JP3428498B2 - コンベヤベルト及びその接合方法 - Google Patents

コンベヤベルト及びその接合方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコンベヤベルト及
びその接合方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
長尺に製造したコンベヤベルトの両端末をつなぎ合わせ
てエンドレス化する際或いは既設のコンベヤベルトに対
して別途のコンベヤベルトを継ぎ足す際のベルト接合方
法として、図3に示すような方法が用いられていた。
【0003】同図において200は補強芯体層で、20
2,204はこれを被覆する状態で加硫接着により積層
された上カバーゴム,下カバーゴムである。ここで補強
芯体層200は複数の芯体帆布(ここでは4層の芯体帆
布)200a,200b,200c,200dを積層し
て構成してある。
【0004】かかる構成のコンベヤベルトを接合するに
際しては、先ず(I)に示しているようにベルトを切除
して同図に示すような段差状(ここでは階段状)の接合
面を形成する。また互いに接合すべき相手側についても
同様にして対応した形状の段差形状(ここでは階段形
状)の接合面を形成し、その後接着剤塗布を行ってそれ
ら各接合面をつなぎ用ゴム206を介して合せ、加硫接
着してベルト接合を行う。
【0005】このベルト接合に際して、上記の段差状の
接合面の形成は具体的には以下のようにして行う。即
ち、カットナイフを用いて先ず上カバーゴム202だけ
にベルト幅方向に切目を入れるとともに別の位置におい
て第一の芯体帆布200aまで切目を入れ、そしてそれ
ら切目の間の部分をベルト幅方向端末を起点として引き
剥がしながらめくって第一の芯体帆布200aを一部露
出させる。
【0006】更にまた他の別の位置において第二の芯体
帆布200bまで切目を入れ、その切目の間の部分を同
様にして剥離させ、第二の芯体帆布200bを一部露出
させる。以下同様にして第三の芯体帆布200c,第四
の芯体帆布200dを次々と部分的に露出させて行き、
階段状の接合面を形成する。
【0007】上記のようにして切目を入れる作業の際、
具体的には例えば第一の芯体帆布200aを露出させる
際にはその下層の第二の芯体帆布200bを傷付けては
ならず、更にまた第二の芯体帆布200bを露出させる
際にはその下層の第三の芯体帆布200cを傷付けては
ならず、その際に下層の芯体帆布を傷付けてしまうとベ
ルト接合後において、その損傷箇所でベルト破断を起し
てしまう恐れを生ずる。
【0008】また上記切目を入れた後においてベルトの
一部を剥離する作業を行うに際しても、剥離開始部即ち
先端部を手鉤等で起し、そこを起点として徐々に引き剥
がして行くが、その手鉤等で先端を起こす際にも他の部
分の損傷を誘発してはならず、正確に剥離作業を行わな
ければならない。このような作業は困難を極める作業で
あり、高度に熟練した技術を有するプロの作業員でなけ
ればできない作業とされていた。
【0009】またベルトの一部を剥離した後において、
芯体帆布200a〜200dの残面上に引きちぎられて
残ったゴムによる凹凸を除くべくバフ掛け作業を行う
が、そのバフ掛け作業の際にも芯体帆布200a〜20
0dを傷付けてはならず、この作業も熟練を要する極め
て困難な作業であった。このように上記の作業によるベ
ルト接合は熟練者でなければ行うことのできない難しい
作業であるだけでなく、長時間を要する作業であった。
【0010】一方コンベヤベルトの接合方法としては、
その他に金具を用いた方法も行われている。図4はその
一例を示したもので、図示のようにこの接合方法ではベ
ルト端末にU字状の金具208をベルト幅方向に所定ピ
ッチで複数ボルト210にて固定し、そして一対のベル
ト端末の各金具208にて形成される通し孔212に金
属性の連結ピン214を挿通することで各ベルト端末の
金具208を連結し、以って一対のベルト端末を接合す
るようにしている。
【0011】しかしながらこの金具208を用いた接合
方法の場合、金具208がベルト表面に突状に露出して
いるため、ベルト表面のクリーニングが十分にできない
問題の外、金具208の摩耗,疲労等によりベルトが破
断する恐れがあり、更に金具208と208との間に隙
間が形成されているため、その隙間を通じて輸送物がベ
ルトから落ち、下方に堆積してしまうといった問題があ
った。更にまた金具208は剛性が大であるため、ベル
トがプーリを通過する際にベルト接合部がプーリ形状に
良好に追従できないといった問題があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のコンベヤベルト
及びその接合方法はこのような課題を解決するために案
