JPS61197194A

JPS61197194A - 冷凍肉切断機

Info

Publication number: JPS61197194A
Application number: JP60299807A
Authority: JP
Inventors: ユエルゲン　ハーゲル; ヴアルター　フイース; ヴエルネル　マンデルラ
Original assignee: MAGURITSUTO GEFURIIRUSHIYUNAID; MAGURITSUTO GEFURIIRUSHIYUNAIDAA GmbH
Current assignee: MAGURITSUTO GEFURIIRUSHIYUNAID; MAGURITSUTO GEFURIIRUSHIYUNAIDAA GmbH
Priority date: 1985-02-25
Filing date: 1985-12-28
Publication date: 1986-09-01
Also published as: EP0194341B1; DE3576136D1; EP0194341A3; JPH0547357B2; ATE50526T1; DE8505329U1; US4638697A; EP0194341A2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は、肉片の大きさを細かくする機械、特に冷凍
肉片を立方体状の肉塊に切断する機械に関するものであ
る。

従来の技術西ドイツ国特許第２７１９８９１号に従来のタイプの機
械が開示しである。この特許を参考にして説明する。本
体は、電動モータで回転する、切断器の水平な軸を支え
る。この軸には薄切り用円盤とナイフ円盤が備わってい
る。コンベアで、切断器の軸の方向に冷凍肉を押す。す
ると、肉片は薄切り用円盤によりまず細片にされる。さ
らに肉片を押してやると、薄切り用円盤により切り分け
られた肉の細片は、ナイフ円盤の切断刃により立方体に
切断される。

上述した従来の機械は、必ずしも満足のゆくものではな
い。切断された立方体形の肉塊は角がはっきりしていな
いし、切りくずの割合がかなりの蛍になる。もし冷凍の
程度がはなはだしく、切断されるべき肉片が非常に固い
場合、薄切り用円盤が破損する恐れがある。このため薄
切り用円盤は、全体がほぼ円形で、鉤形の刃が突き出し
た輪郭をもつ。従って、刃は肉にぶつかり食い込むとき
に非常に大きな物理的負荷を受ける。

発明が解決しようとする問題点以上説明したように、従来の冷凍肉片切断機では薄切り
用円盤が高負荷のため破損する危険がある。また、肉片
を切断する際に大量の切りくずが出るという問題がある
。

問題点を解決するための手段上記問題点を解決するための本発明による冷凍肉切断機
は、軸に沿って互いに平行に、交互に配置して固定した
複数の薄切り用円盤とナイフ円盤とから成る、回転可能
な切断用ドラムを備えている。また、運搬手段が設けて
あり、冷凍肉片をドラムに供給する働きをもつ。

薄切り用円盤には、その円盤上でドラムの回転方向前方
にある第１の点と後縁点の間に薄切り刃が設けである。

後縁点は、円盤の中心からの距離が前記第１の点よりも
離れた位置に設けである。

薄切り刃は、少なくとも１本の小半径の円弧部分と、少
なくとも１本の大半径の円弧部分とから成る輪郭部分を
もち、半径の異なる円弧部分の数は同数となっているこ
とが望ましい。

薄切り用円盤の輪郭線の、隣り合う円弧部分の間には直
線部分がはさまっている。この直線部分が薄切り刃とな
る。各薄切り用円盤には薄切り刃が２枚設けであるのが
望ましい。従ってナイフ円盤も切断刃を２枚もつことが
望ましい。

運（般手段は、押え板と協調して作動する肉押し用スラ
イダを備えている。ねじれた肉片や厚さの異なる肉片を
うまく供給できるように、スライダと押え板はそれぞれ
キーと溝をもち、互いにかみ合う構造となっていること
が望ましい。

立退冷凍肉片は運搬手段によりドラムに送りこまれる。する
と、肉片は薄切り用円盤の薄切り刃でまず縦方向の細片
に分割される。この細片は続いてナイフ円盤の切断刃に
より横方向に切１祈される結果、立方体形の肉塊が得ら
れる。

実施例第１図にナイフ円盤ＩＯの輪郭を示す。簡単に製造でき
るようにするため、このナイフ円盤は、半径の異なる２
本の円弧をつないでら線状にした部分と、直線の切断刃
部分１２とをつなぎ合わせた輪郭をもつ。研ぎ直し操作
が簡単になるように、円盤ｌＯの切断刃１２のすぐ横の
１４の部分を研ぐようになっている。切断刃の角度は約
２０度である。刃と円弧のつなぎ部分１６は、サイの目
に切断された肉塊が取り除かれ易いように丸くしである
。

