JP2003042231A - 樹脂製エンドレスベルト及びそのエンドレス方法 - Google Patents

樹脂製エンドレスベルト及びそのエンドレス方法

Info

Publication number
JP2003042231A
JP2003042231A JP2001231008A JP2001231008A JP2003042231A JP 2003042231 A JP2003042231 A JP 2003042231A JP 2001231008 A JP2001231008 A JP 2001231008A JP 2001231008 A JP2001231008 A JP 2001231008A JP 2003042231 A JP2003042231 A JP 2003042231A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
belt
hooks
endless
endless belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001231008A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuya Fukaya
克也 深谷
Naoki Kobayashi
小林  直樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuboshi Belting Ltd filed Critical Mitsuboshi Belting Ltd
Priority to JP2001231008A priority Critical patent/JP2003042231A/ja
Publication of JP2003042231A publication Critical patent/JP2003042231A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Belt Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被搬送物の搬送に障害が起こることが無く、
さらに異音も発生することが無い樹脂製エンドレスベル
トのエンドレス方法を提供する。 【解決手段】 芯体層の表裏に熱可塑性樹脂のカバー層
を有する樹脂製ベルトの各ベルト端部1、2に、ベルト
長手方向に対して幅方向に所定の間隔にて並設される複
数個のU字状の樹脂製フック6を互いに食い違い状に嵌
合させて形成される孔にピン8を挿入して両端部を連結
結合した樹脂製エンドレスベルトにおいて、前記U字状
の樹脂製フック6が螺旋状になっており、一つの基体に
接合されたフック体であることを特徴とする樹脂製エン
ドレスベルト及びそのエンドレス方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は樹脂製エンドレスベ
ルト及びそのエンドレス方法であり、詳しくはベルト両
端部をフックを用いてエンドレス状にした樹脂製エンド
レスベルト及びそのエンドレス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の樹脂製エンドレスベルトは、図6
及び図7に示すように各ベルト端部41、42をエンド
レス状に連結するために、ベルトの端部41、42にU
字状の金属製フック36をベルト幅方向に所定の間隔に
て多数固定し、両端のフック36、36を互いに食い違
い状に嵌合し、両端のフック列の嵌合により形成される
孔37にピン38を挿通して、ベルト両端41、42を
連結してエンドレスベルトを形成したものである。
【0003】しかしながら、上記した樹脂製エンドレス
ベルトは、ベルトの連結とベルト端部におけるフックの
固定により、搬送ベルトの搬送面に非平面性が生じて被
搬送物の搬送に障害を生じることがある。更に、ベルト
走行時にプーリやテーブル面に露出した金属製フックが
直接当り異音を発生する等の問題がある。
【0004】こういった上記の非平面性の問題を解消す
る為、本出願人は特開2000−18333号公報に記
載しているベルトのエンドレス方法を発明した。この方
法では非平面性は解消されるが、ベルトのエンドレス部
を形成したときは、図8に示すように、金属製フック3
6の大部分が表裏カバー層34で被覆され平面化してい
るので、ベルト上で段差が発生はしないが、やはりベル
ト走行時にプーリやテーブル面に露出した金属製フック
が直接当り異音を発生する等の問題は解消されなかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、被搬送物の搬送に障害が起こ
ることが無く、さらに異音も発生することがない樹脂製
エンドレスベルトのエンドレス方法を提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、芯体層の表裏
に熱可塑性樹脂のカバー層を有する樹脂製ベルトの各ベ
ルト端部に、ベルト長手方向に対して幅方向に所定の間
隔にて並設される複数個のU字状の樹脂製フックを互い
に食い違い状に嵌合させて形成される孔にピンを挿入し
て両端部を連結結合した樹脂製エンドレスベルトにおい
て、前記U字状のフックが螺旋状になっており、一つの
基体に接合されたものである樹脂製エンドレスベルトに
ある。
【0007】請求項1に記載の発明によると、前記U字
状のフックが螺旋状になっており、一つの基体に接合さ
れたものであるエンドレスベルトであることから、ひと
つの連続したプラスチックの棒状体でフックを形成し、
それを基体に接合したものであるから、一つずつフック
をベルト内に埋設するときに比べて取り付け工数が少な
くて済む。
【0008】請求項2に記載の発明は、樹脂製フックの
ベルト端部の端面からの突出長さが0.5〜5.0mm
である請求項1に記載の樹脂製エンドレスベルトであ
る。
【0009】請求項2に記載の発明によると、樹脂製フ
ックのベルト端部の端面からの突出長さが0.5〜5.