出されたものである。而して請求項1のコンベヤベルト
は、補強芯体層と該補強芯体層を被覆する状態に積層さ
れたカバーゴムとを有するコンベヤベルトにおいて、後
において接合を予定されている接合予定部分に、先端に
通し孔を形成するためのループ部を有する複数の縦ワイ
ヤをそれらループ部が整列するようにベルト幅方向に並
べて加硫接着により該コンベヤベルトの断面中間部に埋
してベルト接合のための連結部を予め設け、且つ該
結部における前記縦ワイヤは、ベルト内部においてベル
ト長手方向に所定間隔で並べて配置された複数の横ワイ
ヤにて互いに連結され、それら縦ワイヤ及び横ワイヤが
全体として網状に組織されているとともに、該縦ワイヤ
は撚り線から成っていて、前記横ワイヤが該撚り線をベ
ルト幅方向に突き抜ける状態で該縦ワイヤに通してある
ことを特徴とする。
【0013】請求項2はコンベヤベルトの接合方法に係
るもので、このベルト接合方法では、請求項に記載の
コンベヤベルトを接合するに際して、前記連結部におけ
る縦ワイヤのループ部を外部に露出させた状態で前記ル
ープ部を、接合すべき相手側の連結部のループ部に位置
合せし、それらループ部にて形成される前記通し孔に連
結芯材をベルト幅方向に通して一対の連結部を互いに連
結し、その後保護ゴムにて該ループ部を含む各連結部の
露出部分を被覆処理することを特徴とする。
【0014】
【作用及び発明の効果】本発明では、先端にループ部を
有する複数の縦ワイヤをベルト幅方向に並べて断面中間
部に埋設し、以って連結部が予め設けてあるから(請求
項1)、ベルト接合に際してそれらループ部を外部に露
出させた状態で、接合を行うべき相手側の対応する連結
部のループ部と位置合せし、それらループ部にて形成さ
れる通し孔に連結芯材を通すことによって各連結部を互
いに連結し、ベルト接合を行うことができる。またその
ループ部を含む連結部の露出部分を保護ゴムで被覆処理
し、連続したベルト搬送面を形成することができる(請
求項)。
【0015】本発明によれば、ベルト接合に際し芯体帆
布を1枚ずつ露出させるためにカットナイフにてベルト
に正確に切目を入れる作業や、切目を入れた後において
ベルトの一部を剥離させる作業を不要化することがで
き、従って高度に熟練した作業者でなくても簡単に且つ
短時間でベルト接合を行えるようになる。
【0016】また連結部はベルト内部に埋設してあって
ベルト表面に突状に露出していないため、ベルト表面の
クリーニングを容易且つ十分に行うことが可能となり、
また図4に示す金具を用いた接合方法のように金具が摩
耗したり疲労したりしてベルトの切断を招くといった不
都合を生じず、その耐久性能も向上する。
【0017】また連結部をワイヤにて構成しているた
め、その連結部を埋設した部分においてもベルトの屈曲
性が良好であり、従って同部分が屈曲を繰り返すことに
よって疲労破断してしまうといった不都合も生じない。
【0018】本発明においては、ベルト接合に際して、
連結部の外部に露出した部分を保護ゴムにて被覆処理し
ておくことができ(請求項)、このようにしておけば
図4に示す接合方法と異なって接合部分に隙間を生成さ
せず、従って輸送物を輸送する際にその隙間から輸送物
がこぼれて下方に堆積してしまうといった不都合も生じ
ない。
【0019】本発明では、ベルト内部において、複数の
縦ワイヤと同じくベルト内部に埋設した複数の横ワイヤ
とを互いに連結し、それら縦ワイヤ及び横ワイヤが全体
として網状の連結部を構成するようになしており、そし
連結部をこのように構成することにより、縦ワイヤに
対して引抜力が作用した場合にも、その縦ワイヤの抜け
を良好に防止することができる。即ち連結部全体の耐引
抜力を効果的に高めることができる。
【0020】尚、複数の縦ワイヤをベルト内部において
棒材で横方向に連結するといったことも可能ではある
が、この場合ベルト幅方向の屈曲性が失われてしまう。
しかるにこの発明では複数の横ワイヤにて各縦ワイヤを
連結しているため、ベルト幅方向の良好な屈曲性も確保
される利点がある。
【0021】本発明ではまた、上記縦ワイヤを撚り線に
て構成し、そしてその撚り線をベルト幅方向に突き抜け
るようにして横ワイヤを縦ワイヤに通していることか
ら、縦ワイヤと横ワイヤとを簡単に連結することができ
るとともに、その連結強度を高強度となすことができ
る。
【0022】尚、本発明においては上記縦ワイヤを埋設
するに当って、両端に上記ループ部を有する複数本のワ
イヤの夫々を中間部でU字状に曲げ、その状態でベルト
内部に埋設するようになすことができる。このようにす
れば必要なワイヤの本数及びベルト内部への埋設の手間
を省くことができる。
【0023】一方横ワイヤについては、1本の長いワイ
ヤをベルト幅方向の左右両端で次々とUターンさせ、そ
