JPH02504474A - 切断機用のナイフにおける、またはそれに関する改良 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 切断機用のナイフにおける、 またはそれに関する改良 本発明は切断機用の、これに限られるものではないが、とくにタバコ葉の切断に 用いられる機械用のナイフ（ｋｎｅｅ　ｂｌａｄｅ）に関する。

本発明が適用される、タバコ葉を切断するための機械は、２個の平行な板と２個 の収束型コンベアベルトとによって、または２個の平行な板と２個の収束型ロー ラコンベアとによって形成される矩形断面を有する先細のど部の中へ葉が供給さ れる、よく知られたタイプのものである。のど部の先細端はマウスピース（ｍｏ ｕｔｈｐｉｅｃｅ）になっている。葉はのど部の拡大端へ供給され、そしてコン ベアベルトまたはローラによってマウスピースに向って運ばれる。葉はマウスピ ースからプラグとして出ながら、マウスピースを横切るように往復せしめられる １個のナイフにより、または各ナイフの切断刃（ｃｕｔｔｌｎｇ　ｅｄｇｅ）が 、出てくるプラグの部分を切り取りながらマウスピースを横切るようにするため にのど部の幅に平行かまたは直角な軸について回転するドラムに配置された１個 以上のナイフにより切断される。のど部の先細形状は葉をマウスピースから引張 ることなく切断しうるように充分圧縮する。２個のベルトまたはローラコンベア のうちの１個は自由に動き、葉の圧縮が調整されうるように押圧力が加えられる 。細片の切断幅はコンベアの速度を変化させること、したがって、マウスピース を通して供給される圧縮された葉がナイフまたは複数のナイフによる切断と切断 とのあいだに移動する距離を変えることにより調整されうる。

従来技術の記述 そのような機械の一例が英国特許明細書第７５１０９３号に記述されている。ま た、改良された機械が英国特許明細書第１０７４６８２号に記述されており、そ こでは、回転式カッタードラムのナイフの切断刃とマウスピースの底部材とのあ いだの漸進的切断動作（ｐｒｏｇｒｅｓｓｉｖｅ　ｃｕｔｔｉｎｇａｃｔｉｏｎ ）を提供するＶ字形の頂部表面が、マウスピースの底部材に形成されている。そ のような構成はタバコのより効果的な切断をもたらす。さらに、その切断刃が軸 に平行になるようにナイフが取り付けられうるので、他の機械のように切断刃が カッタードラムの軸について螺旋状に配置されるばあいよりカッターがかなり経 済的に製作しうるという利点もえられる。

そのような機械のためのナイフが英国特許明細書第１１９５１６３号に開示され ており、切断刃を形成する一斜面を有する鋼板と、斜面を存しないナイフ表面に 切断刃に直角に形成され、それによって銃眼状（ｃｒｅｎｅｌｌａｔｅｄ）の切 断刃を提供する数多くの溝とから構成されている。

ヨーロッパ特許出願箱１１５９０１５０９．１−２３０２号明細書においては、 ナイフが葉に一度通されることにより第１切断（ｆｉｒｓｔ　ｃｕｔ）とクロス ーブレーキッジ（Ｃｒｏｓｓ−ｂｒｅａｋａｇｅ）とを同時に生じうるナイフに ついて記述されている。このナイフによれば、葉は切断機に１度通過せしめられ るのみであり、そのため２次圧縮が回避され、きわめて一様なカットが生みださ れる。

本発明の目的は切断効率をさらに向上するための漸進的切断動作をもたらす切断 機用のナイフを提供することである。

発明の概要 本発明によれば、切断刃を有する板と、その板の一方の面上に、切断刃に対して 横方向に形成された一般的にＶ字形の多数の溝とからなり、該切断刃は斜面によ って形成されており、該斜面は他方の面から溝を有する前記一方の面へ戻るよう に延び、それによってノコギリ歯形の切断刃を提供している。

図面の簡単な説明 本発明の前記および他の態様のより充分な理解のために、単なる例示として一つ の実施例を図面を参照しつつ説明する。

第１図はＶ字形断面の溝を有するナイフの部分端面図、第２図は第１図のナイフ の平面図、 第３図は第２図のＡ−Ａ線断面図、 第４図は回転式切断機の側面図、 第５図は第１図、第２図および第３図の多くのナイフを載置したドラムの軸方向 正面図、 第６図は第４図の回転式切断機において、タバコのプラグを通過するナイフの概 略断面図である。

好ましい実施例の説明 第１〜３図に示されるナイフｌＯは全厚さが約３ｍｍの鋼板であり、切断刃１２ を形成するために従来のナイフと同様に一端に斜面が形成されている。ｒＶＪ字 形断面の横方向の溝が、本実施例では切断刃１２に直角に、７．５〜４゜■のピ ッチで板の一方の面に切られているが、他の面は平坦である。この溝と斜面の効 果は、両側に広がる裾部分の（ｔｒａｉｌｉｎｇ）切断刃１２ｂを伴なった鋭い 突端１２ａ（ｌｅａｄｉｎｇ　ｔｉｐｓ）を備えたノコギリ歯形の切断刃１２を つくり出すことである。突端１２ａを通る切断刃の公称線（ｎｏｍｉｎａｌ　１ ｉｎｅ）からの、切断刃１２ｂの角度αは４〜８であって好ましくは５である。