0mmである請求項1に記載のエンドレスベルトである
ことから、エンドレス部の耐屈曲性が良く、さらにフッ
クが樹脂製であることからベルト走行時にプーリやテー
ブル面に露出した樹脂製フックが直接当っても異音等は
発生しない。
【0010】請求項3に記載の発明は、前記芯体層が少
なくとも2枚の帆布で構成され、該ベルト端部のフック
が芯体層に固定され、且、表裏カバー層で被覆され平面
化されているとともに、少なくともフックの1/2がベ
ルト内に埋まっている請求項1又は2に記載の樹脂製エ
ンドレスベルトにある。
【0011】請求項3に記載の発明によると、前記芯体
層が少なくとも2枚の帆布で構成され、該ベルト端部の
フックが芯体層に固定され、且、表裏カバー層で被覆さ
れ平面化されているとともに、少なくともフックの1/
2がベルト内に埋まっている請求項1又は2に記載のエ
ンドレスベルトであることから、ベルト表面の平滑さが
保たれ、異音が発生しなく、さらには被搬送物の搬送に
も支障が生じない。
【0012】請求項4に記載の発明は、表裏カバー層の
厚みが5mm以下である請求項1から3のいずれかに記
載の樹脂製エンドレスベルトにある。請求項4に記載の
発明によると、表裏カバー層の厚みが5mm以下である
請求項1から3のいずれかに記載の樹脂製エンドレスベ
ルトであるから、耐屈曲疲労性が良くなり、ベルトに亀
裂が入るようなことはない。
【0013】請求項5に記載の発明は、少なくとも2枚
の帆布からなる芯体層の表裏に熱可塑性樹脂のカバー層
を有する樹脂製ベルトの各ベルト端部において帆布同士
を剥離した芯体層に、ベルト長手方向に対して幅方向に
所定の間隔にて複数個の螺旋状のU字状の樹脂製フック
を装着した基布を剥離した帆布間に挿入し、さらに前記
フックの少なくとも1/2迄も挿入した後前記帆布間に
て挟み接着して芯体層をフックの表面に被覆して平面化
した後、各ベルト端部のフックを互いに食い違い状に嵌
合させて形成される孔にピンを挿入して両端部を連結結
合することを特徴とする樹脂製エンドレスベルトのエン
ドレス方法にある。
【0014】請求項5に記載の発明によると、帆布同士
を剥離した芯体層に、ベルト長手方向に対して幅方向に
所定の間隔にて複数個の螺旋状のU字状の樹脂製フック
を装着した基布を剥離した帆布間に挿入し、さらに前記
フックの少なくとも1/2迄も挿入した後前記帆布間に
て挟み接着して芯体層をフックの表面に被覆して平面化
した後、各ベルト端部のフックを互いに食い違い状に嵌
合させて形成される孔にピンを挿入して両端部を連結結
合する樹脂製エンドレスベルトのエンドレス方法である
ことから、ベルト表面が平滑化し、さらにフックの少な
くとも1/2がベルト内に埋没していることから、プー
リ及びテーブルとフックの干渉で異音が発生するような
ことはなく、さらには被搬送物の搬送にも支障が生じる
ことがない。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明に係る樹脂製エンドレ
スベルト及びそのエンドレス方法の実施の形態について
図面を用いて詳細に説明する。本発明に係る搬送用の樹
脂製エンドレスベルトは、図1及び図2に示すようにエ
ンドレスベルトの両端部1、2は、芯体層3と、芯体層
の上下に積層された表裏カバー層7,9と樹脂製フック
6から構成されており、各ベルト端部1、2の芯体層3
には、ベルト長手方向に対して幅方向に所定の間隔を持
って並設された複数個のU字状の樹脂製フック6、6が
固定されている。
【0016】樹脂製フック6は1本の棒状体を螺旋状に
巻いたものであり、該樹脂製フック6は基布13に接合
されている。該基布13は、前記上下の芯体層間に埋設
されており、前記基布の上下面が接着剤を介在して上下
の芯体層に接着している。このようにしてベルト芯体層
3の端部に挟持状態で固定されたフック6が表面に露出
しないように、フック及び芯体層の表面に表裏カバー層
が溶着され被覆されておりベルト端部の平面化が図られ
ている。ここで、前記表裏カバー層が被覆している必要
は特に無く芯体層のみでベルト端部の平面化が図られて
いても良い。
【0017】隣接している樹脂製フック6の間隔は、一
方のベルト端部1のフックが他方のベルト端部2のフッ
ク6の間に入るように所定間隔に選定されて固定されて
おり、各フック6は互いに食い違い状に嵌合させて形成
される孔11にピン8を挿入して両端部がピン8を軸と
して上下方向に可動するようにヒンジ状に連結結合され
ている。又、フック6のベルト端部からの突出長さ
(H)は、一般的にはできるだけ小さい方が望ましい
