JPH0352727Y2 - - Google Patents

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JPH0352727Y2
JPH0352727Y2 JP11104187U JP11104187U JPH0352727Y2 JP H0352727 Y2 JPH0352727 Y2 JP H0352727Y2 JP 11104187 U JP11104187 U JP 11104187U JP 11104187 U JP11104187 U JP 11104187U JP H0352727 Y2 JPH0352727 Y2 JP H0352727Y2
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JP
Japan
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belt
belts
pulleys
conveyor
pair
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JP11104187U
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JPS6414711U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は複数のエンドレスのベルトにまたがる
ようにして複数の棧部材を列設して構成される幅
の広い搬送体を持つたコンベア装置に関する。
(従来の技術) この種のコンベア装置は、通常のベルトコンベ
アに用いられるベルトの最大幅よりも幅の広い搬
送体を有するもので、その搬送体は、例えば横幅
が7mもあるものもある。このコンベア装置に用
いられる搬送体は、例えば3本のベルトを等間隔
に置いて、これらのベルトにその走行方向と直角
な方向に指向する棧部材を僅かの〓間を存して列
設したもので、各棧部材はベルトにかしめ或いは
ねじ止めによつて取付けられていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来構成のものは、ベルトと棧
部材とを予め工場等で組立てて一つの部品とし、
機枠、軸、プーリ等の部品とともに最終的な設置
場所に運搬してその設置場所で最終的な組立を行
うようにしているが、搬送体が大形なものである
から、輸送に手間が掛かるとともに設置場所での
最終的な組立作業が非常に面倒であつた。
従つて、本考案の目的は、輸送が容易で最終的
な組立が簡単にできるコンベア装置を提供するに
ある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案は機枠に支持された一対の支軸を設け、
これら一対の支軸に対をなす複数個のプーリを設
け、対をなすプーリ間に複数のエンドレスのベル
トを張設し、このベルトの表面及び裏面に該ベル
トに設けられた孔を介して互いに溶着することに
より該ベルトを挾持するように所定の間隔を存し
て列設された係止体及びガイド体を設け、前記複
数のベルトにまたがるようにして前記係止体に係
合されて前記ベルトとの協働により搬送体を構成
する複数の棧部材を設けたことを特徴とするもの
である。
(作用) 上記手段によれば、機枠を組立てて複数のプー
リ間に複数のベルトを張設した後にこれらのペル
トにまたがるようにして最終的に棧部材をベルト
に取付けて搬送部材を構成しているから、輸送及
び最終的な組立が従来のものに比べて著しく簡単
になる。
(実施例) 以下本考案の一実施例について図面を参照して
説明する。1は機枠で、これの両端板2,2の両
端部にはベアリング3,3を介して回転軸4及び
5の各両端が支持されている。そして、一方の回
転軸5は機枠1に支持されたモータによつて回転
駆動されるようになつている。各回転軸4及び5
の両端部及び中間部にはそれぞれプーリ6及び7
が固定されており、各プーリ7の外周部は山形の
歯部8と凹部9が交互に形成されている、10は
プーリ6,7間に張設された3本のエンドレスの
ベルトで、これの表面及び裏面に該ベルト10に
設けられた孔10aを介して互いに溶着すること
によつて該ベルト10を挾持するようにして係止
体11及びガイド体12が所定の間隔即ちプーリ
7の凹部9と等しい間隔を存して複数個列設され
ている。そして、係止体11には中央部に凹部1
1aが設けられ、且つ、両側部に係合段部11
b,11bが設けられており、また、ガイド体1
2の断面形状は凹部9の形状に略合致していて、
ベルト10は該ガイド体12がプーリ7の凹部9
に噛合つた状態でそのプーリ7の回転に応じて走
行される。13は端板2,2の間隔と略等しい長
さの複数本の棧部材で、これは硬質塩化ビニール
の押し出し加工で製作されたもので、これの下面
に係止体11が嵌合する凹部14が形成されてい
る。この凹部14の天井面には凹部11aに嵌り
込む凸条部14aが形成されるとともにその下端
の開口縁には係合段部11bに嵌合する凸条部1
4b,14bが設けられている。この棧部材13
はプーリ7,7間にベルト10を張設した後に凹
部14を各ベルト10に設けられた係止体11に
嵌合させて凸条部14b,14bを係合段部11
b,11bに係合することによつて夫々3本のベ
ルト10にまたがるようにしてそれぞれ配設さ
れ、これらベルト10及び棧部材13で以て搬送
体15が形成される。
而して、図示しないモータによつて回転軸5が
回転駆動されるとプーリ6,7間に夫々張設され
た3本のベルト10がプーリ7の凹部9が該ベル
ト10に設けられたガイド体12に係合して回転
力が与えられることによつて走行し、これらのベ
ルト10と該ベルト10にまたがるようにして列
設された棧部材13とからなる搬送体15が走行
し、この搬送体15によつて被搬送物例えば紙、
綿或いは繊維等が搬送される。
上記構成において、搬送体15はプーリ6,7
に張設されたベルト10に設けられた係止体11
に最終組立によつて棧部材13の凹部14を係合
させて構成されるから、最終的な設置場所に運搬
する時には、ベルト10と棧部材13が別体のも
ので従来のように大形でかさばる部品とはなら
ず、従つて、輸送が簡単にできるとともに最終の
組立も簡単にできる。
[考案の効果] 本考案は以上の説明から明らかなように、機枠
に支持された一対の支軸を設け、これら一対の支
軸に対をなす複数個のプーリを設け、対をなすプ
ーリ間に複数のエンドレスのベルトを張設し、こ
のベルトの表面及び裏面に該ベルトに設けられた
孔を介して互いに溶着することにより該ベルトを
挾持するように所定の間隔を存して列設された係
止体及びガイド体を設け、前記複数のベルトにま
たがるようにして前記係止体に係合されて前記ベ
ルトとの協働により搬送体を構成する複数の棧部
材を設けたことを特徴とするものであるから、機
枠を組立てて複数のプーリ間に複数のベルトを張
設した後にこれらのペルトにまたがるようにして
最終的に棧部材をベルトに取付けて搬送部材を構
成することができ、輸送及び最終的な組立が従来
のものに比べて著しく簡単になるという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は要部の拡大縦断面図、第2図は上面図、第3図
は一部を破断して示す斜視図である。 図面中、1は機枠、4及び5は回転軸、6及び
7はプーリ、10はベルト、11は係止体、12
はガイド体、13は棧部材、14は凹部、15は
搬送体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機枠に支持された一対の支軸と、これら一対の
    支軸に対をなすように設けられた複数個のプーリ
    と、対をなすプーリ間に張設された複数のエンド
    レスのベルトと、このベルトの表面及び裏面に該
    ベルトに設けられた孔を介して互いに溶着するこ
    とにより該ベルトを挾持するように所定の間隔を
    存して列設された係止体及びガイド体と、前記複
    数のベルトにまたがるようにして前記係止体に係
    合されて前記ベルトとの協働により搬送体を構成
    する複数の棧部材とを具備してなるコンベア装
    置。
JP11104187U 1987-07-20 1987-07-20 Expired JPH0352727Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11104187U JPH0352727Y2 (ja) 1987-07-20 1987-07-20

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JP11104187U JPH0352727Y2 (ja) 1987-07-20 1987-07-20

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Publication Number Publication Date
JPS6414711U JPS6414711U (ja) 1989-01-25
JPH0352727Y2 true JPH0352727Y2 (ja) 1991-11-15

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JP11104187U Expired JPH0352727Y2 (ja) 1987-07-20 1987-07-20

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