の状態でベルト内部に埋設することによって前記複数の
横ワイヤを構成せしめるようになすことができる。この
場合においても必要なワイヤの数及び埋設の手間を簡単
化することができる。
【0024】尚本発明は延伸コンベヤベルト、即ちスト
レージ部に所定長さのストック部を納めておいて、その
ストック部に納めてあるベルトを順次引き出すことによ
ってその長さを延長することのできる延伸コンベヤベル
ト及びその接合方法に適用して好適なものである。
【0025】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1は同一のコンベヤベルトの両末端部又は
別々のコンベヤベルトを互いに接合した状態で示してい
る。同図において10,10は同一のコンベヤベルト又
は互いに異なるコンベヤベルト(以下ベルトとする)
で、12はベルト10の補強芯体層、14,16は補強
芯体層12を被覆する状態で積層された上カバーゴム,
下カバーゴムである。補強芯体層12は芯体帆布18を
複数積層して構成してある。
【0026】20はベルト10の末端部に予め埋設して
ある連結部である。この連結部20はベルト10の断面
中間部、詳しくは芯体帆布18と18との間の部分にお
いて、ベルト幅方向に所定ピッチで並べられた複数の縦
ワイヤ(ここではスチールワイヤ)22を有している。
【0027】ここで縦ワイヤ22は、図2(I)に示し
ているように先端にループ部24を有しており、そのル
ープ部24をベルト長手方向外部に部分的に露出させる
状態で、そのほぼ全体がベルト10内部に加硫接着によ
り埋設されている。ここで各ループ部24はベルト幅方
向に1列をなしており、それぞれの内側に通し孔26を
形成している。尚これら縦ワイヤ22は撚り線から成っ
ている。
【0028】ベルト10の末端部にはまた、複数の横ワ
イヤ28がベルト長手方向に所定ピッチで並んだ状態で
芯体帆布18と18との間の位置に加硫接着により埋設
されている。そしてこれら複数の横ワイヤ28と上記複
数の縦ワイヤ22とが交差部分において互いに連結され
ており、それら縦ワイヤ22と横ワイヤ28とによって
連結部20が網状組織とされている。
【0029】尚縦ワイヤ22は、ベルト幅方向に隣接す
るもの同士がU字状のターン部30でつながっている。
即ち隣接する2本の縦ワイヤ22が、両端にループ部2
4を有する1本のワイヤを中間部でU字状に曲げて構成
してある。
【0030】また一方上記複数の横ワイヤ28は、ベル
ト長手方向に隣接するもの同士がターン部30でつなが
っている。即ち複数の横ワイヤ28は、1本の長いワイ
ヤをベルト幅方向の一端部と他端部とで交互にU字状に
曲げることによって構成してある。
【0031】本例において、各横ワイヤ28は撚り線か
ら成っており、同じく撚り線から成る縦ワイヤ22をベ
ルト幅方向に突き抜けている。これによってそれら縦ワ
イヤ22と横ワイヤ28とが互いに連結状態とされてい
る(図1(B)参照)。
【0032】図1に示しているように、ベルト10と1
0との各末端部の連結部20は、それぞれのループ部2
4が位置合せされてベルト幅方向に1列をなしており、
そしてそれらループ部24の内側に形成される通し孔2
6に金属製の連結芯材(この例では棒状)32が挿通さ
れ、その連結芯材32を介してそれぞれの連結部20が
ベルト長手方向に連結されている。更にまたそれら連結
部20の露出部分が保護ゴム34によって被覆されてい
る。
【0033】図2に上記連結部20による具体的なベル
ト接合方法が示してある。以下その接合方法を具体的に
説明する。先ず(I)に示しているようにループ部24
を外部に露出させた状態で、連結部20を埋設してある
ベルト10の端末部を対向させ、更に(II)(ア)に示して
いるように各連結部20,20のループ部24をベルト
幅方向に1列をなすように位置合せする。
【0034】その後(III)に示しているように各ルー
プ部24内側の通し孔26に連結芯材32を通して、各
連結部20を連結芯材32を介して連結し、その後(I
V)に示しているようにベルト端末間の隙間に未加硫の
保護ゴム34を充填し、その後これを加硫接着(自然加
硫接着が望ましい。)する。ここにおいて一対のベルト
端末部が互いに接合された状態となる。尚、連結芯材3
2の表面はループ部24及び連結芯材32の摩耗防止の
ために表面をゴム又は樹脂被覆しておくことができる。
【0035】本例によれば、ベルト接合に際してカット
ナイフにて切目を入れて芯体帆布18を階段状をなすよ
うに露出させる作業や、切目を入れた後においてベルト
10の一部を剥離させる作業を不要化することができ、
従って高度に熟練した作業者でなくても簡単に且つ短時
間でベルト接合を行えるようになる。
【0036】また連結部20はベルト10内部に埋設し
てあってベルト表面に突状に露出していないため、ベル
