JP3013665U - 段ボール細片の製造装置 - Google Patents

段ボール細片の製造装置

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JP3013665U
JP3013665U JP1995000472U JP47295U JP3013665U JP 3013665 U JP3013665 U JP 3013665U JP 1995000472 U JP1995000472 U JP 1995000472U JP 47295 U JP47295 U JP 47295U JP 3013665 U JP3013665 U JP 3013665U
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corrugated cardboard
rotary
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blade
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JP1995000472U
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Inventor
彌一 渡辺
Original Assignee
ワツト株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 緩衝材等に産業上有効利用できる段ボール製
細片を量産できるようにした段ボール細片の製造装置を
提供する。 【構成】 段ボールシート60を細巾に切断すると共
に、細巾に切断された段ボールシート60を、その長手
方向と交叉する方向に切断し、段ボールシート60を、
ライナー紙61の一部とこれに接着する中芯紙62の一
部とが残存する細片600が多数個得られるようにした
段ボール細片の製造装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、箱詰の際の緩衝材などに有効利用できる段ボールシートの細片多数 個が得られるようにした段ボール細片の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、段ボールシート製造中に発生する不良段ボールシートや使用済の故紙段 ボールシートは、ランダムに破砕して製紙原料としてしか産業上利用することが できなかった。
【0003】 本考案者は、これらの段ボールシートから、ライナー紙の一部とこれに接着す る中芯紙の一部とが残存するほぼ同形状の細片多数個が量産できるようにして、 前記細片を段ボール製緩衝材などに産業上有効利用することに成功した。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、緩衝材等に産業上有効利用できる段ボール製細片を量産できるよう にした段ボール細片の製造装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するため、図示するように、段ボールシートを細巾 に切断できるようにした回転スリツター刃と、対向する前記回転スリツター刃の 間に刃巾を嵌合し、細巾に切断される段ボールシートの長手方向と交叉する方向 に切断できるようにした回転カツター刃とを同軸に設けた回転切断装置を備え、 段ボールシートを、ライナー紙の一部とこれに接着する中芯紙の一部とが残存す る細片多数個が得られるようにした段ボール細片の製造装置、前記回転切断装置 とその回転スリツター刃と回転カツター刃を受けて段ボールシートを細片に切断 できるように配設されたテーブルを設けている段ボール細片の製造装置である。
【0006】 本考案において、段ボール細片は、ライナー紙とこれに接着する中芯紙とが残 存するものであれば、その形状はいかなる形状でもよい。回転スリツター刃は、 段ボールシートを細巾に切断できるようにした公知の丸刃、丸鋸等が用いられる 。回転カツター刃は、細巾に切断される段ボールシートを、その長手方向と交叉 する方向に切断できるようにした回転する切断刃が用いられる。テーブルは、回 転スリツター刃、又は、回転カツター刃を受けるもので、回転スリツター刃の場 合は、テーブルに長孔又は長溝を設けて受ける場合が含まれ、回転カツター刃の 場合は、その刃先とテーブルとの間を、僅かに間隙をあけて接する、間隙をあけ ることなく接する、僅かに喰い込んで接する、いずれかの状態をとることができ る。
【0007】
【実施例1】 本考案を、図1及び図2に示す実施例から以下に説明する。本例の段ボール細 片の製造装置は、回転切断装置10とテーブル20とを備えている。
【0008】 回転切断装置10は、回転スリツター刃11と、対向する回転スリツター刃1 1の間に刃巾を嵌合した回転カツター刃12を軸30に軸着している。31は軸 30のフランジ部、32は軸30に螺合するナツト、33はカラー又はワツシヤ である。テーブル20は、回転スリツター刃11が喰い込んで接する部分には溝 21が設けられている。また、テーブル20は、回転カツター刃12の刃先12 1と僅かな間隙をあけて接している。
【0009】 従って、図1に示すように、回転切断装置10の回転スリツター刃11とその 両側に当接した回転カツター刃12が回転し、テーブル20との間に段ボールシ ート60が差し込まれると、段ボールシート60が細巾に切断されると共に、前 記工程で細巾に切断された段ボールシート60は、その長手方向にほぼ直交する 方向に、一定間隔毎に、その細巾が切断され、段ボールシート60は、ライナー 紙61,61とこれらに接着する中芯紙62とが残存するほぼ同形状の細片60 0になって多数個が集積される。
【0010】
【考案の効果】
以上のように、本考案製造装置によれば、新しい段ボールシートは勿論、不良 段ボールシート又は故紙段ボールシートから短時間に多数の段ボール細片であっ て、ライナー紙の一部とこれに接着する中芯紙の一部とが残存するものを量産す ることができる。 また、本考案の製造装置は、構造簡単、安価に製作できる。 なお、段ボール細片は、そのまま又は袋詰により、発泡ポリスレチレン等に代 って、あらゆる商品の形状に即応する緩衝材として繰り返し使用できるほか、断 熱材、燃料、製紙原料等としても有効利用できるので、廃段ボールシート処理に 与える社会的影響は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の実施例の説明図である。
【図2】図1を側面的に示した説明図である。
【符号の説明】
10 回転切断装置 11 回転スリツター刃 12 回転カツター刃 20 テーブル 30 軸 60 段ボールシート 600 段ボール細片 61 ライナー紙 62 中芯紙

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段ボールシートを細巾に切断できるよう
    にした回転スリツター刃と、対向する前記回転スリツタ
    ー刃の間に刃巾を嵌合し、細巾に切断される段ボールシ
    ートの長手方向と交叉する方向に切断できるようにした
    回転カツター刃とを同軸に設けた回転切断装置を備え、
    段ボールシートを、ライナー紙の一部とこれに接着する
    中芯紙の一部とが残存する細片多数個が得られるように
    したことを特徴とした段ボール細片の製造装置。
  2. 【請求項2】 前記回転切断装置の回転スリツター刃と
    回転カツター刃を受けて段ボールシートを細片に切断で
    きるように配設されたテーブルを設けていることを特徴
    とした請求項1記載の段ボール細片の製造装置。
JP1995000472U 1995-01-14 1995-01-14 段ボール細片の製造装置 Expired - Lifetime JP3013665U (ja)

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