が、フックのサイズ、形状、ピンの太さ等により、ここ
では0.5mm〜5.0mmが好ましい。
【0018】尚、突出長さが0.5mm未満ではベルト
走行時においてプーリに巻き付いたときエンドレス部の
隙間が殆ど無くなり、ベルトの屈曲ができなくなる。一
方、突出長さが5.0mmを超えるとジョイント間隔が
開きすぎて性能上及び外観的にも好ましくなく、特にた
たき音が発生する。
【0019】ここで、樹脂製フックの材質は、ナイロン
樹脂、フッ素樹脂、ポリアセタール樹脂、ウレタン樹脂
等、樹脂であれば特に限定しなく、又、ピンの材質はナ
イロン樹脂、フッ素樹脂、ポリアセタール樹脂、ウレタ
ン樹脂等が好ましく、ピン抜け防止としてはピンの表面
に螺旋形状が施されているのが好ましいが特に限定する
ものではない。
【0020】ベルト本体の芯体3は、綿繊維、ポリエス
テル繊維、芳香族ポリアミド繊維、ナイロン繊維等の伸
びの少ない繊維で平織り、綾織り、朱子織り等で織成さ
れ、必要に応じて芯体帆布3は熱可塑性樹脂であるポリ
ウレタン、ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂液が含浸或い
はコーティング処理される。又、表裏カバー層4、5を
形成する熱可塑性樹脂としてはポリウレタン樹脂、塩化
ビニル樹脂、ポリオレフィン系樹脂などが好ましい。
【0021】次に樹脂製エンドレスベルトのエンドレス
方法について説明する。図3は芯体が2プライからなる
搬送用樹脂製ベルトであって、そのベルト端部2におい
て、芯体層3と表裏カバー層7、9とを所定の剥離長さ
(W)にてベルト幅全体にわたって剥離し、スライス面
にバフ掛けして表面を粗化する。次に前もって接着剤に
浸漬された樹脂製フックを有する基布を該芯体間に埋設
する。そして、芯体の基布と接する面にゴム糊を2回塗
布して成形を行う。さらに、100°Cの温度条件下で
約59N/cm2の圧力で5分間プレスを行い、剥離し
たカバー層7、9をフック表面に所定の温度と圧力にて
溶着して、フック及び芯体層がカバー層表面に露出しな
いように被覆して平面化する。
【0022】次に本発明の効果を具体的実施例に基づい
て説明する。本発明に係る樹脂製ベルトは、ベルト本体
4はNS82VN5/5Gで表され、商品名ネオフレッ
クススタートで許容張力8kg/cmのポリエステル繊
維を平織りした2プライの芯体3であり、この芯体3の
表裏側にはカバー層として熱可塑性樹脂である塩化ビニ
ルの厚み0.5mmの表カバー層7と、厚み0.5mm
の裏カバー層9が積層され、ベルト総厚みが2.6mm
に形成されている。
【0023】このベルト端部において、芯体層3と表裏
カバー層7、9とを剥離長さ40mmにてベルト幅全体
にわたって剥離し、芯体層に径が0.8mmの樹脂製の
フックを2.0mmピッチで固定した後、剥離したカバ
ー層7、9をフック表面に所定の温度と圧力にて溶着し
て、フックがベルト表面に露出しないように被覆して平
面化する。そして前記と同様にして形成したもう一方の
ベルト端部のフックと相嵌合することによって孔 が形
成され、その孔に径が1.5mmの樹脂製のピンが挿入
されエンドレスベルトが完成する。
【0024】このエンドレスベルトを図5に示すレイア
ウトにて走行させた。このときの走行試験条件として
は、プーリ径が60mm、ベルト速度150m/mi
n、ベルト張力49N/mmであった。このときの騒音
評価を行った。その結果を表1に示す。また、上記走行
試験条件下で、屈曲を500万回行った後、走行後のベ
ルト強力、外観状態の評価を行った。その結果を表2に
示す。また、フックを金属製として、フックを全て露出
させたベルトを比較例として走行試験した。その結果を
表1及び表2に示す。実施例のエンドレスベルトを走行
させた結果、ベルト連結部の異音の発生がほとんど無く
ジョイントの無い本体部とほぼ同じとなり、又、外観的
にも見栄えの良い樹脂製エンドレスベルトであることが
確認できた。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【発明の効果】上記のように、本発明は、前記U字状の
フックが螺旋状になっており、一つの基体に接合された
ものである樹脂製エンドレスベルトであることから、ひ
とつの連続したプラスチックの棒状体でフックを形成
し、それを基体に接合したものであるから、一つずつフ
ックをベルト内に埋設するときに比べて取り付け工数が
少なくて済むという効果がある。
【0028】請求項2に記載の発明によると、樹脂製フ
ックのベルト端部の端面からの突出長さが0.5〜5.