第２図は第１のタイプのスリット円盤１８の図であり、
第３図は第２のタイプのスリット円盤２０である。スリ
ット円盤１８は薄切り刃２２をもち、スリット円盤２０
は薄切り刃２４をもつという点で両者は輪郭が似ている
。しかし、円盤２０にはへこみ２６があるため角２８が
できる。円盤１０．１８．２０が軸３０に組み込まれて
ドラム７５ができると、角２８はナイフ円盤１０の角３
２とほぼ完全に重なり合う。円盤１０．１８．２０は、
それぞれ第１図、第２図、第３図を上方から見て反時計
方向に回転するように軸３０に固定される。薄切り刃２
２は前縁点２２ａと後縁点２２ｂの間に刃がつけてあり
、薄切り刃２４は前縁点２４ａと後縁点２４ｂの間に刃
がつけである。

第２図と第３図かられかるように、前縁点２２ａと２４
ａはドラム７５の回転方向に対する刃２２と２４の前部
点である。後縁点２２ｂと２４ｂは、前縁点２２ａ□と
２４ａよりも各円盤の軸から離れた位置にある。

円盤１８と２０のキー溝３４は、切断操作をタイプの異
なる円盤間で相対的に少しずらして行なわせるために、
それぞれの円盤の刃を円周上で互いに約１５°ずらして
固定できる向きに設けである。

第４図かられかるように、円盤は軸３０上でｌＯ〜１８
−１０〜２０−１０−１８〜１０−２０といった順番に
配置され、全体でドラム７５を構成する。従って、２枚
のナイフ円盤１０とこれら円盤にはさまれる薄切り用円
盤２０のへこみ２６の間に空間ができる。この空間には
、各円盤２０の薄切り刃２４により互いに分離された２
個のサイの口型肉片が収まる。切り離された２個のサイ
の目肉片は上記空間にただ収まっているだけなので、遠
心力により容易に外に放り出される。

上に記述した状態のドラムでは、回転にはなはだしいむ
らが生じる可能性がある。従って、軸の両端（図示して
ない）に重りをつけてむらを消す必要がある。しかしそ
れよりは、第６図、第７図、第８図に示した円盤１０・
、１８・、２０・のように、円盤のそれぞれについてい
る切断刃の数を２倍にするのがよい。第６図、第７図、
第８図に示した円盤を備えるドラムは製作に金が余計に
かかる可能性があるが、悪くとも製作公差による回転む
らを示す程度である。しかも、この程度の回転むらは簡
単に補正できる。

第５図には、簡単のため、円盤に関しては回転軌跡のみ
が示しである。薄切り円盤の軌跡６２は一点鎖線で、ナ
イフ円盤の軌跡６４は点線で示しである。

切断される冷凍肉片（図には示していない）は台４４に
載せられる。この台は突起４０が薄切り用円盤間まで伸
びている。台４４の下部にはシュート４２が固定してあ
り、切断された肉片を立方体の容器（図には示していな
い）に導く。台４４の上方にはスライダ４８が設けであ
る。スライダは矢印４６の方向で往復運動させることが
できるから、このスライダを使って肉片を台４４に沿っ
て押してドラムの動作領域内に入れる。スライダ４８に
も、円盤１８と２０の間まで伸びる突起５０がついてい
る。スライダ４８の上方には、矢印５２の方向にバネで
動かすことのできる押え板５４がある。押え板には、薄
切り円盤が通る細長い穴があけである。また、この押え
板はフィンガ５６が突起していて、隣り合う薄切り用円
盤の間まで伸びている。台４４と押え板５４０間の差込
口は、ゆがんだ肉片でも正しく押え板５４の下に供給さ
れるように、ドラムの方向に向けて細くなっている。肉
片はゆがんでいることが多い。

肉片がほぼ完全にさいの目に切断されると、スライダ４
８は押し板を持ち上げる。但し、既に肉片自体により押
え板が持ち上げられてしまっている場合は別である。遠
心力により離れなかったさいの目形肉塊を取り除くため
に、くし成板６０が上方から薄切り用円盤にかぶさる。

くしの刃は薄切り円盤の間の位置にくる。

スライダは空気シリンダを使って駆動してもよいし、ド
ラムに同期した機械ギヤで駆動してもよい。前者の駆動
方法は従来技術の項に記載の西ドイツ国特許に開示しで
ある。どちらの駆動法を用いても正しくさいの目形の肉
塊が得られること、並びに切りくずの割合が少ないこと
が確かめられた。

第９図は、スライダー押え板系の改良例を示す。

スライダ４８はその上側表面にキー６６が設けである。

キー６６は押え板５４の対応する溝６８の位置まで伸び
ている。この構造になっているために、極端にねじれた
肉片や２枚重ねの肉片でもうまく押すことができる。ま
た、非常に薄い肉片でも押え板５４で台上にうまく押え
ておくことができる。

