JP2000354783A - シュレッダ - Google Patents

シュレッダ

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JP2000354783A
JP2000354783A JP11169485A JP16948599A JP2000354783A JP 2000354783 A JP2000354783 A JP 2000354783A JP 11169485 A JP11169485 A JP 11169485A JP 16948599 A JP16948599 A JP 16948599A JP 2000354783 A JP2000354783 A JP 2000354783A
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JP
Japan
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cut
edge
edges
shredder
rotary blade
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JP11169485A
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English (en)
Inventor
Masami Nashimoto
正實 梨本
Mitsuo Wakabayashi
美津雄 若林
Shunichi Yokomine
俊一 横峰
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Nashimoto Industries Co Ltd
Meiko Shokai Co Ltd
Original Assignee
Nashimoto Industries Co Ltd
Meiko Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右の切断時点に時間差(位相差)を生じさ
せることで、被細断物3の切断両縁が排出内面に当接
(接触)することで生じる排出抵抗を著しく低減させる
ことができ、これにより細断片3Aの排出がスムーズと
なって一度に送り込める限度枚数を向上させることが容
易に実現できる極めて画期的なシュレッダを提供するこ
と。 【解決手段】 対向状態に配設する回転軸1に夫々突設
状態にして多数並設状態に設けた回転刃板2を、この対
向する各回転刃板2の先端部が回転軸方向から見て交互
に重合するように構成し、この対向する回転刃板2が交
互に重合する部分Gに紙片などの被細断物3を送り込み
各回転刃板2の刃縁2Aの重合によって切断するように
構成したシュレッダにおいて、前記被細断物3を細断す
るための隣り合う刃縁重合位置GAがこの被細断物3の
送り方向に対して同位置とせず、少なくとも細断のため
の左右切断時点が同時とならずに時間差が生じるように
構成したシュレッダ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば廃棄する紙
を細断処理するシュレッダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】シュレッダは一般的に次のような構成で
ある。
【0003】一体形成あるいは継合形成によって、回転
軸に所定厚の回転刃板を軸方向に一定間隔を置いて多数
枚並設状態に突設し、この回転刃板を多数枚設けた二本
の回転軸を対向状態に軸支すると共に、一方の回転軸の
各回転刃板間に、他方の回転軸の各回転刃板の先端部が
介存するように配設して、回転軸方向から見て回転刃板
が交互に重合するように構成し、これら各回転刃板の先
端の左右両角縁には鋭利な刃縁が形成されていて、この
刃縁同志が競り合い重合する刃縁重合位置が回転軸方向
に一定間隔を置いて多数形成された構成としている。例
えばいわゆる多数の対向する平刃が噛合嵌合した構成と
している。
【0004】従って、回転刃板が重合する部分、即ち、
刃縁重合位置が多数並設された重合部分に数枚重ねた紙
を上方から送り込むことによって、回転する回転刃板に
よって紙が下方へ送られながら、各刃縁重合位置で切断
されて、例えば、縦方向(送り方向)に多数切断されて
紙は細長帯状に細断され、この細断片は連続的に回転軸
の回転刃板間から下方へと細断排出されるように構成し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、紙を数
枚重ねて細断する場合に、細長帯状に細断された細断片
の排出がスムーズにいかない場合があり、屑づまりや紙
送りの不良が生じることがあり、細断片を手や工具で引
