止片を取り付けた搬送用ベルトで搬
送物を搬送している状態を示す側面図である。
これらの図面において、符号1はベルト本体、2は抗張
力芯体、3は孔を示す。また、4はベルト片面に設けら
れた歯付部であって、ベルト幅に長手方向に一定間隔を
おいて設けられている。
5は本発明ベルトの孔に取り付は具6によって取り付け
られたパケット(係止片)である。
7は本発明ベルトの孔に取り付は具11によって取り付
けられた係止片であり、8は搬送物である。
また、9は抗張力芯体の接合部であって、抗張力芯体相
互間で全周にわたり長手方向に間隔をおいて分散せられ
ており、少なくとも同一幅方向には複数個が存在しない
ようにしである。
10は抗張力芯体層を両面から被覆するカバーゴム層で
ある。
なお、12はプーリ、13は歯付プーリである。
上記において、ベルト本体に穿設される孔は、通常、抗
張力芯体の配列間をベルト長手方向へ一定間隔をおいて
貫通して設けられており、抗張力芯体としては、たとえ
ば、スチールコード、ガラスファイバーコード、カーボ
ンファイバーコードなどその材質をとわないが、ベルト
の用途に応じて適宜、選択すればよい。
上述のように本発明エンドレスベルトは構成されており
、その製造方法の一例は以下のとおりである。
まず、所定長さの抗張力芯体を所定間隔をおいて配設し
た一対の支持ロール(一方のロールが駆動ロールで、他
方のロールが従動ロールとなる)間に懸架してテーブル
上に設置した治具を用いて前記抗張力芯体の長さを調整
し、その両端を溶接などの接合手段によって接合するこ
とにより複数本のエンドレス芯体を形成し、エンドレス
とした抗張力芯体の接合部を同一幅方向に複数個が存在
しないように(要するに同一幅方向には接合部が1以上
存在しない)ベルト全周にわたって前記接合部を少しず
つ、移動して適当間隔をおいて分散させる。ついで、こ
れらのエンドレス芯体に適度のテンションをかけて常套
手段によって接着用未加硫ゴムを介してカバーゴムを積
層する。最後に、常法による加硫手段(通常、段プレス
法を使用)でもってベルト全体を加硫し、カバーゴム層
と抗張力芯体とを完全に接着せしめたのち、抗張力芯体
の配列間に長手方向へ複数の孔を穿設することにより、
本発明の目的とするベルトが得られる。
なお、前述の抗張力芯体の接合手段としては、具体的に
はろう接手段、融接手段、スリーブなどによる機械的接
合によるもの、ゴム又は合成樹脂などで接着した化学的
接合によるものいずれの手段を採用してもよいが、使用
する抗張力芯体の材質の損傷を来さないものを適宜、選
択する。
(本発明の効果) かくのごとき構成からなる本発明ベルトはつぎのような
効果を奏する。
(1)本発明ベルトはその中に埋設されている複数本の
抗張力芯体がエンドレス状で、各抗張力芯体の接合部が
各々、ベルト全周にわたって分散されており、同一幅方
向に1以上の接合部が存在しないようにしであるので、
接合部における屈曲強度など本体部分と比べて強度的に
劣る個所がベルト全体に分散される結果となり、従来の
ようにベルトの特定個所(エンドレス接合部)での強度
低下がありえないので、使用中のベルト切損などのおそ
れが解消する。
(2)また、本発明ベルトはその中に埋設されている抗
張力芯体は従来のように連続したコイル状ではなく、一
本毎に独立したリング状物であるので、斜行することな
く、直線的に平行して配列することが可能であり、その
配列本数、配列ピッチ間隔も任意に設計・製造できる。
さらに、S撚りとZ撚りの芯体とを交互に配列させるこ
とが可能であり、この交互配列により、撚りの反発性が
お互いに相殺され、加硫時に歪の発生がなく、走行性も
安定したベルトとすることができる。
(3)また、複数の抗張力芯体を相互、平行して直線的
に配列できるので、ベルトに穿設する複数の孔は抗張力
芯体を折損することなく、ベルト全周にわたって直線的
に整列した穿設が可能であるから抗張力芯体の切欠部分
から水が入り込み、同切欠部分から剥離が生じる欠点も
なく、ベルトの長寿命化がはかられる。
(4)上述のように、孔を直線的に整列して設けことが
可能であるので、回礼に取り付ける横桟やバケットなど
の係止片(付属品)を取り付ける場合にも直線的に整列
した取り付けが可能となり、また、孔からバキュームで
吸引しながらダンボール箱などを搬送するベルトとして
使用する場合にはバキュームの吸引機能をどの孔部分で
もほぼ同一にすることができて安定した搬送能力を保持
させることが可能である。
(5)また、本発明製造方法によれば、一対の支持ロー
ル間の間隔を任意に設定することにより、これに懸架す
る抗張力芯体の長さも長尺のものでも適用可能であり、
加硫機として段プレスを利用することにより長尺ベルト
も製造できる。
(6)また、本発明ヘルドは係止片などの付属品を取り