0mmである請求項1に記載のエンドレスベルトである
ことから、エンドレス部の耐屈曲性が良く、さらにフッ
クが樹脂製であることからベルト走行時にプーリやテー
ブル面に露出した樹脂製フックが直接当っても異音等は
発生しないという効果が有る。
【0029】請求項3に記載の発明によると、前記芯体
層が少なくとも2枚の帆布で構成され、該ベルト端部の
フックが芯体層に固定され、且、表裏カバー層で被覆さ
れ平面化されているとともに、少なくともフックの1/
2がベルト内に埋まっている請求項1又は2に記載のエ
ンドレスベルトであることから、ベルト表面の平滑さが
保たれ、異音が発生しなく、さらには被搬送物の搬送に
も支障が生じないという効果が有る。
【0030】請求項4に記載の発明は、表裏カバー層の
厚みが5mm以下である請求項1から3のいずれかに記
載の樹脂製エンドレスベルトであるから、耐屈曲疲労性
が良くなり、ベルトに亀裂が入るようなことはないとい
う効果が有る。
【0031】請求項5に記載の発明は、帆布同士を剥離
した芯体層に、ベルト長手方向に対して幅方向に所定の
間隔にて複数個の螺旋状のU字状の樹脂製フックを装着
した基布を剥離した帆布間に挿入し、さらに前記フック
の少なくとも1/2迄も挿入した後前記帆布間にて挟み
接着して芯体層をフックの表面に被覆して平面化した
後、各ベルト端部のフックを互いに食い違い状に嵌合さ
せて形成される孔にピンを挿入して両端部を連結結合す
る樹脂製エンドレスベルトのエンドレス方法であること
から、ベルト表面が平滑化し、さらにフックの少なくと
も1/2がベルト内に埋没していることから、プーリ及
びテーブルとフックの干渉で異音が発生するようなこと
はなく、さらには被搬送物の搬送にも支障が生じること
がないという効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る樹脂製エンドレスベルトの平面図
である。
【図2】図1のX−X線に沿った切断断面図である。
【図3】本発明に係るベルト端部のエンドレス方法を示
す部分断面図である。
【図4】本発明に係る樹脂製エンドレスベルトに用いる
フック体の概略図である。
【図5】フック体をベルト内に埋め込んで溶着した状態
を示した図である。
【図6】走行試験のレイアウト図である。
【図7】従来の樹脂製エンドレスベルトの平面図であ
る。
【図8】従来の樹脂製エンドレスベルトの切断断面図で
ある。
【符号の説明】
1、2 ベルト端部 3 芯体層 4 ベルト本体 6 樹脂製フック 7 表カバー層 8 ピン 9 裏カバー層 11 孔 13 基布 15 プーリ 17 テーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯体層の表裏に熱可塑性樹脂のカバー層
    を有する樹脂製ベルトの各ベルト端部に、ベルト長手方
    向に対して幅方向に所定の間隔にて並設される複数個の
    U字状の樹脂製フックを互いに食い違い状に嵌合させて
    形成される孔にピンを挿入して両端部を連結結合した樹
    脂製エンドレスベルトにおいて、前記U字状のフックが
    螺旋状になっており、一つの基体に接合されたフック体
    であることを特徴とする樹脂製エンドレスベルト。
  2. 【請求項2】 樹脂製フックのベルト端部の端面からの
    突出長さが0.5〜5.0mmである請求項1に記載の
    樹脂製エンドレスベルト。
  3. 【請求項3】 前記芯体層が少なくとも2枚の帆布で構
    成され、該ベルト端部のフックが芯体層に固定され、
    且、表裏カバー層で被覆され平面化されているととも
    に、少なくともフックの1/2がベルト内に埋まってい
    る請求項1又は2に記載の樹脂製エンドレスベルト。
  4. 【請求項4】 表裏カバー層の厚みが5mm以下である
    請求項1から3のいずれかに記載の樹脂製エンドレスベ
    ルト。
  5. 【請求項5】 少なくとも2枚の帆布からなる芯体層の
    表裏に熱可塑性樹脂のカバー層を有する樹脂製ベルトの
    各ベルト端部において帆布同士を剥離した芯体層に、ベ
    ルト長手方向に対して幅方向に所定の間隔にて複数個の
    螺旋状のU字状の樹脂製フックを装着した基布を剥離し
    た帆布間に挿入し、さらに前記フックの少なくとも1/
    2迄も挿入した後前記帆布間にて挟み接着して芯体層を
    フックの表面に被覆して平面化した後、各ベルト端部の
    フックを互いに食い違い状に嵌合させて形成される孔に
    ピンを挿入して両端部を連結結合することを特徴とする
    樹脂製エンドレスベルトのエンドレス方法。
JP2001231008A 2001-07-31 2001-07-31 樹脂製エンドレスベルト及びそのエンドレス方法 Pending JP2003042231A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001231008A JP2003042231A (ja) 2001-07-31 2001-07-31 樹脂製エンドレスベルト及びそのエンドレス方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001231008A JP2003042231A (ja) 2001-07-31 2001-07-31 樹脂製エンドレスベルト及びそのエンドレス方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003042231A true JP2003042231A (ja) 2003-02-13