き出したり、あるいは、この屑づまりのたびに回転軸を
逆転駆動させるなどして紙の排出をスムーズにする必要
があり、刃縁の切れ味をかなり鋭利に加工し管理する
か、切断力自体をかなり向上させない限り、一度に送れ
る紙の枚数は少ない。例えば安価な市販機では、10枚
以内でしかスムーズに細断処理できないものもあり、こ
の一度に送れる紙の限度枚数は非常に少ないというのが
現状であった。
【0006】本発明は、シュレッダの性能は、刃縁の精
度や切断力の向上だけでなく、切断した細断片がいかに
スムーズに排出されるかという点も極めて重要であるこ
とに着目し、従来の基本構成に次のような問題点を見出
し、これを解決するもので、細断片の排出をスムーズに
し、これにより屑づまり等の問題を低減することがで
き、これによって一度に送り込める限度枚数を向上させ
ることができる画期的なシュレッダを提供することを目
的としている。
【0007】即ち、例えば、紙が多数の細長帯状に細断
される場合、図6に示すように紙3は回転刃板2の重合
部分Gに送り込まれて、左右の刃縁重合位置GAで左右
両端が切断されて細長帯状に切断され、この回転刃板2
間から切断された細長帯状の細断片3Aが連続的に下方
へ排出されることになるが、この切断時に着目すれば左
右の刃縁重合位置GAに紙3は引き込まれつつ切断され
る。
【0008】即ち、図6(b)に示すように両縁が左右
の刃縁重合位置GAに引っ張られつつ左右同時に切断さ
れていくこととなるから、切断後、細長帯状の細断片3
Aの切断両縁は、図6(c)に示すように、この切断テ
ンションによる反力あるいは伸びに対する戻りによって
細断片3Aの切断両縁が共に回転刃板2の板面2B(内
面)に当接し、無視できないかなりの接触抵抗(排出抵
抗)が生じてしまうことを見出した。
【0009】つまり、左右の両切断縁が排出内面2Bに
押圧当接する状態となって、かなりの排出抵抗が生じ、
この抵抗が排出をスムーズにしない大きな要因となって
いることを見出した。
【0010】しかも、紙の枚数が増える程、この切断時
の引き込み力に対する反力あるいは伸びに対する戻りが
大きくなることが予想され、枚数が増える程、この細断
片一枚毎の各両切断縁で生じる排出抵抗あるいは各一枚
毎の排出抵抗は枚数が増えても変わりがないとしても、
各細断片の排出抵抗を総じた抵抗は一層大きくなり、こ
れが屑づまりの大きな要因であることを見出した。
【0011】従って、このような排出不良を生じさせる
要因は、例えば、細長帯状に細断する場合、排出溝を通
過させる細断片における左右の切断が同時に行われてい
るからであることを見出したのである。
【0012】そこで、本発明は、このような考察に基づ
き、左右の切断時点に時間差(位相差)を生じさせるこ
とで、被細断物の切断両縁が排出内面に当接(接触)す
ることで生じる排出抵抗を著しく低減させることがで
き、これにより細断片の排出がスムーズとなって一度に
送り込める限度枚数を向上させることが容易に実現でき
る極めて画期的なシュレッダを提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0014】対向状態に配設する回転軸1に夫々突設状
態にして多数並設状態に設けた回転刃板2を、この対向
する各回転刃板2の先端部が回転軸方向から見て交互に
重合するように構成し、この対向する回転刃板2が交互
に重合する部分Gに紙片などの被細断物3を送り込み各
回転刃板2の刃縁2Aの重合によって切断するように構
成したシュレッダにおいて、前記被細断物3を細断する
ための隣り合う刃縁重合位置GAがこの被細断物3の送
り方向に対して同位置とせず、少なくとも細断のための
左右切断時点が同時とならずに時間差が生じるように構
成したことを特徴とするシュレッダに係るものである。
【0015】また、前記対向する回転軸1に夫々突出状
態にして所定間隔を置いて多数並設状態に設けた回転刃
板2の板縁に刃縁2Aを形成し、一方の回転軸1に設け
た回転刃板2間に他方の回転軸1に設けた回転刃板2の
先端部を介存状態に配設して、回転軸方向に所定間隔を
置いて回転刃板2の刃縁2Aが重合する刃縁重合位置G
Aを多数形成し、この並列する刃縁重合位置GAに前記
被細断物3を送り込み、被細断物3を少なくともこの並
列する刃縁重合位置GAによって送り方向に並行な細長
帯状に細断するシュレッダであって、この細長帯状に細
断するための隣り合う刃縁重合位置GAの前記被細断物
3の送り方向に対する位置が同位置とならず、被細断物
3の送り方向に対して隣り合う刃縁重合位置GAが位置
ズレするように設けて、この細長帯状に細断するための
左右切断時点が同時とならず時間差を置いて切断され、
前記片側の刃縁重合位置GAによって片側が切断されて
から反対側の刃縁重合位置GAによって反対側が切断さ