発明の詳細な説明したように、本発明の冷凍肉片切断機を用いると
、薄切り用円盤が破損する危険性が少なくなる。

また、この機械からは角のきれいな立方体形の肉塊が得
られ、しかも肉片からの切りくずの割合は少ない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、切断用ナイフ円盤の輪郭図であり、第２図と
第３図は、薄切り用円盤の輪郭図であり、第４図は、肉片を供給する方向から見た、ドラムの部分
図であり、第５図は、軸方向から見た本冷凍肉切断機の断面図であ
り、第６図は、切断用両刃ナイフ円盤の輪郭図であり、第７図と第８図は、薄切り用両刃円盤の輪郭図であり、第９図は、改良された設計のスライダと押え部材の部分
断面図である。（主な参照番号）１０・・ナイフ円盤、１０・・・両刃ナイフ円盤、１２
・・切断刃、１８、２０・・薄切り用円盤、１８°、２０゛・・薄切り用両刃円盤、２２、２４・・
薄切り刃、　２８・・へこみ、３０・・軸、　４０．５
６・・突起、４２・・シュート、　４４・・台、４８・・スライダ、５０・・フィンガ、５４・・押え部
材、　６０・・くし成板、７５・・ドラム特許出願人　マグリット　ゲフリールシニナイダーゲー
エムベーハー

Claims

【特許請求の範囲】

（１）冷凍肉片を薄片に切り分け、切断して、一般には
立方体状の部分に分割する機械において、薄切り兼切断
ドラムは、互いに平行に、交互に配置して回転可能に固定した複数
の薄切り用円盤とナイフ円盤とから成り、上記薄切り用
円盤は、上記ドラムが回転するにつれ、該ドラムに半径
方向に供給された肉片を平行で縦方向の薄片に切ること
により複数の平行な肉細片を生み出し、上記ナイフ円盤は、上記肉細片を横方向に切断し、独立
な立方体状の部分に分割し、上記薄切り用円盤は、上記ドラムの回転方向前方にある
該円盤上の第１の点と後縁点との間まで伸びる薄切り刃
を備え、該後縁点は上記第１の点よりも、上記円盤の回
転軸から離れた半径の位置に設けることを特徴とする機
械。
（２）上記薄切り用円盤は、少なくとも１本の、小半径
の円弧部分と、少なくとも１本の、該円弧より大きい半
径の円弧部分とから成る輪郭をもち、半径の異なる円弧
部分は同数にし、上記第１の点は小半径円弧部分に位置
させ、上記後縁点は大半径円弧部分に位置させ、上記薄
切り刃は上記小半径円弧と大半径円弧にはさまれるつな
ぎ部分に沿って設けることを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の機械。
（３）各ナイフ円盤は、互いに対蹠的位置にある２枚の
切断刃を備え、各薄切り用円盤は、互いに対蹠的位置に
ある２枚の薄切り刃を備えることを特徴とする特許請求
範囲第２項に記載の機械。
（４）上記薄切り用円盤は、刃の位置をあらかじめ決め
られた角度だけ円周方向にずらして交互に設けることを
特徴とする特許請求範囲第２項に記載の機械。
（５）上記ドラム上の１枚置きの薄切り刃は、上記ナイ
フ円盤の切断刃の鋭角部に対応する位置にへこみをもつ
ことを特徴とする特許請求の範囲第２項に記載の機械。
（６）台と、切断される肉片を上記ドラムの半径方向に
供給する運搬手段とを備え、上記台は上記薄切り用円盤
の間に伸びる突起をもつことを特徴とする特許請求範囲
第２項に記載の機械。
（７）上記運搬手段は、上記台に沿って往復運動可能な
スライダを備え、該スライダは、上記ドラムに最も近い
終点の位置にあるとき上記薄切り用円盤の間に伸びるフ
ィンガをもつことを特徴とする特許請求範囲第６項に記
載の機械。
（８）上記台と上記スライダとの上方に押え部材を備え
、該押え部材は、上記台に対してバネで押え付ける方式
とし、上記薄切り用円盤の間に伸びるフィンガをもつこ
とを特徴とする特許請求範囲第７項に記載の機械。
（９）肉片差込口は、上記台と上記押え部材の間に規定
し、上記ドラムに向けて先を細くすることを特徴とする
特許請求範囲第８項に記載の機械。
（１０）上記スライダは、その往復運動の方向に伸びた
互いに平行なキーを備え、該キーは上記押え部材の溝に
かみ合わせることを特徴とする特許請求範囲第８項に記
載の機械。
（１１）くし状板を上記ドラムの上方に固定し、該くし
状板は、上記薄切り用円盤間で、上記ドラムから立方体
形肉塊をこすり取る位置に伸びたフィンガをもつことを
特徴とする特許請求範囲第２項に記載の機械。