付けなければ、水分を多量に含有する搬送物を水分を除
去しながら水切り搬送するベルトとしても適用可能であ
り、また、紙、布等の接着加工の製造工程上のベルトと
して使用し、ベルトの裏面から孔を通してエアーを吹き
込んで接着加工部の乾燥をさせながら搬送するベルトと
しても適用可能である。特に、本発明ベルトにおいて穿
設された孔は長手方向に直線的に整列したものであるの
で、スプロケットの歯のピッチに対応させた等間隔な孔
を穿設でき、したがって、スプロケットとの組合せによ
る伝動ベルトとしても利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明ベルトの幅方向断面図、第2図は同平
面図、第3図は歯付きエンドレスベルトに本発明を適用
したベルトの幅方向断面図、第4図は同側面図、第5図
は同斜視図、第6図は本発明ベルトに係止片としてバケ
ットを取り付けた場合の側面図、第7図は第1図(ある
いは第2図)に記載のベルトの一部切欠平面図、第8図
は係止片を取り付けた本発明ベルトにより搬送物を搬送
している状態を示す説明図である。 l・・・ベルト本体、2・・・抗張力芯体、3・・・孔
、5・・・バケット(係止片)、6・・・取り付は具、
7・・・係止片、8・・・搬送物、9・・・接合部、1
0・・・カバーゴム層、11・・・取り付は具、12・
・・プーリ、13・・・歯付プーリ。 箪 7図 箪8図 芥17 箪27 rb3図 駕4図 諾5図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数本の抗張力芯体が長手方向に埋設されたエン
    ドレスベルトにおいて、抗張力芯体の両端部の各接合個
    所をベルト全周にわたり間隔をおいて分散させ、同一幅
    方向には複数個の接合部が存在しないようにするととも
    に抗張力芯体の配列間に長手方向に複数の孔を穿設した
    ことを特徴とする孔あきエンドレスベルト。
  2. (2)ベルト片面が歯付部となっていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の孔あきエンドレスベル
    ト。
  3. (3)所定間隔をおいて配設した一対の支持ロール間に
    抗張力芯体を懸架して、その両端を接合することにより
    複数本のエンドレス芯体を形成し、前記支持ロール上で
    エンドレス芯体を適当長さずつ、移動して該エンドレス
    芯体の接合部を全周にわたり分散させて同一幅方向に存
    在しないようにしてから、該エンドレス芯体の両面へ常
    法によりカバーゴム層を設け、抗張力芯体の配列間に長
    手方向へ複数の孔を穿設することを特徴とする孔あきエ
    ンドレスベルトの製造方法。
JP3952385A 1984-11-21 1985-02-27 孔あきエンドレスベルトとその製造方法 Granted JPS61197307A (ja)

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US06/798,625 US4648856A (en) 1984-11-21 1985-11-15 Endless belt with tension cords and method of making such a belt
EP85308414A EP0182650B1 (en) 1984-11-21 1985-11-19 Endless belt with tension cords and method of making such a belt
DE8585308414T DE3573460D1 (en) 1984-11-21 1985-11-19 Endless belt with tension cords and method of making such a belt

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JPH0462964B2 JPH0462964B2 (ja) 1992-10-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009506963A (ja) * 2005-09-29 2009-02-19 青島橡六集団有限公司 耐熱隔壁輸送ベルト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009506963A (ja) * 2005-09-29 2009-02-19 青島橡六集団有限公司 耐熱隔壁輸送ベルト

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