れて前記被細断物3が細長帯状に細断されるように構成
したことを特徴とする請求項1記載のシュレッダに係る
ものである。
【0016】また、前記回転刃板2の先端外周面を平坦
面とせずに傾斜面5を形成して、この回転刃板2の片側
の外径寸法と反対側の外径寸法とを異ならしめ、刃縁2
Aを形成する両端縁の外径寸法が異なる前記回転刃板2
を交互に重合させて構成することで、前記被細断物3の
送り方向に対して前記隣り合う刃縁重合位置GAの位置
が位置ズレして、少なくとも細断のための左右切断時点
が同時とならずに時間差が生じるように構成したことを
特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のシュレ
ッダに係るものである。
【0017】また、前記対向する一方の回転軸1に両端
縁の外径寸法が異なる前記回転刃板2を設けると共に、
前記他方の回転軸1に両端縁の外径寸法が異なる前記回
転刃板2を設け、この一方の回転軸1の各回転刃板2に
外径寸法の短い端縁同志並びに外径寸法の長い端縁同志
が交互に重合するように配設して、回転軸方向に外径寸
法の短い端縁同志が重合した刃縁重合位置GAと外径寸
法の短い端縁同志が重合した刃縁重合位置GAが交互に
形成されるように構成したことを特徴とする請求項3記
載のシュレッダに係るものである。
【0018】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0019】従来のシュレッダでは、被細断物を細断す
るための隣り合う刃縁重合位置はもちろん、一定間隔を
置いて横並び形成されているすべての刃縁重合位置は、
すべて被細断物の送り方向に対して同位置(同じ高さ)
であるため、被細断物は各隣り合う刃縁重合位置によっ
て同時に切断され、本発明が解決しようとする課題にお
いて前述したような問題が生じるが、本発明は、各隣り
合う刃縁重合位置GAが被細断物3の送り方向に対して
位置ズレ(違う高さに位置)しているため、細断のため
の左右切断時点が同時とはならず時間差(位置差)が生
じる。
【0020】従って、本発明では、細断片3A毎につい
て見れば、両縁が同時切断されず、この時間差によって
片側が切断されてから、反対側が切断され細断されるこ
ととなる。
【0021】従って、細断片3Aの左右両縁を同時に引
き込みつつ切断するのではなく、予め片側を切断してお
いてから、片側フリー状態で反対側に引き込みつつ切断
することになるから、同時に切断する場合に比べて切断
後細断片3Aの切断両縁が回転刃板2の内面2Bに両縁
とも当接状態となって大きな排出抵抗が生じるようなこ
とにはならない。
【0022】例えば、被細断物3を多数の細長帯状に細
断する場合を例に、この本発明の作用・効果を分かり易
く図面に表した図4を参考にして説明すれば、図4
(b)に示すように細長帯状に切断する際、先ず片側を
切断した状態で反対側を切断するため、図4(c)に示
すようにすでに片側は切断されてフリー状態となってい
るために反対側の切断時点に生じる引き込み力によって
細断片3Aは引き込み傾斜したり、フリー側が移動ある
いは変形することで、仮に反対側の切断縁が回転刃板2
の内面2B(排出内面)に切断後当接したままとなって
も、少なくともその反対側である片側は、先の引き込み
によって傾斜するなどして排出内面2Bには密着当接す
ることはほとんどないといえる。
【0023】即ち、従来は左右が同時に引き込まれつつ
切断されることで、この反力あるいは伸びに対する戻り
によって細断片の切断両縁がいわばつっぱった状態で排
出内面2Bに押圧当接し、無視できないかなりの排出抵
抗が生じることになるが、本発明では、前述のような現
象によって、即ち、片側フリーでの反対側切断という動
作によって、左右の切断両縁がつっぱったように双方が
排出内面2Bに当接することは確実に回避できることと
なる。
【0024】また、従来、このような排出抵抗が生じる
現象の要因は左右同時に切断することに他ならないこと
を本発明は見出し、これを前述のように解決するわけで
あるが、具体的には、刃縁重合位置GAを被細断物3の
送り方向に対して位置ズレした位置とすることにより実
現する。
【0025】具体的には、例えば従来は単に所定厚の回
転刃板2の外周面は平坦であるがゆえに左右の刃縁重合
位置GAは同位置(送り方向に対して同じ高さ)であっ
たが、本発明は、この点に着目することで、例えば回転
刃板2の先端外周面に軸方向に対して傾斜する傾斜面5
を形成することで、回転刃板2の左右両角縁(刃縁2
A)の外径寸法を異ならせ、これを交互に重合させるこ
とで刃縁重合深さを左右若干異ならせ、隣り合う左右の
刃縁重合位置GAを被細断物3の送り方向に対して位置
ずらせことで、左右切断時点に時間差(位相差)を生じ