ト表面のクリーニングを容易且つ十分に行うことが可能
となり、また図4に示す金具を用いた接合方法のように
金具が摩耗したり疲労したりしてベルトの切断を招くと
いった不都合を生じず、その耐久性能も向上する。
【0037】また連結部20をワイヤにて構成している
ため、その連結部20を埋設した部分においてもベルト
10の屈曲性が良好であり、従って同部分が屈曲を繰り
返すことによって疲労破断してしまうといった不都合も
生じず、ベルト接合した際の接合部分に十分な接合強度
を付与することもできる。またベルト接合部には隙間が
生じていないから、輸送物を輸送する際にその隙間から
輸送物がこぼれて下方に堆積してしまうといった不都合
も生じない。
【0038】本例のものは、ベルト10内部において複
数の縦ワイヤ22と複数の横ワイヤ28とを互いに連結
し、それら縦ワイヤ22及び横ワイヤ28が全体として
網状の連結部20を構成するようにしているため、縦ワ
イヤ22に対して引抜力が作用した場合にもその縦ワイ
ヤ22の抜けを良好に防止することができる。即ち連結
部20全体の耐引抜力を高強度とすることができる。
【0039】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば上例では連結部20を芯体
帆布18と18との間においてベルト10内部に埋設し
ているが、場合によって芯体帆布18と上カバーゴム1
4又は下カバーゴム16との間にこれを埋設しておくと
いったことも可能である。
【0040】また上例ではループ部24が外部に露出す
る状態で連結部20をベルト10内部に埋設している
が、場合によってかかる連結部20をループ部24を含
む全体がベルト10内部に埋没するようにして、これを
ベルト端末から所定距離ベルト長手方向に引き込んだ位
置にベルト製造時に予め埋設しておくといったことも可
能である。
【0041】このようにしておけば、後においてベルト
10の一部を引き剥がし、連結部20のループ部24を
外部に露出させることによって、同部分で別のベルトと
接合することが可能となる。その他本発明はその主旨を
逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態,態様で
構成,実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるコンベヤベルトを接合
完了状態で示す図である。
【図2】本発明の一実施例方法であるベルト接合方法の
説明図である。
【図3】従来のベルト接合方法の一例を示す説明図であ
る。
【図4】従来のベルト接合方法の図3とは異なる例の説
明図である。
【符号の説明】
10 コンベヤベルト 12 補強芯体層 14 上カバーゴム 16 下カバーゴム 20 連結部 22 縦ワイヤ 24 ループ部 26 通し孔 28 横ワイヤ 32 連結芯材 34 保護ゴム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 15/30 B65G 15/36 F16G 3/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補強芯体層と該補強芯体層を被覆する状
    態に積層されたカバーゴムとを有するコンベヤベルトに
    おいて、 後において接合を予定されている接合予定部分に、先端
    に通し孔を形成するためのループ部を有する複数の縦ワ
    イヤをそれらループ部が整列するようにベルト幅方向に
    並べて加硫接着により該コンベヤベルトの断面中間部に
    埋設してベルト接合のための連結部を予め設け、且つ該
    連結部における前記縦ワイヤは、ベルト内部においてベ
    ルト長手方向に所定間隔で並べて配置された複数の横ワ
    イヤにて互いに連結され、それら縦ワイヤ及び横ワイヤ
    が全体として網状に組織されているとともに、該縦ワイ
    ヤは撚り線から成っていて、前記横ワイヤが該撚り線を
    ベルト幅方向に突き抜ける状態で該縦ワイヤに通してあ
    ることを特徴とするコンベヤベルト。
  2. 【請求項2】 請求項に記載のコンベヤベルトを接合
    するに際して、前記連結部における縦ワイヤのループ部
    を外部に露出させた状態で前記ループ部を、接合すべき
    相手側の連結部のループ部に位置合せし、それらループ
    部にて形成される前記通し孔に連結芯材をベルト幅方向
    に通して一対の連結部を互いに連結し、その後保護ゴム
    にて該ループ部を含む各連結部の露出部分を被覆処理す
    ることを特徴とするコンベヤベルトの接合方法。
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