JPS61196842A - 車両用サイドマ−カランプの取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は樹脂製バンパーのバンパーサイド部に適する
車両用量ナイドマーカランプの取付構造に関するもので
ある。

［従来技術］ 従来、車両用サイドマーカランプの取付１＋ｍ造として
は、山海堂版自動車工学全書第１０巻「電装品、車体装
備品、エンジン部品」に記載されているが、詳しくは例
えば、第７図から第９図に示す如く樹脂製バンパー１０
１のバンパーサイド部１０３の内側へ張り出した取付凹
部１０５に、ランプユニットケース１０７が嵌合され該
ケース１０７の底部１０９はケース底部の開口縁と取付
凹部１０５の開「縁に装着されたＪ宇状ナツト１１１で
固定されている。一方、ランプユニットケース１０７内
に嵌め込まれたランプ本体１１３は該ケース１０７と一
体に取付ビス１１５によって取付凹部１０５に固着され
た構造となっている。

［発明が解決しようとする問題点］ かかる取付構造において、ランプ本体１１３の上方には
通常、燃料注入部Ｆ（第７図参照）があるため、燃料注
入時に漏れた燃料が直接ランプ本体１１３のレンズ面に
かかるのを防ぐためにランプユニットケース１０７が配
置されているが、該ケース１０７の取付は回りは樹脂製
のパンパーサ　゛イド部１０３の剛性のみに依存する構
造となっているのでランプ支持強度１望しくないこと、
また、バンパーサイド部１０３から内側へ大きく張り出
す取付凹部１０５は成形時に気泡が表面に現われたり（
いわゆるボイドが発生する）、肉薄部が発生する等の不
良率が多くなり成形性の面で望しくないこと等の問題が
あった。

そこで、この発明は前記問題点を解消する車両用サイド
マーカランプの取付構造を提供することを目的としてい
る。

［問題点を解決するための手段］ 前記目的を達成するために、口の発明にあっては、樹脂
製バンパーのバンパーサイド部に、取付孔を設け、該取
付孔に、ランプ本体及びこの本体のまわりを覆うランプ
ユニットケースを嵌合し、該ランプ本体及びランプユニ
ットケースに、前記バンパーサイド部の車体への取付ブ
ラケットに結合固着しである。

し実施例１ 以下、第１図乃至第６図の図面を参照しながらこの発明
の一実施例を詳細に説明する。

図中１は樹脂製バンパーを示している。樹脂製バンパー
１はバンパーサイド部３とバンパ一本体部５とから成り
、バンパ一本体部５は車体の強度メンバーに取付けられ
たバンパーバー（図示していない）に結合固着されてい
る。

バンパーサイド部３には取付孔７が設けられ、該取付孔
７に嵌合されたランプユニットケース９の７ランジ１１
は前記取付孔７の縁に係合１１ａしている。一方、取付
孔７に嵌合されたランプユニットケース９の底部１３は
、該ケース９内に組入れられたランプ本体１５と一緒に
取付ブラケット１７にビス止めされている。取付ブラケ
ット１７側の開口１９の周縁部とランプユニットケース
９の底部１３側の開口縁２１との間にはＪ字状ナツト２
３が介装され、Ｊ字状ナツト２３のナツト部２３ａには
ランプ本体１５を貫通した取付ビス２５の先端が螺合し
ている。

取付ブラケット１７は、車体パネル２７に固着された第
１ブラケツト２つと、前記ランプユニットケース９及び
ランプ本体１５がごス２５により共線めされる第２ブラ
ケツト３１と、第１・第２ブラケツト２９・３１をつな
ぐ中間ブラケット３３とから成り、第１ブラケツト２９
と中間ブラケット３３は合成樹脂材によって成形されて
おり、第２ブラケツト３１は鋼板材によって成形されて
いる。　　　、。