させることを容易に実現させることができるものであ
る。
【0026】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0027】本実施例は、対向する回転刃板2が交互に
重合する部分G、即ち、刃縁重合位置GAが多数軸方向
に並設された重合部分に数枚重ねた紙3を上方から送り
込むことによって、回転する回転刃板2によって紙3が
下方へ送られながら、各刃縁重合位置GAで切断されて
(縦方向(送り方向)に多数切断されて)、紙3は細長
帯状に細断され、この細断片3Aは連続的に回転軸1の
回転刃板2間から下方へと細断排出されるように構成し
たシュレッダであって、この細長帯状に細断するための
隣り合う刃縁重合位置GAの紙3の送り方向に対する位
置が同位置とならず、紙3の送り方向に対して隣り合う
刃縁重合位置GAが位置ズレするように設けて、この細
長帯状に細断するための左右切断時点が同時とならず時
間差を置いて切断され、前記片側の刃縁重合位置GAに
よって片側が切断されてから反対側の刃縁重合位置GA
によって反対側が切断されて紙3が細長帯状に細断され
るように構成している。
【0028】具体的には、前記回転刃板2の先端外周面
を平坦面とせずに軸方向に対して傾斜する傾斜面5を形
成して、この回転刃板2の片側の外径寸法と反対側の外
径寸法とを異ならしめ、刃縁2Aを形成する両端縁の外
径寸法が異なる前記回転刃板2を交互に重合させてい
る。
【0029】即ち、前記対向する一方の回転軸1に両端
縁の外径寸法が異なる前記回転刃板2を設けると共に、
前記他方の回転軸1に両端縁の外径寸法が異なる前記回
転刃板2を設け、この一方の回転軸1の各回転刃板2に
外径寸法の短い端縁同志並びに外径寸法の長い端縁同志
が交互に重合するように配設して、回転軸方向に外径寸
法の短い端縁同志が重合した刃縁重合位置GAと外径寸
法の短い端縁同志が重合した刃縁重合位置GAが交互に
形成されるように構成している。
【0030】言い換えれば、従来は単に所定厚の回転刃
板2の外周面は平坦であるがゆえに左右の刃縁重合位置
GAは同位置(送り方向に対して同じ高さ)であった
が、実施例では回転刃板2の外周面に軸方向に対する傾
斜面5を形成することで、回転刃板2の左右両角縁(刃
縁2A)の外径寸法を異ならせ、これを交互に重合させ
ることで刃縁重合深さを左右若干異ならせ、隣り合う左
右の刃縁重合位置GAを紙3の送り方向に対して上下方
向に位置ずらすことで、左右切断時点に時間差(位相
差)を生じさせることを容易に実現させている。
【0031】尚、図示した本実施例では、例えば外径が
50mm程度で板厚が5〜6mm程度の回転刃板2の先端外
周面を7°程度の傾斜面5を付けて両端刃縁2Aの外径
寸法に1〜2mm程度の寸法差を生じさせることで、前記
作用・効果が十分に生じる前記時間差が生じることが確
認できた。
【0032】また、本実施例では(送りを良好とするた
めにローレット加工を施す場合があるが)、図5(a)
のように片側縁から反対側縁へと傾斜面5を付けたが、
図5(b),(c)のように傾斜面5を付けることで、
重合深さを異ならせて刃縁重合位置GAを上下方向に位
置ズラせて時間差が生じるようにしても良い。
【0033】また、図中符号4は、細断片3Aの回り込
みや巻き込みを防止するための段差部である。
【0034】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、細
断片の排出をスムーズにし、これにより屑づまり等の問
題を低減することができ、これによって一度に送り込め
る限度枚数を向上させることができる画期的なシュレッ
ダとなる。
【0035】即ち、左右の切断時点に時間差(位相差)
を生じさせることで、被細断物の切断両縁が排出内面に
当接(接触)することで生じる排出抵抗を著しく低減さ
せることができ、これにより細断片の排出がスムーズと
なって一度に送り込める限度枚数を向上させることが容
易に実現できる極めて画期的なシュレッダとなる。
【0036】特に請求項2,3,4記載のシュレッダに
おいては、本発明の作用・効果を確実に発揮するシュレ
ッダを容易に実現することが可能となり、極めて加工製
作が容易となり量産性にも秀れるなど極めて実用性に秀
れた画期的なシュレッダとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の説明平面図である。
【図2】本実施例の要部の拡大説明斜視図である。
【図3】本実施例の要部の拡大説明図である。
【図4】本実施例の切断時における作用・効果をわかり
易く説明するための拡大説明図である。
【図5】本実施例の別構成例を示す拡大説明図である。
【図6】従来例の切断時における現象と、これによる屑
づまりの問題をわかり易く説明するための拡大説明図で