Family

ID=19063126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001231008A Pending JP2003042231A (ja) 2001-07-31 2001-07-31 樹脂製エンドレスベルト及びそのエンドレス方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003042231A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005208030A (ja) * 2003-12-25 2005-08-04 Fuji Electric Systems Co Ltd ランドリモニタ
JP2011026091A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Showa Gomu Kizai Kk 特定の結合構造を有するコンベヤベルトおよびコンベヤベルトの接合方法
CN104334916A (zh) * 2012-05-24 2015-02-04 康蒂泰克传送带系统有限公司 皮带接头本体或皮带部段接头本体
KR20150103140A (ko) * 2012-12-28 2015-09-09 봅스트 리옹 판 형상의 아이템들을 운반하기 위한 컨베이어 벨트 및 이러한 벨트를 포함하는 프로세싱 기계

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005208030A (ja) * 2003-12-25 2005-08-04 Fuji Electric Systems Co Ltd ランドリモニタ
JP2011026091A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Showa Gomu Kizai Kk 特定の結合構造を有するコンベヤベルトおよびコンベヤベルトの接合方法
CN104334916A (zh) * 2012-05-24 2015-02-04 康蒂泰克传送带系统有限公司 皮带接头本体或皮带部段接头本体
KR20150103140A (ko) * 2012-12-28 2015-09-09 봅스트 리옹 판 형상의 아이템들을 운반하기 위한 컨베이어 벨트 및 이러한 벨트를 포함하는 프로세싱 기계
KR101881633B1 (ko) * 2012-12-28 2018-07-24 봅스트 리옹 판 형상의 아이템들을 운반하기 위한 컨베이어 벨트 및 이러한 벨트를 포함하는 프로세싱 기계

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6565689B2 (en) Non-slip conveyor and method for producing same
JP2003042231A (ja) 樹脂製エンドレスベルト及びそのエンドレス方法
JP2002019938A (ja) 異形搬送ベルト
JP6804847B2 (ja) 搬送ベルト及びその製造方法
JP2001153186A (ja) 平ベルト
JP5567799B2 (ja) 特定の結合構造を有するコンベヤベルトおよびコンベヤベルトの接合方法
JP2000018333A (ja) 樹脂製エンドレスベルト及びそのエンドレス方法
WO1996022479A1 (fr) Courroie de transmission et son procede de fabrication
US5244083A (en) Folded-edge belt and method for making same
JP2003222196A (ja) ゴム製エンドレスベルト及びそのエンドレス方法
JP3428498B2 (ja) コンベヤベルト及びその接合方法
JP2009242007A (ja) 平ベルト
JP6352724B2 (ja) 無端状平ベルトおよびその製造方法
US4745023A (en) Endless flexible belt or band
CN113022054A (zh) 无接缝皮带及无接缝皮带的制造方法
JP4317287B2 (ja) コンベヤベルト及びその製造方法
JP4711490B2 (ja) 樹脂ベルトの接合部構造およびその製造方法
JP2570925Y2 (ja) コンベヤベルトの接合構造
JP2002068438A (ja) 搬送ベルト及びその製造方法
JPS6220763Y2 (ja)
GB2082116A (en) Improvements in or relating to conveyor belts
JP2002255325A (ja) ガイド付搬送ベルト
JP2023087672A (ja) 搬送ベルトおよびその製造方法
JPS61203014A (ja) 抗張力芯体入り歯付きエンドレスベルトとその製造方法
JP3425530B2 (ja) スチールベルトにおけるロープ部材の接続構造