を 中間ブラケット３３は、はぼ中央部の上下に設（ブられ
た係合凹部３５が第１ブラケツト２９に形成された上下
の係合凸部３７とスライド係合することで第１ブラケツ
ト２９に接続され、この中間ブラケット３３の前後端部
には貫通孔３４８．３４ｂが穿設され、第２ブラケツト
３１の前後端部にも貫通孔３２ａ、３２ｂが穿設されパ
ンパーザイド部３の裏面のりブ部３９に間欠的に穿設さ
れた突起３９ａがそれぞれの位置において貫通するよう
になっている。すなわち貫通孔３４ａ、３２ｂにはそれ
ぞれ直接突起３９ａが貝通し、貫通孔３４ｂと貫通孔３
２ａとが第４図に示すように重合し、そこに突起３９ａ
が両孔３４ｂ、３２ａを貫通するようにしている。そし
て突起３９ａの先端部にそれぞれクリップ３６が装着さ
れ、抜は止め保持している。なお、バンパー１ナイド部
３の取付孔７は、樹脂製バンパー１の成形後において開
口させるようにしておくものである。

このように構成されたサイドマーカランプ取付構造にお
いて、車体パネル２７に第１ブラケツト２９を固着する
一方、バンパーサイド部３の実面側において突起３９ａ
に第２ブラケツト１９及び中間ブラケット３３を貫通さ
せてクリップ３６より固定しておき、次にバンパ一本体
部５をバンパーバー（図示していない）に装着する際、
中間ブラケット３３の係合凹部３５を第１ブラケツト２
９の係合凸部２９に位置合ｔｌながらスライド〈第１図
矢印イ）し係合ざＶる。次にランプユニットケース９を
取付孔７に嵌合してフランジ１１を取付孔７の縁に係合
１１ａさせる。この時、ランプユニットケース９の底部
１３は第２ブラケツト１９に重なるから各間口１９・２
１の縁にＪ字状ナツト２３を装着し、ランプ本体１５を
ランプユニットケース９に入れて取付ビス２５を嵌挿し
先端をＪ字状ナツト２３のナツト部２３ａに螺合するこ
とで取付は完了する。なお、バンパーサイド側に第２ブ
ラケツト１９、中間ブラケット２３と共にケース９、ラ
ンプ本体１５を予め取付けておぎ、バンパーの車体への
取付【ノと同時に中間ブラケット３３を第１ブラケット
２９にスライドさぜるようにしてもよい。

従って、バンパーサイドに凹部を形成する必要がなくな
るのでボイドが発生せず、成形性が向上する。一方、ラ
ンプユニットケース９及びランプ本体１５は取付ブラケ
ット１７を介してバンパーサイド部だけでなく車体パネ
ル２７でも支持されるようになりランプ支持剛性が向上
する。

また、袋状部分がなくなるため、塵埃等のたまりがなく
なり外観品質が向上する。

また、取付孔７をバンパー成形後に開設させるため、サ
イドマーカランプの取りつく車と取りつかない車とでバ
ンパー成形型を共用できバンパー成形性が向上しコスト
ダウンが図れる。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明によれば、次のような効
果を奏する。

■　取付ブラケットによってバンパーサイド部の面剛性
が高くなった部位においてランプユニットケース及びラ
ンプ本体を取付けるようにしたため、取付強度が向上す
ると共にバンパーサイドのランプ回りの面剛性を高める
ことができる。

■　バンパーサイド部に凹部を形成する必要がなくなる
ために、いわゆるボイドの発生がなくなり成形不良率が
大巾に軽減し成形性が向上する。

■　バンパーサイド部の取付孔口りに袋部がなくなるた
め塵埃等の溜りは起きなくなり、外観品質を確保できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の車両用サイドマーカランプの取付構
造の分解斜視図、第２図は取付状態の斜視図、第３図は
第２図の■−■線断面図、第４図は第２図のＩＶ　−Ｉ
Ｖ線断面図、第５図は第２図のＶ−Ｖ線断面図、第６図
は第２図のＶｌ　−Ｖｌ線断面図、第７図は従来例を示
した自動車の斜視図、第８図は第７図のｒＸ−■線断面
図、第９図は従来のバン第４図 第８図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 樹脂製バンパーのバンパーサイド部に、取付孔を設け、
   該取付孔に、ランプ本体及びこの本体のまわりを被覆す
   るランプユニットケースを嵌合しこのランプ本体及びラ
   ンプユニットケースを、前記バンパーサイド部の車体へ
   の取付ブラケットに固着したことを特徴とする車両用サ
   イドマーカランプの取付構造。