ナイフは従来のナイフのばあいと同じ方法で、斜面をグラインディングすること により鋭利にされる。とくにタバコ切断に適したナイフは、その斜面がナイフの 溝付き面に対し約１８度の角度をなすように研磨される。

このナイフは、特許第１１９５１８８号明細書に記述されているような往復動型 単一ナイフ切断機（ｒｅｃｌｐｒｏｃａｔｉｎｇｓｉｎｇｌｅ　ｋｎｌｒｅ　ｃ ｕｔｔｉｎｇ　ｍａｃｈｌｎｅ）においても、または第４図および第５図に示さ れるような回転ナイフ型切断機（ｒｏｔａｒｙ　ｋｎｉｆｅ　ｃｕｔｔｉｎｇ　 ｍａｃｈｉｎｅ）においても使用されうる。

第４図および第５図に示される回転式切断機において、タバコは、それをマウス ピース３８ぺ搬送し、同時にタバコがプラグとしてマウスピースを通過するよう に圧縮する収束型コンベアベルト３４と３６とのあいだのスペース３２に供給さ れる。そのプラグが出てくると、マウスピースの幅と平行な軸であってアーム４ ７により支持された軸受内の軸４６のまわりに回転するドラム上のホルダ４２に 支持されるナイフ１０によって細かく切断される。ナイフの切断力はすべて円筒 状仮想表面上に位置している。ナイフは、この例では溝１１がマウスピースから 離れた位置になるように配置されている。グラインディングによる刃の連続的な 鋭利化は砥石車４ｇによってなされ、該砥石車４９は、ナイフが使用中にドラム ４４上で回転している状態で、マウスピースから離れた点でナイフに沿って横断 せしめられるためのドライブ機構を冑している。このばあい、斜面は部分円筒状 となろう。これにかえて、ナイフが固定されたグラインディング位置に順に位置 せしめられ、そして横断する砥石車によって１個ずつ研磨され、そして刃と接す る点での該砥石車の研磨面の法線（ｌｏｍｉｎａｌ）がドラムの軸を通らないよ うな構成であってもよい。そのばあい斜面は平坦となり、その円筒形の軌道に対 して若干傾斜する。

前述のごとく、そして第６図に示すごとく斜面が部分円筒形状であるばあい、長 さ方向に若干凸状になるであろうノコギリ歯形切断刃１２はすべて円筒形の軌道 に沿って移動し、そして圧縮されて重なり合ったタバコの葉を切断して厚さＥの 切断片を除去する。ノコギリ歯形配置は、タバコの漸進的（ｐｒｏｇｒｅｓｓｌ ｖｅ）剪断がなされる一連の互いに隔てられた部分を生み出す。

複数のＶ字形溝がそれぞれ凹状側面または凸状側面とともに形成されるばあいは 、ノコギリ歯形の切断刃１２ｂはよりいちじるしい凹形または凸形、すなわち実 質的に凹状辺または凸状辺の三角形であってもよい。

国際調査報告

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. １．切断刃を有する板と、 該板の一方の面に前記切断刃の公称線に対して横方向に設けられる一般に「Ｖ」 字形断面の複数の溝とからなり、 該切断刃が斜面によって形成され、該斜面が他方の面から溝が設けられた前記一 方の面へ戻るように延び、それによってノコギリ歯のような切断刃が提供されて なる切断機用のナイフ。
2. ２．前記他方の面が平坦である請求項１記載のナイフ。
3. ３．前記溝が前記切断刃の線に対し直角になっている請求項１または２記載のナ イフ。
4. ４．前記溝が、前記一方の面を横切る向きに７．５〜４０ｍｍのピッチを有する 請求項１、２または３記載のナイフ。
5. ５．前記ノコギリ歯の切断刃が、刃の突端を通って延びる切断刃の公称線から４ と８の間の角度をなして後方へ延びる請求項１、２、３または４記載のナイフ。
6. ６．切断刃が５の角度をなして後方へ延びる請求項５記載のナイフ。
7. ７．前記溝が凹状側面を有する請求項１、２、３、４、５または６記載のナイフ 。
8. ８．前記溝が凸状側面を有する請求項１、２、３、４、５または６記載のナイフ 。
9. ９．前記斜面が部分円筒状にされている請求項１、２、３、４、５、６、７また は８記載のナイフ。
10. １０．前記板がほぼ３ｍｍの厚さを有する請求項１、２、３、４、５、６、７、 ８または９記載のナイフ。
11. １１．実質的に添付図面の第１図、第２図、第３図および第６図を参照してここ に述べられるようなナイフ。
12. １２．請求項１、２、３、４、５、６、７、８、９、１０または１１記載のナイ フを含む切断機。