ある。
【符号の説明】
1 回転軸 2 回転刃板 2A 刃縁 3 被細断物(紙) 5 傾斜面 G 重合する部分 GA 刃縁重合位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若林 美津雄 新潟県三条市大字金子新田乙945番地15 ナシモト工業株式会社内 (72)発明者 横峰 俊一 東京都千代田区五番町1番地1 株式会社 明光商会内 Fターム(参考) 4D065 CA12 CB02 CC01 CC08 DD08 DD30 EB12 EC07 EC09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向状態に配設する回転軸に夫々突設状
    態にして多数並設状態に設けた回転刃板を、この対向す
    る各回転刃板の先端部が回転軸方向から見て交互に重合
    するように構成し、この対向する回転刃板が交互に重合
    する部分に紙片などの被細断物を送り込み各回転刃板の
    刃縁の重合によって切断するように構成したシュレッダ
    において、前記被細断物を細断するための隣り合う刃縁
    重合位置がこの被細断物の送り方向に対して同位置とせ
    ず、少なくとも細断のための左右切断時点が同時となら
    ずに時間差が生じるように構成したことを特徴とするシ
    ュレッダ。
  2. 【請求項2】 前記対向する回転軸に夫々突出状態にし
    て所定間隔を置いて多数並設状態に設けた回転刃板の板
    縁に刃縁を形成し、一方の回転軸に設けた回転刃板間に
    他方の回転軸に設けた回転刃板の先端部を介存状態に配
    設して、回転軸方向に所定間隔を置いて回転刃板の刃縁
    が重合する刃縁重合位置を多数形成し、この並列する刃
    縁重合位置に前記被細断物を送り込み、被細断物を少な
    くともこの並列する刃縁重合位置によって送り方向に並
    行な細長帯状に細断するシュレッダであって、この細長
    帯状に細断するための隣り合う刃縁重合位置の前記被細
    断物の送り方向に対する位置が同位置とならず、被細断
    物の送り方向に対して隣り合う刃縁重合位置が位置ズレ
    するように設けて、この細長帯状に細断するための左右
    切断時点が同時とならず時間差を置いて切断され、前記
    片側の刃縁重合位置によって片側が切断されてから反対
    側の刃縁重合位置によって反対側が切断されて前記被細
    断物が細長帯状に細断されるように構成したことを特徴
    とする請求項1記載のシュレッダ。
  3. 【請求項3】 前記回転刃板の先端外周面を平坦面とせ
    ずに傾斜面を形成して、この回転刃板の片側の外径寸法
    と反対側の外径寸法とを異ならしめ、刃縁を形成する両
    端縁の外径寸法が異なる前記回転刃板を交互に重合させ
    て構成することで、前記被細断物の送り方向に対して前
    記隣り合う刃縁重合位置の位置が位置ズレして、少なく
    とも細断のための左右切断時点が同時とならずに時間差
    が生じるように構成したことを特徴とする請求項1,2
    のいずれか1項に記載のシュレッダ。
  4. 【請求項4】 前記対向する一方の回転軸に両端縁の外
    径寸法が異なる前記回転刃板を設けると共に、前記他方
    の回転軸に両端縁の外径寸法が異なる前記回転刃板を設
    け、この一方の回転軸の各回転刃板に外径寸法の短い端
    縁同志並びに外径寸法の長い端縁同志が交互に重合する
    ように配設して、回転軸方向に外径寸法の短い端縁同志
    が重合した刃縁重合位置と外径寸法の短い端縁同志が重
    合した刃縁重合位置が交互に形成されるように構成した
    ことを特徴とする請求項3記載のシュレッダ。
JP11169485A 1999-06-16 1999-06-16 シュレッダ Pending JP2000354783A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007069172A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Fuji Xerox Engineering Co Ltd 細断処理装置
KR100758388B1 (ko) 2007-01-19 2007-09-14 주식회사 이륜 문서 세단기의 커터
JP2017025216A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 株式会社豊田自動織機 繊維強化複合材料

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